世界へ亡命！？@成田・韓国・香港4日間　その1の1

2013/05/03 - 2013/05/06

2013年5月3日〜6日　4日間
成田・韓国・香港　の旅行記

エリア 成田(千葉)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: ANAグループ JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

さて今回の旅は、発券済の特典航空券の都合上、
まずは国内線に乗る必要がある。
私はこう見えてもANAの株主サマ…
「GWだろうが何だろうが半額で乗るんだコノヤロー」
と言わんばかりに【株主優待券】なる印籠を振りかざし、
搭乗手続きを済ませる。

するすると株主優待券は機械へ吸い込まれていき、
代わりに出てきたものはeチケットの控え。
どあらからの『どこにいくの？』との素朴な質問を受け、
答えるならば･･･「とりあえず成田」というのが正解である。

そんな「とりあえず成田」に向かうために、
8時20分発のANA338便に乗り込む。
GW後半戦の初日という、初日なのか中日なのか
分からない暦のため、空港内は大混雑･･･
との予想を大きく裏切り、手荷物検査場はガラガラ。
･･･うちの会社のようなグレーを通り越した
ブラック企業と違って、優良な市民の皆様が働く企業は、
GWに前半も後半もないのよ、きっと･･･。(T_T)

8時5分頃から「機内へのご案内」が始まる。
成田まで向かう飛行機はAirbus A320、
プレミアムクラスはなくすべて普通席166席が完備される。
名古屋から成田まで飛行機を使っていこうなんていう
マニアックな乗客はあまりいないようで、
GWにも関わらず、座席は8割ほどしか埋まっていなかった。

飛行機は成田空港へ向けて出発。
もちろん、事前に窓側の席を予約済のため、
成田までの約1時間、外の景色を眺めながら暇つぶしをする。
それにしても天気がいいなぁ〜。

セントレアから成田空港までの所要時間は、わずか1時間。
うっかりトイレなんぞ行っていたら、
貴重な無料ドリンクサービスを逃してしまいそうな短さである。
そんな短距離区間であれば、尿意など少々のことは我慢できるので、
あえて窓側を指定したのにはもうひとつ理由があり･･･。

そう！これこれ！世界の富士山である。
ANAのホームページにはちゃんと「窓から見える景色」
というのが案内されていて、セントレアから成田に
向かう路線は左窓側に座ると富士山が見えることが
事前にわかっていたのだ！
いよいよ世界遺産登録間近となった富士山･･･
空から見る富士山はまた格別であり、これならユネスコでなくても
私が世界遺産に登録してやろうではないか。

飛行機はどんどんと東へ向けて進んでいるため、
富士山が見えるのは約5分間。
機内では機長からのアナウンスで
『左側に富士山がご覧いただけます』
と暴露しているため、乗客はみな富士山が眼下に
望んでいる状態ということを知っている･･･。
そのため、右隣に座っていたオッサンに
『ちょっと富士山撮ってもらっていいですか･･･』
と依頼を受ける。
そりゃいいけどさ･･･。
万が一失敗してたらゴメンよ･･･ドキドキ。

富士山にご満悦のあとは、お食事タイム。
空弁と名のつくような高級品は貧乏人には高嶺の花。
そのため、セントレアの入口にある
ファミリーマートで購入したおにぎり2個に、
復活したドリンクサービスのコンソメスープを朝食にする。
しかしこのおにぎり･･･いくらコンビニだからって
ちょっといい加減すぎやしないか？
包装がものっすごくゆるくて、ビニールをはがしたら
ご飯が分裂して取れてしまった。
しかし、ラップもないし握りなおすわけにもいかず、
ボロボロとご飯がこぼれてくる中、必死の抵抗をしながら
おにぎりをほおばる。

あっという間に飛行機は成田空港に到着。
ボーディングブリッジのあるところではなく、
タラップから地上に降り立つ･･･。
そのため飛行機が目の前にどーん。

成田空港の文字通り「地上」に降り立った我々は、
迎えに来ているバスに乗り込むように命じられる。
ぎゅうぎゅう詰めとまではいかないが、
バスに押し込められた乗客たちは、
ターミナルへと護送されることに。

さすが日本の空の玄関口である成田空港、
ターミナルまでの移動がこれまた長い長い･･･。
すれ違う車両にはナンバープレートがついておらず、
ここが日本であるようなないような、
特殊な場所であるということを再認識する。

そして預けた手荷物を受け取り、ターミナルの外へ。
ANAは第1ターミナルを利用しているが、
次に搭乗予定の航空会社は第2ターミナル･･･
とても歩いて移動できるような場所ではない。
そのため、空港内をぐるぐると循環している無料バスに乗り、
第1ターミナルへと移動したのであった。

−−−−−To　be　continued−−−−−