2012/04/26 - 2012/05/04
6784位(同エリア9859件中)
nhさん
9日間の旅行も、この日が最終日。ケンウッドハウス、大英博物館、お土産の買い物と、最後の最後まで慌ただしく、動き廻った。
日程
4月26日ドイツ・ハイデルベルク→マインツ→オランダ・アムステルダム
4月27日オランダ・アムステルダム
4月28日オランダ・デンハーグ→デルフト
4月29日オランダ→ベルギー・アントワープ、ゲント、ブルージュ
4月30日ベルギー・ブルージュ、ブリュッセル→アイルランド・ダブリン
5月1日アイルランド・ダブリン→イギリス・ロンドン
5月2日イギリス・ロンドン
5月3日イギリス・ロンドン
5月4日イギリス・ロンドン→帰国
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旅の最終日、この日はまず郊外の「ケンウッドハウス」に向かった。ちなみにここもノッティングヒルの恋人のロケ地。けど、本来の目的はフェルメールの『ギターを弾く女』と、レンブラントの自画像を観ることだ。
駅では、とりあえず今日も一日券を購入。券売機は日本語対応で分かりやすかったよん♪ -
今日は地下鉄のパディントン駅からスタート。レトロなベンチにも駅名が入っていて、とてもイイ感じ。
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地下鉄に乗って、近くもなく、遠くもなくという感じで、アーチウェイ駅に到着。
ちなみに、ケンウッドハウスは、ガイドブックを見ると、違う駅から行く方法もあるらしい。 -
そして、駅前のバス停で210番のバスに乗って「ケンウッドハウス」で下車すればOKなのだ。
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とはいえ、ちょっと心配だったので、バス運転手さんにこれで合ってるのかを聞いてみた。
そしたら、仏頂面でなーんかそっけ無くOKの返事…。運転手のオッサン、つ、つめたい…。 -
と思いきや、この運転手さんは、実はイイひとで、目的のバス停に着いたことに気付かなかった自分に、ちゃんと教えてくれた。
しかも降りる際には、仏頂面が一転し、ウィンク&親指立てで、ニコっという笑顔付き。
あ、ありがとう(涙) -
そんなことですっかり上機嫌になって、この日の観光が始まった。
よしよし、旅行の最終日もイイ感じだゾ。 -
入口を通って小道を歩いて行くと、ケンウッドハウスの裏側が見えてきた。
しかし、まだ開館時間前のせいなのか、周囲には人がぜんぜん居ない。
ん!? もしかして、これってマウリッツハイスでも経験した雰囲気…。 -
そんな不安を胸に歩を進めていくと…。
がーん。
涙、涙の改装中だー。
一応、日本出発前にネットでも調べたつもりだったのになぁ…と、今回の旅行で2回目の下調べ不足が露呈。いやぁ、参った、参った。 -
それはそれでものすごーくショックだったけど、せっかくここまで来たのだから、周囲を散歩することに決めた。
とりあえず、ケンウッドハウスの正面へ。 -
ちなみにこのアーチは、「ノッティングヒルの恋人」で、ウィリアム(ヒューグラント)がくぐったところ。
楽しみにしていた絵は観れなかったけど、昨日からの映画のロケ地巡りはここで完成をみたから、それはそれで満足なのだ。 -
そしてアーチの先には、ものスゴーくきれいな緑、緑、もうひとつオマケの緑色に染まった美しい光景が広がっている。
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日本でも緑が美しいところはたくさんあるけど、こっちの色は日本のとはまた違う感じなのデス。
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自分が画家だったら、こんな木の絵を描いてみたいと思った。
ちなみに、この時点ですでにショックからすっかり立ち直ってる(笑) -
中は入れなかったケンウッドハウス。
緑に囲まれたなかで白い建物が見事に調和してマス。 -
ここは周辺住民の犬の散歩のコースとなっているようで、目の前をありとあらゆる種類のワン助が通りすぎた。
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ケンウッドハウスの庭園もすごーくキレイで、ロンドンの喧噪から離れたまさに癒しの空間。
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花にはとくに興味はないんだけど、このオレンジ色に惹かれてシャッターを押してみた。
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こんな派手な色もいいなぁ、と再び接写。
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こんなステキなベンチもあったり。
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さて、再びケンウッドハウスの正面側に戻ると、カモの親子?カップル?を発見。
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両カモは、つかず離れずで、ゆっくり、ゆっくりと建物に向かって歩いて行った。
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そしてこの周囲には、たくさんのベンチがある。
