2011/09/23 - 2011/10/01
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4日目その1はワシントンの国会議事堂と議会図書館での様子をまとめています。
【日程】
1日目:移動日(日本→LA→NY)
2日目:ニューヨーク
3日目:ニューヨーク/フィラデルフィア
4日目:ワシントン
5日目:ニューヨーク
6日目:ナイアガラ(カナダ)
7日目:ニューヨーク
8日目:移動日(NY→LA→日本)
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
-
4日目、今日はワシントンD.C.に日帰り旅行です。
ニューヨークから往復できるところにアメリカの首都があるんだから行ってみなきゃ!ということで少し遠いのですが足を伸ばします。
アムトラックが5時半発なので3時50分に起床。
眠いし、昨日の疲れも全く取れてないけど出発!
(上)ペン駅が向かいなので本当に助かります。
朝、無料の新聞を配っていたので1部もらいました。
(下)以前チェックしていた早朝から開いているパン屋さんで朝ごはんを購入。
月曜だから通勤中の人も結構買ってました。 -
(上)右から順にチェリーマフィン、チョコクロワッサン、チョコレートビスコッティ、ナッツのビスコッティ。
2人で分けて食べました。
リプトンのGreen Teaはパン屋さんの向かいのスーパーで購入したのですが、シトラス味で美味しかったです。
(下)今日は乗車のアナウンスがした瞬間にゲートに行けたので、一番後ろの席に座れました。
昨日の反省を活かし、防寒対策としてショールを持ち込んだものの、駅の中が暑かったから行きは使わず。
帰りは寒いからきっと役に立つでしょう。 -
ニューヨークからワシントンまではアムトラックで約3時間15分。
朝5時半に出発しても着くのは8時45分です。
遅延に定評のあるアムトラックですが、幸い5分遅れでワシントンに着きました。
海外では5分なんて誤差の範囲内ですよねきっと。(笑)
(上)アムトラックが発着するUnion Station。
ちょうど出勤時刻なので、観光客よりは地元の普通の通勤客で賑わっていました。
(下)駅構内のメインホール。
天井のデザインも凝ってます。 -
(上)外のタクシー乗り場。
9時20分からの国会議事堂ツアーに申し込んでいたのに、現在時刻9時。
徒歩で向かうのは無理だと判断して、タクシーを使うことにしたのですが、ご覧の通りの並びっぷり。
朝の通勤アワーに引っかかってしまい、なかなか順番が来ません。
タクシーを待っている間は駅の建物をキョロキョロ。
太い柱が何本も立ち並び、立派な像も並んでいてまるで美術館か神殿のようです。
(下)ようやくタクシーに乗れました。
間に合うかなぁ…間に合わない予感。 -
(上)Union Station前。
本当に駅とは思えないくらい立派な建物で、『ハンニバル』など数々の映画にも登場しているそうです。
写真左はコロンブスの記念噴水。
(下)国会議事堂が見えてきました!
タクシー代は駅から議事堂までで約8ドル。
チップは払わなくても勝手に運賃に含まれてます。(だいたい2.50ドル) -
議事堂前に到着した時点で9時20分。
しかも下ろされたのが裏側…。
おかげで反対側まで回らなきゃいけなくて時間のロス!
間に合わないからタクシー使ったのに、全然意味ないじゃん!!と悪態をつきながら移動。
(上)国会議事堂は1800年にフィラデルフィアからワシントンに首都が移るのに伴い、1793年初代ワシントン大統領の時代に建設が始まりました。
着工後、幾度かの火災・戦火に遭いながら改築と拡張工事を繰り返し、現在の姿になったのは1868年のこと。
白亜のドームが印象的な建物で、ドームの頂上には高さ6mの"Statue of Freedom"が立っています。
これは国会議事堂の正面ではありませんが、大統領の就任演説はこのバルコニーで行われるので、テレビなどでよく見かけるのはこちら側からの眺めかもしれません。
(下)議事堂の正面側までやってきました。
国会議事堂はドームを中心に南ウイングと北ウイングに分かれており、それぞれ上院と下院の会議場があります。
写真で言うと、右が上院、左が下院です。
会議が行われている時は建物の上に旗が立てられるそうです。 -
国会議事堂への入り口はCapitol Visitor Centerの地下にあります。
入る前にX線を含むセキュリティチェックがあるのですが、食べ物や飲み物の持ち込みは禁止。
そんなこと知らなくて、途中で食べようとおやつにトッポを持ってきていたのに、捨てさせられるはめに…。
開けてるならともかく、未開封だからいいじゃん!!!!
