2013/07/15 - 2013/07/23
623位(同エリア1379件中)
ろきさん
待ちに待った夏休み☆
今回でANA修行は最後にしよう。
行先を迷った挙句、アジア→飽きた、アメリカ→車がないと面倒(移動距離が長くなると1人じゃツライ…)、じゃあヨーロッパ…?
今行きたいトコって言ったら…やっぱり遺跡!
イタリアは3回行ってるけど、いつもタイミングは合わないポンペイにやっぱり行きたい!
行きたい時に行かなきゃ、とゆーことでイタリア決定!
で、修行を終わらすには?
ANAだと50%しかPPが貯まんないから、70%貯まるエアライン…。
の結果タイ国際航空がヒット。
関空から出てるし、ついでにバンコクでも遊べちゃうからコレに決定。
全日1人の旅は実は初めて。
いやー、かなりよかった1人旅。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
ポンペイ遺跡編からの続きです。
http://4travel.jp/traveler/rokitomo/album/10797061/
ポンペイ観光後、疲れたからもう帰ろうと思ったけど、隣の駅がオポロンティの遺跡。
うーん…せっかくだから、ちょっと寄って帰るかー。
ちなみに世界遺産の名称としてはポンペイ、エルコラーノ及びトッレ・アヌンツィアータの遺跡地域と呼ばれ、ココ、オポロンティの遺跡はトッレ・アヌンツィアータの駅近くにあります。
一般的にはポンペイ、エルコラーノ、オポロンティ、ボスコレアーレ、スタビアの5つの遺跡がこの地域だと思う。
共通入場券がこの5つだから。
オポロンティは駅から案内に従って5分少々で到着。
入場料はオポロンティ、ボスコレアーレ、スタビアのセットで5.5ユーロ。
セットの割にはこの3つの遺跡離れすぎ。 -
遺跡に犬はつきもの。
いつもわんこが案内してくれてるような気がする。
今回もこのコ達の案内で☆ -
紀元前1世紀中頃のネロ帝の妃のポッペアの別荘と、後に付け加えられた貴族の別荘の遺跡。
プールもあった大きなお屋敷。
ココからは金銀のコインやアクセサリーが発掘され、考古学博物館にも展示が。
あー、なんかそーゆーの見た記憶が。 -
大広間に残っているフレスコは2000年前と思うとかなり状態がいい。
色はこの時代は赤と黄色が多いってゆー印象。
そしてフレスコ画は部屋を広く見せる工夫か、奥行き感のあるカンジ。
まぁ、そんなことしなくても十分に広いから、当時の流行りだったんだと思う。 -
台所と思われしき場所も。
結構広めの台所なので、たくさんの人を招待して晩餐を開いていたんだろうなぁ。
でも、ポンペイからは結構離れてるから、お呼ばれされた人は結構訪問するのが大変っぽいんだけど。
でも、お金持ちだから、使用人が馬車とかを運転して乗せてってもらうだけだからそんなこともないか。 -
途中、噴水と思われるものが。
ポンペイ時代の邸宅と水は切り離せない関係だよね。 -
中庭だったかな?
正直この遺跡10分くらいで見終わるだろうって思ってたら、さすが郊外イチの別荘だけあってかなり広い。
1時間弱程いました。 -
コチラはわかりづらいけどプールです。
かなり大き目で、パッと見25mくらい?
