2013/04/25 - 2013/05/06
1921位(同エリア4052件中)
giantpandaloverさん
- giantpandaloverさんTOP
- 旅行記38冊
- クチコミ45件
- Q&A回答18件
- 65,226アクセス
- フォロワー11人
春のイタリア、VeneziaからMilanoまでの北イタリア9泊12日。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 船 タクシー 徒歩
- 航空会社
- ターキッシュ エアラインズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
トルコ航空の夜便でイスタンブール経由でベネチアに午前10時到着。ホテルにチェックイン後、ブラーノ島へ。嘗て漁業とレース編みで生計を立てていた島だが、今は一大観光地。
-
どこを撮っても絵になるカラフルな家並み。
-
ブラーノ島からバポレットに載ってトルチェッロ島へ。ヴェネツィアのラグーンの中で最初に人が棲みついた島。
サンタ・マリア・アッスンタ教会は639年の創建。内部には11~13世紀のビザンツ様式のモザイクがある。主祭壇の天井には須賀敦子が絶賛したモザイクの聖母子像がある。 -
本島に帰ってきてSanti Giovanni e Paolo教会へ。15世紀以降の全てのドージェ(ベネチア元首)のお葬式はここで行われた。
-
教会内部のベッリーニの祭壇画。
-
ロザリオの礼拝堂。1582年にレパントの海戦の勝利を記念して作られた。
-
ベネチアの宿は静かなカナレッジョ地区のCarnival Palace Hotel。
-
部屋はモダンで清潔。朝は小鳥の囀りと遠くの教会の鐘の音が裏庭から聞こえてくる。
-
4世紀にシラクサで異教徒との結婚を拒み純潔を守り通し殉教した聖ルチアの遺骸を祀った教会。最後の拷問として、ルチアは両目を抉られたため、絵画では黄金の皿の上に自分の眼を載せた姿で描かれる。ナポリの船乗りの守護聖人で有名なサンタールーチーアー♪の歌まであるが、遺骸はヴェネツィアに。
-
初日の夕食は運河を挟んでホテルの向いにあるDa Marisaへ。地元民で賑わうトラットリア。
35ユーロの定食のみ(水・ワイン込)。日によって魚コースと肉コースのどちらか一方が供される。 -
今日は魚コースの日。前菜は5種類。タコのトマト煮、バカラ・マンテカート、ポレンタ、白身魚のマリネ、ムール貝のパン粉焼き。どれも美味。観光客向けのレストランが多いヴェネツィアにあって、まっとうな料理。
-
Primo Piattoは白身魚のラザーニャ。チーズを効かせた濃厚なホワイトソースが印象的。
-
Secondo PiattoはFritto Misto di Pesche(魚のミックス・フライ)。中身はエビとイカと舌平目。エビは生のものを使っていて甘くてプリプリ。舌平目は小ぶりで骨まで食べられる。
Secondoの頃になると店中が魚フライの匂いで一杯。 -
Dolceはリキュールを効かせたサバイオーネ。丁度良い甘さ。予約必須のお店。ホテルの向かいなので予約なしで8:00過ぎに覗くと既に予約で満席との返事。でもキャンセルになったお客さんのテーブルがあったので潜り込めた。
-
2日目は朝から春の嵐の肌寒さ。先ず、本島向かいのサン・ジョルジョ・マッジョーレ島のサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会へバポレットで向う。
-
サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会。天気が良いと鐘楼に登って本島を眺めると絶景だが、あいにくの天気のため鐘楼には登らず。
-
本島に戻りアルセナーレ(軍艦建造所)跡へ。
-
サン・ザッカリア教会内のベッリーニの玉座の聖母。
-
サン・マルコ教会に入ろうとしたが長蛇の列。で、予定を変更し広場の反対側にあるMeseo Correrに。
-
ベッリーニの聖母子像。
-
ランチはジュデッカ島のLa Palancaへ。前菜は海の幸の盛合せ。Sarde in Saor(イワシの南蛮漬け)、イワシの酢漬け、バッカラ・マンテカート、カジキマグロのマリネの4種類。イタリアのイワシは日本の鯵くらいの脂のノリでさっぱりしている。
-
パスタは海の幸のカレー風味リングイーネ。アンコウ、エビ、アサリ、ムール貝入り。味付けはカレー風味。
-
食後、ペスト終焉を記念して建てられたレッデントーレ教会へ。Andrea Palladioの設計。内部はちょっと味気ない。
-
本土に戻ってBasilicaに再挑戦するも相変わらず長蛇の列なので諦めてザッテレ河岸方面へ。再建されたフェニーチェ歌劇場。
-
Squeroと呼ばれるゴンドラ造船所。ヴェネツィアでもこういうゴンドラ製造所は今や数少ない。
-
サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会の美しいクーポラ。
-
漸く聖堂内へ。至宝と言われるPala D'Oro。裏面は黄金に宝石がちりばめられている。
-
聖堂内部は黄金のモザイクで埋め尽くされ神々しさが満ち溢れている。
-
聖堂正面にある13世紀のモザイク。
-
聖堂を見学した後、ドゥカーレ宮へ。午前中に共通券をMeseo Correrで購入していたため、チケット売場の行列に並ばずに直接入場。上院にあたるSala del Senato。
-
下院にあたるSala del Maggior Consiglioの巨大な広間。外交官の帰朝報告等がここで行われた。
-
今日は雷雨の予報の中、何とか無事に観光できた。夜はホテル近くのCanottieriへ。
-
海の幸とルコラのタリアッテレ。
-
Fegato alla Veneziana(ベネツィア風仔牛のレバー)。玉ねぎと仔牛のレバーをオリーブオイルで炒めたヴェネツィア郷土料理。
-
3日目の朝は開館(8:30)に合わせアッカデミア美術館へ。美術館が建てられた時にティツィアーノが壁に描いた「マリアの神殿奉献」。
-
キリストを宿したマリアも神聖化されて描かれている。
-
ティントレットの聖マルコの奇跡の連作。9世紀、聖マルコの遺骸をエジプトで発見してヴェネツィアに持ち帰るところ。この搬送の結果、福音記者の聖マルコがヴェネツィアの守護神になった。
-
カナル・グランデ沿いに建つCa' Rezzonico。
-
Ca' Foscari。
-
魚市場。
-
リアルト橋。嘗て木造の跳ね橋だったリアルト橋が石造りの橋になったということは、ヴェネチアがもはや東方貿易で栄える街でなくなった衰退の証。
-
2泊3日のヴェネツィア観光の締め括りはゲット。階数を稼ぐため天井の低い家が並んだ広場。シナゴーグもあって、今もユダヤ人が多い地域。ゲットを出たところでサンドイッチを買い込み、列車でトリエステに移動します。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
giantpandaloverさんの関連旅行記
ベネチア(イタリア) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
42