イタリア4都市周遊と華の都パリ　ミラノ編

2012/11/19 - 2012/11/26

　ここ3年ほどパスポートの期限が過ぎたため、海外旅行をお休みしていた。
海外旅行ツアーに参加者してみても最高齢者に近く、体力的にもかなりきつくなっていることも実感していた。来年は自治会の廻り役番の年で、長期間家を留守にはできない。となれば海外旅行ツアー参加は今年が最後になる可能性もあり、10月頃を早くから考えていた。ところが7月定期的に行っている血液検査で、長年の胆石が動き出した兆候が現れた。胆石は砂状のものが次第に大きくなってきたもので、場合によって急激に腹痛が起きる可能性があった。
　ＣＴ,ＭＲＩ検査でも総胆管に結石があり、この状態では海外旅行中、腹痛を起こす懸念があり、主治医とも相談し、海外旅行よりも胆のうの摘出が先と言う結論になった。
　胆のう摘出手術の入院期間を考慮し、ツアー参加を11月19日に延期した。
病院の都合で手術は1週間ずれ、退院したのがフライトから10日前の9日。
　執刀医からは旅行参加は十分可能である旨お墨付きをもらい、今回の旅行と相成っ次第。

　今回の旅行はイタリア・ローマ以北と、パリであった。ローマとパリは初めてのヨーロッパ旅行で訪れており2度目であるが、パリは前回訪れた時、なぜかルーブル美術館が抜けていた。
　ルーブル美術館は時間的に約半日組まれていること、また、NHKなどテレビで世界遺産の紹介番組が多い。中でもモン・サン・ミシェルの紹介を多く目にする。
　このツアーにはオプションで、モン・サン・ミシェル観光が組まれていた。パリとモン・サン・ミシェルまでの距離は相当あるが、すべて高速道路を走るので、相応の移動時間はかかるものの、苦痛は感じないというのが経験者の話で、これに乗ったものである。

　ツアーはパリ経由ミラノに飛んだ。ミラノ空港に着陸したのがすでに夜の９時。日本時間ではすでに朝の５時。床を離れて１昼夜が経過しており、飛行機内での睡眠は取っているものの、若いころの徹夜マージャンを思い出した。ホテルに入って、荷ほどきをしベッドに入ったのがすでに12時近かった。

　ミラノ市内観光はミラノの中心地など約2時間半ぐらい。短い時間であったが、ミラノの史蹟などを観光できた。
ミラノと言えばレオナルド・ダ・ビンチの最後の晩餐であるが、完全修復ができ、見ることができるようであるが、完全予約制で15分25人にずつ閲覧できると聞いているものの、今回の短い滞在のミラノ観光には含まれ筈もない。
　と言うわけでレオナルドの立像をスカラ広場で写真に収めた。ヴィットーリオ・エマヌエール広場とドウオーモ教会を見学した。
　

エリア ミラノ(イタリア)

イタリアの時差は8時間
すでにサマータイム終了し、冬季の時差になっている。
集合時間7時50分であるが、早めに外に出てみるとようやく夜が明けたばかり。
ホテル前からの1コマである。

あさ8時にホテルを出発し、ミラノ中心街に入って下車し、中心街の一角を撮影。

スカラ広場に建つ、レオナルド・ダ・ビンチ像
広場はすでに観光客が集まっていた。
イヤホーンを耳に当て説明を聞いたのであるが、写真撮影に気が回り、記憶にはほとんど残っていない。
　レオナルド・ダ・ビンチについては「最後の晩餐」の修復が終わり、公開されているが、完全予約制で、ツアーでは閲覧不可能

レオナルド・ダ・ビンチ像
ミラノのシンボルである。

レオナルド・ダ・ビンチ像

ミラノの繁華街に大きなアーケード通りが、中央付近で2本の通りが交差している。
この通りはヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアである。
　ドオーモ教会などの一角にある。観光客を含め通行量が多い。

写真の中央部分が2本の通路の交差点である。

2本の通路の交差点

交差点の天井部分
丸い大きな天井である。

交差点の下、絵柄の中央部分には仔牛が描かれている。
この中央部分がくぼんでいる。このくぼみに靴のかかとを合わせ、くるりと1回転すると幸せが訪れると言ういわれがあるという。
観光客のほか、地元の通りがかりの人が多いという。列を作って順番待ちをしているのを見かけるとガイドは言うが、この時は説明を聞いた観光客がいた程度。

