世界へ亡命！？@成田・韓国・香港4日間　その2の1

2013/05/03 - 2013/05/06

2013年5月3日〜6日　4日間
成田・韓国・香港　の旅行記

エリア 香港(香港)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: 中国東方航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

今日は晴れ。

亡命生活も2日目に入り、朝から精力的に活動。
起きて早々に荷物をまとめ、ホテルを出発。
代金は事前カード払い済みだし、部屋の鍵は
オートロック式になっているので、用事が済んだら
あとは放置プレイでOKというお手軽さ。
安全なのか物騒なのかいまひとつ分かりにくい･･･。(´ｪ｀)

仁川の緯度は、日本で言えば新潟とほぼ同じくらい。
名古屋ではすっかり散り果てている桜が、
仁川周辺では満開で見ごろを迎えていた。
ホテル前の道路は桜並木が続いており、思いがけず
「なんちゃって花見」を楽しむことに。

ホテルからは空港まで送迎を依頼することも出来るが、
昨日の夜、よぼせよ的オッサンから
『えあぽーと　5000うぉん』と有料であることを
告げられたため、乗車を拒否。
ホテルの道路向かい側にあるバス停へ向かい、
空港周辺を循環している無料バスに乗車をする。

このバスは、どうやら観光客用というわけではなく、
空港周辺に立ち並ぶ団地に住んでいる空港関係者の
送迎用バスのようである。
しかし、観光客が乗ってはいけないという決まりが
あるようには思えないので、日本人を代表して
図々しく乗り込む。（｀ー´〃）

さて、今回の旅の目的地は、何を隠そう【香港】である。
しかし、日系の航空会社はべらぼうに料金が高く、
日本から直行便を利用するよりも、乗り継ぎ便を
利用したほうが値段が安い、という不思議な現象。
そのため、残っていた【成田→仁川】の特典航空券
と組み合わせて、海外乗継をして香港へ向かう。

ということで、まずは中国東方航空のカウンターへ。
チェックインカウンターのかむさはむにだ的オネーサンへ
エクスペディアで購入した航空券のバウチャーを渡す。
すると、こちらが日本人で日本語しか話せないと知りながら、
あれこれと英語で質問をしてくる。(ﾟдﾟ；)
おかげで何が言いたいのかさっぱり理解できず･･･。

数分間の格闘の末、仁川→上海→香港行きの2枚の
チケットの入手に成功する。（´Д｀;）
なにやらいろいろ説明されて青い○を打たれたが、
要するに時間に注意せよ、と言う事だろう･･･。

そしてイミグレーションを通過し、入国からわずか
12時間で韓国を出国。
私のパスポートにはこのような滞在日数1日の
韓国入出国スタンプが多数並んでおり、完全に
怪しい雰囲気をかもし出している･･･。

イミグレ通過後の仁川空港は、まるでデパートのような
品揃えであり、高級ブランド品はもちろんのこと、
免税品の王様である酒・タバコ類や食料品に至るまで、
ありとあらゆるものが販売されている。
しかし、円安の傾向をバッチリと受けているため、
以前のようなお買い得感が薄れてしまっており、
ブランド品を狂喜乱舞して買うような日本人の姿は
あまり見られなくなってしまった。(´･ω･`)

この仁川空港、とんでもなく広いため、
真剣に買い物しようとするととても1時間やそこらでは
全部を回ることは不可能。
早歩きでいろいろ冷やかして回ったが、
いい加減うんざりしてきたので、チケットに記載された
130番ゲートへ向かう。

韓国系の航空会社は買い物天国ゾーンにコンコースが
直結されて手厚く保護されているが、
海外の航空会社は、もれなく外へ追い出されている。
そのため、無人で走るシャトルトレインにて
コンコースへ移動する。

そして歩くこと約5分、ようやく130番ゲートへ到着。
こう広くてやたら歩かされる空港だと、
便利なのか不便なのか分からん･･･。φ(・〜・)ゞ

中国の航空会社の飛行機を利用するのは、
今回が初である。
ネットでいろいろ口コミを読むと、以前よりも
中国も随分と穏やかになったものの、まだまだ
反日感情が残るようである。
どうみても、この飛行機に乗っている日本人は私のみ。
安さにつられてチケットを買ったものの、
一抹の不安がよぎる･･･ホントに大丈夫なのだろうか？

そして離陸して30分後、お待ちかねの機内食が登場。
このために朝食をとらずに我慢していた身としては、
何よりもごちそうに見える。
デザートとして付いていたケーキらしきもの、
見た目は悪いが非常にうまい。ヾ(´ρ`)ﾉ゛

しかし、パンには欠かせないであろうマーガリンが
トレイの中にない。(´д｀)
忘れているのか最初からそういう仕様なのか、
聞いてみたいがそんなボキャブラリーが出てこない･･･。

ケチャップらしき赤いものが小さな容器に入っており、
これをパンにつけるのか？と思い、パッケージに書かれた
文字をよく読むと･･･。
【こりあん　ほっと　ぺっぱー　ぺーすと】
と書かれているではないか。
ホットペッパー？･･･コチュジャンってことかよ！！

あ、あぶね〜こんなものパンにつけて食ったら
大変なことになってしまう･･･。
結局マーガリンは見当たらず、口の中がパッサパサに
なりながらもそもそとパンを食べる。

仁川→上海便は、当然のことながら日本人の
キャビンアテンダントは勤務しておらず。
また、機内誌も当然中国語のみの冊子。
読んでもちっとも面白くなく、機内食を食べた後は
空席だった隣の座席を遠慮なく占領し、仮眠をとる。

約2時間で飛行機は無事着陸。
しかし、ここはまだ中継地点であり、最終目的地ではない。
こんな亡命のような旅でちゃんと乗り継ぎさせて
もらえるのだろうか･･･？不安を抱きつつ、
浦東国際空港へと足を踏み入れたのであった。

−−−−−To　be　continued−−−−−