2013/04/05 - 2013/04/06
40353位(同エリア59196件中)
ケロケロマニアさん
- ケロケロマニアさんTOP
- 旅行記690冊
- クチコミ12309件
- Q&A回答10件
- 2,302,633アクセス
- フォロワー89人
国鉄の周遊券時代の流れを汲む、いわゆる自由旅行タイプの周遊きっぷを使った最後の旅も、いよいよフィナーレのかえり券の旅へと突入です。かえり券自体の有効期限は一番短い3日間のタイプですし、最初の二日間は”周遊ゾーン”内でまだもたもた過ごしていたので、結局最終日に慌てて消費する旅程になってしまいました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ゾーン券の最終は札幌で終了となり、深夜はそのまま狸小路付近のマクドでPCして徹夜です。ここのマクド、今まで24時間完全にオープンしていたのに、最近”メインテナンス”という名目で、朝4〜5時の時間は追い出されることになったようです。午前4時、という中途半端な時間に、極寒の札幌の街中に放り出されたので、取り敢えずは歩いて暖を取ろうと、昔住んでいた北24条界隈まで歩きます。松屋で早めの朝飯を食べて外に出る頃には夜が明けていました。これは北24条通り沿いにある、札幌飛行場跡の門ですね。昔はここに空港があったことは、今は市民にもあまり知られていない話です。
-
4月にはなりましたが、2013年は雪解けの遅い春となりそうです。
-
さて、夜間のPC徹夜&早朝徘徊で大分ぐったりしてしまったので、午前9時にオープンする温泉に逃げ込み、しばらくはそこの仮眠室で熟睡します。その後、お昼時間帯にぐるなびポイントで食事するために、札幌駅前のラパウザへ。
この数ヶ月間、私と同様、とある理由で500円程度のメニューで毎月違う店を10軒巡っている、という人、多いんだろうなぁ〜(汗)。 -
この日はそのまま翌日のゾーン券の入口駅である南千歳駅から程ない所にある宿に泊まります。千歳市内にある安宿ですが、最寄り駅が千歳でも新千歳空港でも南千歳でもなく、長都(おさつ)というのがシブい…。
-
さて翌朝。旅は再び長都駅からスタートです。取り敢えずかえり券の入口駅までの近距離切符を買い足して南千歳に向います。
-
この日の最初の目的は、ゾーン券で札幌近郊をうろうろしていた頃に、運行がなかったカシオペアを見ること。ですが、到着直前になっても南千歳駅の電光掲示板には表示されません。
-
「カシオペア」は寝台列車のため、立席利用等が認められていない区間である以上、たとえ南千歳〜札幌までの短距離区間乗車でも、乗車券・特急券のみならず寝台券まで必要になります。勿論、これを払えば乗車できるのですが、事実上は”乗れない”ため、駅構内アナウンスでも、”この列車には乗車できません”と放送されています。だから電光掲示板にもぎりぎりまで表示されなかったんですね。でもけち臭い発想やなぁ〜。
-
「カシオペア」がやって来ました。きっと北の大地に胸を躍らせているお客さんが、沢山乗車されていることでしょう。
-
南千歳での停車時間は僅かなので、急いで見て回ります。
-
方向幕(幕とは言わないのか?)も電光なんですね。寝台特急は殆どご縁がないので、知らない事ばかりです。
-
上級車両ばかりが並ぶ光景は、貧乏人を寄せ付けないオーラを感じさせてくれます(笑&泣)。
-
お客さんがいらっしゃらないことを確認しつつ、お部屋の中を窓越しに…。駄目だっ、ガラスが反射してうまく撮れない…。これも貧乏人排除の謀略か?(再泣)
-
そして颯爽と去っていきました。
-
「カシオペア」をお見送りしてから、いよいよかえり券区間としての最終日旅程が始まります。南千歳では待ち合わせ時間が1時間ほどあったので、構内の待合所でネットして過ごします。ここはとある公衆無線LANが対応していました。
-
本日の最初の途中下車地は苫小牧。別に今更見たいと思うこともないし、苫小牧にしては肌寒いので、思考としてはインドアな方に向ってしまいます。
