2012/11/19 - 2012/11/26
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na1430さん
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今回の旅行で2度目の観光地は、パリとローマである。このうちパリは前回訪れた際、大きな忘れ物をした思いがある。このことについては、次回パリ編に譲る。今回のローマ観光は前回訪れた際の、縮小版である。
フィレンツェを8時にバスはローマに向け発車した。距離は285km。今日も約半日車中である。ミラノからヴェネチア、ヴェネチアからフィレンツェ、ともに3時間余の移動であった。大半が高速道路であり疲れはあまり感じない。
到着後テヴェレ川近くのレストランで昼食ピッツァを摂った。食事はそこそこにしてサンピエトロ大聖堂に徒歩で向かった。前回サンピエトロ寺院に来た時は何かがあり、広場は人だかりであったが、今回は昼食時間帯でもあり、入場までさほどの時間を要しなかった。
ガイドから入場に際し持ち物(リュックなど)、着衣(ノースリーブ、短パンなど)に制約がある旨の説明があったが、晩秋のことでリュックぐらいが、若干抵触するかどうかで、スムーズに入場できた。
サンピエトロ大聖堂は言うまでもなくカトリックの総本山であり、世界最大の大聖堂である。ローマ市内にあるが、れっきとした独立国バチカン市国である。大聖堂には目立つ制服の衛兵が警護しているが、スイス兵である。
今回見学は大聖堂のみで観光は終了した。
次に向かったのはコロッセオである。前回は入場して観光したが、今回は入場せず、外観のみの観光であった。コロッセオは紀元72年に着工した円形競技場であるが、5万人収容可能であったというから当時としてはとてつもない規模のものであったのだろう。
今回は競技場の内部については現状保存程度の修復工事は行なわれていると思うが(当時何らかの工事が行なわれていた。)内部を撮影した写真をupする。
またコロッセオ最上階から撮影した凱旋門と周辺の写真があるので、これもupする。写真撮影位置からみる凱旋門はコロッセオに接続しているように見えるが、コロッセオがあまりに巨大な建造物のため重なって見え、実際には空間があり、別な建造物である。パリのエトワール凱旋門ははこの凱旋門に倣ったもので、規模的に見ればはるかに小さいが、ローマでは最大のものである。高さ21m、幅25.7mあり、コンスタンチヌスの凱旋門と呼ばれる。
次に向かったのはスペイン階段である。ここでは周辺の土産店の日本人店員(国籍は不明)の店舗、商品の案内があり、またガイドからトリニタ・ディ・モンティ教会前に集合場所が定められ、トレビノの泉に案内されここで自由行動となった。
トレビノの泉はポーリ宮殿の壁を利用して作られているもので、映画「ローマの休日」以来、人気の観光施設になっている。前回訪れた時に比し、大勢の観光客がひしめいていた。大声で話す中国語と思しき会話が聞こえる。以前は香港、台湾からの観光客が多かったと思う。しかし、中国語の判別はできないが中国本土からの観光客であると思われ、最近の中国の国際進出ぶりをうかがい知ることができる。
見ていると泉の淵から後ろ向きにコインをなげいれている光景が見られる。言い伝えがあり、1回投げると、再びローマを訪れる願いが叶えられる。2回投げると大切な人と永遠に一緒にいられるという願いが叶えられる。3回投げると離婚の願いが叶えられるというものである。前回もコインを投げたが、さて何個投げたか覚えていない。しかしこうして再び訪れられたので願いがかなえられたのであろう。今回は家内ともども2回投げたが、この先どうなるか。
泉の淵まで来て引きも切らずに投げ入れている光景がみられるが、さて投げ入れられたコインはこの後どうなるかと、恥ずかしながら下司の勘ぐりをしたが、実際は毎朝ローマ市の職員がこれらを引き上げ、社会福祉施設に寄贈されるということである。
この後再びスペイン広場に戻り、付近の店舗を梯子し目の保養をした。入る先々で土産品を調達した、ツアー同行者もいたが、実は生理現象の用足しも兼ねていたのも事実であった。
すでに11月の下旬と言うこともあり、集合場所に集まる頃は暗闇になっていた。これでイタリアでの旅は最終日となった。
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ローマ到着後レストランで昼食を摂り、一歩外に出てテヴェレ川畔で撮影した。大都市にある代表的河川であるが、水質はきれいに見えた。
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サンピエトロ大聖堂正面祭壇
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サンピエトロ大聖堂内
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大聖堂正面祭壇
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大聖堂正面祭壇上部
