世界へ亡命！？@成田・韓国・香港4日間　その1の3

2013/05/03 - 2013/05/06

2013年5月3日〜6日　4日間
成田・韓国・香港　の旅行記

エリア 成田(千葉)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 高速・路線バス ANAグループ 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

さて、もらったパンフレットに書いてある「境内巡拝コース」。
現在地が大本堂前であることを改めて確認したところ、
次に向かうべき場所は【出世稲荷堂】であることを
把握する･･･がしかし。
目の前に現れたのは明らかに段数が多いと思われる階段。
あいにく、これを上って見学に行く時間も根性も
持ち合わせていない･･･。ヽ( ´ー`)ﾉ

ということで、巡拝コースを歩き始めてわずか5分で脱落。
手短なところに存在した【釈迦堂】へ行き、お寺の定番とも
いえる香炉の煙を浴びる。
これでさぞかし頭もよくなったことであろう。

釈迦堂の横には、車が通るわけでもないのにロータリー
らしきものがあり、そこから奥へと続く階段を上がる。
できればこの階段も避けたいところではあったが、
残念ながらパンフレットを見ても迂回路らしきものは
見当たらなかったので、観念して上る。

階段を上った左手側には【額堂】とよばれる、
額や絵馬をかける建物が登場。
確かに、壁のそこいらじゅうに「成田山」と書かれた
額が飾ってある。
･･･そんなに主張せんでもわかっとるっちゅーねん。(-"-

そのまま道なりにまっすぐ進んでいくと、目の前には
【光明堂】という重要文化財にたどり着く。
ちなみに、先ほどの額堂も、釈迦堂も、ご多忙にもれず
国の指定重要文化財である。
うっかりもたれ掛かろうものなら厳重処罰モノである。

ここから先は【奥之院】と呼ばれるエリアのようである。
ご丁寧にわざわざ石門のようなものまで作ってあるし。
お寺によくありがちなこの奥の院エリアは、
名の通り本当に《奥》であることが多く、
「行ってもいいけど遠いよ！」の代名詞ともいえる。

しかし、そんな陰湿な名前をつけられると、
どうなっているのかますます気になってしまう･･･。

奥之院チャレンジを試みる者が最初に目にするものは
色鮮やかな【平和の大塔】と名の付く塔。
ただの飾り物の塔と思いきや、1階は成田山の歴史や、
歌舞伎の屋号である「成田屋」の紹介などが展示されており、
ちょっとした博物館のような状態になっている。
ただし、中は撮影禁止･･･ま、別に撮りたいようなもの
でもないのだが。ヽ( ´ｰ`)ﾉ

この建物を見ると、奥之院を制覇したような気に
なようで、ほとんどの観光客はこの塔を見ると
そのまま180度振り返り、元来た道をUターンしていく。
時計を見ると･･･次の電車まであと30分を切っている！！
このまま奥之院シリーズを続けてしまうと、次の予定が
すべて狂ってしまうため、泣く泣く諦めて引き返す。

そして慌てて奥之院を脱出し、元来た参道を引き返す。
この参道、お寺に向かって下り坂となっているため、
当然帰りは上り坂･･･この坂が結構バカに出来ない。(n;'Д')

必死に歩くこと15分、何とか京成成田駅へ無事帰還。
再び名古屋人代表「manaca」を振りかざして、
京成電鉄へ乗り込み･･･到着したのは【京成酒々井駅】。
この区間もJRが同時に走っているので、いちいち
駅名に「京成」と枕詞が付くのが気になる･･･。

「酒々井」･･･名古屋人にはこの駅名が読めず、
最初「ささい」だと思っていたのだが、実は【しすい】。
読めもしない駅にわざわざ来るのにはもちろん
理由があるわけで。

4月19日にオープンした【酒々井プレミアムアウトレット】。
ここ酒々井駅が最寄の駅となるようで、オープンから
GW期間中は、駅から無料シャトルバスが運行されるとのこと。
･･･《無料》と聞くと乗らないわけにはいかないだろう。

というわけで、別に買いたいものがあるわけでは
ないのだが、とりあえずバスに乗車。

最寄の駅、とは言うものの･･･バスの乗車時間は約15分。
･･･これでも最寄、って言っていいのか？？ヽ(;´Д｀)ﾉ

そして酒々井プレミアムアウトレットの玄関口へ到着。
バスから降りる乗客は、我こそ先に！と言わんばかりに
足早に場内へ吸い込まれていったが。
･･･そこまでして買いたいものがあるのか？

オープンしてからまだ2週間しか経過していないので、
ある程度の混雑は覚悟していたが。
･･･もうとんでもない混雑ぶり。(ﾉﾟοﾟ)ﾉ

どこのテナントも店内から人が溢れ出ており、
飲食店・フードコートは1時間待ちが当たり前。
アウトレットモールの王様的テナントといっても過言ではない
「COACH」に至っては、入場制限までする始末。

アベノミクス効果なのかどうかは定かでないが、
このような状態が続くのであれば、
さぞかし日本の経済も兆しは明るいだろう･･･。

元々お目当ての品があったわけでもなく、
入場制限かけてまで手に入れたいブランドでもない。
ましてや昼食もまだ取っていない状態。
1時間の行列に並んでまで食べたいような商品もなく、
物欲よりも食欲が勝ったため、1時間半ほどで早々に退散･･･。

このアウトレットモールは「成田空港に最も近い」
ことをコンセプトに売り出しを進めており、
海外からの観光客も呼び寄せようという作戦。
そのため、アウトレットから成田空港行きの
直行バスが出ているため、飛行機利用でのアクセスは
大変便利である。
ただし、そこまでして買いに来るようなものが
あるのかどうかは別問題だが･･･。┐(´ー｀)┌

ちなみに、バスの料金は片道500円。
往復だと割引があるので500円。
･･･そういうのは割引とは言わんと思うのだが。('ε'*)

結局、アウトレットで一銭も使用することなく、
アウトレット感によりいっそう輪をかけたところで、
成田空港へと向かったのであった。

−−−−−To　be　continued−−−−−