2012/08/24 - 2012/08/25
109位(同エリア424件中)
ころっつさん
筆不精、遅れる旅記のアップを続けます…。
真夏の宿泊旅行は南紀勝浦に電車に乗って、温泉を楽しむことに。
第1弾は、本州最南端・串本の旅記です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 交通手段
- レンタカー JR特急
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車での旅が多い私ですが、今回は旅行会社の個人旅行プランを使い、電車の旅にしました。新大阪駅の特急発着ホームで南紀方面に向かう特急を待ちます。ホームの前には南紀白浜へといざなう看板が設置されています。
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朝9時過ぎ、京都発の特急「くろしお」3号新宮行きです。終点間近の紀伊勝浦までは長く、約4時間の道のりになるはず…でした。
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旧型の「くろしお」でしたが、旅行プランがわずかの料金アップでグリーン車に乗れるということでしたので、グリーン車に乗車。先頭のパノラマグリーン車を初体験。
楽しい旅がスタートのはずが、天王寺を出てすぐに阪和線の人身事故の影響により、1時間半の足止めをくらいました…。 -
しかも、弁当を確保しておらず、車内で購入しようと考えていたところ、自由席が立ち客が出るほど混み合っており、車内でグリーン車まで販売員が来れず、予定通り和歌山駅で下車したとのことでした…不運。
白浜を過ぎると、海のすぐ近くに線路が敷かれており、清々しい夏空とともに楽しめます。お腹はかなり減りましたが…。 -
1時間半遅れの午後2時半過ぎに紀伊勝浦駅に到着。列車に乗っていたほとんどの人が新宮を前にここで下車しました。
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レンタカーを借り、先に列車で通った場所を南下。本州最南端の潮岬にとりあえず向かいます。向こうに立つの白い塔が潮岬灯台です。
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潮岬周辺の海は、暖流・黒潮が打ち寄せる海の色をした枯木灘。
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駐車場に車をとめ、しばらく歩くと本州最南端・潮岬灯台園地です。これまで2度ほど来たことはあるのですが、いずれの時間も灯台の公開時間を過ぎており、今回は初めて入場することができました。
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夏の青空に映える白亜の灯台。
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高さ22.5メートルの灯台で、潮岬は海洋航行上重要な地点であることから明治の初めに灯台が建造されたそうです。
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灯台には資料館が併設されており、内部には灯台に関する資料が展示・紹介されています。
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灯台に昇るらせん階段から見える太平洋。
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灯台の展望部分に到達しました。眼前に太平洋が広がります。
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絶景が広がります。そして地球が丸く見えます。
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灯台の影。
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この日は風もほとんどなく、真夏らしいきつい日射しでしたが、はるか遠くに台風が発生しているためか、海岸に打ち寄せる波はやや高く、岩肌で白く砕けていました。
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まだ高い西日に照らされた枯木灘。潮風が強く、海沿いでは植物が育たないことからそのように名付けられたそうです。
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潮岬からは、その東側にある串本節でも歌われた大島にくしもと大橋を渡って行きます。巡航船が運航していたのは昔のこと…。
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平成11年に開通したくしもと大橋。大島側の橋の袂には小さなポケットパークがあります。
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そこにいた野良猫。人なつっこいネコでしたので、もしかすると飼い猫だったのかもしれません。
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大島を横断していくと、豪快な海岸美を造り出す海金剛の景観があります。日米修好記念館も建つ駐車場から歩いて5分ほどでその景観を眺めることができる展望台があります。
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奇岩と巨岩が林立し、太平洋の荒波に洗われた断崖絶壁で、朝鮮随一の景勝地・金剛山にちなみ海金剛と名付けられたそうです。
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高さ50メートルにもおよぶ垂直に落ち込む海岸が続きます。
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大島から串本の市街地に戻り、那智勝浦方面に走るとすぐに天然記念物の「橋杭岩」があります。特急くろしおの車内からも見え、車内放送で説明もありました。
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橋杭岩はその名のとおり、大島まで橋の杭のように続く奇岩群です。伝説では弘法大師と天邪鬼が大島まで橋を架ける競争をした…といわれるものですが、実際は海底から隆起した岩石が風雨により削られてできたものだそうです。
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海の向こうにある大島に向かって伸びているように感じる見事な景観。
数年前に訪れましたが、朝方の風景もなかなか見ものです。
↓
http://4travel.jp/traveler/password/album/10371928/
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この旅行記へのコメント (2)
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- 旅猫さん 2013/06/01 08:25:07
- 潮岬!
- ころっつさん、こんにちは〜
南紀へ行かれましたか!
夏はやっぱり暑いのでしょうか?
冬に訪れたのですが、春のように暖かくてびっくりしました。
潮岬はまだ訪れていません。
景色が素晴らしいですね!
灯台の縦長の窓から見た景色が素敵です。
海の色が深い青色なんですね。
まさに黒潮って感じ。
橋杭岩、ちょうど引き潮の時でよかったですね。
車窓から満潮時に見ただけなので、この風景はやっぱり不思議。
次回は、潮岬や橋杭岩のあたりを回ってみたいです。
旅猫
- ころっつさん からの返信 2013/06/07 07:01:03
- RE: 潮岬!
- 旅猫さん、おはようございます。
和歌山は関西に住む私からはアクセスしやすい場所なので、たまに行きますね。黒潮の影響で、冬も暖かく、スケールは違いますが、関東では房総半島のようなイメージに近いのですかね…?白浜、勝浦など共通の地名も多いですし。
潮岬から見える海の色は、旅猫さんが言われるように確かに海の色が深く、まさに「黒潮」のイメージそのものです。
橋杭岩からは夜明けの時間帯がおすすめ!
より素晴らしい景観が楽しめますよ。
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