2013/05/04 - 2013/05/07
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Mill Reefさん
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長らく放置したままになっていた「好天に恵まれたGW 鹿児島旅行編」いよいよ最終回です。GWとありますが今年ではなく昨年のGWです。その時の状況と変化しているところがあるかもしれませんがあしからずご了承くださいませ。
さてその鹿児島ですが、父の出身地であり、祖母や親類が多く住んでいまして、毎年夏休みは鹿児島の祖母のもとで1か月くらい過ごしていた第二の故郷とも思える地です。
子供のころ大好きだったANAのジャンボに乗れるのがとても楽しみで、
大阪空港までは親に送ってもらって、ジュニアパイロットのワッペンを胸につけて、私と2つ下の妹だけで鹿児島まで飛行機に乗って行っていました。
鹿児島空港で祖母や伯父、叔母たちが迎えに来てくれて、海や山や夏祭りに連れて行ってもらったり、美味しいものをたくさん食べさせてもらいました。
今回鹿児島に来たからには当時の思い出の地を巡ってみたいと思い、
よく海水浴に連れてきてもらった海水浴場と、海で泳いだ後に必ず食べていた両棒餅(ジャンボウモチ)を食べにドライブに出かけてきました。
ちなみに過去の旅行記はこちら
↓
☆「好天に恵まれたGWー家族旅行で宮崎・鹿児島へその1
-日本で唯一の野生馬生息地都井岬に行ってきました編-」
http://4travel.jp/travelogue/10781677
☆「好天に恵まれたGWー家族旅行で宮崎・鹿児島へその2
-日本で唯一の野生馬生息地都井岬と霧島温泉霧島観光ホテル滞在記編-」
http://4travel.jp/travelogue/10781693
☆「好天に恵まれたGWー家族旅行で宮崎・鹿児島へその3
-再び南薩方面へ・池田湖を経由して開聞駅近くのイタリアレストラン 「ピエナ」でのお得なランチと指宿温泉「白水館」滞在記編-」
http://4travel.jp/travelogue/10782781
☆「好天に恵まれたGWー家族旅行で宮崎・鹿児島へその4
-指宿白水館滞在記・指宿温泉名物砂むし風呂と温泉大浴場「
元禄風呂」・お食事処「味彩」での薩摩会席の夕食編-」
http://4travel.jp/travelogue/10782789
☆「好天に恵まれたGWー家族旅行で宮崎・鹿児島へその5
-亜熱帯の花々が彩るフラワーパークかごしま&旅の駅池田湖で巨大ウナギを観察 編-」
http://4travel.jp/travelogue/10792098
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鹿児島旅行2日目は指宿温泉の白水館に泊まり、
翌3日目の午前中は指宿近郊のフラワーパーク鹿児島で過ごしました。
昼食後レンタカーで鹿児島市内へ移動。
ふと訪れてみたくなって、
幼少期に祖母や伯父・叔母たちによく連れてきてもらった
磯海水浴場にやってきました。 -
鹿児島市内の祖母宅から市営バスで30分ほど。
綺麗な砂浜が広がるビーチ、
この右手には、 -
錦江湾を跨いだ向こう側に雄大な桜島。
毎年夏休みは鹿児島に来て、
従兄弟たちとこの海岸で海水浴を楽しんだ思い出のビーチです。
鹿児島市内から市営バスで30分ほどで
こんな景色を眺めながら泳げる海水浴場があるなんて、
子供の頃贅沢な夏休みを過ごしていたんだなと今になって思います。 -
ちなみにここでは毎年夏に
対岸の桜島小池海岸とここ鹿児島磯海水浴場を結ぶ
4.2kmのこの海峡を泳いで渡る錦江湾横断遠泳大会というのが行われ盛り上がります。
鹿児島の市立松原小学校と市立清水小学校2校が毎年参加していて、
4年生以上の希望者の中から厳しい検定を合格した小学生が挑戦しています。
遠泳大会に出場するには1000mを30分以内、2000mを60分以内で泳げることが条件だそうで、
厳しい練習を耐えて大会に出場して見事泳ぎ切った姿はテレビのドキュメントで見て感動的でした。
桜島・錦江湾横断遠泳大会
↓
http://keinet.com/matsubas/enei1.htm
http://www.sakurajima.gr.jp/event/000696.html
市立清水小学校のブログ
↓
http://shimizu-enei.blog.ocn.ne.jp/ -
2000mを1時間って、、、
私も幼少期は水泳を習っていましたので
プールで1000mを泳いだことはありましたが体力的にそれが精一杯だったように思います。
今やったらまず力尽きて水没してることでしょう(^^;
清水小学校のブログを拝見したところでは今日(6月14日)は3000m検定の日だったのですね。
頑張ってほしいですね。
桜島の写真を撮るわが子。
幼い頃の自分の後ろ姿を見ているかのような不思議な錯覚を覚えました。
また海で泳いだ後はいつも楽しみにしていることがありました。 -
かるかん、黒豚、桜島大根、かつおのびんた焼きetc...
