西欧９日間５カ国を駆け巡る③　オランダ★喧騒の街アムステルダムに到着

2012/04/26 - 2012/05/04

ドイツでの観光を経て、いよいよオランダへ。風車や運河、チューリップに木靴…。そして、何と言ってもレンブラント、フェルメール、ゴッホといった巨匠の作品も満載。そんな魅力たーっぷりな国に大きな期待を込めて３泊を割り振ってみたのだが、結論からすると、今回はどうも色んな部分で、自分とは相性が合わなかった感じだった。すごくイイところなので、いつかまた訪れることがあれば、この印象が覆されるとは思うんだけど…。


日程
４月26日ドイツ・ハイデルベルク→マインツ→オランダ・アムステルダム
４月27日オランダ・アムステルダム
４月28日オランダ・デンハーグ→デルフト
４月29日オランダ→ベルギー・アントワープ、ゲント、ブルージュ
４月30日ベルギー・ブルージュ、ブリュッセル→アイルランド・ダブリン
５月１日アイルランド・ダブリン→イギリス・ロンドン
５月２日イギリス・ロンドン
５月３日イギリス・ロンドン
５月４日イギリス・ロンドン→帰国

エリア アムステルダム(オランダ)

フランクフルト19時30分発のＫＬＭオランダ航空に搭乗。ドイツであちこち歩き回った疲れも忘れ、ワクワクした気持ちで一杯になる。

ＫＬＭのこのレトロな感じの青色（キャビンアテンダントの制服もレトロだし）が、子供の頃に感じた「憧れの海外」を思い起こさせるんだなぁ、きっと。

飛行機は満席。こういう時間のアムステルダム行きってどうなんだろうと思ったけど、結構、乗る人がたくさんいるんですね。ちなみに、この機はＫＬＭアムス行きでは最終便の一本前。

さようならドイツ。親切な人ばかりで、とっても好印象だった。

当初は、フランクフルトで一泊して翌日のアムス行きを予約しようかとも思ったけど、まぁ、それはまたの機会に。

と、そんなことを考えながら、飛行機は雲の上。だから何だってことだけど…。翼の先端のロゴがイイっすね

高度を下げると、眼下にはオランダの景色が広がっていた。よくみると、所々に地面に色が付いている。そう、これはチューリップ畑だ。

ズームで撮るとこんな感じ。あちこちにチューリップのカラフルな絨毯がひかれているのだ。

そして飛行機は、定刻の20時40分、スキポール空港に無事到着。とりあえず、翌日からの観光用にと、空港でアムステルダムカードを購入し、アムステルダム中央駅に向かう電車へ。

さて、ここで問題が発生。切符は簡単に買えたものの、列車の運休だが何だかで、どの電車に乗っていいのかが分からない状態に。うぅ困ったゾ。

係員に聞いてもイマイチ何を言ってるのか理解が出来ず。最後には、自分と同じ質問をした前の女の子を指さして「あの娘のあとを付いて行って」と言われて事なきをえた。

アムステルダム中央駅に着いたら、駅構内で早速気になるものが目に入ってきた。

そうオランダ名物「クロケット」の自動販売機だ。

そんな訳で、考える余地もなく購入。これって自動販売機とはいえ、常に販売機の後ろには人が居て補充をしている。


それならば、対面で売ればイイんじゃないのかなぁ、と余計なことを考えてみたりして…

クロケットを頬張りながら、アムステルダム中央駅をまじまじと眺める。

東京駅のモデルになったとか、ならなかったとかいう話しだけど、真偽はさておき、ライトアップされた姿がイイんですよね、これがまた。

夜の異国の地なので、常に緊張感を持って、「変なヤツ近付いてくるなオーラ」を全身から出してスーツケースをゴロゴロと引っ張る。そんな感じで歩いていると、マックを発見。これでまた世界のマクドナルド・コレクションに新たな写真が加わった。

とりあえずダム広場まで歩いてきた。単にトラムの乗り方が分からなかったからだけど…。初めに予約しようとしていたダム広場至近のホテルだったら、夜も騒がしくて大変だったろうなと、胸をなでおろす。

ダム広場の向かいは遊園地みたいになっていた。夜店もたくさん出ていて、まぁそれはそれは賑やかなこと。酔っ払いもいたので気を付けようっと。

宿泊先はbooking.comで予約した「ＮＯＶＡ　ＨＯＴＥＬ」。夜の道を迷ってしまい、やってはいけない真っ暗な道を何度もうろうろしながら、やっとホテルに辿り着いた。

後々にも触れるが、この旅行では、これまで疑惑だった自分の「方向音痴」が、遂に確信に変わったのである。うぅ。

こちらでは４月30日が女王の日でお祭り騒ぎとなるため、この近辺の日もホテルはすぐに一杯になってしまう。とはいえ、手頃で良いホテルが見つかってラッキーだった。希望したバスタブが付いてなかったのが残念だったけど。

今日はすごーく長い１日だったが、よく考えたらまだ旅の初日。シャワーを浴びてベットに横たわったと思ったら、もうそこは深い眠りの世界。zzz…

翌朝、しっかりと朝食をとって改めてホテルの前を出ると、散々迷って着いたこのホテルがとっても分かりやすいロケーションにあることに驚いた。「ありゃ？」と自己嫌悪…。

しかもトラムの停留所も目の前だし。スーパーもすぐ近くで、観光にも、買い物にも、とっても便利なホテルだった。