南イタリアの夏は暑いから、プールがあったらだいぶ快適っぽい。
でも2000年前にこんな大きなプールを作るってことは、泳ぎの練習とかもしてたのかなぁ。 -
2000年前からココにこの草木があったかどうかはわかりませんが…。
壁にはまるでこの木を描いたかのような絵が。 -
この家の壁画は主に草木や小さな噴水、小鳥たちが描かれてる。
それだけ平和だったってコトだと思う。
家に居ながら、外の風景を絵で楽しむってのが流行りだったのかな。 -
1つの窓から先のその先のその先くらいまで見渡せる窓。
計算して造ったのかなぁ。
だからか、もともと広いお家なんだけど、さらに広く見えるカンジ。 -
ちょいブレでますが…。
壁はこんなシマ模様のトコがかなりあります。
『ポンペイの遺産』によると、使用人が使うスペースもシマ模様のシンプルな壁にしていた…と。
シンプルかどうかは別として、かなりこのシマ模様があったので、使用人の数も多かったんだなぁ。 -
だってこの辺一帯シマ模様地帯だし。
ま、アタシの場合ガイドも何もなく、持っている『ポンペイの遺跡』の本の一部分しかわかんないので、ココが何するところというのも不明だけど、想像力を働かすだけで楽しい!
ちなみにアタシが訪れている時間帯、ココの遺跡にいたと思われる人…2組…w
ですれ違った人数5人…w
マイナーすぎ。 -
外は暑いけど、日本のような蒸し暑さはナイので、回廊とかはかなり快適。
昔の人もそうだったらしく、お金持ちの人たちは、中庭を囲む回廊というか柱廊を豪華にして、ココでくつろぐことが多かったそう。
さて、かなり満喫したオポロンティだけど…。
時間的にはボスコレアーレも行けるなぁ。
ココから2駅だし…よし!行こう! -
で、駅に戻ったものの。
てゆーか、どこのホーム?
うろうろしてたら駅員か乗客かわかんない人が3番ホームだよ(4番だったかもしれない…)と言って、待つこと30分…。
やっと電車がきたー。
ココがボスコレアーノの駅。
歩き方だとバスがあるみたいだけど、バス乗り場わかんないし。
てゆか、人いないし…。
よし、歩こうってことで、約30分歩きました。 -
一応こんなマークが随所にあり、不安になったとこでこのマークがでてくるので、ある程度は行けました。
で、結構歩いたのに不安になっても出てこないのでw、その辺にいた貝っぽいのを売ってるおっちゃんに道を聞いて(返ってきたのはイタリア語だけど、なぜかわかったw)やっと到着。 -
標識に従いながら、おっちゃんに聞きながら行って、団地の中をガン見されながら歩いてたら、団地の中にひょこっと出現。
どうやら団地建設中に見つかった遺跡みたい。
農作業の場所として使われていた別荘がこの辺りには多く、公開されてるのはココだけらしい。
農作業といってもワイン作りの作業所ってトコかな。 -
コレが唯一公開されてるワイン造りの別荘?
てか、全然公開されてへんやん!てのが感想w
全て立ち入り禁止のロープあり。
1分で建物内ぐるっと1周して終わり…。 -
なので、多分メインはコチラの博物館。
ココの遺跡で発掘されたワイン造りの道具や、その他周辺の遺跡から発掘されたパンを焼くときの型とか、パンそのものとか、くるみとか…とにかくいろんなものを展示してます。
2000年前のパンはココにしかないんじゃないかなぁ。
ちなみにアルテカードで入れますが、ココは先ほどのオポロンティと共通なので1回には含まれません。
オポロンティでもらったカードを見せたら、なんで無料になってんの?って聞かれたのでアルテカードを見せて通過。 -
1番見たかったのがこのパン。
窯に入って、そのまま火山に埋もれて2000年の時を経て食卓…じゃなくて展示物になりました。
ちゃんと8等分に切れ目が入って食べやすいカンジになってる。
多分今、パン屋さんで売っているパンでもこういうパンってあるよね?
