ランタンが照らしだす古都の街並み in Hoi An★2012　03　3日目【Hoi An】

2012/08/12 - 2012/08/20

旅行3日目。
今日は観光チケットを購入して、旧市街の観光地を巡る。
Hoi An旧市街には指定された21箇所の観光名所があり、見学するには観光チケットブースで購入した5枚綴りの24時間有効の観光チケット：90.000VNDを購入する必要がある。
以前は5枚綴りのチケット自体が【文化遺産・旧家・會館・手工芸品製造工場】と見学できる場所を指定していたので、全てを見るためには何度もチケット購入しなければならず、とても不便だったけど、規定が改定されたおかげで今回は、1度チケットを購入すれば5箇所まで好きな場所を選んで見学できるようになった。
せっかくノンビリとHoi An滞在できるので、この旅行で全制覇するのが私の目標♪

エリア ホイアン(ベトナム)

HOTEL向かいの道幅が広い路上で、ズラっと自転車を並べて商売をしているレンタルサイクル屋があり、夫が好きな時に自転車に乗れるよう自転車を借りて（5日間で250.000VND）から旧市街へ。
旧市街周辺には観光チケット販売屋台やブースがあり、どこでも入手できる。

ホイアン旧市街 旧市街・古い町並み

Hoi An観光チケット：1人90.000VND。
ブルーの紙がチケットになっていて、各観光スポットに入場する際提出をすると、係員が1枚ずつハサミで切り取ってくれる。
以前は大きく指定されたカテゴリーに沿った見学地じゃないと、チケットが余っていても入場させて貰えなかったけど、規約改定で今はどこでもOK。

ホイアン観光チケットブース その他の店舗

チケットで観光できるスポットは21箇所。
1つは被っているので、4回チケットを購入すれば全制覇できる。
ただ會館は日中でも扉が開いている時間は決まっているし、旧家も実際に住んでいる家を見学するため、タイミングが悪いといつ行っても開いていないスポットもあるので計画を練って出発。

観光シクロの待機所。
他の都市のように客引きがしつこくない。
もし乗るなら日中は暑いので、夜に乗車する方がランタンが灯されて綺麗だからお勧め♪

ホイアン旧市街 旧市街・古い町並み

今日もパキーンと晴れた良い天気で、暑くなりそう。

ホイアン旧市街 旧市街・古い町並み

最初はどこから見学しようかな。

ホイアン旧市街 旧市街・古い町並み

容赦なく照りつける太陽のせいで、歩いている人がほぼ皆無。

ホイアン旧市街 旧市街・古い町並み

最初に訪れたのは【77】廣勝家。

均勝號 (クアンタンの家) 建造物

入口の柱に記されている数字は、Hoi Anの洪水の記録。

均勝號 (クアンタンの家) 建造物

中に入ると艶がかった黒で統一されていて、重々しさと共に歴史を感じる。
およそ300年前に建てられた民家で、入って最初のスペースに大きな祭壇があった。

均勝號 (クアンタンの家) 建造物

奥の台所では家族がホワイトローズを手作りしていて「食べる？」と聞かれたけど、食べる場所もないし、お腹いっぱいだったので断ってしまった。

均勝號 (クアンタンの家) 建造物

ウナギの寝床スタイルの家屋は、奥行きが長い。

均勝號 (クアンタンの家) 建造物

築年数による古さに加えて、世界遺産なので勝手な修復が出来ないのがHoi An旧市街の家の所有者の大変なところ。
そのおかげで、私たち観光客が楽しませて貰えるんだけど…丁寧に暮らしてきた感じが、とても良く伝わってきた。

