JALキャンペーンマイルで行くＳＩＮＧＡＰＯＲＥ一人旅（その２　２日目前半）

2013/05/23 - 2013/05/26

カード払いで貯めたＪＡＬマイルが、毎月毎月無駄に消滅していくのを悔しい思いで黙って見ていたところ、通常３５０００マイルが２００００マイルでシンガポール往復のキャンペーンを行うとの事。

行くしかない！という事でシンガポールへ来たものの、暑い！湿気があって蒸し暑い！

でも、頑張って２日目の行動に突入！シンガポール滞在も残すところ明日のみ。

まさに弾丸ですが・・・文句を言わずに行ってみましょう。

エリア シンガポール(シンガポール)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

今日は２日目。

比較的早く目が覚めたので何時にホテルを出ようかと考えてみたが、あまり早く出発しても店や観光地等が開いてなければ意味がないので、９時にホテルを出る事に。

とりあえずシンガポールの中心とも言えるOrchard（オーチャード）へ行きます。

ホテルの最寄駅であるＭＲＴのAljunied駅からCity Hall駅まで行き、ＮＳ線（南北線）に乗り換えてDhoby Ghaut駅（ドービー・ゴート駅）で下車。

駅直結のこの建物は、plaza singapura（プラザ・シンガプーラ）があります。

かなり大きなショッピングセンターです。

シンガポールには、ロンドンに負けず劣らずの奇抜なデザインの建物が多いですね。

では、Orchard Rd.をSomerset（サマセット）駅へ向かって歩きます。銀座の中央通りみたいなものですかね。

ＧＡＰも入っていますが、なんとユニクロもあります。
恐るべしユニクロ！

ここでシンガポールのバスについて。

バス停には、こんな表示があります。
非常に親切で、どの路線のバスが何分後に到着するかを表示しています。
更に、その同じ路線のバスが次は何分後に到着するかも表示されています。

２階建てバスは、ロンドンだけではないのですね。

次から次へとバスが来ます。

既に４〜５台が並んでいます。

ドシャ降りだったので、３０分くらい雨宿りして、小止みになったのでそろそろ移動開始です。

サマセット駅方面へ歩いて行くと、コンコルドホテルがありました。

Dhoby ghaut（ドービー・ゴート）の駅からオーチャード通りをオーチャード駅、つまり西へ向かって歩いているわけですが、ガイドブックでは大型ショッピングセンターやデパートが建ち並ぶ近代的な中心地との事。

このorchard centralも少し変わった形の建物ですね。
ガイドブックを良く読めばよかったのですが、西へ向かってオーチャード通りの右側歩道しか歩かなかったのが残念です。
このオーチャード・セントラルは、建物内もユニークな造りになっているらしいので、行ってみるべきでした。

オーチャード・セントラルは、巨大なショッピングセンターでブランドショップは勿論ですが、日本食の店が多く入っています。
シンガポールで最も高く垂直に伸びるショッピングモールだそうです。

バスの屋根に隠れて見難いですが「大戸屋」です。
他にも日本食レストランが多数出店しています。

歩道の至る所に灰皿が設置されています。約５０ｍ毎に設置されていました。
喫煙者としては非常にうれしい事です。

ゴミもこの様に分別されています。

この様になった原因は、タバコやゴミのポイ捨てが日常的に行われ、本当に汚い国だったのでしょう。

現在は国をあげての努力のおかげで、かなり綺麗な都市になっていると思います。タバコやガムの持ち込み規制や、唾を吐いたりタバコのポイ捨て等は、厳重に罰せられるようです。
もちろん外国人旅行者であっても例外はありません。