なんなら毒見よろしく目の前で食べてみせましょうか!?って感じでしたが、箱ごと破棄。
あぁ…トッポ……!!!!
国会議事堂前でこんな涙をのむ別れをするとは思ってませんでした。悔しい!
行こうと思っている方は食料も水もNGなので気をつけて下さい。
カンやボトル状のもの、大きいカバンなども持ち込み禁止です。
場所が場所なだけに、飛行場並みのセキュリティチェック。厳しいわ…
(上)トッポ事件ですったもんだありましたが、とりあえず中に入れました。
ビジターセンターの中心のこのホールは『Emancipation Hall』と呼ばれています。
当時、連邦政府は建設のほとんどを奴隷労働者に頼っており、彼らの貢献を讃えるために"Emancipation(解放)Hall"という名前にしたそうです。
(下)ビジターセンターのカウンターは予約済みとそうでないカウンターに分かれていました。
私たちは予約してたので予約済みの方に行き、「予約時刻過ぎちゃったんですけど…」と言ったら9時40分開始のツアーに変更してもらえることに。
良かった〜〜!!意外と融通は利くんですね。 -
ツアー開始時刻まで列に並びます。
その間暇だったので、ビジターセンターの中で写真撮影。
Emancipation Hallで目立っている大きな像は"Statue of Freedom"。
自由の女神と同じく女性像で、右手は鞘に収められた剣の柄を握っており、左手は月桂樹の冠と盾を握っています。
ドームの頂上に立っているのと同じサイズのレプリカです。 -
(上)右はワシャキー酋長像、左はエウセビオ・フランシスコ・キノ修道士像。
ワシャキーはショショーニ族の戦士兼スポークスマンで、フランス語、英語、数種のネイティブアメリカンの言語が操れたんだそうです。
何ヶ国語も話せるなんてカッコいいですね。
キノは宣教師としての活動に加え、探検家としてメキシコや南部カリフォルニアなどを探検し、地図も作成したそうです。
(下)右はジャネット・ランキン像、左はポペ(Po'Pay)像。
ジャネット・ランキンは議会で選出された初めての女性アメリカ下院議員。
平和と女性の権利を訴え、1941年の日本との開戦に反対した唯一の人物なんだそうです。
その時の名言が"As a woman I can't go to war... and I refuse to send anyone else."。
ポペはプエブロの宗教上のリーダーで、プエブロ文化の伝承とアメリカ南西部の歴史作りに関わった人物です。 -
9時40分、いよいよツアー開始。
ちなみにツアーは時間制で予約が必要なものの、無料です。
ツアーは平日8時45分〜15時30分まで行われています。
(上)まずは1Fにあるシアターで13分間のフィルムを鑑賞しました。
"Out of Many, One"というアメリカ建国の歴史を描いたフィルムで、議会が果たす主要な役目について説明されています。
また、これから見て回る国会議事堂の建物の紹介もありました。
(下)ここからガイドツアー(英語)が始まるので、ガイドさんの声がよく聞こえるようにオーディオセットが配られました。
結構な人数がツアーに参加しており、1人のガイドに対してお客さんは20〜30人くらい。
割と大規模なグループで回るので、離れていてもガイドさんの声が良く聞こえて便利です。 -
ガイドツアーは国会議事堂の中心、Rotundaという円型大広間からスタート。
中に入るとドーム天井の美しさに圧倒されます。
ドーム頂上までの高さは約55mです。
Rotundaの地下はCryptと呼ばれる一時的な遺体安置所になっており、リンカーンやケネディ大統領の遺体が置かれていたこともあるんだとか。
Cryptは納骨用の地下室としても使用できるようになっていますが、今のところ誰も埋葬されておらず、使われたことはないそうです。 -
(上)ドームの中心の巨大絵画。
イタリアの画家、Constantino Brumidi作『The Apotheosis of Washington』。
ジョージ・ワシントンがアメリカの民主主義と技術的進歩のシンボルに囲まれているところが描かれています。
ワシントンの周りの13人の女神はアメリカ最初の13州を表しているそうです。
(下)ジョン・トランブル作『Surrender of Lord Cornwallis』と、その左はリンカーン像。
アメリカ独立戦争を事実上終結させたヨークタウンの戦いにおけるシーンを描いた作品です。 -
(上)Rotundaに立法的な役割はなく、現在はワシントンやジェファソンなど、議員や軍事的なヒーロー、優れた市民の像を飾る記念スペースとなっています。
