美しきノルウエーの船旅（その11：ノルドフィヨルド周辺 ）

2008/05/20 - 2008/06/02

オスロから北極圏にあるロシアとの国境の町キルケネスに入り、そこから定期郵便船でバレンツ海を現地ツアーに参加しながら南下してベルゲン近くのモーロイで下船し、後半は幾つもの船やバスを乗り継いでノルウエー中南部を巡りました。
フィヨルドで代表されるノルウエーの自然を堪能し、その背後にあるナチに蹂躙された歴史なども垣間見る旅でした。

その11は、夕刻クリスチャンスンドでアトランティック・オーシャンロードを巡るバスツアーに参加したあと、翌早朝モーロイで下船し、ノルドフィヨルド沿いにガイランゲルに向かいます。
モーロイからヘレシルトまでのバスの旅です。

エリア その他の観光地(ノルウェー)

• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 観光バス 船 徒歩 飛行機
• 航空会社: KLMオランダ航空 スカンジナビア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

モーロイ下船後のルート

ノルウエー人が世界一美しい場所“フィヨルドの真珠”と自慢するガイランゲルフィヨルド、世界一の規模を誇るソグネフィヨルドと、その素晴らしい枝フィヨルドと氷河、点在する集落とそこにある歴史遺産を訪ねる４日間の旅です。
特定のフィヨルド、ビューポイント、フロム鉄道など人気のポイントを効率よく回る現地ツアーは用意されていますが、この地区を幅広く体験できるものはありません。そこで、数少ない交通機関をつなぎ合わせて、車窓からでもよいから４日間で効率よく可能な限り多くのものを実感できる旅程を組み立てたのがこのルートです。

ガイランゲルへの入り方

世界遺産フィヨルドの基点Geirangerに入るには、陸路オスロ又は鉄道駅のあるオンダルスネスから直接入るルートがありますが、道路が開通するのは６月からであり、オーレスンから沿岸急行船も直接乗り入れるのも６月からです。
５月は海側のベルゲン、オーレスン、モーロイからバスで入るルート、オスロからヘルシルト経由で入るルートしかありません。
今回は船とバスの接続の良いモーロイから入ることにしました。

モーロイ到着時間を示す船内表示

モーロイが近づいてきました

北行きの船とすれ違いました

下船後渡る橋も見える

降りた客は私だけ、乗船客はなし
タクシーが一台待っていたが間もなく帰っていった

埠頭近くのバス停、近くには何もありません

少し寒いので、予定していたより早く出る途中までのバスに乗ってしまいました

朝日に輝くモーロイの町

朝日に輝くノルドフィヨルド

モーロイはノルドフィヨルドの入り口にあります

朝日に輝くノルドフィヨルド

朝日に輝くノルドフィヨルド

朝日に輝くノルドフィヨルド

朝日に輝くノルドフィヨルド

朝日に輝くノルドフィヨルド

Honindalsvatnet湖

Strynバスターミナル

バスターミナルからのStrynの町並み

Strynでバスを乗り換えてガイランゲル行きフェリーに乗るためHellesyltへ向かう途中は、チロルを思わせる谷あいの山道を行く

チロルを思わせる谷あいの山道を行く

チロルを思わせる谷あいの山道を行く

Hellesylt

Hellesyltのヘレシルト瀧

Hellesyltの船着場

Hellesyltで一番モダーンな建造物「ペールギュント美術館」往復とも船待ち、バス待ちの時間が２時間以上あるので覗いてみようと思ったが６月１日からの営業とのことだった。
音楽家Griegに関連したものかと思ったら、Oddrin Parrというノルウエーの彫刻家がイブセンの戯曲「ペールギュント」のシーンを彫ったものを展示しているらしい。