
2012/12/06 - 2012/12/12
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ローズベリーさん
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ずっと行きたいと思っていた、ヨーロッパのクリスマスマーケットに行ってきました!
旅行中、ヨーロッパは例年以上の寒波に襲われ、連日の吹雪で観光は大変でしたが、それでも雪景色の旧市街は冬らしい雰囲気に包まれ、クリスマスマーケットは活気にあふれていました。
今回は、飛行機のチケットとホテル、それに4日分のジャーマンレイルパス(2人用)を日本で手配していきました。
Vol.5は旅の5日目、リンダーホフ城とフレスコ画で有名なオーバーアマガウ散策の記録です。
≪旅程≫ ☆はクリスマスマーケットです。
・1日目:成田→フランクフルトへANA直行便利用。☆フランクフルト【フランクフルト泊】
・2日目:トリーア、☆ハイデルベルク観光。【フランクフルト泊】
・3日目:早朝ニュルンベルクへ移動。☆ニュルンベルク、☆ローテンブルク観光。【ニュルンベルク泊】
・4日目:早朝ミュンヘンへ移動。☆バンベルク、☆ミュンヘン観光。【ミュンヘン泊】
・5日目:リンダーホフ城、オーバーアマガウ観光。【ミュンヘン泊】
・6日目:☆ザルツブルク観光。夜ミュンヘン→成田へANA直行便利用。【機内泊】
・7日目:成田到着。
≪1ユーロ≒約109円≫
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道
- 利用旅行会社
- 株式会社IACEトラベル
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-
◆12月10日(月)
旅行5日目は、7:00に起床。
いつも6:00前には起きて活動していましたが、今朝はいくらか余裕があります。
ホテルで初めての朝食を食べました。
いつも冷たいバゲットを買って電車で食べるのが当たり前になっていたので、温かいスープもフレッシュ野菜も、とてもおいしく感じました。 -
今日はミュンヘン拠点に、オーバーアマガウへショートトリップです。 -
今日もバイエルンチケットを購入する予定でしたが、ジャーマンレイルパスが捺印されずに残っていたので、これを使うことにしました。 -
ムルナウ(murnau)経由で向かいます。
8:33 ミュンヘン中央駅→9:28 ムルナウ(RB)
9:42 ムルナウ→10:21 オーバーアマガウ(RB) -
-
車内。
ムルナウからの電車は山道をゴトゴト・・・今までのどの電車よりもゆっくり走っていきます。 -
どこまでも続く山の風景・・・
すごいところに来てしまったと思いました。 -
10:21終着駅、オーバーアマガウに到着。
ここからバスに乗って、まずはリンダーホフ城へ向かいます。 -
インターネットで事前に調べた情報では、バスの発車時間は10:25。
4分しかないので間に合わないかもと思いましたが、電車を降りると目の前に9622番のバスが止まっていました。
小走りでバスへ飛び乗ります! -
9622番“Linderhof”(リンダーホフ行き)
※バスの時刻表(DB)
http://www.rvo-bus.de/site/rvo__bus/de/fahrplan__information/fahrplaene/suche/fpl/9622.pdf -
バスのチケットは、ドライバーから直接買うことができました。
リンダーホフまでの往復で7.4ユーロです。 -
予定より5分ほど遅れて、バスが出発しました。
車内のモニターはとても便利。目的地まであと何駅かがわかります。
余裕があればエッタール修道院にも行きたかったので、こまめに見ていましたが、修道院はバスの中からではわかりませんでした。 -
11:00、終点のリンダーホフに到着。 -
ここからチケットセンターまで数分歩きます。 -
チケットセンターが見えてきました。 -
メニュー案内が出ていますが、ドイツ語と・・・なんと日本語だけ。
他の国の方、困りますね。 -
早速チケット購入。(7.5ユーロ)
11:20〜のガイドツアーになりました。 -
ここから5分ほどのところにある、リンダーホフ城へ向かいます。
看板を見ると、馬も通行できるようです。 -
誰も通らない山道。
夏に歩いたら気持ちよさそうですが、吹雪の今日は・・・。 -
途中で湖が出てきました。
寒さで、一部が凍りついています。 -
しかしここにも、元気に泳ぐ白鳥がいました!
