中村・四万十川周辺旅行記(ブログ) 一覧に戻る
 高知県四万十市は清流四万十川流域にあった中村市と幡多郡西土佐村が平成の大合併で平成17年(2005年)4月10日に誕生した。<br /> 羽田空港発鹿児島空港行の便から四国が見え、余りにも大きな大河も見え、それが最後の清流と呼ばれる四万十川だったので、その数週後に訪れたことがある。当時は中村市であったが、市内には大都会並のホテルが乱立し、市内のメインストリートのアーケード街も夕方になるともう人通も殆どなくなるような町であった。駅前のホテルに宿を取り、宿泊名簿を記載すると、「同じ名前だ。」と歓待された。しかし、朝食がバイキング方式であるはずはなかった。何故なら、翌日の朝食を取っていたのは私の他には1人しかいなかったからだ。<br /> 今年の夏の暑さでその日に気温が高かった地点として四万十市中村が出ていたが、何かの間違いではと思っていた。しかし、四万十市では気温の40℃越えが何日か続き、とうとう8月12日に日本の最高気温41.0℃が記録された。その地点は民放各社では「河川崎(えかわさき)」と報じ、NHKは「西土佐」と報じていた。2ヶ所で41.0℃が記録されたとは報道されていない。では一体?実は、合併後は、旧西土佐村の地名の多くには「西土佐」が付けられ、地図では「西土佐河川崎」となっている。したがって、四万十市西土佐河川崎に設置されたアメダスの気温情報が41.0℃を記録したのであろうと思っていた。しかし、実際には「河川崎地域観測所」は四万十市西土佐用井にあり、西土佐中の校門脇だという。観測所の名前は近くにある駅名と同じにしたようだ。<br /> 高温となった理由としては、山間の盆地、四国山地を越えて空気が降りて来るフェーン現象、降水がこの30日では例年の3%(10mm)しかなく熱が蓄積されることが上げられている。<br /> アメダスの気象観測地点は約1,300ヶ所あるようだが、TVでは約900ヶ所と報じている。これも可笑しな話だ。<br /> なお、四万十市の東隣には(高岡郡)四万十町がある。これも紛らわしいことだ。<br />(表紙写真は四万十川)

四万十市

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2004/04/24 - 2004/04/25

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ドクターキムル

ドクターキムルさん

 高知県四万十市は清流四万十川流域にあった中村市と幡多郡西土佐村が平成の大合併で平成17年(2005年)4月10日に誕生した。
 羽田空港発鹿児島空港行の便から四国が見え、余りにも大きな大河も見え、それが最後の清流と呼ばれる四万十川だったので、その数週後に訪れたことがある。当時は中村市であったが、市内には大都会並のホテルが乱立し、市内のメインストリートのアーケード街も夕方になるともう人通も殆どなくなるような町であった。駅前のホテルに宿を取り、宿泊名簿を記載すると、「同じ名前だ。」と歓待された。しかし、朝食がバイキング方式であるはずはなかった。何故なら、翌日の朝食を取っていたのは私の他には1人しかいなかったからだ。
 今年の夏の暑さでその日に気温が高かった地点として四万十市中村が出ていたが、何かの間違いではと思っていた。しかし、四万十市では気温の40℃越えが何日か続き、とうとう8月12日に日本の最高気温41.0℃が記録された。その地点は民放各社では「河川崎(えかわさき)」と報じ、NHKは「西土佐」と報じていた。2ヶ所で41.0℃が記録されたとは報道されていない。では一体?実は、合併後は、旧西土佐村の地名の多くには「西土佐」が付けられ、地図では「西土佐河川崎」となっている。したがって、四万十市西土佐河川崎に設置されたアメダスの気温情報が41.0℃を記録したのであろうと思っていた。しかし、実際には「河川崎地域観測所」は四万十市西土佐用井にあり、西土佐中の校門脇だという。観測所の名前は近くにある駅名と同じにしたようだ。
 高温となった理由としては、山間の盆地、四国山地を越えて空気が降りて来るフェーン現象、降水がこの30日では例年の3%(10mm)しかなく熱が蓄積されることが上げられている。
 アメダスの気象観測地点は約1,300ヶ所あるようだが、TVでは約900ヶ所と報じている。これも可笑しな話だ。
 なお、四万十市の東隣には(高岡郡)四万十町がある。これも紛らわしいことだ。
(表紙写真は四万十川)