-
本日はまず、苫小牧駅近くのミスド前から出ている無料バスを利用して、イオン苫小牧へと向うバス旅です。休日だったためバス車内は激混みです。ゆっくりとミスドで珈琲など飲んでいたものですから、完全に出遅れました…(汗)。泣きそうな顔で通路上の手すりにしがみついているおばちゃんをさりげなく支えながら、約15分の満員バスの旅です。ただ、北海道の片田舎で生活していると、逆にこういう経験が新鮮で、ちょっと楽しかったりもします。(大都市圏にお住まいの方には怒られるか…(汗)。)
-
そしてフードコート内の現在のところ北海道内最南端のリンガーハットにて、本日もぐるなび飯(?)を頂きます。ギョーザもアンケート景品の無料ギョーザ…(貧)。
-
帰りのシャトルバスの時刻まで少し間があったので、屋上の駐車場に登ります。遠方に樽前山を拝むことができました。
-
そして同じバスにて苫小牧駅へと戻ります。流石にまだ早い時間帯のお帰りバスなので、今度はガラガラの車内でした。
-
意外と列車の時刻が迫っていますので、バス到着後急ぎ足で改札口へ。
苫小牧のゆるきゃら(?)って、何て名前なのかしら??? -
次は室蘭を目指します。周遊券のかえり券利用なので、特急料金を払えば勿論特急にも乗車可能なのですが、貧乏人ですし、基本的に特急は好きでないので、やはり鈍行列車での旅が続きます。ゾーン券で特急を乗り回していた日々は、既に遠い過去のように思われました…。
-
うーん、あんま好きでないのが来た…。
-
かえり券は駒ヶ岳駅が終着となりますが、タイムスケジュールを照らし合わせると自分が乗るべき列車は、砂原支線経由のため、この切符でちょうど駒ケ岳で旅を終えることが出来なさそうです。短距離きっぷを買い足し、砂原支線と本線との特殊運賃ルールで、宿を取った函館を目指すことにします。本当は森辺りにでも宿を取ろうと思ったのですが、安宿が見つからず、別途運賃を払っても函館に行く方が安かったからです。
-
そして東室蘭からは長万部行きの普通列車へと乗り継ぎます。
-
今度はこっちに会えました!
-
秘境駅で名高い小幌を経由して(しかし汚ねぇなぁ〜)…。
-
40系は長万部に到着しました。
-
おおっ、まんべ君がお出迎えっ!と思ったら、次に来る特急列車のホームへと急いでいるみたいです。でも愛嬌を振りまいて、って、わしは無視かっ、女の子には媚びてるのにね…。こいつ男かな?やっぱり…。
-
このまま無視されて黙ってはおられないので、特急列車到着ホームへと急ぐまんべ氏を、背後から大声で呼びます。流石に気まずかったのか、少しこっちを向いてくれた…(笑)。
-
そしてこちらの列車で函館を目指します。
-
この旅が始まった数日前と比較しても、長万部の雪はすっかり少なくなりました…。
-
駒ケ岳を通らないのはつくづく残念ですが…。
-
この列車が函館に着く頃には、周遊きっぷの旅が完全に終了です。
-
最後に森駅にて、山としての駒ケ岳を拝めるかなと思ったけど、この日は私の心中を察するかのように雲隠れしていました。
-
函館に到着する頃にはすっかり夜になっていました。
-
こうして、最後の周遊きっぷを使ったかえり券の旅は、最終到着駅を経由せずに終わりとなります。こうしたフェードアウトもある意味味わい深いかしら???
何はともあれ、これで長きに渡って綴らせて頂きました、「周遊きっぷ」の旅は終了となります。特段面白くもない内容になってしまいましたが、最後までお付き合い下さり、有難うございました。函館から先に関しては、”その後・・・”としてそのうちにまとめたいと思いますので、またご縁がありましたら、宜しくお願い申し上げます。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったグルメ・レストラン
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
36