2013/06/02 - 2013/06/06
909位(同エリア2325件中)
櫻さん
思いがけず昼寝に最適な場所(国立台湾文学館)で体を休めることが出来ました。
連日の猛暑の中でのサイクリング、やはり疲れが溜まっている模様。
もうあまり若くもないし…。
でも見たい場所はまだまだ残っています。
下調べしておいたプリンの店も行かなくちゃ。
台南で買いたい物もあるから買わなくちゃ。
前日に行った神農街の夜の部にも行かなくちゃ。
涼しい文学館から再び、蒸し暑い街中へ飛び出します。
しかし、私の臀部に何やら異変が発生…。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 1.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 船 自転車 タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- チャイナエアライン
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
さぁ出発!と気合を入れて跨った途端、
アウチッ…!
尻が痛い。
原因はコレ。
固めのサドル。
こういうタイプの自転車に乗り慣れていないので、私の(可愛い)お尻が悲鳴を上げて来ました。 -
自転車に乗らないわけにも行かないので、右寄り・左寄りと微妙にお尻の位置をズラしながら漕ぎ続けます。
次はココ「重慶寺」。
文学館のすぐ裏手にあります。
ココは大天后宮・祀典武廟・大観音帝と並ぶ台南の四大月下老人を祀っています。
月下老人は恋愛絡みに頼りになる神様ですが、ここは特に浮気に関してご利益があるそうですよ。
しかし、あいにくの改修中でした。 -
尻の痛みをこらえつつ、立ち入り不可能な公園のあるロータリーの反対側に行きます。
「合成帆布」。
台南は帆布も有名らしいですね。
この界隈に専門店があと2軒あるみたいです。
店内の写真を撮り忘れました。
「店」というか、作業場といった感じ。
店先ではオバちゃん達がカバンを作成中、その奥にいくつかの商品が棚に並んでいます。
お邪魔しゃちゃっていいのかしら?と思ってしまいますが、勝手に入って勝手に商品を手にとって大丈夫。 -
私が買ったのはこちら、A4サイズも楽々入るグレーのショルダーバッグ。
マチがたっぷり大容量。
お値段はなんとっ!300元(約1000円)。
超お買い得ですよ。
他にも大きさも色々なトートバッグなど、高くても3000円くらいでお手頃商品揃ってます。
ちなみにこのバッグ、台湾の中高生の通学バッグとして使われているタイプです。
買って早速使ったら、街中で同じようなバッグを下げた学生にワンサカ会いました。
日本の男子中学生が下げてる白い通学バッグを、いい歳した女が普段使いしてるようなものだと思ったら恥ずかしくて、その後の旅行中では使えませんでした。 -
お目当ての物も買えてご機嫌♪のあとはに来たのは「呉園芸文中心」。
日本統治時代は公会堂として使用されいていた建物です。
戦後、呉さんと言う人が建物を買い取ったので「呉園〜」という名前になりました。
今は台南市民の集会所として、様々なイベントなどを行う会場となっているようです。 -
敷地内にある和風な建物。
当時は「柳屋」という料亭だった建物です。
入り口にその看板が残っています。
今は案内所とカフェになっていました。 -
奥には池のある庭園が広がります。
広がると言っても、そんなに広くはありません。
中華風な東屋の部分は売店です。
なぜか駄菓子屋さんもありました。 -
少し西へ自転車を走らせましょう。
喉を潤します。
ここもガイドブックなどに載っているので有名ですよね。
「義豊阿川冬瓜茶」。
安平でもこのお店を見かけました。
冬瓜は体を冷やしてくれる作用があるから、暑い季節の街歩きにはもってこいの飲み物ですね。 -
カップの大きさは大・中・小選べます。
ガブ飲みしたかったので「大」を買いました。
500mlくらいかな?