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大聖堂正面祭壇全体像
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大聖堂内壁画
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大聖堂正面祭壇後方より撮影
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大聖堂内部への入口に衛兵が警護している。
兵士に向かって小旗を振っている年配の一団があったが、手にしているのはスイス国旗であった。
バチカン市国に兵士はいない。
1505年教皇ユリウス2世の要請により教皇国でスイス衛兵隊が採用された。現在ではローマ教皇とバチカン市国の警備隊として機能している。
スイス隊には現在も次の採用要件があるという。
現在の隊員は110名で3個隊
カトリックのスイス市民であること。
年齢は19歳〜30歳
身長は1,74m以上
伍長と兵は独身
スイス軍の基礎訓練課程を修了
スポーツ能力と、人員が良好であること
以上の基準がるという。
前段のスイス国旗の小旗を振っていたのは、自身の子供あるいは孫か、親戚縁者の人々が派遣されていたのかも知れない。 -
警護するスイス兵
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サンピエトロ広場に建つ銅像
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サンピエトロ大聖堂 近くからの撮影のため塔は見えない。
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サンピエトロ大聖堂広場
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大聖堂
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大聖堂
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コンスタンチヌス凱旋門
右に連なる建造物はコロッセオ -
凱旋門とコロッセオは接続しているように見えるが、撮影角度によるもので、実際には離れている。
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2,000年に撮影した画像
前回訪れた際コロッセオ内の見学をしており、コロッセオから撮影したコンスタンチヌス凱旋門
フィルムで撮影した画像をデジタル化しているので、鮮度は落ちる。 -
現在のコロッセオの外観
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現在のコロッセオの外観
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コロッセオの外観
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前回旅行時に撮影した画像
コロッセオの内部 -
前回旅行時の撮影したコロッセオの内部
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トレビの泉
ポーリ宮殿の外壁に作られている。
今年からこのトレビノの泉の修復工事が始まるらしい。
工事期間も鑑賞できるようであるが、どのような工事であるか不詳
イメージがもう一つになることは致し方ないか。 -
泉の周囲には訪れた人たちでにぎわう。
トーンの高い中国語と思しき話し声がビンビンと響く。
撮影地点は数段高い道路上であるが、この地点の後ろ側はアイスクリーム専門店が軒を並べ、店内は賑わっている。
日本国内であればこのような大勢の観光客が集まる場所には必ず公衆トイレがあるが、
イタリアに限らずヨーロッパでは程度の差はあるが、実は公衆トイレがない。
次の行った先にもあるという保証はない。したがってアイスクリーム店に入り、好みのアイスクリームを買い、食べてから用事を足す、これがヨーロッパ旅行の鉄則のようである。 -
外壁のポーリ宮殿
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過去にトレビノの泉は過去に赤の塗料が流し込まれたようである。
ローマ当局の懸命な修復活動によって現在は全くその影は見られない。 -
この塔の夜景は、スペイン階段とトレビノの泉の間にあった広場で、広場名が分からない。
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集合場所スペイン階段の上にあるトリニタ・ディ・モンティ教会の前からスペイン広場に向かって撮影したものである。
明るく照らされた通りは、有名ブランド店が立ち並ぶ。目の保養程度のつもりで何店か立ち寄ったが、結局買わずじまいであった。
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