鹿児島名物たくさんあれど、
全国的にはあまり知られていないこの「両棒餅(ジャンボウモチ)」が
子供の頃の一番好きな食べ物でした。 -
この磯海水浴場の海岸沿いの道にずらりと並ぶ両棒餅(ジャンボウモチ)屋さん。
-
中でもこの平田屋さんは有名店の一つです。
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中はお座敷になっていて昭和の趣きたっぷり。
子供の頃となんら変わらない佇まいに不思議な安堵感を覚えます。 -
その両棒餅、こんな感じです。1皿12本を2皿注文。
もち米や上新粉で作った楕円状のお餅に竹串を二本指して、上から甘い砂糖醤油のトロミたれがかかっています。食感はみたらし団子に似ています。
Wikipediaによると
「ぢゃんぼという名称の語源は「両棒」が転訛したものであると考えられ、上級武士が刀を二本脇に差していた姿で、それを模した姿とされている。
薩摩藩の武士の大半は郷士か下級武士で、刀は一本脇に差すのがやっとだったので、庶民が遠回しに皮肉り楽しんだのではないかと推測される。」
だそうです。 -
両棒餅に興味深々のわが子。
-
そうそう、私もこれくらいの年齢の時から
ここでこんな風に両棒餅を食べていたんです。 -
生まれてはじめての両棒餅を頬張るや、
「美味しい!」と言ってなんと1皿完食してしまいました。
この両棒餅、鹿児島では誰もが知る存在なのですが、
食べられる場所は意外と少なく、
この磯海水浴場周辺くらいしかありません。 -
平田屋さんで懐かしの両棒餅を美味しくいただいた後は、
この日泊まる城山観光ホテルに向かいました。 -
うっすら噴煙を上げているのでしょうか?
-
城山観光ホテルに到着。
鹿児島市内で最も大きなホテルです。
http://www.shiroyama-g.co.jp/ -
鹿児島市街を見下ろす小高い丘の上にあって見晴らしは最高。
桜島もとても素晴らしい眺めです。 -
そしてここには桜島を一望できる温泉大浴場もあります。
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ホテルにチェックイン後、夕食を食べに出かけました。
城山ホテルが建つ小高い丘の麓からすぐのところに、
九州新幹線の終着駅である鹿児島中央駅があってその近くにある
「すし厳」さんに行くことにしました。 -
半個室の板の間席に案内されました。
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ビールで乾杯!
