2013/04/24 - 2013/04/30
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picotabiさん
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前日までの陽気でコートを着ずに出掛けたので大変寒い思いをしました(´Д`)。
テンション下がりまくりでバスに乗り、モンサンミッシェルを目指します。
フランスの天気予報って全然当たらないんですけど!
ここからの行動予定。
・モンサンミッシェル見学
・バスでレンヌまで行く
・レンヌからTGVでパリに戻る
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
あーもう寒い。天気も悪いし。
下がるテンションの中の、バスからの眺め。
さっき乗ってたTGVの列車の中では撮れなかった外の風景を撮影。
この田舎の風景の前に、円形の交差点を何カ所か通る。あれって初めて行く場所だとアワアワしたりしないのだろうか。 -
わーー 菜の花畑が広がってます。
田舎の風景はどこに行っても癒される。
バスの運転手さんがラジオの曲にあわせて鼻歌を唱ってます。
1時間ほどすると、もう少しでモンサンミッシェルが見えますよーーというアナウンス。
しかし外がすごく寒そう。コートを着てこなかった私はどんどんテンション下がります。 -
要塞が見えてくると、歩いてる人たちがものすごく寒そうにしてる姿が見えます。
フードをすっぽり被ってる方多数。ギョエーー
バスを降りるとやはり寒い!!! -
モンサンに着いた感動よりも、寒さにゆがむ気持ちの方が勝る。
とにかくここで羽織るものを買えないか物色。
言わずと知れたオムレツ屋さん。既に昼時で賑わってる様子。
でもスルー -
コートを売っている店を発見!!
軽装の私を見て、店員さんがニコニコしながら近づいてくる。
どうせ買うならば長く着られるようなのがほしいが…しかし
チビサイズの私には選ぶものすべてが大きい。そしてもっと小さいサイズを探してもらうもない。
仕方ないのでブカブカのウィンドブレーカーを購入。 -
ブカブカのウィンドブレーカーでだっさいファッションにもなったため
さらにテンション下がる。(←くどい)
お腹すいてきたし心細い。
お昼も過ぎていたのでまずは食事で気分転換しよ。
適当なお店に入ると、好きなテーブルにどうぞと言われる。
あのテラスは寒いから座りたくないわー
もっと手前のレジ近くのテーブルに座りました。 -
現地の若い店員さんが持って来たメニューは、日本語でも書かれていました。
そば粉のクレープ ガレット。これ食べたかったやつです!これと赤ワインのグラスを注文。
なかなかおいしい。
ほんと寒くて酔っぱらわないとやってられないのでワインをもう一杯注文。
コートを着てこなかった自分にやけ酒だーー -
ほろ酔い気分でようやくモンサン見学。
こんなに寒いけど、チューリップが咲く季節なのね。 -
要塞の中心部に近づきます。ほんと雰囲気ある。
この要塞は厳島神社のある広島県廿日市市と姉妹都市だそう。 -
晴れてきた。
-
階段が結構きつい。これは足腰が弱ってしまったら昇るのが大変そうです。
体力あるうちに来るのがよさそう。
個人客の列に並び、中に入って一人分のチケット購入。
もちろん音声ガイドもお願いしました。
早速再生ボタンをポチ。
「アヴランシュの司教オベールにより大天使を奉る…」
…。
あ゛ーー!!! やっぱり頭に入らない!!!!
カタカナ苦手なんです・・ -
修復工事中。説明が書いていますが、フランス語なのでわからない…。
ああ読めるといいのに。。。 -
青空が見えて来た。
-
西のテラスに出ました。天気いい!!