  • 土佐くろしお鉄道の特急電車。10ヶ月後に、土佐くろしお鉄道は宿毛線宿毛駅で列車脱線事故を起し、2005年3月2日以降は暫くは運休することになる。

    土佐くろしお鉄道の特急電車。10ヶ月後に、土佐くろしお鉄道は宿毛線宿毛駅で列車脱線事故を起し、2005年3月2日以降は暫くは運休することになる。

  • 土佐くろしお鉄道の特急電車は車両の真中で指定席と自由石が分かれている。

    土佐くろしお鉄道の特急電車は車両の真中で指定席と自由石が分かれている。

  • 中村駅前の藤棚。

    中村駅前の藤棚。

  • 中村駅前のホテル。空があるか聞いたら「ある。」というのでこのホテルに宿泊した。

    中村駅前のホテル。空があるか聞いたら「ある。」というのでこのホテルに宿泊した。

  • 四万十川に咲く花。

    四万十川に咲く花。

  • 四万十川に咲く花。

    四万十川に咲く花。

  • 夕暮れの中村駅。

    夕暮れの中村駅。

  • 夕暮れの中村駅前広場。

    夕暮れの中村駅前広場。

  • 中村駅前広場の藤棚。

    中村駅前広場の藤棚。

  • 中村駅前広場の池と彫刻の子供たち。

    中村駅前広場の池と彫刻の子供たち。

  • 中村駅前のホテル。

    中村駅前のホテル。

  • 中村駅前のホテル。

    中村駅前のホテル。

  • 中村駅と駅前のホテル。

    中村駅と駅前のホテル。

  • 駅から見える山。

    駅から見える山。

  • 四万十川。川で川海苔が取れるというので、お土産に買った。

    四万十川。川で川海苔が取れるというので、お土産に買った。

  • 四万十川に咲くアザミの花。

    四万十川に咲くアザミの花。

  • 四万十川に咲くアザミの花。

    四万十川に咲くアザミの花。

  • 四万十川に咲くアザミの花。

    四万十川に咲くアザミの花。

  • ビジネスホテル越しに見える天守閣。

    ビジネスホテル越しに見える天守閣。

  • 山の上に見える天守閣。

    山の上に見える天守閣。

  • 山の上に見える天守閣。

    山の上に見える天守閣。

  • 中村城の模擬天守だ。市立郷土資料館として建てられた。

    中村城の模擬天守だ。市立郷土資料館として建てられた。

  • 四万十川。

    四万十川。

  • 四万十川支流の川原。

    四万十川支流の川原。

  • サギ。

    サギ。

  • サギ。

    サギ。

  • 四万十川支流の川原。

    四万十川支流の川原。

  • 石仏。

    石仏。

  • 川原のテニスコート。

    川原のテニスコート。

  • 川原のテニスコートのベンチ。

    川原のテニスコートのベンチ。

  • 鰹のぼり。

    鰹のぼり。

  • 中村駅に電車が入る。

    中村駅に電車が入る。

  • 中村駅に入る電車。

    中村駅に入る電車。

  • 中村駅に停車する電車。

    中村駅に停車する電車。

  • 中村駅に停車中の電車。

    中村駅に停車中の電車。

  • 中村駅を出発する電車。

    中村駅を出発する電車。

  • 中村駅を離れる電車。

    中村駅を離れる電車。

  • 旗のぼり。東北にはあるというが、ここ四国にも。

    旗のぼり。東北にはあるというが、ここ四国にも。

  • 四万十川に架かる沈下橋。

    四万十川に架かる沈下橋。

  • 四万十川を跨いで鯉のぼり。

    四万十川を跨いで鯉のぼり。

  • 四万十川を跨いで鯉のぼり。

    四万十川を跨いで鯉のぼり。

  • 四万十川を跨いで鯉のぼり。

    四万十川を跨いで鯉のぼり。

  • 四万十川を跨いで鯉のぼり。

    四万十川を跨いで鯉のぼり。

  • 四万十川を跨いで鯉のぼり。

    四万十川を跨いで鯉のぼり。

  • 四万十川を跨いで鯉のぼり。

    四万十川を跨いで鯉のぼり。

  • 四万十川を跨いで鯉のぼり。

    四万十川を跨いで鯉のぼり。

  • 四万十川に架かる沈下橋。

    四万十川に架かる沈下橋。

  • 四万十川に架かる沈下橋。

    四万十川に架かる沈下橋。

  • 四万十川。

    四万十川。

  • 四万十川の川面。

    四万十川の川面。

  • 四万十川に架かる沈下橋。

    四万十川に架かる沈下橋。

  • 四万十川の川岸。

    四万十川の川岸。

  • 四万十川に架かる沈下橋。

    四万十川に架かる沈下橋。

  • 四万十川の川岸。<br /><br />8月12日のニュースは国内最高気温41.0℃であったが、翌8月13日のニュースは「四万十市で4日連続で40℃越え」であった。<br />しかし、四万十市中村では8月10日と8月11日に40℃を越え、四万十市西土佐江川崎では8月11日と8月12日と8月13日に40℃を越えた。すなわち、1観測点では40℃越えは2日連続と3日連続になる。<br />(8月14日の「毎日jp」では8月10日も四万十市西土佐江川崎では40℃を越えたとある。)<br />「四万十市で4日連続で40℃越え」のニュースも考えさせられる。平成の大合併で2市村が合併してアメダスの観測所が2つに増えたために、山間部(四万十市西土佐江川崎)と沿岸部(四万十市中村)のいずれかで40℃越えを記録し、「4日連続」と報じているのには多少疑問が湧く。山間部が高温になるのと沿岸部が高温になるのとでは気象現象としては明らかに違った原因で起こっていることだからだ。

    四万十川の川岸。

    8月12日のニュースは国内最高気温41.0℃であったが、翌8月13日のニュースは「四万十市で4日連続で40℃越え」であった。
    しかし、四万十市中村では8月10日と8月11日に40℃を越え、四万十市西土佐江川崎では8月11日と8月12日と8月13日に40℃を越えた。すなわち、1観測点では40℃越えは2日連続と3日連続になる。
    (8月14日の「毎日jp」では8月10日も四万十市西土佐江川崎では40℃を越えたとある。)
    「四万十市で4日連続で40℃越え」のニュースも考えさせられる。平成の大合併で2市村が合併してアメダスの観測所が2つに増えたために、山間部(四万十市西土佐江川崎)と沿岸部(四万十市中村)のいずれかで40℃越えを記録し、「4日連続」と報じているのには多少疑問が湧く。山間部が高温になるのと沿岸部が高温になるのとでは気象現象としては明らかに違った原因で起こっていることだからだ。

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