2013/07/01 - 2013/07/03
1432位(同エリア1917件中)
せみなりさん
諏訪に住んでいる縁で?「あゝ野麦峠」を読む機会があり、それに触発されて温泉めぐりを兼ねて縁の地を巡る旅をしてみました。
本自体はすでに絶版になっており、管理人は古本屋で手に入れました。(発表されたのは1968年で管理人が生まれる何十年も前)
日本の生糸生産の歴史を"懐古"してみよう!
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
小説
初めて発表されたのは1968年なので、管理人が生まれる数十年前です。諏訪に住んでいなかったら出会うことがなかった作品だと思います。 -
諏訪湖釜口水門
天竜川の入り口です。岡谷はかつて生糸の生産で栄えた町で「百本煙突」が象徴でした。糸引きの工程で天竜川の流れを利用していたようです。
小説の登場人物である政井みねさんが働いていた山一林組の住宅が国の重要文化財として残っています。
岡谷在住ではないですが、一応スタート地点です。 -
中央道を北上→松本ICを出て西進します。
上高地を目指す人が多い地帯ですが、管理人は安房峠を目指します。 -
奈川渡ダム上
この谷がダムに沈む前までは、野麦街道が底を通っていたようです。このダムのあたりで、上高地・安房峠方面と木曽・野麦峠に続く道が分岐しています。 -
安房峠を通ろうと考えたのですが、沢渡温泉から上に登るに従い、豪雨+視界が悪くなっていったのでトンネルを通りました。
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1日目は新平湯温泉に泊まりました。
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2日目
奥飛騨温泉郷から国道471→国道41を経由します。
目的地は登場人物である政井みねさんの故郷角川です。 -
宮川を北上すると角川はあります。
高山から30km離れています。 -
角川駅
集落は踏切を越えた先です。 -
歩いて専勝寺を目指します。
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ここで生まれたんですね。
この先に専勝寺の入り口があります。 -
専勝寺
お墓は寺の裏になります。 -
お墓参りしました。
今もお供えをしている人がいるんでしょうね。 -
お墓の近くにある親鸞聖人像
みねさんを岡谷〜野麦峠〜角川まで運び上げたお兄さんの辰次郎さんがみねさんを弔うために自費で立てた像です。
河合振興事務所に行くと映画などの資料室があります。 -
角川から下呂方面へ南下していきます。
次は飛騨古川です。 -
蔵と瀬戸川の町
飛騨古川にも縁の建物があります。 -
錦鯉が沢山おり、見てて和みました。
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旅館八ツ三館
高山から北側から来る工女達の最初の集合地点です。
ここで親と別れ野麦峠を目指しました。
また、工場の検番がここを拠点に工女集めを行なっていました。 -
高山
2ヶ月前に訪れているので、あまり巡っていません。
取り上げている方も多いので、軽く・・・。 -
屋台会館
前回来た時に見れなかった所なので、行きました。
実際の祭りも見に来たいところですが、平日だとなかなか難しい。 -
南下して、旅館のある下呂温泉を目指しました。
上呂・中呂という地名もあるんですね。
唐突ですが、飛騨ではセブンイレブンを全然見なかった。 -
下呂の景色
熱海・別府温泉に通じる雰囲気を感じました。 -
3日目
国道41号を北上し、宮峠で木曽街道に入り野麦峠を目指しました。
車の通りが少ない上に雨と霧で視界が悪かったので不安な行程でした。 -
道の駅
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ダム
略して書いてますが、宮峠からここまで30km近く山道を走っています。 -
長峰峠と野麦峠への分かれ道
野麦峠はここから更に20km先になります。 -
野麦の館
ここからお助け茶屋まで4kmのハイキング道があります。
土砂降りで歩く気分ではありませんでしたが・・・。 -
標識があります。
野麦というのは隈笹の呼び名で数年周期で麦のような実を付けるので、飛騨の人はこれを粉にして団子を作り、飢えを凌いだという話があります。
野産み峠が訛ったという説もありますが・・・。 -
標高が上がるにつれて隈笹が増えていく印象でした。
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頂上の野麦峠に到着です。
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峠の資料館
日本で唯一の峠専門の資料館 -
「あゝ飛騨が見える、飛騨が見える」
辰次郎さんとみねさんです。
車もない時代に数百人の女性が人足で雪に埋もれた峠を越えるのは今では信じられない所業だなと思います。
本を読んでいて、過酷さが伝わって来ました。 -
お助け茶屋
土産・食堂・宿も兼ねています。
建物は麓から移築したものですが、元の茶屋は戦中までは残っていたようです。
映画の音声が流れていたのですが、偶々親と別れるシーンの音声が聞こえてきて切ない気持ちになりました。
本では茶屋を経営してた「鬼婆さ」がよく出てきます。 -
中はこんなかんじです。
工女の格好をした子どもたちが旧野麦街道を歩くイベントが有るようです。
音声が聞こえたので映画を放映してるかと思いましたが、やっていませんでした。
映画は個人的に探しているんですが、無いんですよね。
DVDで出てないですし、古い映画だからでしょうか。 -
ここから奈川へ下り帰路につきました。
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