加糖でした。
ちょっぴり甘さが気になりますが、喉や体がスカ〜ッとしました。 -
義豊阿川冬瓜茶のスグ近くは赤嵌楼。
その赤嵌楼に向かって左側に「石精臼點心城」という小吃屋台が集まる場所、いわゆるフードコートがあります。
小腹がすいたので寄り道。 -
創業から75年というこの店で買いました。
-
米糕と魯蛋。
どちらもタレが染み込んでいてウマウマッ。
歩道に面したテーブルで食べました。
道行く人々を眺めながらほお張ります。 -
余は満足じゃと心の中で呟いて、次は食後のデザートを食べに行きます。
私にしてはよく食べるわ、今日は。
赤嵌楼から自転車で北上すること約5分、「無名豆花」にやって来ました。
店の名前がないから「無名」ではなく、「無名豆花」がれっきとした店名です。
店先、というかガレージのような所に写真のような調理場とテーブルが3つ(だったかな?)という、本当にシンプルなお店でした。 -
伝統豆花をオーダー。
喉越し爽やか、ツルンと一飲みというほど、あっという間に完食してしまいます。
おぼろ豆腐みたいな味でした。
ちなみに今回の旅行の2日前、
「より強くモチモチ感を出す為に、食材としては使ってはいけないナントカとか言う成分を使った豆花やタピオカの原材料が出回っていて、政府が大急ぎでそれを回収して大騒ぎ」というニュースを日本で報じていました。
なにも、こんなタイミングで…、と出発前は思いましたが、実際あまり気にならなかったなぁ。
「うちは大丈夫だよ」という、保健所か何かが発行した証明書を店先に貼っているお店も何軒か見ました。
このお店もそうでした。 -
食後のデザートも堪能しました。
次に向かったのは「台南公園」。
台南駅から北へ5分ほどいった所に広がる、大きな公園です。 -
入り口では椰子並木がお出迎え。
-
園内も南国の木々がワンサカ。
-
南国の木々もあれば、こんな中華風な風景も。
-
あの東屋はジジババの集会所でしょうか。
-
池の蓮はこれからが見頃ですね。
-
園内は遊歩道が整備されているので、ウォーキングしてる人も見かけました。
自転車も通行可です。
本当に大きな公園で、周りをたくさんの木々に囲まれているから街の騒音も気にならないし、まさに市民の憩いの場になっていました。 -
再び南下。
三越前でフッと足が止まりました。
この辺りは洋服屋さんなどが集まる、ちょっとした若者の街みたいです。 -
「ちょっと涼んで行こう」
本能の赴くまま店内へ。
中の様子は日本と変わりありません。 -
日本で使われていた自転車かしら?
-
地下2階のフードコート。
この三越自体も規模は大きくありませんが、フードコートも店舗が4、5店くらいの小ぶりなものでした。
涼しい店内でひとやすみ、ひとやすみ。 -
小休止のあとは、いよいよ、と言うかようやく台南でのメインイベントです。
前日に引き続き、プリン食べ比べ5軒目「桜波」。 -
「店内で食べる」と言ったら、素敵なお皿とトレーに乗せてくれました。
1個35元。
前日のプリン達よりちょっと高いわね〜、と思いつつ一口。
う、うまいっ!
濃厚さも私好み。
焦がしカラメルの苦さもGООD!!
35元でも許せる。
暫定1位です。
この後もう1軒控えています。
さぁ、順位の変動はあるのでしょうか? -
余はとても満足じゃと叫びたい気持ちを抑えつつ、またまた南下。
午前中に来た孔子廟を通り過ぎます。
お尻は相変わらず痛いのよ。 -
いよいよ台南プリン食べ比べ、最後のお店です。
「金芳布丁」。
間口が狭くて、しかも観葉植物に覆われていたのでウッカリ通り過ぎてしまいました。 -
店内の様子。
プリン以外に、シュークリームなどお菓子も売っていました。
奥様達がテニススクール帰りに「いつものお店でお茶して行きましょうよ〜」といった雰囲気です。 -
ここでも「店内で食べる」と言ったら、こんな素敵なテーブル席を用意してくれました。
店のご主人に最初英語でそう言ったら、急にオタオタし始める慌てっぷり。
「どうした?どうした?」としばし見守っていたら、厨房から奥さんらしき人が出てきて「ココで食べたいのね?いいわよ〜」みたいなことを言って案内してくれました。
ご主人ったら、シャイボーイなんだから。 -
ここは1個40元。
今までの中で一番の高額プリンです。
味はどうなんでしょうか?
価格に見合っているのでしょうか?
うーーーむ、ウマい。
ウマいんだが、桜波のあとだからなぁ。
プリンの濃厚さは私好みです。
カラメルの苦さがもうちょっと欲しかったぁ。
そんなわけで(勝手に)台南プリン食べ比べ、1位は桜波でした。
おめでとう、桜波。
やったね、桜波。
プリン好きな方、台南に行ったら是非色々食べ比べてみてください。 -
白熱のプリン対決も無事終了し、観光へと戻りましょう。
朝食で訪れた福記肉圓の並びにある小学校。
ここはもとは「台南花園尋常高等小学校」と言い、統治時代の日本人の子女専用の学校でした。
立派な建物です。
私が卒業した小学校とは大違い。
この学校の向かいには、あの贅沢にも武徳殿を講堂として使用している忠義国小学校があり、こちらも立派な校舎でした。 -
小学校の並びにある地方裁判所。
創立は1912年で、日本統治時代の地方裁判所としては現存する唯一の建物だそうです。
今は司法博物館らしいのですが、何やら修復作業中。
「この旅行中、工事中で中に入れなかったのがこれで何ヶ所目かしら?」
そんな何気ない呟きが、翌日の最終日、悲しみの絶叫へと変わることなど、このときの私は知る由もありませんでした。 -
地方裁判所から更に西へと進みます。
離婚500元。 -
「保安宮」です。
確か鄭成功時代に功績をあげた武官が祀られているんだったかな?
違ってたらスミマセン。 -
廟前の参道はグルメストリートとなっていました。
残念。
今はお腹いっぱ〜い。 -
廟の内部。
きらびやか〜。 -
あはん♪
-
それよりも、廟前で行われていたこのパフォーマンスの方が気になった。
旅一座でしょうか?