気持ちいーー 日射しに温かさを感じる -
テラスから陸側を見渡す。橋をかける工事をしています。
バスで通ってきた道路ですが、この道路を作ったせいで潮流をせき止めることになり、砂が2mも堆積してしまったそうです。
それを元の自然の姿に戻すためのプロジェクトなのだそう。
当初は2012年完成予定でしたが、工事が遅延している模様。 -
海側サン・マロ湾。よく見ると潮の流れが陸側に向かってるような。
左側にカンカル岩礁。 -
干上がった湾の砂の上を歩く人たち。
あれは? どういうツアーなのでしょうか。 -
この日は日本の団体客の方が多かったです。今思えば、ずーずーしくその団体の方達にまじって説明を聞けばよかったと後悔。音声ガイドの説明もあまり頭に入ってこないし。
私は自力で一人で来ましたが、初めてくる世界遺産の場合は、説明のしてくれるガイドさん付きの方がいいなと思いました。
音声ガイドのカタカナが頭に入らないまま、マイペースで要塞の中を進んでいきます。
クラシックなファザードの教会外郭。(ここからは復習もかねて、パンフレットを見ながら書きます。随所に簡単なコピペ。) -
尖塔の先端には金メッキを施されたミカエル像がそびえ立っているらしいが
肉眼じゃ見えませんし。わからない。 -
教会の中に入ります。
1000年〜1010年に建築された礼拝堂。 -
振り返って入り口側。
天井は薄い板で覆われています。軽量化を測ってるんですね。
しかし祭壇はあるようだが、いわゆる崇拝するものがない。 -
あ。こちらが神様かな? マリア様とイエス様でしょうか。
しかし質素な印象を受けます。修道院ということもあるからか、あまり華美な装飾なものはここにはありません。
でもよく見ると何かが掛かってあった跡がある。前は違うものだったのでは。 -
ステンドグラス。
この写真、よくよく見るとガラスの模様が4枚とも違う。 -
入り口を背にして右側。パイプオルガンがあるみたいです。
-
そういえばこのBSで、日本の和楽器ユニットがモンサンミッシェルで演奏してたのを見ましたが、どこでやったんでしょうねぇ。
-
列柱廊。列柱は重量を軽くするために骨組みには木材を使用。
修道僧祈りと瞑想の場。 -
列柱廊の中庭。
-
この柱廊の天井も薄板で覆われてますね。
-
食堂に来ました。
南壁の司教座で一人の僧が独唱する間、
他の修行僧は沈黙のうちに食事をとっていましたとな。 -
階段を下りると…
-
途中にあったレリーフ。
大天使ミカエルがオベール司教にトンブ山に要塞を作ってくれーーと2回夢にでてきたのに、オベール司教がなかなか創ってくれないので、業を煮やしたかはわからないがとうとう3回目に司教の頭に指を突っ込んで、「創れって言ってるべやー!!!」ととどめを刺した図らしい。
これ、写真を拡大するとわかるのですが
ライトで照らされてる方の顔がそぎ落とされてるんだけど壊れちゃった? -
こちらは迎賓の間。さっきの食堂の下に位置します。
ここで王や貴族を迎えたそうです。 -
迎賓の間の窓からトンブレーヌ島が見えます。
-
太柱の礼拝堂。
-
マルティヌス礼拝堂から外に出ます。
-
-
大きな車輪。
この部屋はかつては修道僧の納骨堂だったそう。
で、この大車輪は修道院が牢獄として使われていた時代に
囚人用の食物を運搬するために設置されたものだそう。レプリカだけど。 -
この鎖の下はその台車。
-
…。またもや不可解なもの発見。
確かここは死者のための礼拝堂だったような。
さっき見たのは上にたつ人の顔がなかったけど、
今度は横たわる人の首がない。これってマリア様とイエス様?
しかもお顔がすごーーく冷たい。
ドキドキしてきた。気になる…。なんだか怖い。
解説ほしーー -
そして、ちょいと気持ち悪い絵。
骸骨が描かれてるっぽい。納骨堂の意味かな? -
南・北階段。
-
騎士の間。修道僧たちの仕事の場。
-
この部屋が司祭館になるのかな? ここで最後でした。
この部屋に入ると音声ガイドがぴーぴー鳴ってうるさい。ハイハイ返せってことね。
尖塔の先にもいた大天使ミカエル像がいます。竜を踏んでる。
餓鬼を踏む仁王様のようと思うのは私だけでしょうか。仁王様ほど顔は怖くないけど -
内部の見学は一通り終えたので、外に出ます。
-
さっき迎賓の間から見えたトンブレーヌ島が見えます。
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そびえ立つ城壁。
イギリスとの100年戦争にも生き残ったというモンサンミッシェル。 -
ここに来て、修道女さんに会わないかなーなんて思っていましたが
なかなかいらっしゃいませんね。
wikiで調べると、「2006.8.5現在、3人の修道士が在住し、9人の修道女が近隣の町から通って運営に当たっている」とあります。少なすぎ!
