2011/01/07 - 2011/01/16
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オーストリア~ドイツ・バイエルン州旅行 その7
この旅行の最終目的地であるバイエルン州の州都ミュンヘン。
ミュンヘンといえば、世界最大のビール祭りであるオクトーバーフェストの本場であり、まさにビールの都。
本場のヴァイスビア(白ビール)を満喫してきました。
・7日目夜~9日目昼 ミュンヘン市内散策
ホーフブロイハウス
etc
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- JTB
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-
ミュンヘンに到着。
宿泊はミュンヘン中央駅の近くにあるホテル「マリティム」
こちらに2連泊しました。 -
夕食のためホテルを出て、ノイハウザー通りへ向かいます。
通りの入口にあるカールス門。 -
マリエン広場にある新市庁舎。
観光は翌日にする予定なので、外観だけ眺めてお店を目指します。 -
目指したのは元バイエルン王立醸造所のビアホールである「ホフブロイハウス」。
ミュンヘンに来たからには、ここはやはり訪れないとという事で真っ先に向かいました。 -
観光スポットとして世界的にも有名になっているホフブロイハウスですが、ここには歴史があります。
創立は1589年。当時は公国だったバイエルンのヴィルヘルム5世の命で設立されました。
また1920年に国家社会主義ドイツ労働者党(いわゆるナチス)の党大会が開かれ、アドルフ・ヒトラーはここで演説をした事で頭角をあらわすきっかけともなりました。
当時の建物自体は第2次世界大戦で破壊されてしまったそうですが、ビール好きにも歴史好きにも価値のある場所です。 -
とても格好いいメニュー。
ドイツ語と英語のものがありました。
帰るときに店員さんに話して一部もって帰りましたが、なかなか良い紙でできています。 -
注文したのは、もちろんヴァイスビア(白ビール)でした。
価格は0.5リットルで3.65ユーロ。日本で飲むとこの3倍以上の値段になります。
原産地で飲めるという事はビールの出来立てを飲める事ですので、新鮮でとても美味しかった!
ヴァイスビアは小麦を主原料とするビールで、製法としては酵母をろ過させずそのまま残すためビールが少し濁っているのが特徴ですが、このビールの酵母が生きていたと思えました。
また、ヴァイスビアのジョッキは0.5リットルのサイズでしたが、他の種類のビールはジョッキが全て1リットルのサイズでした。
さすがはビール大国ですね。 -
ミュンヘン地方の名物である白いソーセージ「ヴァイスヴルスト(Weißwurst)」
お湯の中に浸かったまま出てきます。
このソーセージは、皮を剥いてハニーマスタードを付けて食べます。 -
建物は3階建てで、3階は観光客向けのショーがあり2階はレストラン、そして1階はビアホールになっています。
1階では定期的にバンドの生演奏があります。1日に3〜4ステージくらいありました。
演奏されるのはバイエルンやチロル地方の民俗音楽ですが、よくオクトーバーフェストで演奏されるものなので、聞きなじみのある曲ばかりでした。 -
翌日は朝からミュンヘン市内を散策しました。
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メインのノイハウザー通りから、1〜2本外れると割と閑静な旧市街を見ることができました。
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所々にバイエルン州の旗(青色と白色)を掲げている店があります。
郷土意識が強い土地柄ですね。 -
前夜も訪れたホフブロイハウスの前。
人通りは少ないですが、お店自体は朝から開いているようです。 -
暫くメインの通りからは離れ、裏路地を歩きます。
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市内の中心、マリエン広場の東側に出てきました。
-
オクトーバーフェストの公式6大ブリュワリーであるパウラーナー(PAULANER)の直営店もありました。
ホフブロイハウスみたいな演奏はしていないようです。 -
マリエン広場の近くにあった本屋を探索。
日本の漫画も結構置いてありました。 -
ミュンヘン新市庁舎。
塔には等身大の人形が踊る、仕掛け時計があります。
これはバイエルン公ヴィルヘルム5世の結婚式で行われた馬上試合を再現しているそうです。
仕掛け時計は11時と12時、17時に動きます。
この時間には多くの見物客が現れます。 -
市庁舎の続き。
結構大きな建物ですね。
こんな職場で働いてみたい気もします。 -
広場にある金のマリア像。
像は1638年に三十年戦争中のスウェーデンの占領が終わるのを祝うため構築されたそうです。
ヨーロッパ諸国間は陸続きな事もあってか、戦争の歴史も多いですね。 -
市庁舎の脇にはショップも並んでいます。
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壁面には龍の彫像がありました。
建造物と調和しておりとても格好いいです。 -
近くには猪らしき彫像と、
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アンコウの様な動物の彫像もあり、何だがファンタジーの世界でした。
個人的にはゲームのモンハンの世界感が出てきた感じに思えました。
何でこんなものが街中にあるのかは分かりません。 -
昼食は新市庁舎の地下にあるラーツケラー(Ratskeller)というお店。
ビールはここのオリジナルのビールがあるようでした。 -
結構お客さんは多かったのですが、お店自体の雰囲気が良く楽しく食事を味わうことができました。
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近くには売店がありオクトーバーフェストのグッズがありました。
期間限定のグッズなどないか探してみましたが、時期が違うためか特に売っていなかったようです。残念。 -
歩きつかれたので一休みするため、一旦ホテルへ戻ります。
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カールス門の近くには屋外スケートリンクができていました。
それだけ外は寒いということですね。 -
カールス門の近くにはトラムも走っていました。
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ホテルで一休み後、ミュンヘン中央駅の構内を通って移動。