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どうやら、これらのベンチは寄贈されたもののようで、それぞれに故人を偲んだメッセージが彫られていた。
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そのひとつひとつのメッセージが心にジーンと染みるものが多く、いかにこのあたり(ハムステッド・ヒース)が多くの人に愛されていた場所なのかが、良く分かる。
ケンウッドハウスが改修中だったことは、もはやどうでもいいことに思えた。仮に改装中ではなかったら、おそらくこんなにノンビリもできなかっただろうし。とにかく、ホントにイイところなんで、個人的には超オススメのスポットなのデス。 -
さて、最後に、写真には写ってないんだけど、ケンウッドハウスの庭園内で、ひっそりと営業していた小さなお土産屋さんで、ポストカードやエコバッグを購入した。
そこの女史がこれまたとっても素敵な方で、ドイツから嫁いでここで働いていること、ケンウッドハウスのこと、フェルメールの絵のことなど、気が付けば色んなおしゃべりをした。
最後に「また必ず来ますね」って挨拶したら、「1年後じゃ改装工事は終わってないから、まだ早いわよ」って答えてくれた笑顔がとっても素敵だった。 -
大満足でロンドン市内への帰路についた。
帰りにここのバス停をよくみたら、「Compton Avenue」がメインの名前で、サブでKenwoodhouseって書いてあった。行きはケンウッドハウスという名前のバス停と思っていたから、気が付かなかったワケだ。なっとく。 -
そしてロンドン中心部に戻ってきてお昼ゴハン。なぜか昨夜食べたフィッシュ&チップスがもう一度食べたくなって、再び「Rock & Sole Plaice」へ。
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今日はパンも一緒にオーダーして、お腹一杯。
なんかココのフィッシュ&チップスはクセになるなぁ。ごちそうサマでした。 -
昼食を終えて、ロンドン最後の観光先は、世界の大泥棒の異名を持つ大英博物館。
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かつてのエジプト旅行で、遺跡や出土品をたーっぷり見てきたので、大英博物館自慢のエジプト・コレクションには、さほどの感動がなかった。
でも、どうしても見たかったのが、かの有名なロゼッタ・ストーンだ。 -
やっぱりホンモノを見て感動!
このロゼッタストーンと、フランス人のシャンポリオンのお陰でヒエログリフが解読できたワケで、歴史的にも非常に大きな意味を持つものだ。
とはいえ、これもエジプトに返してあげるべきモノなんじゃないかなぁ、と思ったりして…。 -
博物館には、日本の展示室もあるのデス。
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しかーし、日本の展示品って、どこでも鎧かぶとやこれ系が多い。
なんとなく予想の範囲だったため、素通りに近い感じでの観賞となった。 -
かつては憧れだった大英博物館だったけど、気が付いてみればあまり熱心に観賞したものもなく、正直なところロゼッタストーン以外に惹かれるものがなかったかも…。ん〜残念っ。
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さて、最後はロンドン土産を買いに行く。
ハロッズとかも行きたかったけど、帰りの飛行機の時間を考えると厳しそうなので断念。なので、定番の英国王室御用達「フォートナム&メイソン」の紅茶を買ってすべてを済ますことに決めた。 -
フォートナム&メイソンの店内には、あらゆる種類の紅茶があって、値段もピンキリ。選ぶのも大変だけど、見ていて結構楽しかったよん。
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結局、大きな袋2つ分のたくさんの紅茶を買って、ロンドン土産の購入は終了。
そうそう、ここピカデリーサーカスも、ロンドンではわりと有名なスポットだけど、この電光掲示板の広告に日本企業がほとんどなくなっていたのはビックリ。うむぅ、ガンバレ、ニッポン。 -
スーツケースをホテルに預けていたため、取りに戻る。これでロンドンの地下鉄に乗るのも最後。いろいろとお世話になりました。
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スーツケースを引き取って、このホテルもさようなら。
近くに深夜まで営業しているスーパーがあるんだけど、この3日間、毎日買い物していたら、そこのおっちゃんとも結構親しくなり、お別れを言いにお店に寄る。「また、ロンドンに遊びに来いよ〜」って笑顔を送ってくれた。
この旅行で色んな人に親切にしてもらったなぁ(涙) -
帰りもヒースロー・エクスプレスで空港へ。
うまく説明できないんだけど、車内でスーツケースが動いてしまい、慌ててそれを押さえようとしたら、座っていた椅子からズッコケそうになった。
自分でもおかしかったんだけど、その様子を見ていた対面のおばちゃんが、こらえきれずに大爆笑。何度も「ソーリー」って言いながら、笑いが止まらなくなっていた。
今度は、そんなおばちゃんの姿がおかしくて、こちらも大爆笑。最後はお互いに顔を見ながら声を上げて笑いあった。
というワケで、今回の旅は笑顔でエンディング。
めでたし、めでたしでした。(おわり)
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