2012/10/10 - 2012/10/21
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でんろくねこさん
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2012年に訪れた上海の美術館の紹介です。
その1
・ShanghART TAOPU
・上海当代芸術博物館(上海ビエンナーレ2012)
・City Pavillion (上海ビエンナーレ2012)
・Himalayas Art Museum
その2→ http://4travel.jp/traveler/denrokuneko/album/10795632/
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 タクシー
- 航空会社
- 大韓航空
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●ShanghART Taopu
ガイドブックには載っていないマニアックな場所ですが、インパクトのある中国現代美術が見られます。
ShanghARTギャラリーの所蔵品のうち、大きい作品を常設展示しているスペース。
祁連山路駅から徒歩15分くらい。
看板もなく不安になります。
赤い建物。 -
大きい作品が所狭しと置かれている。
中でもすごいのが、Xu Zhenの恐竜。10mくらいある巨大な立体作品。
明らかにデミアン・ハーストのパロディとして作っている。恐竜が左右2つに切断され、その間を通ることができるのが、ハーストそのもの。 -
恐竜は本物なわけはなく、木か何かで作ってある。内側は内臓みたいなのが作ってあるようだ。
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ズボンから足の代わりに巨大な手が出てきている。気持ち悪い茶色い色をしている。同じ色の骨が置いてあって、「おあずけ」って感じ。
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冷蔵庫が並んでいる。乱雑に置かれている様はゴミ捨てばのよう。中にはオレンジ色のうにょうにょしたものが入っている。それと一緒に入っているのは、拡声機のようだ。
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ワン・ガンイーやヤン・フードンなど有名作家の作品もある。
今回の上海で一番面白い展示だった。来て良かった。 -
●上海当代芸術博物館(上海ビエンナーレ2012)
上海当代芸術博物館は、上海万博跡地、発電所を改装した巨大美術館。これが無料なのがすごい。 -
最寄りは西蔵南路駅。
万博のキャラクターがいました。
駅から結構歩きます。わかりづらいです。道を間違えました。 -
千手観音(ホアン・ヨンピン)。大きい。1本1本の手が、別のものを持っている。必ずしも宗教的なアイテムではなく、動物の剥製も時々ある。大きいし労作だと思うが、感動や驚きはあまりない。
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ホアン・ヨンピン
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とにかく広い会場。1階から5階まで、大量の作品があった。ビエンナーレらしい、大きな作品もあった。
しかし、面白かったかと言われると、そうでもない。
これといって良い作品がなかった。 -
サイモン・フジワラの作品。全部同じ像で、一部は首が取れたり崩れたりしている。解説には、ロンドンの16歳の少女レベッカが政府へのデモの罰として中国に行かされ、兵馬俑を見てショックを受けた、みたいな物語が書いてあった。
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小さいものを散らかして作った大きなインスタレーションがきれいだった。古いものを並べていたり、木と模型の建物で作った美しい風景があったり、竹の竿に日常的なものをぶら下げたエリアがあったり、いろいろな要素がある。
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5階から外に出られます。川と近代的建物の風景がきれい。気持ち良いです。カフェもあり、ケーキがおいしかったです。
万博跡地の建物が見えます。 -
上海当代芸術博物館の中のレストランはお勧めです。
おしゃれな感じで高級そうでびびりましたが、価格は(日本人にとっては)庶民的でした。
川の景色がきれいです。 -
●City Pavilion
上海ビエンナーレの企画、City Pavilion。メイン会場と別に、外灘近辺にの廃墟に展示があります。(注意;今は見られません)
会場は、以前小売店だった建物で、今後取り壊されるそう。崩れかけの建物で趣がある。
こんな機会でもなければ入れない。
場所がいいし、作品も面白いものが多かった。上海ビエンナーレのメイン会場よりこっちのほうが面白い。 -
巨大な恐竜の骨のようなものが、部屋いっぱいに広がる。白いプラスチックの椅子を切り貼りして作ったもののようだ。大きいし、見事。迫力がある。そして実は安っぽいプラスチックの日常的素材で出来ているという意外性。
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茶室と書いてあってなんだろうと思いながら進む。ベルリンパビリオン。白い窓枠で囲まれたのは茶室だった。迷ったけど参加した。入口でティーポットを受け取り、紅茶を入れてもらえる。小さな椅子に座り休める。
鳥かごに鳥がいて動いている。ジージー聞こえるのはモーターの音ではなく、バッタだったので驚いた。とても小さな虫かごに、1匹ずつ入っているのが見える。 -
●Himalayas Art Museum
メトロの花木路駅を出てすぐ目の前にあります。
この建物はドバイの有名なジュメイラホテルを作った会社が作ったホテル及び複合施設らしい。建物の外観は、曲線を多く取り入れてガウディみたいな珍しいもの。 -
建物の中も、曲線が多く、円形の開口があったりして、ますますガウディっぽい。
入場料60元。無料の美術館が多い上海では、破格に高い。日本だったら安いほうだが。(ミュージアムショップで使える60元ぶんのクーポンが付いていたと帰ってから気づいた) -
英国の有名アーティスト、トニー・クラッグ(Tony Cragg)の展覧会をやっていた。
客は自分一人だった。
広々とした中に、彫刻作品が点々と置かれている。
トニー・クラッグは今まで何度も見たことがあるが、見るたびに違うタイプの彫刻なのが、魅力。結構好きな作家。 -
複雑な形の作品。人間の横顔が見える。人間の顔を引き伸ばした形を組み合わせていると分かる。コンピュータを使った画像処理から作っているのだろう。
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サイコロを素材にした彫刻。遠くから見ると、不思議な形の曲面の立体。近づくと、表面がびっしりとサイコロで覆われている。珍しい素材で、面白い作品。
その2→ http://4travel.jp/traveler/denrokuneko/album/10795632/
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