また、Rotunda内には巨大な油絵が8点飾られており、コロンブスの新大陸発見や独立宣言などアメリカ史上重要なシーンがモチーフとして取り上げられています。
(下)360度描かれている壁画の一部。
アメリカが発見されてから建国に至るまでの歴史が時系列に描かれています。
独立戦争や、ゴールドラッシュ時の様子など様々なシーンがあります。 -
(上)Rotunda内の絵画のうち、トランブルが手掛けた作品は4点あり、これはその中の1枚『Declaration of Independence』。
第二次大陸会議の代表、ジョン・ハンコックに独立宣言書をプレゼンしようとしているシーンが描かれています。
左側に立っている5名が独立宣言書の起草に携わった議員で、右から2番目青いジャケットを着ているのがトマス・ジェファソンです。
この絵は現在のアメリカ2ドル紙幣の裏側にも使われています。
(下)同じくトランブル作『Surrender of General Burgoyne』。
アメリカ独立戦争中の1777年、ハドソン川の支配権を巡って争ったサラトガ方面作戦ではアメリカ軍が勝利を収めました。
この絵画ではアメリカ軍に降伏するため、バーゴイン率いるイギリス軍がGeneral Gatesのキャンプにやってきたシーンが描かれています。 -
Rotundaの後はNational Statuary Hall(彫刻ホール)へ移動。
(上)議会がアメリカ各州に対して、最も著名な市民の像を2体ずつ贈るよう要請し、その結果寄贈された像が陳列されています。
なので、並べられている像の下には"ホクラホマ"や"ネブラスカ"など州の名前が記載されています。
選ばれた市民はマーティン・ルーサー・キング牧師やリー将軍、カメハメハ大王など各州が誇る有名人ばかり。
ガイドさんは参加者がアメリカ人の場合、どこの州から来たのかを聞き、答えた州の像を教えてあげていました。
(下)彫刻ホールは半円形をしています。
このホールは1857年までは下院議員の分室として使用されていたそうです。 -
彫刻ホール全体はこんな感じ。
シャンデリアも天井の壁紙も見事です。
彫刻ホールは床に向かって囁きかけると、反対側にいてもその囁きが聞き取れるという仕掛けが施されています。
ガイドのおじさんが説明して下さった後、私たちもやってみましたが、ホントによく聞こえました。
意図して作られたわけではないそうなのですが、面白いですね。 -
独立宣言書。
本物の独立宣言書は合衆国憲法、権利の章典と並んで国立公文書館に展示されています。
国宝に指定されているので、時間があれば是非見てみたかったです。
フィラデルフィアの旅行記でも少し説明しましたが、ここでは簡単にアメリカ独立の歴史も振り返っておきます。
17世紀後半、イギリスはインディアンを駆逐し、アメリカ東海岸の13州に植民地を建設しました。
植民地では重税がかけられ、それに苦しんだ13州の住民たちは1774年フィラデルフィアで第一次大陸会議を開き、イギリスに対して自治権を求めることに。
しかしイギリスは強硬姿勢を貫き、植民地側との溝は埋まることなく、1775年4月、遂にアメリカ独立戦争が勃発します。
1776年7月には第二次大陸会議が開催され、7月4日フィラデルフィアにて独立宣言が採択されることになり、アメリカの独立が決まりました。
イギリス軍と植民地軍の戦いは続いていましたが、レキシントン、サラトガの戦いなどイギリス軍は各地で降伏させられていきます。
更にアメリカはフランスからの支持も得て、1781年にはヨークタウンの戦いでも勝利を収め、アメリカ軍の勝利は決定的に。
こうして1783年、アメリカとイギリスの間でパリ条約が結ばれ、13州の独立とミシシッピ以東の割譲が認められることとなり、現在のアメリカ合衆国が作られていったのです。 -
(上)The Senate Vestibule。
アメリカで最初に議会が開かれたのは1800年11月でしたが、当時はまだ議事堂の北部分しか完成していませんでした。
その時議事堂への入り口として使われたのがこの玄関ホールです。
(下)Supreme Court Chamber。
1819年から1860年まで使用されていた最高裁判所です。
Benjyamin Henry Latrobeによる画期的なデザインと外観で、建築上の傑作とされています。
飾られている大理石の胸像は最初の4人の最高裁判所長官です。
部屋にある大きな時計は裁判官たちの遅刻の言い訳を与えないよう、5分進めてセットされており今日もそのままになっているそうです。 -
ツアーは1時間半くらいで終了。
上院や下院の会議場はガイドツアーに含まれていないので、見学したい場合はツアー後自分たちで見に行く必要があります。
私たちは時間もなかったのでここで終わりにしました。
