2013/06/21 - 2013/06/29
981位(同エリア1830件中)
papagenaさん
- papagenaさんTOP
- 旅行記36冊
- クチコミ5件
- Q&A回答23件
- 34,715アクセス
- フォロワー1人
子ども頃に聞いたロシアのおとぎ話、たまにおやつに出たジャムがのっているロシアンケーキという名のクッキー、ラフマニノフやチャイコフスキーの哀愁をおびた甘美なメロディ。
私の中でずっとロシアはロマンチックなふしぎの国だった。
画家志望だった父に育てられたからか?絵画にはコンプレックスしか感じていなかった私が絵に興味を持ったのもロシアの移動派画家のイリヤ・レーピンの「ボルガの舟引き」をテレビで見たのが切っ掛けだった。
今回の旅の目的
サンクトペテルブルグ;
エルミタージュ美術館でレンブラント「ダナエ」、ロシア美術館で「ボルガの舟引き」を見る。
エカテリーナ夏の宮殿に行き「琥珀の間」を堪能する。(琥珀大好き)
マリインスキー劇場で初めてのバレエ鑑賞。
モスクワ;
赤の広場にたつワシリー寺院を見る。(映画で見たシーンを実際に見たい)
セルギエフ・ポサードに行く。
サーカス「ドゥーロフ動物劇場」をみる。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 1.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- その他
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- フィンランド航空
PR
-
白フクロウのじ〜ちゃん、ロシアの旅へ出発!
昨年晩秋、88才の父と京都市立美術館で開催中の「エルミタージュ美術館展」を見に行った。
お互いに離ればなれになっている事すら知らないくらい面白くて夢中になった。
その父が今年の1月の末に、天国からのオファーに誰にも言わず答え、突然逝ってしまった。
その運命の日の昼の
父「お前、ほんまにエルミタージュに行くんか?」
私「もちろん!エルミタージュ美術館の目録をお土産に買ってくるわ。」
これが最後の会話になった。
そして父の家にあった白いフクロウのぬいぐるみに、テレビ番組のまねて「ジーちゃん」と名前を付けて一緒にエルミタージュ美術館に行く事にした。 -
6月21日 モスクワ到着
モスクワ空港から車で1時間以上も走ってホテルに到着した。
" ベストウェスタン ヴェガ " 地下鉄パルチザンスカヤ駅徒歩5分。
セキュリティボックス有り
バスタブ、ドライヤー有り、アメニティグッズも充実。
毎日500mlペットボトルの水とチョコレートのサービスあり。
Wifiあり
難を言えばレセプションの女の子たちが奇麗だけど頼りなかった。
パスポートを1日預けないといけないと聞いていたがすぐに返してくれた。
写真はホテルの部屋からの眺望。
駅とは反対側でホテルの向こう側に「みやげ物市場」が見える。
夜中に近いのにこの明るさ。 -
夜景
-
6月22日 モスクワ市内観光
ホテルでガイド(女性)と待ち合わせ、地下鉄で中心部へ。
まず、地下鉄の切符の買い方、乗り方、乗り換え方を教えてもらった。
5回券(カード)を購入、改札は機械にタッチして通る。
チアトラーリナヤ駅(たぶん)
ガイドさんの計画ではここから赤の広場を通ってクレムリンに入るはずだったが. . . -
ボリショイ劇場
-
6月22日はロシア国民にとって「悲嘆の日」という特別な日で赤の広場は式典のため4時まで閉鎖。迂回してボロヴィツカヤ塔に向かう。
ガイドさんは「戦争が始まった日」とだけ言ったが、イマイチよくわからなかった。
以下はネットでの検索の結果です。
「1941年6月22日、ナチス・ドイツがソ連に侵攻、モスクワの郊外まで迫ったがモスクワ攻略は失敗に終わった。
でも、サンクトペテルブルグはこの年の秋からドイツの敗戦までの3年もの間、ドイツ軍に完全包囲され物資も届かず餓死者が続出、猫や亡くなった人間まで食べるという悲惨な状況に置かれた。」
そんな事が始まった記念日だった。
終戦後、猫が一匹もいなくなったサンクトペテルブルグを今度はネズミが襲った。
そのネズミを撃退したのはよそから連れて来られた猫たち。
だからサンクトペテルブルグは猫を大切にしているんだって!
猫7匹と暮らす私。こんな日に来ちゃったなんて、、考え過ぎか? -
ボロヴィツカヤ塔
クレムリンの中から
右手は武器庫 -
ウスペンスキー大聖堂
-
大クレムリン宮殿
-
鐘の皇帝
鋳造中に火事が起きて慌てて水をかけたら割れたんだとか. .
それで一度もならさずに終わっちゃったんだとか. . .
私も何度も何度もそんな失敗をして来たけど. . .
水かけた人はどうなったんだろ....... -
大砲の皇帝
こちらの一度も使ってないらしい
武器は使わずに済むに越した事はない -
リザパラジェーニヤ教会
-
ブラゴヴェシェンスキー大聖堂
-
イワン大帝の鐘楼
-
アルハンゲリスキー大聖堂
-
トロイツカヤ塔
クレムリンから出てきたら下の無名戦士の墓の前の広場でパレードの準備をしていた。
時間が無くてみられず残念だった。 -
救世主キリスト大聖堂
クレムリンを出てたくさん歩いてきたけど中には入らず、地下鉄で中心部に戻り、ガイドさんオススメの土産物屋に入った。
ガイドさんは、私が出発前にネットでみつけたチェブラーシカのUSBを扱っているか店員さんに聞いてくれた。
USBなら扱っているというので一瞬喜んだら、マトリョーシカ型でがっかり。 -
ワシリー寺院
かわいい! おいしそう!!
でも、私が見たかったのは赤の広場の奥にぽつんと建つ姿だったけど、今日は裏から廻るしかない。
まだ時間はあるから、まぁいいや. . とこの時は余裕で思っていた。 -
ワシリー寺院前に建つ青銅の像「ミーニンとボジャルスキー」
1612年にモスクワをポーランド軍から解放した英雄
ポーランドがロシアを占領した時もあったとは!
ポーランド贔屓で「ポーランドはいつもやられてばっかりだ」と思っていた私としてはなんとも. . .
意外な話でした。 -
ワシリー寺院内
ワシリー寺院と一括りには言うが実は9つの違う教会が集まって出来ている。
なので、内部はそれぞれ個性があって興味深い。 -
イコノスタス(聖障)
初めて見た。荘厳できらびやか
聖所(信者が祈りを捧げたり礼拝が行われる)と至聖所(大司祭だけが1年に一度入って贖罪を行う)とを分ける壁で語源はギリシア正教のイコノスタシス。
聖人たちがずらっと並んでいるが、一カ所だけ海や波が描かれているイコンがあって、ガイドさんも珍しがっていた。
私の好きなロシア人画家「アイヴァゾフスキーの絵に似ている」と言うと、「もっと古いものだから違います!」と一言の元に否定された。
そんなの言われなくてもわかってるよ -
グム百貨店
ランチタイム -
ランチ
手前右のキノコのココット、料理の名前を忘れたけどがおいしかった。
ロシアのキノコはとっても美味
ランチの後、ドゥーロフ動物劇場へ
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
papagenaさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
23