マイル特典でラオス旅行（１：TG643便でヒヤヒヤ出国編）

2013/01/17 - 2013/01/17

ヨーロッパとか中国とか、大都会への渡航が多かったここ最近。久しぶりに東南アジアを旅してみたいなぁ、貯まったマイルの有効期限もあるし…ということで、このクソ忙しい時期に（皆様すみません…）3泊4日の弾丸旅行。

行き先は仕事で行く機会もなかなかないであろうラオスのビエンチャン。大きな観光地でもないし料理で知られているわけでもないけれど、ANAのマイルでTG（タイ国際航空）のチケットを手配して、文字通りふら〜っと行ってきた。

初日は東京からバンコクを経由してビエンチャンまで。バンコクまでは快適だったのに、乗継便が遅延でビエンチャン到着がまさかの真夜中。幸先は…良くないね、多分。

■全日程■
●1/17（木）：東京⇒（航空機）バンコク⇒（航空機）ビエンチャン
　1/18（金）：ビエンチャン市内観光
　1/19（土）：ノンカイ往復、ビエンチャン市内、ビエンチャン⇒（航空機）バンコク
　1/20（日）：バンコク⇒（航空機）福岡⇒（航空機）東京

■出費（現地分のみ）■
ビエンチャン空港⇒ホテル　USD7

エリア ビエンチャン(ラオス)

• 旅行の満足度: 4.0
• ホテル: 4.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 航空会社: ANA タイ国際航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

早朝の成田エクスプレス5号で8時に成田空港着。チェックインを済ませ、珍しく事前両替をしていなかったのでここで米ドルもゲット。最近の円安の勢いを侮ってはいけない。1ドル10円の差はでかいのだ（涙）

クレカラウンジでしばし睡眠補充の後、平日だからかあまり混んでいない保安検査場と出国審査を通ってゲートへ。43番ってサテライトの一番先端なのね。てくてく。ぜぇぜぇ。

成田国際空港 空港

本日まず僕を運んでくれるのは11:45発のTG643便。初めてのタイ国際航空、A330型機は以前台湾に行く時に乗って以来3回目かな。地味だけどスマートな機体でお気に入り。

成田国際空港 空港

前もって電話で指定しておいた座席は32J、エコノミーの前から2列目。

搭乗前に地上スタッフさんが『搭乗率7割くらい』って言ってたのが聞こえたけど、前方は多め、後方はまばらという塩梅。そしたら隣席の西洋系の人、後方の席に移動して行った。通路側と窓側の2席を1人使用できたのはラッキー。

比較的新しいこの機材、もちろんシートモニタも完備。フライトマップくらいしか見ないけど。

トラブルのせいで地上居残りを命じられているたくさんのB787を尻目に、ほぼ定刻に出発。

まだ上昇中なのに、揺れないのをいいことにあっさりと消えるシートベルトサイン。せっかくなので眼下の東京の街をパチッとな。

ちょうど富士山上空のあたり。しかし薄い雲が広がってた。残念。

さっそくお飲み物タイムでウーロン茶をいただく。

たくさん積み過ぎたのか、バンコクに着くまで『赤ワイン白ワインいかがー』としきりに勧めてくるキャビンクルー。酒に強かったらなぁ。

食前のおつまみは味ごのみ。

東京からバンコクまでまっすぐ線が引かれておりますけどね。実際はこうは飛ばんとです…台湾の南側をまわっていくとです…

『チキンorサカナー』サカナーって聞こえるけど何だろうと思ったら、他でもない魚のことだった。英語に日本語が混ぜ込まれると聞き取れなくて焦る。

んで選んだチキンはカレーだった。辛い物がダメな僕にとって早くも中ボス登場。けど実際はココナッツが効いていてあまり辛くなく、美味しかった。

見えてきたインドシナ半島。ちょうどベトナム・ダナンの北あたり。

到着前の軽食。名に恥じぬ軽食っぷり。でも美味しかった。

ちょっと遅れて17時過ぎにバンコク到着。乗ってきた飛行機ともここでお別れ。お疲れ様。

スワンナプーム国際空港 (BKK) 空港

初めて降り立つタイ。空港内には至る所にこんなオブジェ（？）が。空港の景観とはマッチしてないけど、いかにもタイっぽい雰囲気。

いやいや、見とれてばかりじゃいられない。3時間余裕があるとはいっても、ここからまだ次のフライトに乗り継がなきゃ。ということでフライト情報板を探す。えーっとビエンチャン行きのTG574便…