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駅にはドイツ鉄道(略称:DB)の車両も見えました。
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何だかギリシア風な建造物もありました。
これも凱旋門なんでしょうか? -
着いたのはミュンヘンにある3美術館の一つ、ノイエ・ピナコテーク。
18世紀から20世紀の作品が展示されています。
内部は撮影可でした。 -
ゴッホの『ひまわり』
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ワーテルローの戦いの一場面。
プロイセンのブリュッヘルとイギリスのウェリントンの両将軍が握手するシーンです。歴史的には興味深い。 -
ノイエ・ピナコテークのすぐ向かいには、14〜18世紀の作品が展示されているアルテ・ピナコテークがあります。
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ラファエロ『カニジャーニの聖家族』
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レオナルド・ダ・ヴィンチ『カーネーションを持つ聖母』
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ルーベンス『最後の審判』
などなど、バイエルンのヴィッテルスバッハ家のコレクションが多数収めれれており見所満載です。
もう一つのピナコテーク・デア・モデルネは、現代アートが中心のようなので行きませんでした。 -
夕刻。旧市街方面に向かって歩いていると、レジデンツの近くに将軍堂がありました。
三十年戦争や普仏戦争の将軍の銅像のようです。 -
レジデンツ(王宮)の入口。
できれば見てみたかったのですが、すでに閉まっており概観のみ。 -
今回の旅行ではもう一つ目的がありました。
それはオクトーバーフェストの本場ミュンヘンで、この地方(バイエルン州からオーストリアのチロル地方)の民族衣装を入手すること。
まさに今回の旅行はこの地方を巡る旅でもありました。
こちらは男性の衣装レーダーホーゼン(Lederhose)
肩紐付きの皮製半ズボンが特徴です。 -
こちらは女性の衣装ディアンドル(Dirndl)
オクトーバーフェスト等のお祭りの会場で見ることができます。
日本のオクトーバーフェストでも演奏者やビール売場の店員が着ていますね。 -
お店は品物の質によってピンからキリまでありますが、今回はホフブロイハウスの近くにあるこの店、ディアンドルエッケ(Dirndl Ecke)で購入する事にしました。
最近は日本からでも通販で買うことが出来るようになりましたが、ここでは試着することもできるので、サイズにあったものを買うことができます。
価格は上下で200〜300ユーロくらいでした。
免税の手続きもできるので、後でいくらか返ってきます。
品質もよくお薦めできるお店です。
安いお店だと100ユーロ以下のお店もあったけど品質はイマイチでした。 -
そして2日連続でホフブロイハウスへ・・・
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昨日は気づきませんでしたが、天井の装飾も絵画的で素晴らしいです。
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この日はヴァイスビア(白ビール)に加え、この旅行ですっかり気に入ったグーラッシュスープ。
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席の近くまで売り子が来て、特大のプレッツェルを売りに来ていました。
顔より大きいサイズです。 -
ホフブロイハウスの中はこんな感じ。
混んでいるため、別のグループと相席になったりします。
自分たちの隣にはインドネシアから来たグループが来ていました。
誰とでも楽しく飲めるのがビアホールのいいところですね。 -
ホテルへの帰り道。
路上でクラシックのストリートライブをする人たち。
ピアノもあったけど、どうやて運んだのだろう? -
9日目。長きに渡ったこの旅行の最終日。
午後には帰国の途につくため、もう少しミュンヘンの街を散策する事にしました。 -
フラウエン教会。
15世紀後半に建てられたゴシック様式の教会。 -
内部はシンプルですが、荘厳な造りをしている印象でした。
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夏季には塔に登って上へ行けるようです。
周りには高い建物がないので一望できそうです。 -
こちらはミヒャエル教会。
ヴィッテルスバッハ家の墓所となっており、ノイシュヴァンシュタイン城を造ったルートヴィヒ2世の墓もあります。 -
時間がなくなってきたので、街並みを長めながらホテル方向へ戻ります。
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途中のスーパーでお土産品を購入しつつ、
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絵葉書を出そうとしたけどホテルに切手の在庫がなかったため、郵便局(幸い駅のすぐ近くにありました)に買いに来るなど、バタバタしながらの帰国準備でしたが、
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何とかミュンヘン空港行きのバスに間に合いました。
リムジンバスはミュンヘン中央駅から出ているため、ホテルが駅に近いと荷物の移動も少なく助かりました。 -
ミュンヘン国際空港。
何だか近代的なイメージの空港です。 -
帰路はルフトハンザ航空。
特徴的なのは、トイレが階段を降りた下のフロアにあることでした。 -
帰りの機内でもやっぱりビール。
最後はヴァルシュタイナー(Warsteiner)社のビールでした。
この旅行では、ビール以外のアルコール類は1滴も飲みませんでした・・・ -
ルフトハンザ航空の機内食。
そばなんかもあり日本人には嬉しいところ。
箸を使えない外国人はちゃんと食べられるのかやや不安。 -
帰国時の荷物。
二人分ですが、スキーブーツやお土産などで大変な量になってしまいました。
ビールの土産が大量あったのですが、免税範囲の計算が分からない場合は、税関の方に全部見せてしまったほうが楽ですね。
ビン類が10本以上ありましたが、税額は数百円程度でした。
今回の旅行目的は、「歴史」「スキー」「ビール」の3点でしたが、どれも充分に堪能してくる事ができ、とても満足のいく旅でした。
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