中心街の一角

ドウオーモ広場に建つ、ヴィトリオ・エマニエーレ2世の騎馬像

ヴィットリオ・エマヌエーレ・広場とガッレリア入口

ドゥオモ教会（ミラノ大聖堂）
大聖堂の塔に登ると、ミラノ市内が一望に見渡せ、素晴らしい景観が楽しめるが、集合時間までに大聖堂と両方を見学する時間がない。と言うわけで、大聖堂の見学を選択した。
　

主祭壇は荘厳を極める。

主祭壇

主祭壇

壁には宗教絵画が並ぶ。
作者はわからないが素晴らしい。

内壁を飾る絵画

内壁を飾る絵画

内壁を飾る絵画

内壁を飾る絵画

中心街の一角に

この旅行記へのコメント （2）

• massiさん 2013/01/01 20:06:55

  こんにちは〜

  こんにちは〜。
  新年早々ご投票どうもありがとうございます。
  
  ミラノ＆ベネチアの美しい写真、堪能させていただきました。
  自分がイタリアに行った時は今ならばおもちゃみたいなデジカメで、夜景もブレブレでしたし、できればもう一度撮影旅行にいきたいところです。
  
  カメラは60Dですか〜。昨年初めての一眼ということで、X-5買ったのですが、やはりフルサイズに憧れますので、いつかは欲しいです。ただ、今は練習あるのみです。
  
  自分のことばかりになってしまいましたが、また色々とご参考にさせていただきたく、よろしくお願いします。
  

  na1430さん からの返信 2013/01/02 13:03:00

  RE: こんにちは〜

  massiさんこんにちは。
  　お立ち寄りありがとうございました。
  
  > ミラノ＆ベネチアの美しい写真、堪能させていただきました。
  > 自分がイタリアに行った時は今ならばおもちゃみたいなデジカメで、夜景もブレブレでしたし、できればもう一度撮影旅行にいきたいところです。
  　
  　お若いのにいい旅をされていますね。
  　私はリタイヤして１３年余経ちますが、海外旅行などは仕事で２度ほどありますが、本格的にはリタイヤ後始めました。
  　新婚旅行と言えば、国内旅行２泊３日ぐらいがいいところで、海外旅行などは考えられませんでした。外貨申請しても制限があり、持ち出しも制限を受け、とても一般民間人には夢のまた夢の時代でした。
  　今の若い皆さんはお幸せですねェー。
  
  > カメラは60Dですか〜。昨年初めての一眼ということで、X-5買ったのですが、やはりフルサイズに憧れますので、いつかは欲しいです。ただ、今は練習あるのみです。
  
  　カメラは昔からキャノン党で、キャノン以外は使ったことがありません。
  　今回も当初IOS 60Dレンズは〜55ｍｍと55〜250ｍｍのセットでしたが、1年ほど前〜135ｍｍのレンズ付きで発売になり、〜250ｍｍレンズを残しレンズ交換をしました。理由は旅行時望遠レンズは重すぎて持ち歩きに不都合。
  　そこで〜135ｍｍのみ旅行時はもちあるきしないことにしました。（撮影目的旅行は別です。）　
  
  >
  > 自分のことばかりになってしまいましたが、また色々とご参考にさせていただきたく、よろしくお願いします。
  
  　海外旅行はいい旅行をしておりますねェー。今回病み上がりで（退院して　10日目の出発）チョット厳しかったが、キャンセル料おしさにチョット無理をしました。
  　今回パリ（2度目）のルーブル美術館とオプションでモンサンミシェルが目的で、イタリアはローマしか過去に行っていないので、合わせてそのツアーを見つけ参加したもので、バスでの移動と徒歩観光の連続で厳しかった。
  　ツアー料金が安かったので、覚悟はしていましたが、予想通りでやはりグレードはもう少し上げなければと反省しました。でも参加者は34人、半分以上が新婚さんで、少し気が引けました。
  　この後3編ほど書きたいと思います。時折みてください。
  　ありがとうございました。