均勝號 (クアンタンの家) 建造物

小鳥のさえずりを楽しむ趣味も盛んなようで、見上げると鳥籠が掛けてあることが多い。

均勝號 (クアンタンの家) 建造物

強い日差しで、汗が滝のように流れる。

ホイアン旧市街 旧市街・古い町並み

ローカル理髪店。

ホイアン旧市街 旧市街・古い町並み

絵具を溶かしたようなカラフルな世界。

ホイアン旧市街 旧市街・古い町並み

ブーゲンビリアの花が軒先の木陰を生み出す。

ホイアン旧市街 旧市街・古い町並み

パジャマのようなベトナムおばちゃん御用達の、上下柄物の涼しげな普段着はDo Bo。

ホイアン旧市街 旧市街・古い町並み

旧市街内の建物は夜になると、木板をパズルのように積み重ねてはめ込み、シャッターをつくる。

ホイアン旧市街 旧市街・古い町並み

ベトナムだけど、交通に関してはベトナムじゃないのがHoi An旧市街。
旧市街内は、四輪車の進入が禁止なので安心して歩く事が出来る。

ホイアン旧市街 旧市街・古い町並み

もちろん原付も走ってるけど、無駄にクラクションを鳴らしたりすることは無い。

ホイアン旧市街 旧市街・古い町並み

2番目に訪れたのは【176】廣肇會舘 (Cantonese Assembly Hall）。
日本人橋のすぐ近くに建つ。

廣肇会館 建造物

名前から読み取れるように、こちらは広東系住民の会館。

廣肇会館 建造物

柱の派手な装飾…極彩色の世界が始まる。

廣肇会館 建造物

中庭には、陶器で出来た大きな龍が出迎えてくれた。

廣肇会館 建造物

天井から吊るされるのは螺旋状の線香。
ゆっくりゆっくり時間をかけて、大きなものだと1カ月以上かけて燃え尽きるんだそう。

廣肇会館 建造物

レトロな模様のタイル。

廣肇会館 建造物

祀られているのは、商売の神様として名高い関聖大帝。

廣肇会館 建造物

日本人橋周辺は、昨日SIMカードを購入した店をはじめ、絵画店が多い。
プロが描いたような大作から、可愛らしいタッチのものまで様々。

ホイアン旧市街 旧市街・古い町並み

日本人橋に到着。
昨日は外観を覗いただけだったので、通過してみる。

来遠橋 (日本橋) 建造物

橋に入ってすぐ目に留まるのは犬の像。
かつての日本人街側を守っている。

来遠橋 (日本橋) 建造物

中央には、治水の神が祀った神社がある。

来遠橋 (日本橋) 建造物

橋を通過する人は多いけどチケットが必要なので、神社の中に入る人は少ない。
朱色の小部屋で、ぼんやりと浮かび上がるランタンの灯りは、狐でも出てきそうな雰囲気だった。

来遠橋 (日本橋) 建造物

橋は緩やかな弧を描いていて、屋根を支える柱が幾つも並んでいる。

来遠橋 (日本橋) 建造物

かつての中国人街側を守るのは猿の像。
2匹の動物が祀られている理由は、申年に建設し始めて 戌年に終わったからと言い伝えられている。

来遠橋 (日本橋) 建造物

橋の入口に彫られている果物。
私にはマンゴスチンに見えるけど、捲れた実は粒々してるからザクロ？

来遠橋 (日本橋) 建造物

続いては【4】馮興家（フーンフン家）へ。

馮興家 (フーンフンの家) 博物館・美術館・ギャラリー

約200年の歴史を持つこの家は、元々貿易商人の家として建てられたもの。
長年受け継がれてきた美しい調度品がよく馴染んでいる。

馮興家 (フーンフンの家) 博物館・美術館・ギャラリー

現在8代目の当主が住んでいて、内部はベトナム・中国・日本の建築様式の折衷となっていて面白い造りをしている。
ガイドが英語で説明してくれるけど、中に人が沢山いたので先に2階へ。