うーん、基本は今と全然変わらない生活。
コレを友達とかに見せたら、カピカピやん!ってw
確かに…www -
その他、くるみやオリーブ(間違ってるかも…)等も。
これ以外にも小麦っぽいのとか、ナッツ類っぽいのとかたくさん展示されてました。
てゆか、火山に埋もれて2000年経っても食物って腐ってなくなるってことないんだね。
焦げてるから? -
で、ふつーに展示されていたおそらく犬の石膏。
わー…とっても苦しかったんだね…。
すごく最期の時を物語ってるカンジがする。
ポンペイでもあったこの石膏、賛否両論があるんだけど、石膏で残すのもアリだと思う。
確か反対派というか、否定的意見としては、それによってDNAとかが調べられたのに調べられなくなったとかの意見があるみたいですが。
それももちろん歴史を知るうえでは大切なことだけど、石膏で固めたことにより、どういう状況かを知ることもできた。
うーん、複雑…。 -
このようなパンを作るための道具も展示されてます。
その他、臼っぽいのとかも。
ナポリ考古学博物館にはない生活感を感じられる展示物が多いかな。 -
どこかのワイン別荘の見取り図的なもの。
ま、ワインのツボがあり…くらいであとは何の部屋?的なギモンが残る。
説明とかあったのかなぁ…。 -
で、多分ワインに使われていたと思われしき壺。
-
郊外別荘を描いたと思われるフレスコ画も。
うーん…豪華!
ワインとかで財を成した人は郊外の別荘でゆったり過ごすのが当時のお金持ちのスタイル。
多分ずっと家にいて、使用人たちがポンペイの街まで買い出しに行ったりしてたんだろうなー。
結構な時間になったので、本日の観光はオシマイ。
ちなみにココの観光は誰一人おらず貸切状態でしたw -
帰りも歩いて駅に。
途中このような、ボスコレアーレのワイン別荘の遺跡っぽいのも。
いわゆる公開されてない遺跡なんだろうね。
途中、あまりに暑くて、道端で売ってたグラニータを50¢で買い、食べながら歩く。
そしたら、なんかめーっちゃ反対車線の車から話しかけられるんだけど。
歩いてる人がめずらしいのか…?
このグラニータの売ってる場所を聞いてるのか…?
とりあえずグラニータの売ってた方向だけ指さしておいたw -
帰りも電車がなかなか来なくて、ホテルに戻ったのが20時過ぎてた。
あー疲れた。
てか、ランチもしてないし。
とりあえずガッツリ食べたいから、ピザじゃなくてふつーのレストランにしよー。
予めAMO ITALIAで調べておいたRistorante A Figlia d'O Lucianoへ。
場所はカプアーノ城のすぐそば。
ホテルから10分くらいだったかな。 -
ココかなーって歩いて行ったら、店員さんが簡単な日本語で。
多分、AMO ITALIAを見て行ってる人が多いんだろうなぁ。
てゆーか、日本語メニューもあるんだけど、AMO ITALIAに載ってたメニューそのままってのがびっくりしたw -
暑いので、ワインは白を。
1リットルで3.5ユーロだったか4ユーロだったかで激安。
でも、コップは使い捨てのプラスチックw -
ココのオススメのムール貝のスープ。
スープって言っても、多分スープは下のパンが全部吸い込んでると思われ。
めっちゃ大量のムール貝やタコが。
お味はかなり美味しい!
ただスープを吸ったパンは好みじゃなかったけど。 -
もう1品はAMO ITALIAオススメのポモドーロ。
ふつーに美味しいけど、めーっちゃお腹空いてたのに、コレでめーっちゃお腹いっぱいで全部はムリでした。
ちなみにAMO ITALIAの『押し』がこの2品とあともろもろありますが。
きっとそこに載ってるオススメをみんな頼むからか、たまたま隣にいた日本人のご夫婦とお話ししていたら、違うもの頼んだのに、ココに載ってるオススメがきたと。
お会計はこれで20ユーロ。
いや、正確には20.5ユーロだったんだけど、小銭が全くなくて30ユーロ渡したら20ユーロでいいって言われてまけてもらっちゃいました。 -
本日も帰りにエスプレッソを飲んでホテルへ。
ちなみに、1リットルワイン飲んだら疲れてるのもあり、結構酔っぱらっちゃった。
続きはカゼルタ宮殿編で…。
http://4travel.jp/traveler/rokitomo/album/10803308
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