2013/04/25 - 2013/05/06
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giantpandaloverさん
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北イタリア横断の旅も後半6日目。5月1日(Primo Maggio)はメーデー祝日。市内のバスが全面ストップの中、パッラーディオの街ヴィチェンツァそして翌日はグラッパと白アスパラの聖地バッサーノ・デル・グラッパを巡りました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
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6日目。午前中、トリエステからヴィチェンツァまでFreccia Biancaで移動。
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ヴィチェンツァの宿はRelais Santa Corona****。旧市街の落ち着いた一角にあるタウンハウスを最近ホテルに改装したプチホテル。
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先ずはアンドレア・パッラーディオが設計したTeatro Olimpicoへ。
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半円形の擂鉢状の観客席と遠近法を使って奥行を演出した舞台、そして周りを飾る彫刻が素晴らしい空間を創っています。今も現役の劇場として使用されています。
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遠近法で演出された舞台。
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オリンピコ劇場の向かいにあるキエリカーティ(Chiericati)宮。中は市立美術館になっている。これといって目を引く作品はなかった。
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オリンピコ劇場前の広場。
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次いでヴィチェンツァの考古学博物館へ。ヴィチェンツァ周辺で見つかったローマ時代、ロンゴバルド時代の発掘物、更に遡って石器時代・青銅器時代の発掘物等を展示しています。
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ローマ時代のモザイク。動物と戦う剣闘士。足を噛まれて血が出ている。
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石器時代の石器類。
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Palazzo Leoni Montanari。現在はIntesa Sanpaolo銀行所蔵の美術品を展示する美術館Gallerie d'Italiaとなっています。ロシアなどギリシャ正教のイコンが充実。残念ながら館内は撮影禁止。
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スタッコ装飾が美しい部屋。
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Basilica Palladiana(A.パッラーディオ設計のバジリカ)。ヴィチェンツァを象徴する建物&広場。
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バジリカの脇にあるAndrea Palladioの像。
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ヴィチェンツァのドゥオーモ。
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ドゥオーモ内部。内部はシンプルでピンク色が印象的。
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市内の見どころを一通り見学した後、タクシーで郊外にあるパッラーディオ設計のVilla「La Rotonda」へ。
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庭の緑と建物がよくマッチしている。
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市内に戻ってホテルの向かいにあるSanta Corona教会へ。この教会は長い修復を終えて一般公開されている。
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三廊式の教会内部。
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教会内にはG.Belliniの「キリストの洗礼」がある。
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「キリストの洗礼」(部分)
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Veronese「東方三博士の礼拝」
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教会内部のフレスコ画。内部装飾のレベルは高い!
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6日目の夕食は、ホテル近くのAl Pestello。
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ヴェネト地方の生ハム「San Daniele」の前菜。ボリュームたっぷり。
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栗の粉を混ぜたパスタの黒トリュフ・ソース。
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鴨のラグーのBigoli(うどんの様な太めのパスタ)。
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翌朝、Relais Santa Coronaの可愛い朝食。ヴィチェンツァにホームステイしたような落ち着いた滞在でした。
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7日目。早朝ヴィチェンツァからバスでバッサーノ・デル・グラッパへ日帰り観光。街を代表するブレンタ川に架かるポンテ・ベッキオ。
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もう一つポンテ・ベッキオとブレンタ川。
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訪問当日は週中の木曜日にも関わらず、至るところ色んな朝市が開かれ賑やか。花屋さんも春満開といった感じ。
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San Francesco教会。14世紀の創建。
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教会入口正面にはGuariento di Arpoの受胎告知のフレスコ画が残る。
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バッサーノのMuseo Civico(市立美術館)。入場はなぜか無料。内部には中世、ルネッサンス、近世の絵と地元ゆかりの大彫刻家Canovaの彫刻が展示されており、かなり見応えがある。
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Antonio Canova作、詩人Vittorio Alfieriの墓碑(1803)
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Jacopo Bassano「エジプトへの逃避」(1534)
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Canovaの彫刻の数々。
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馬の頭部のブロンズもダイナミック。
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春はバッサーノ名産の白アスパラの季節。DOP(産地名保護)になっている。朝市には白アスパラが並ぶ。
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北イタリアでよく食べられる干しタラ(Baccala)の店。北海のタラは大きい。
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地元のグラッパ蒸留所「Poli」。グラッパ博物館になっている。
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カラフルなグラッパの瓶がウィンドーに並ぶ。
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ランチはTrevisani。バッサーノでこの時期しか食べられない採りたての白アスパラガスを。店内には、市外から来たイタリア人もちらほら。
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Primoは白アスパラのリゾット。
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Secondoにこの時期、白アスパラが名を連ねる。塩ゆでしたアスパラが数本。柔らかくで甘く、かすかに春の苦み。付け合せのゆで卵をフォークで潰し、オリーブオイルとビネガーを混ぜて塩で味を調えたらアスパラに絡ませながら食べる。
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食後にグラッパ。地元Poli社のもの。地元で飲むグラッパは格別。昼から至福の境地。ヴィチェンツァに帰るバスで爆睡。ヴィチェンツァに到着後Bresciaへ向かいます。
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