さて先へ進みます。

オーチャード・セントラルの隣なのか増築なのか判りませんが、この建物も面白い形です。
下から上に向かって各フロアの面積が広くなっています。

建築設計の仕事をしている者としては、非常に興味があります。

PARAGON（パラゴン）

ミュウミュウ、フェラガモ、グッチ、プラダ等の高級ブランドショップが並ぶショッピングモール。

私には全く縁がありません。

駅や店の前では、こんなチラシを配っています。
シンガポールでは、今がバーゲンセールの時期なのでしょうか。

でも、無印良品て高級ブランドですか？

道路の反対側には、高島屋があったり

伊勢丹があったりと、日本のデパートも頑張ってます。

途中にはセブン・イレブンがあります。
シンガポールにセブン・イレブンは多いですね。

そして両替所もありますが、ここではなく先にあるショッピングセンターで両替しました。

TANGS（タングス）

地元シンガポールの大手デパートで、マリオット・ホテルと同じ建物にあり、地元ではシンタン（シンガポール・タングスの略）の愛称で呼ばれています。

１階部分は、お寺のようにも見えます。

入口の両サイドは、現代的になっています。

LUCKY PLAZA

ここは行ってみる価値があると思います。
大半が免税店で、欲しい物があればお買い得価格で買えます。

服、靴、家電、アクセサリー等々。ブランド品を扱っている店も多いです。

そして両替店も多いです。ざっと数えても１０店はありますが、レートは統一されていないようなので、個々に確認した方が良いでしょう。

ちなみに中の店でレートを表示している店があったので見てみると＄１＝約８４円強でしたから１００００円では＄１１９弱です。

このビルの入口左側、Nikonの看板がある右側にも両替店があり、店のオッチャンに聞いてみると１００００円なら＄１２３だと言うので、ここで両替しました。

中の店とでは＄４も違います。円換算ではたった３４０円ですが、やっぱり少しでも安い方が良いですよね。

ラッキー・プラザには、ホーカーズもあります。

シンガポールでは、フードコートのように飲食店が寄り添って営業しているのをホーカーズと言います。

この中でChar Shiew Wanton Noodles つまり叉焼雲呑麺（チャーシューワンタンメン）を食べてみました。

鶏肉は嫌いなのでシンガポール名物のチキンライスは食べません。どうしても麺類が多くなります。

＄３.５は安いですね。味もまあまあです。
この１品だけでは量が少ないので、地元の人達は複数人で来て何種類も注文するというのがホーカーズの定番の注文の仕方のようです。

少し腹に入れたので、次の目的地へ行きます。

さてチャイナタウン駅に着きました。

地図を見ながら向かう先は、Ya Kun Kaya Toast（ヤ・クン・カヤ・トースト）

シンガポールのグルメと言えばチキンライスが必ず挙がりますが、このカヤ・トーストも有名なようです。

その中でもヤ・クン・カヤ・トーストが絶品とガイドブックに書かれていたので、行ってみましょう。

この日は、ドービー・ゴート駅へ降り立った時から雨が降っていましたが、もう止んだようです。

ＭＲＴのＮＥ線（東北線）チャイナタウン駅からクロス・ストリートを南東に進みます。どちらかと言うとマリーナ方面でしょうか。

と、知ったように簡単に説明していますが、最初は駅の反対方向へ行き途中で気付いてＵターン。
次はニュー・ブリッジ・ロードを南東へ進み、間違いに気付きＵターンし、３０分ほどウロウロと時間を無駄にしてしまいました。
もう既に湿気と暑さで汗だくです。

クロス・ストリートを約３００〜４００ｍほど進むと、ストリートの左側にFAR EAST SQUARE（ファー・イースト・スクエアー）があります。

この中にヤ・クン・カヤ・トーストがあるようです。

ファー・イースト・スクエアーは、４つ？３つだったかな？ゾーンに分かれた建物があり、各国の料理が食べられます。
寿司もありました。

ここでヤ・クン・カヤ・トーストを探してウロウロと１５分ほど歩きましたが、見つかりません。

壁に地図と店舗名が架かれた地図が貼ってあったので確認すると、チャイナ・ゾーンにあるようです。

こんなモニュメントを見ながらグルグルと同じ所を何回も探しました。

やった！ありました！庇の上の看板を発見。

これじゃ分からないよ〜と思うでしょ？
ところが・・・

な〜んと、店内改装中！？

勘弁してよ〜。せっかく汗だくで来たんだからさあ。

いつオープンか分かりませんが、この旅行記をアップする頃には元気に営業しているかもしれません。

チッキショー！！（お笑い芸人の小梅太夫風に）

ガックリ肩を落としながら次へ向かう先は、チャイナタウンです。

マリーナ・ベイ方面も近いですが、小腹が減ったのでMaxwel Food Centreへ行きます。ホーカーズですね。

途中には、モハメド・アリ通りがありました。
モハメド・アリが住んでいたのか？そんな事はないでしょうが、名前が付けられているという事は何か縁があるのでしょう。世界的に有名なボクサーなので、世界中に名前の付いたビルや通りがあるようです。