これは、白鳥が好きだった王の城の演出なのでしょうか。 -
でも白鳥も、結構獰猛です。
かわいいと思って近づくと、餌をねだってきます(-"-) -
お城の看板がようやく出てきました。
それなりに大きい建物だと思うのですが、その姿が一向に見えてきません。 -
うん?これ?・・・と思いました。
城と呼ぶには明らかに小さすぎる建物。
きっと城の入口の門か何かだろう・・・と勝手に推測し、ツアーの始まる時間まで待機します。 -
道を挟んで反対側にある庭園。
雪深く、入口が閉鎖されていて中に入ることはできません。 -
そばには小さな教会が建っていますが、ここにも入ることはできません。 -
外は寒いですが、時間まで入口の扉は開きません。
時間がとても長く感じました。
11:20。前のツアーのお客さんと入れ替えに、中へ入れてもらえました。
今回は、たった6人のツアーでした。ドイツ語のガイドと一緒に城内を30分ほどかけてまわります。
建物の中へ入ると、初めに日本語の冊子を貸し出してくれるので、それを読みながらすすんでいきました。
階段を上がって、音楽の部屋、王の部屋、寝室など各部屋をまわっていきます。
一番最後には全面が鏡張りになった豪華な部屋があり、そこでツアーが終了です。ルートヴィヒ2世はここに8年住んでいたそうです。
豪華な部屋でしたが、写真撮影できないのが残念です。 -
夏であれば庭園や、写真の“ヴィーナスの洞窟”にも行けるのですが、冬場はこの宮殿しか見るところがありません。 -
11:50にツアーが終了。
オーバーアマガウへ向かうバスの時間は12:00なので、小走りで帰ります。 -
12:00出発のバスに、ぎりぎりで間に合いました。
このあとは、駅まで戻ってフレスコ画の家々を見に行きます。
赤ずきんちゃんの家を少し過ぎたあたりで(Oberammergau Tiroler Gasse)、バスが時間調整のため停車。
ちょうどよかったので、ここで下車しました。 -
オーバーアマガウは、フレスコ画が描かれた家がたくさんあることでも知られています。
フレスコ画には興味があったので、ぜひ見てみたいと思っていました。
バスを降りて少し歩くと、早速一軒目を発見。
天使がたくさん描かれています。教会か何かのようです。 -
その向かいにあるのは、ペンションでしょうか。 -
美しい宗教画。
神様がキリストを連れて、天に召される様子が描かれています。 -
その家の隣にも、フレスコ画の家が並びます。
これらの絵は、同じものが一つとしてありません。 -
その奥にも!!
はがれかかった絵が、さらに雰囲気を出しています。こちらには、聖母子像や神、天使たちが描かれています。
住民の方が出入りしていたので、ここはふつうの民家のようです。 -
この通りでおみやげ屋さんを見つけたので、中に入ってみました。
お店にはたくさんの木彫りの人形やおもちゃが並べられています。 -
この町は、木彫りの町としても有名です。
たくさん吊る下がったこの人形は、有名なもの??とてもユニークです。 -
鳩時計も、彫刻がとても繊細!! -
バス通り(Ettal str.)へ戻ります。
この通り沿いに、有名な童話の家(赤ずきんちゃん、7匹の子ヤギ、ヘンゼルとグレーテルなど)をはじめとする、フレスコ画の建物が並んでいます。 -
あちこちにこうした家があり、宝探しのような気分です。 -
ペンションの看板に這いつくばっていた、カタツムリも一緒に♪ -
宗教画だけでなく、壁に十字架がかかった家もいくつか見かけました。
オーバーアマガウでは今でも、10年に一度の“キリスト受難劇”が行われています。
信仰心の厚い人々の、心の現れでしょうか。 -
ようやく、赤ずきんちゃんの家に到着しました!
童話の世界が見事に表現されています。 -
これは、赤ずきんちゃんが森でオオカミに出会った場面・・・
一つひとつの場面が、よく描かれています。 -
ちょうど、学校帰りの少年がこの家の中に入って行きました!
