白梟"ジーちゃん"と歩くロシア12　フィンランド篇

2013/06/21 - 2013/06/29

ヘルシンキにやって来た。
フィンランドは6年前に娘と旅行したことがある。
そのときヘルシンキのホテルのサウナでサンクトペテルブルグから来た中年の女の人と話をした。
「サンクトペテルブルグは本当にきれいな街だから是非いらっしゃい」とその人が言ったのが、今回の旅行に繋がったような気がする。

エリア ヘルシンキ(フィンランド)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

22:01 ヘルシンキ中央駅到着

アルファベットや〜
ホッとしたのと疲れでブレブレ
旅行の準備はロシアのことばかりしていたので、ヘルシンキのホテルの場所さえ知らずに来てしまった。
でも、大丈夫っ！
英語がばりばり通じるんやからね^^)V
駅を出ると目の前にありました。

ホテル ソコス ヴァークナ
すべて文句無しのとても良いホテル。

ヘルシンキ中央駅
あらま、ここでも改修工事中ですか？
それで、またもや網ですね

マーケット広場

6年前に来たときは娘とショッピングを楽しんだ。
でも今回はここから市内を８の字に巡って走るトラム3Tか3Bに乗って市内観光。
映画「かもめ食堂」の片桐はいりさんの登場シーンがトラムなので、「はいりさんになってみよう」気分。

運転手に料金を払って乗車

私たちと同じ目的らしいドイツ人のグループが途中から乗って来てにぎやかになった。

ジーちゃんトラムに乗る

トラムの車窓から

フィンランドの色だ

途中で乗り換え、運転手も交代する。

トラムの車窓から見つけた「東京55　すしアカデミー」の店
行かなかったけどね

マーケット広場に戻って来た。
1時間あまりののんびりトラム旅、オススメです。

どこででも乗り降りできる観光バス
ロシアもこんなの走らせてくれたらいいな〜

マーケット広場の斜め向かいにフィンランドデザインのブティックを発見。
日本で私の代わりに猫10匹の面倒を見てくれている娘にスカートを頼まれていたので入ってみた。
娘たちが見たら大喜びしそうなデザインのカットソーやワンピースドレスがたくさんあった。
私が代わりに試着してスカートを購入。
結局私のスカートになった。

大通りにいたわけのわからない着ぐるみ
前はここで小さな猫サーカスをやっていて、娘が飛び入り参加して楽しかった。
休憩しようと通りの向かいのカフェに行きかけて、その隣の雑貨屋さんの店先にムーミンの絵が描かれている看板発見。
雑貨屋の２階はムーミンショップになっているらしい。
ダンナはカフェへ、私はもちろんムーミンショップへ。

これこれ、これよ！
ロシアはあんなに奇麗なものがたくさんあって、きれいな人が素敵におしゃれして街を歩いているのにショーウィンドーも目立たない、どこに行ったら買えるのかもわからない、観光客がお金を落としたくなるような工夫がないのよ。
ここに来て、私の購買意欲はグングン上昇。

ムーミンショップで娘に買った小さなアクセサリーボックス

ムーミンのとノンノン（スノークのお嬢さん）の２種類あった。

Kahvila Suomi
「かもめ食堂」の舞台となった店
中央駅からタクシーで10分くらいかかったけど、時間があれば歩いてもいい

中は日本人だらけ
ウェートレスも日本人だった。
３ヶ月かけてヨーロッパを廻っているという人に声をかけられ旅の話を聞いた。
いいな〜
中央駅に行く方法を聞いたらタブレットで検索して教えてくれた。
「かっこいい！やっぱり個人旅行には自分用のWifiが必要ですよね？」と言うと、店にfree Wifiがあるとのことだった。
でも、やっぱりタブレットはいる。

シナモンロールとコーヒー

教えてもらったようにトラム17に乗って中央駅へむかう

後は、また足の問題が復活したダンナを先にホテルにかえし、私はお土産ショッピング

空港バスでヘルシンキ空港へ

17:20発で帰国の途へ

29日午前、帰宅
一番古参のばあちゃん猫マイロがお冠だった。
「ただいま、フェリックスのキャットフード買って来たよ。」
「もう！どこいってたんよ！！」

帰って来たとたん疲れがどっと出て洗濯もせずに寝てしまった。
エルミタージュ美術館に住んでいる夢を見て夜中に目が覚めた。
「次は琥珀の間かな？」と冗談を言って寝たら本当に琥珀に囲まれている夢を見た。
本当にしんどかったけど、濃い旅行だったんだと思った。
ヘルシンキにはアレグロの終点だからというだけで立ち寄っただけだったけど、旅行の疲れがサウナに入ったようにほぐれて最後にヘルシンキに行けて良かった。

ロシアは私たちのような若くもない者が旅行するには行きにくい国だと思ったけど、
これからどんどん変わっていくんだろうな？
お世話になった2人の現地ガイドさんのどちらも、私たちにロシアを知ってほしい。そして好きになってほしい。という思いを持って一生懸命説明してくれていることが伝わって来た。
こんな若者が変えていくんだと思った。
旅行で出会ったロシアの人たち、英語を話す人にも全く話さない人にもいろいろ助けてもらって旅を続けられた。
今回の旅だけでは物足りないので、絶対また行くぞ！
でも、今度は夏休みは外して。