馮興家 (フーンフンの家) 博物館・美術館・ギャラリー

2階から見下ろすとこんな雰囲気。

馮興家 (フーンフンの家) 博物館・美術館・ギャラリー

まずは建物の裏側のテラスへ。
見似たような高さの屋根と、心もとない細さの電柱が見えた。

家の中はところどころ吹き抜けになっていて、暑い国だからこその工夫が見られる。

馮興家 (フーンフンの家) 博物館・美術館・ギャラリー

今回は観光客が多くてガイドが手一杯なので無理だけど、本来であればココでお茶のサービスを受けることも出来る。

馮興家 (フーンフンの家) 博物館・美術館・ギャラリー

グエンティミンカイ通り側のテラス。

馮興家 (フーンフンの家) 博物館・美術館・ギャラリー

2階にあるとても立派な祭壇。
天井が高く作られているので見上げる位置にある。

馮興家 (フーンフンの家) 博物館・美術館・ギャラリー

祭壇の真下にある床の格子状のはめ込みは、時々起こる大洪水の際、1階が浸水した時に梯子を使って荷物を移動する時の大事な役割を担っている。

馮興家 (フーンフンの家) 博物館・美術館・ギャラリー

格子状の先は扉が付いていて、テラス状の細い廊下があった。

馮興家 (フーンフンの家) 博物館・美術館・ギャラリー

再び炎天下の外へ。
橋を渡ったこちら側に来ると一気に観光客の数が減る。

古都ホイアン 旧市街・古い町並み

Hoi An独特のノンビリな空気に輪をかけたようなマッタリ感(笑。

古都ホイアン 旧市街・古い町並み

【52】 Com Pho Communal house。

カムフォー寺 (郷賢祠) 寺院・教会

結構小さな建物で、奥で昼寝をしていたガイドのお爺さんが1人だけ常駐していて、小走りで近づいてきてチケットを切ってくれた。

カムフォー寺 (郷賢祠) 寺院・教会

建物の大きさに比べ質素な祭壇。

カムフォー寺 (郷賢祠) 寺院・教会

触ってみろ、と言われて触れると妙にチクチク。
よく見ると、皮から毛が生えてるし！これは豚の皮で作った大きな太鼓らしく夫が叩かせてもらった。

カムフォー寺 (郷賢祠) 寺院・教会

旧市街の1番端にあるチケット売り場には、誰もいなかった。
ココまで来ると完全に人通りが途絶えるのでUターン。

端のこちら側は小鳥のさえずりが趣味の人が多いのか、人も車も少なくて静かなせいか、たくさんの鳥籠が吊るしてあった。

古都ホイアン 旧市街・古い町並み

道路を覆うように伸びる枝のお陰で、快適に歩く事が出来る。
ぐるっと周ったけど何も無さそうなので、来た道を戻ることに。

古都ホイアン 旧市街・古い町並み

日本人橋まで戻ってきたけど、ランチは何食べよう？
続きは04へ。　

古都ホイアン 旧市街・古い町並み

この旅行記へのコメント （2）

• たらよろさん 2013/11/10 16:19:16

  ホイアン行きたい〜

  こんにちは、RiEさん。
  
  ご無沙汰してます〜♪
  
  ホイアン、夜のランタンが魅力的でさすが街全部が世界遺産♪
  ホイアンは、前から行って見たいんだぁ。
  
  ホイアンのビーチでのんびり楽しんで、
  そのあと街並みを楽しんで。
  一度で二度美味しいホイアン♪
  
  色鮮やかな街並みに心がハイテンションになりそうだ♪
  
  来年、いく計画、、、立てようかしら。
  
  たらよろ

  RiEさん からの返信 2013/11/11 01:05:01

  RE: ホイアン行きたい〜

  たらよろさん、こんばんわ〜♪
  
  ホイアンは通常…○○のついでにみたいな感じで、駆け足ついでの
  滞在日数を少なく取る旅行者が多いですが、
  もし行かれるのであれば、メインにされると街の良さが寄り実感できると思いますよ。
  小さな街だけど、2〜3日じゃ勿体ないです♪
  ホイアンで気に入るホテルが見つからなければ…
  ラグジュアリーホテルライフはダナンで、遊ぶのはホイアンって手もあります。
  ダナンまでタクシーで40分なので、通うのもアリかなと（*^_^*）
  
  【何もないからこその良さ】が溢れているので…
  これは、ノンビリ過ごさないとなかなか気付かないと思います。
  
  あと、私もまだタイミングが合わず、未経験ですが滞在日を
  ランタン祭りの日程にリンクされると、素敵な夜が過ごせると思いますよ〜♪
  
  ベトナムだけど、ベトナムじゃないホイアン…
  （ホーチミンの後に行くと、この言葉を実感されるかと思いますｗｗｗ）
  “可愛い・懐かしい・素敵”キーワードがギュッと詰まっているので
  是非是非〜(ｏ´艸｀ｏ)