本当に、ふつうの民家のようです。
赤ずきんちゃんの家の少年は、きっと有名人でしょうね(^^) -
この家の創設者エリザベス婦人を記念して・・・と書かれているようです。 -
その斜め向かいに建つのが“ヘンゼルとグレーテルの家”。 -
ここは民家というより、学校か何かのようです。
子供を乗せた委託タクシーが、この建物の中へ入って行きました。 -
一つひとつの窓枠の上に、お話が書かれています。
でもドイツ語なのでわからない・・・ヘンゼルとグレーテルって、どんな話でしたっけ? -
その隣にあるのが7匹の子ヤギの家。 -
想像よりシンプルでした。 -
近くに、ブレーメンの音楽隊の家もありました。 -
そろそろ、休めるレストランを探しながら駅まで戻ることにしました。 -
雪深い歩道を歩くうち、ブーツの中にも雪がしみ込んで足先が痺れてきました(+_+)
このあたりにペンションは多いのですが、レストランがなかなか見つかりません。 -
通りかかったホテルのレストランに入ることにしました。
こちらは“HOTEL BOLD”です。
※ウムラウト入力が文字化けするのでこのまま表記します。 -
クリスマスのデコレーションがされた店内。
お客さんは、私たちだけのようでした。
従業員の方は、英語で対応してくれました。英語のメニューと一緒に、テーブルのろうそくに火を灯してくれます。
メニューは肉料理、魚料理、スープといろいろあります。 -
まずはミルクコーヒーが出てきました。
笑顔のデコレーションが◎ -
メインは、野菜のパイ包みをお願いしました。
ジャガイモがたっぷり添えられて、想像よりもボリュームたっぷりのパイ包みです。
味もしっかりしていて、おいしかったです。
コーヒーも入れて15.5ユーロでした。 -
オーバーアマガウのツーリストインフォメーション。
本当は、フレスコ画の家を見に行く前に立ち寄りたかったのですが、あまりに雪がひどかったのであきらめました。 -
駅に到着。
今晩は、ミュンヘンの老舗カフェ“クロイツカム”に行きたかったので、早めに切り上げます。
15:38 Oberammergau→16:19 Murnau
16:31 Murnau→ 17:27 Munchen Hbf -
アルプスの麓の村へのショートトリップ、充実の旅でした。 -
ミュンヘン中央駅に到着後、トラム19番で“Theatinerstr.”まで。
降りると目の前がカフェ・クロイツカムです。
店内には、看板メニューのバウムクーヘンがずらりと並んでいます。
まずはお土産用に1つ購入してから、奥のカフェへ入りました。 -
手前は、バウムクーヘンのケーキ。
しっとりして、上品なおいしさ♪
でも半分は、念願のカフェに来れたという、雰囲気にやられています(=_=) -
高級デリカの“Dallmayr”(ダルマイヤー)にやってきました。 -
ケーキのように見えますが、お総菜です。
一つ一つが、とってもオシャレ♪
彩が鮮やかな肉料理、魚料理、パスタ、サラダなどが並んでいます。 -
チーズの量り売り。
このほか、生果、鮮魚、ソーセージ、お酒、お菓子、コーヒー・紅茶まで、いろんな食材が揃っています。 -
せっかくなので、お酒コーナーにあったクリスマスリキュールを購入しました。
スーツケースに入れて飛行機で運ぶので・・・と伝えると、梱包も少し厚めにしてくれました。
前回の一人旅では、こんなお買物らしい買物ができなかったので、かなり満足です(^^) -
最後に、マリエン広場のクリスマスマーケットです。
これまでにいくつかマーケットをまわってきた私たちは、そろそろもう、ほしいものがなくなってきていました。
レジデンツの中の広場などあちこちにマーケットがありましたが、もう向かう気力はなく、このあたりでホテルへ戻りました。
明日はいよいよ最終日。
ミュンヘンから、オーストリアのザルツブルクへ日帰り旅行します。
〈出費〉
・リンダーホフ城 7.5ユーロ
・オーバーアマガウ往復バス代 7.4ユーロ
・昼食レストラン 15.5ユーロ
・カフェクロイツカム 6.25ユーロ
・バームクーヘンお土産 12.4ユーロ
・ダルマイヤーのクリスマスリキュール 6.5ユーロ
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