更に進むと何やら派手な建物が見えてきました。

Sri Mariamman Temple（スリ・マリアマン寺院）

サウス・ブリッジ・ロードに建つシンガポール最古のヒンドゥ教寺院だそうです。１８２７年完成ですから、それなりに古いです。

１９世紀中ごろまで、この辺りにインド人が多数住んでいた名残りらしいです。
でもここはチャイナタウンだよねえ。

極彩色のヒンドゥ教の神々や動物、人の像で高さ１５ｍのゴープラム（高門）との事。

寺院の中にも入る事はできますが、靴を脱いで入らなければなりません。

入口には説明板があります。
下の方には、日本語でも説明書きがあります。

知識がないのでなんだか良く分かりませんが、崇高なものなのでしょう。

チャイナタウンの街並みですが・・・

後ろを振り返ると高層ビルがチャイナタウンに迫ってきています。

開発し放題に開発をした結果、チャイナタウンらしい町並みが消えていき、政府が焦って規制したそうです。

そして現在は、かろうじてチャイナタウンの趣を維持しているようです。

何か祝い事かお祭りでもあるのでしょうか。

またまた面白い標識がありました。

スミスて、こう書くんですか。なるほどねえ。

Buddha Tooth Relic Temple and Museum（新加坡佛牙寺龍華院）
何と読めばいいのか分かりませんが、ガイドブックによると「内部は煌びやかな仏教画や仏像が目を引く豪華絢爛な造り」だそうです。
また、寺名の由来となる最上階に仏陀の歯が安置された金色のストゥーパ（佛牙舎利塔）があるとの事。私には何の事やらサッパリです。

これでも２階にはショップとカフェがあり、地下には精進料理が食べられる「五観堂」というレストランまであるようです。

館名板とでも言いましょうか

寺院の前では、若者が踊っていました。
日本の獅子舞にも通じるのかもしれません。

そして彼等は、トラックに乗り別の場所へ移動します。

そういえば先程どこかで見たなあと思っていました。

では中へ入ってみましょう。

すごい混雑で、なにやら列に並んでいます。

内部は見ての通り金ピカです。

列の理由はこれでした。

仏像に柄杓で水を掛けてお祈りする為に並んでいたのですね。
この光景は日本のお寺や神社でも見られると思います。

当然こちらの方が歴史が古いので、この宗教文化が日本に伝わったからではと思います。

Sago St.（サゴ・ストリート）

寺院の横の路地は露店でしょうか、延々と続いていました。
この路地だけで１００ｍくらいありそうです。

売っている物は漢方薬、土産物や雑貨ばかりで、およそ仏教には程遠い物ばかりでした。

とりあえず次の目的地です。

Maxwell Food Centre（マックスウェル・フード・センター）

チャイナタウンの中心に近いホーカーズで、Maxwell Rd.とSouth Bridge Rd.の交差点角にあります。

ホーカーズというと、どうも滞在しているゲイランのホーカーズのイメージがあって敬遠したくなりますが、ここの外観は比較的きれいです。

マックスウェル通り側

固定式の椅子とテーブルが明るい色使いで、比較的清潔です。
もちろん窓やドアはありません。

内部です。

このような通路が建物の長手方向に２本あり、固定式の椅子とテーブが多数配置されています。

通路の両サイドが店で、何十店舗あるのか分かりませんが、５０や６０店舗は入っているでしょう。

本来ならヤ・クン・カヤ・トーストを食べる予定だったのが店舗改装中で食べられなかったので、ここで何か食べようかとも思いましたが、やっぱり尻込みしてしまいます。
不潔じゃないですよ、食べたいと思う物が無いだけですよ。

香草と香辛料の匂いがホンノリと漂い、アジアンフードが好きな人にはたまりませんね。

中国とブラナカン料理がメインのローカルフードが多いようですが、カキ氷やクレープ等のおやつ系の店も何店かあります。

ここで時間を浪費しても仕方ないので、次の目的地へ向かいます。

その３　２日目後半へ続く

この旅行記へのコメント （2）

• tadさん 2014/05/11 08:15:28

  ロンドンシリーズたくさんの拍手有難うございました。

  ロンドンシリーズに沢山の投票ありがとうございました。ヨシさんの旅行記、詳しく丁寧でユーモアもあり楽しいですね。これからもよろしく！

  ヨシさん からの返信 2014/05/11 17:53:09

  RE: ロンドンシリーズたくさんの拍手有難うございました。

  tadさん こんにちは
  毎度毎度の訪問と投票ありがとうございます。
  
  イギリスへは私と入れ違いのような日程だったのですね。
  tadさんの旅行記は、自分と違う目線であったり詳しかったりで、もう一度イギリスへ行ったような気になりました。
  
  他の旅行記もジックリ味わって読ませて頂きます。
  
  今後も宜しくお願いします。
  
  ヨシ