ホールも素晴らしかったし、いくつもの壮麗な部屋を詳しい説明つきで見学できてすごく良かったです。
ツアーガイドさんもベテランっぽいおじさんだったし、無料とは思えないクオリティ。
事前の知識もなく乗りこんでしまいましたが、アメリカの歴史の一端に触れられて勉強になりました。
(上)ギフトショップではブックマークなどを購入しました。
羽ペンとか、独立宣言書のレプリカとか面白いお土産もいろいろ売っていましたよ。
(下)11時半から議会図書館のツアーがあるので、図書館に向かいます。
国会議事堂から図書館まではトンネルの通路があり、外に出なくて良いので便利です。 -
議会図書館は1億4000万点近くを保有する、世界最大の蔵書数を誇る図書館です。
図書館は3つの建物に分かれていて、開催されるガイドツアーはその中の1つ、Thomas Jefferson Buildingと図書館の両方をガイドしてもらえます。
(上)トンネルの中。意外に長いです。
(下)Thomas Jefferson Buildingまでやってきました。
図書館の中でもジェファソン館は1897年に完成したメインビルディングです。
ツアーの時間までは座って待つことができます。
図書館や建物を説明する映像が流れているので、それを見ながらしばし待機。 -
話好きのおじいさんガイドに連れられて、ガイドツアーが始まりました。
議会図書館は独立の際、フィラデルフィアに作られました。
1800年に首都が移動するのに伴って図書館も移転しましたが、1814年イギリス軍の侵略によって蔵書のほとんどが荒らされ、焼かれ、焼失してしまったそうです。
ジェファソンは大統領を引退した後、かつての蔵書の代わりに、彼が50年かけて集め続けた個人的な蔵書を提供したそうです。
"I cannot live without books."という言葉を残しているくらい本が好きだったんですね。
(上)ジェファソン館2Fの"The Great Hall"と呼ばれるホール。
回廊も壁紙も大理石の床も天井も、なにもかもが豪華で目が奪われます。
階段の登り口にはそれぞれ、アメリカ人の彫刻家Herbert Adamsが作った『Minerva of Peace』『Minerva of War』が置かれています。
写真に写っているのは『Minerva of War』の方。
左手に短剣を持ち、右手は学問の光を灯すトーチを掲げています。
(下)天井もモザイク画や像で装飾されています。
モザイクはイタリアのモザイク画家に依頼して作ってもらったらしいですよ。 -
(上)階段にも精巧な彫刻が刻まれています。
ガイドさんはこれらの天使の説明を長々としていましたが、忘れちゃいました…^^;
(下)Agriculture、Education、 Mechanics…と、図書のジャンルごとにデザインされた天井も美しいです。
他にも学問のジャンルごと、出版社ごとなど、いろんな分類で装飾が施されています。 -
(上)3階からの眺め。
数百を超える緻密なモザイク画で埋め尽くされ、図書館だなんて信じられないくらいの豪華さ。
未だにウィーンの図書館を超える図書館には出会えていませんが、ここも負けてはいません。
"The Great Hall"の奥には、世界初の活版印刷による書物『グーテンベルク聖書』も展示されています。
(下)床には12星座のシンボルが描かれています。
自分の星座を探してみるのも楽しいかも。 -
(上)階段の踊り場にあるエリュー・ヴェッダー作、『Minerva of Peace』。
とても美しいモザイク画です。
ミネルヴァは医学や知恵などを司るローマ神話の女神なので、図書館のような教育施設や機関ではよく見かけます。
(下)映画『ナショナルトレジャー』の中にも出てきた、議会図書館メインの円形閲覧室。
ドーム状の天井や何体もの彫刻が展示されている壮麗な内部です。
この閲覧室にはResearch Projectのある人しか中に入れないので、私たちはこうやって3Fからガラス越しに眺めることしかできませんが、こんなに素敵なところで本が読める人は幸せですね。 -
広間での説明が長く、なかなか閲覧室に辿りつきませんでした。
途中で若干飽きてきたので(英語だし…)、12時半頃にはツアーを抜けて外へ。
(上)今見学してきたジェファソン館。
イタリアルネサンス様式で建てられており、パリのオペラ座をモデルにしているようです。確かに似てる。
後から建てられたアダムズ館やマディソン館はもう少し近代的な外観。
(下)階段脇には立派な像が並ぶ噴水があります。 -
(上)1st Streetから見た国会議事堂正面。
ビジターセンターもこちら側にあります。
青空じゃないのが惜しい…!