でも今は? 何人くらいいらっしゃるんだろ。 -
上から見下ろす。
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この写真を見て、双眼鏡を持ってくればよかったと思いました。
-
あれはどんなツアーなのかなー
日本語があるなら参加してみたい。 -
さっきガレットを食べた店のテラス側に来ました。
城とパラソルとパンジー。 -
上からお土産やさんの通りを見下ろす。
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中は一通り見たかもだが、
外は全部見切れたのか不安になり、ちょっとウロウロしてみる。 -
墓地がありました。修道僧さんたちのでしょうか。
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デージーと、水苔を入れたプリムラの寄植え。まつぼっくりも寄せてる。
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下に降りてきました。
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さっきの有名なオムレツ屋さん。
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で、最初のチューリップのとこに。
たぶん全部まわったかな。 -
早くきていたバスを発見。
寒いので早めにバスに乗り込むことに。
最後にパチリ。天気もよくなってよかった。 -
帰りのバスの中の風景。やはり癒される。
どちらかというと、モンサンミッシェルよりは、今回の旅は車窓の風景の方が私には印象的でした。
モンサンミッシェル、なんだかあまり満喫できなかったなぁ。寒い格好できちゃったし。不可解なものも見たし、いろいろ調べてまた来たい。
あと朝焼け、夕焼けの姿もみたいから次回があったらここに一泊ですね。 -
無事にレンヌに時間通りに到着。
すでに19時を回っていました。来たときにみたお店は閉まってるし、結局行けずじまいになりましたが。
駅で帰りの列車を待ち、ホテルまで帰りました。
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そういえばこの日、夜の地下鉄車内にアコーディオンを持った男性2人が乗り込み陽気な演奏をしはじめましたが、パリっ子は完全無視。うるさいのに誰も注意とかしないんですねぇ。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- ももんがあまんさん 2013/05/22 13:22:56
- お邪魔しま〜す
- こんにちは、Picotabiさん、初めまして。
この構図の像は、「ピエタ」ですね、十字架から降ろされた、死体のキリストを、聖母マリアが抱いている姿、キリスト教のカソリックの教会なら、どこにでもある、ポピュラーな像ですね (世界で一番有名なのは、ローマのバチカンにある、ミケランジェロの「ピエタ像」) モンサンミシェルのこのマリアは、かなり愛想のない顔をしてますので、多分、12〜13世紀ころのものかも?かなり素朴な「ピエタ像」ですね。
キリストの首の無いのは、フランス革命の時期に、切り落とされたものだと思います・・・革命時代は、殆どの修道院が、強制的に閉鎖されたので、このモンサンミシェルの修道院も、同じ運命にあったのでしょうね、多分?・・・当時は、教会と坊さんの長年の特権に対し、怒りを持っていた、多くの市民によって、フランス中の修道院や教会が荒らされて、多くの聖像が傷つけられたので、現在見られる、首のない像は、多くが、その折の犠牲者だと思います。
余計な事とは思いながら、・・ちと解説してみました、ご希望の解説になってるかどうかは、ちと不安ですけれど・・・?
尚、その下の写真の絵柄は、部分的過ぎて、僕の知識では、何なのか?解りません。
by ももんがあまん
- picotabiさん からの返信 2013/06/10 00:13:23
- RE: お邪魔しま〜す
- ももんがあまんさん
お返事大変遅くなりすみません! 解説ありがとうございます。
なるほどフランス革命で壊れてしまったんですね。
マリア様のお顔も冷たいし、なにやら意味があるのかと勝手に考えてしまいました。
また 旅行記で解説を求めるかもしれません(;^ω^)
ありがとうございました!
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