スワンナプーム国際空港 (BKK) 空港

さぁ困った。NEW GATE。いや困ったのはそこじゃない。

22:00。まさか出発時刻の変更じゃあるまいな。でもそれ以外に考えられない。つまり出発が2時間遅れるというのだ。ということはビエンチャン到着は23時。ホテルに着いたら0時。宿泊予約はある。けどフロント開いてるのか？

ド深夜に見知らぬ街にほうり出されたらたまらない。慌てて無料のネットPCスポットからホテル宛に遅延する旨メール送信。そしてダメ押しでホテルへ国際電話。事情を説明すると『待ってるから安心しな』との返事。良かった。

スワンナプーム国際空港 (BKK) 空港

ホテルと連絡が取れたら、急に現実が見えてきた。

うん、5時間はヒマだと。

バンコクの空港もアジアを代表するハブの一つだけれど、どうやらシンガポール・チャンギ空港ほど暇つぶし設備は整っていないようだ。
仕方がないのでターミナル内をだらだらウロウロしてみる。旅行記の写真も問答無用でだらだら。

出発ゲート近く、Dコンコース内。

スワンナプーム国際空港 (BKK) 空港

免税店は多い。しかも出発ゲートからアクセスしやすい。買い物好きな諸氏にとっては○だろう。

スワンナプーム国際空港 (BKK) 空港

カフェやレストランも。値段表示はバーツのみ、ドル表示もなかった。クレカは使えるだろうけど。

せっかくだから休んでいこうかとも思ったけど、バーツに両替するのも面倒なのでやめた（この判断を2日後に後悔することに…）。

スワンナプーム国際空港 (BKK) 空港

ターミナル内を散歩したりベンチでうたた寝したりしながら、ようやく近づいてきた（新しい）出発時刻の22時。

しかし結局22時に出発することもできず、この時刻にようやく搭乗が始まっただけ。しかもゲートはD1a。バンコク経験者ならご存知かも知れないが、aのつくゲートはバス移動。輪をかけて時間がかかるのだ（泣）

スワンナプーム国際空港 (BKK) 空港

結局飛行機が動き始めたのは定刻から2時間半遅れの22時20分。タイ語ではアナウンスがあったのかも知れないけど、遅延の理由も分からぬまま（涙）

気を取り直して。バンコクからビエンチャンまでのフライトはTG574便。遅れてなければ19:55発（←まだ言ってる（笑））。B737に乗るのは十数年ぶりか？B737-400は多分初めて。

高々1時間のフライトなのにサービスされる軽食。右下のサラダを何気なしに食べて激辛の洗礼を浴びる。どうやらラオス風のパパイヤサラダらしい。

23:25ビエンチャン着。はるばるラオスにやってきた！なんていう感傷に浸ってる余裕0。写真撮ってる余裕も0。急いで入国審査を通り、クーポンタクシー（USD7）に飛び乗り、ホテルには23:55着。フロントの人はちゃんと待っててくれた！しかもドアマンのお迎え付き（涙）

これから2泊お世話になるのはCity Inn Vientiane（写真は翌朝撮ったもの）。日本人ビジネスマンの宿泊者も多いらしい。

シティー イン ビエンチャン ホテル ホテル

ダブルルーム2泊でUSD150。テレビは主要な国際放送が（NHKも）入るし、何とバスタブも付いてる。立地もいいし、ビエンチャンの中じゃ高い方だろうけどいいチョイスだったんだろう。

やれやれ、部屋に着いたとたん襲ってくる疲れと眠気。日本はもう深夜2時だ。風呂もそこそこにオヤスミナサイ。

シティー イン ビエンチャン ホテル ホテル