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前菜にポテトサラダ
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茶碗蒸し
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こちらはお子様セット。
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私と家内は握りずしのセット。
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食後にコーヒーゼリー。
とても美味しく頂けました。
夕食後ホテルに帰ってからわが子がこのお寿司屋さんにカメラを忘れてしまったことに気づきました。
お寿司屋さんに電話をして翌日取り行きますと伝えたところ、
わざわざご女将さんがホテルまで届けて下さいました。
なんと親切な女将さん。とても嬉しいお心遣いでした。 -
翌朝朝食後に桜島を眺められる絶景露天風呂を満喫しました。
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チェックアウトまでホテルの敷地内を散策。
-
チェックアウト後、鹿児島一の繁華街である天文館へ。
-
山形屋というデパートにやってきました。
ここも子供の頃によくやってきました。 -
高級ブランド店も入って当時と随分変わったなぁという印象。
-
鹿児島市内の園児が描いたという、
「ぼくの、わたしのお母さん似顔絵展」というイベントをやっていました。 -
いや、どれも見ていて楽しいですね。
お母さん達、似ていますか〜?(^^) -
ここにやって来たのは、
子供の頃よく食べたもう一つの懐かしの味を堪能しておきたかったからです。 -
そうです、鹿児島が誇るアイス「しろくま」。
-
懐かしの展望レストラン。
私が子供の頃は大阪のデパートにもこんなのが必ずありまして、
ライスの上にどこかの国の国旗が立ったお子様ランチをよく頂いたものです。
今ではこのような大衆レストランってなくなりましたね。 -
やってきました、鹿児島名物しろくま。
練乳たっぷりの真っ白なかき氷に、
みかん、スイカ、バナナ、ぶどう、小豆にさくらんぼうなどで
器用に顔が描かれています。 -
かき氷の中にも小豆がたっぷり。
そういえば子供の頃、
祖母が私や従兄弟達のために冷凍庫にしこたましろくまアイスを買い込んでいてくれていたのを思い出しました。
ふと頭の中で福山雅治さんの「蜜柑色の夏休み」という曲が聞こえてきました。 -
♪8時6分発〜、ディーゼル汽車に乗って〜
蜜柑のおばあちゃんの〜、笑顔に逢いに行こう〜
♪着替えは入れました〜、宿題も持ちました〜
柱の傷跡と一年ぶり背比べ〜
私の場合、「ディーゼル汽車」を「ANAのジャンボ」に変えればまさにそのまんまです。 -
♪窓を少し開けてみたら 走る風は真夏の匂いですね〜
♪fu uh uh〜 太陽が大きかった〜
♪fu uh uh〜 蜜柑色の夏休みです〜
心の中で歌いながら車を走らせ鹿児島空港に向かいました。
その祖母も3年ほど前に他界しました。
あと半年で100才という大往生でした。 -
帰り便のピーチのA320。
子供の頃は大阪―鹿児島というローカル線でさえANAのジャンボが飛んでいました。
当時1年に1回乗れることを楽しみにしていたANAのジャンボも今年3月で引退してしまいました。
あれだけ隆盛を極めたジャンボ、永遠に飛び続けると思われていたジャンボもまさかの引退。
30数年という時代の流れの中で、変わったもの変わらず残っているものを
いろいろ確かめることができて大いに郷愁に浸ることが出来た宮崎・鹿児島旅行でした。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- entetsuさん 2014/06/16 16:23:29
- 「しろくま」!本場のはこういう風になってるんですか・・・。
- Mill Reefさん、こんにちは。
まず、「しろくま」には驚きました。
最近では、関東地方のコンビにでも売られているんですが、本場のお店ではこうなってるんですね。
喰ってみたい〜。
といってもすぐ「こめかみ」が痛くなるんですけど・・・(笑)。
桜島の絶景と「両棒餅(ジャンボウモチ)」。
いいですねぇ。
私は田舎育ちですが、息子たちにはMill Reefさんと同じような記憶があるようです。
私の田舎にはいまだに行きたがります。
もう父も母も(彼らにとっては祖父母)亡くなりましたが・・・。
シャコを大鍋で茹でて、死ぬほど食べたなんてのが思い出のようです。
昔は安かった・・・。
天候不順の折柄、お体ご自愛下さい。
- Mill Reefさん からの返信 2014/06/19 13:35:32
- RE: 「しろくま」!本場のはこういう風になってるんですか・・・。
- entetsuさま、こんにちは♪
お返事が遅くなりまして申し訳ございませんでした。
最近カップに入ったしろくまがコンビニやスーパーなどでも売られていますね。
私が子供の頃は鹿児島でしか味わえなかったですが、
しろくまもすっかり全国区になりました。
ジャンボウ餅、こちらはみたらし団子とよく似た味わいなので、
味がかぶってしまうのかそれほどメジャーにはならないですね。
鹿児島は今も何年かに一度は訪れていますが、
磯海水浴場のように30数年ぶりに訪れた地もありました。
こうして昔馴染みの土地をめぐる旅ってのも、
思い出にひたることが出来てよいものですね。
またよろしくお願いします♪
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