女優(?)2人が京劇のようなメイクを施しています。
マイクは大音量。
そしてミュージカル仕立て。 -
「アイヤー、アイヤー」と聞き取れました。
衣装からして時代劇でしょう。
しかしマイクの音が大き過ぎる。
ここを立ち去ってから200mくらいの所でも「アイヤー」と聞こえてきました。 -
アイヤーの保安宮から北上。
康楽市場、別名「沙卡里巴(さかりば)」。 -
更に北上、国華路です。
この通りもグルメ店が軒を連ねています。
ご覧の通り、看板のカタチが統一されていますね。
このように決められた規格で統一された看板を掲げる通りが台湾国内に何ヶ所かあるそうです。
ここが、そのうちの1つです。 -
余談ですが、台湾の女性達はバイクに乗る際、あのように腕の日焼け防止対策をしています。
私のように腕をむき出しにして太陽に晒されながら自転車を走らせている女なんて、誰一人見ませんでした。
帰国して数日で腕の皮がポロポロ剥け始めました。
電車内でつり革つかまる時とか、もう恥ずかしいのなんのって。 -
さて、ここは「水仙宮」。
水仙宮市場の中にあります。
昔はこの辺りは港だったので、海の神様が祀られています。
あとから廟の周りに市場ができたので、今は廟は市場の奥に追いやられていました。 -
この通り。
廟の目の前がスグお店です。
「今日の売り上げ、それっぽちかよ?」などと、神様にバレバレです。 -
やって参りました、待望の神農街・夜の部。
写真だと若干まだ明るめですが、実際は雰囲気あって良かったです。 -
いいわね〜。
幻想的だわ〜。 -
デートスポットにもオススメですよ♪
-
灯篭なんかもアップで撮っちゃったり。
-
婆さんの夕涼み姿さえ、絵になるわ〜。
-
神農街から東へ、台南駅方向に走ります。
「北極殿」。
通りに面した小さな廟ですが、近くまで来ると「こっちだよ」と案内板が立っています。 -
北極殿の裏手にある「天壇」。
ここも「こっちだよ」という案内板が導いてくれます。
夕暮れ時はネオン煌びやかで、一層派手ですね〜。 -
台湾で一番美しい「一」といわれる額を見たかったんですが、台湾では珍しく廟前でお供え物を「買え買え」という勧誘が激しくて、内部に入らずに立ち去ってしまいました。
-
また赤嵌楼前にやって来ました。
ライトアップされています。
庭園ではライブのような催しが行われていました。 -
辺りはすっかり夜の気配です。
台南ともこれでお別れ。
2日間、まさに走りまくりました。
台南グルメも美味しかった〜。
「また食べたい」って思うものばかり。 -
台南駅に戻って来ました。
自転車も返しました。
パスポートも無事に返してもらえました。
私の顔写真にヒゲだのメガネだの落書きもされていません。
一番手前が借りたやつです。
一日走り回ってくれてありがとう。
あなたとはお尻の相性が合わなかったけど、変速機付きでちょっとした坂道もラクラクだったよ。
バイバイ♪ -
高雄へ帰りましょ〜。
-
あっという間に高雄に到着。
一旦ホテルに戻って荷物を置いてから、再び夜の街へ繰り出します。 -
ホテルに戻って一息ついて。
そしてMRTに乗ってやって来たのは中央公園駅。
中央公園内に出入り口がある駅です。 -
駅構内の様子。
公園内の駅だから、構内も緑豊かです。 -
ここは中央公園脇、五福三路沿いにある「城市光廊」。
高雄在住の芸術家数人が作ったスポットで、アート作品が並んでいます。
夜はライトアップもされると聞いてやって来たんですが…。 -
居酒屋やカフェもあります。
でも、肝心のライトアップされた作品は一体どこなのか? -
大立精品のライトアップの方が綺麗でした。
-
コレを見るために、わざわざ疲れた体を引きずって出歩いてるわけではありません。
夜市にやって来ました。
本日はココ「自強夜市」。
「苓雅夜市」とも言うみたいです。 -
ココは車の往来が激しいので気をつけてください。
-
晩御飯を食べます。
何やら一番人だかりが出来ている店があったので、そこに入ることに決めました。
南豊魯肉飯というお店です。 -
調理場は外の屋台。
食べる場所も外の屋台か、建物の中にもテーブル席がたくさんありました。
私は迷わず涼しい建物内へ。
なに食べようかな〜。 -
魯肉飯大好きだけど、今日は鶏肉飯にしてみました。
あと付け合せに筍干。
鶏肉飯は魯肉飯よりアッサリした感じ。
筍干はメンマを油っこくした感じ。
結構ボリュームありました。 -
あ〜、お腹いっぱい。
店を出て夜空を見上げると、85大楼が見えました。
高雄の夜も今夜が最後。
見納めね〜。
毎日ヘトヘトになるまで走り回ったけど、その分すごく充実してた気がする。
明日はいよいよ帰国日です。
でも、飛行機は午後の便。
昼まで動ける時間はあるので、最後にもう一発借りますよ〜。
高雄に来てるのに、なぜあそこに行ってないんだ?の場所にも行きますよ〜。
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