(下)ジェファソン館のお隣にある最高裁判所。
ワシントンで見る建物はほとんどがギリシャ神殿風ですね…(笑)
国会議事堂の敷地は正方形なのですが、ジェファソン館と最高裁判所の敷地はそれぞれ国会議事堂の4分の1くらい。
裁判所は国会議事堂のガイドツアーでも見てきた通り、以前は議事堂の中にありました。
こうして独自の建物として作られたのは1932年のことです。 -
Constitution Avenueという通りを西に向かって進んでいきます。
ワシントンの街を上から見た時、見どころは東西一直線に並んでおり、国会議事堂が一番東に位置しています。
東から順に図書館&裁判所、国会議事堂、美術館群、ワシントン記念碑、リンカーン記念館という感じ。
国会議事堂を起点にひたすらまっすぐ歩いていけば見どころはほとんど押さえられるという大変わかりやすい街なのです。
ただ、敷地が広すぎるのが難点。
徒歩無理!ということでタクシーを捕まえて、次なる目的地のNational Gallery of Art(国立美術館)へ。
(上)Constitution Avenueから見る国会議事堂。
(下)右側はUnion Station Plazaという公園です。
こちらがUnion Stationのある方面。 -
国会議事堂の西側にはNational Mallという国立公園が広がっています。
モールは国会議事堂からワシントン記念碑まで続き、その距離約1.76km。
モール沿いにはたくさんの美術館と博物館が集まっています。
一般的には"スミソニアン博物館"という名前で知られていますが、そのような名前の博物館はなく、スミソニアン協会が運営する19もの博物館の総称なのです。
博物館群のうち9つの博物館とナショナル・ギャラリーがモール沿いに集結しています。
私たちが目指すナショナル・ギャラリーは東館、西館の2棟あり、タクシーは東館前で降りました。
だいたい7ドルくらい。
連日の観光で足がやられているので、車で5分くらいでもタクシー移動はありがたかったです。
タクシー嫌いだから本当なら乗りたくないんだけど今日は活用。
(上)モールの一部。
ものすごく広いスペースなので、過去には1963年のマーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師のワシントン大行進など大規模な集会にも使われました。
(下)ナショナル・ギャラリーの西館。またも神殿風。
美術館は実業家で美術コレクターでもあったアンドリュー・W・メロンの寄付・寄贈により1937年に建てられました。
全長785mで、1941年の開館当時は世界最大を誇る大理石の建物だったそうです。
ジェファソン館のデザインをしたジョン・ラッセル・ポープのデザインです。 -
西館は13世紀〜19世紀のヨーロッパ美術と、植民地時代から20世紀初頭のアメリカ絵画・彫刻が展示されています。
東館は近代・現代美術のコレクションで、私たちはあまり興味ない(&時間もない)ので、西館だけ見ることに。
(上)ナショナル・ギャラリーから西を見ると、ワシントン記念碑が見えます。
ワシントン記念碑は独立戦争に勝利したジョージ・ワシントンを讃えるために建設された記念塔です。
高さは約169mで、オベリスク型の建造物としては世界最大級。
(下)西館の向かいはスミソニアン博物館の中でも特に有名な航空宇宙博物館。
ナショナル・ギャラリーや航空宇宙博物館をはじめ、スミソニアン博物館群は『ナイトミュージアム2』のロケ地として使われています。
ここには後から行きます。
ナショナル・ギャラリーの中の様子は次の旅行記で。
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