2012/11/25 - 2012/11/25
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たびたびさん
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南北陸マイナー旅もいよいよ最終日。
この日は、一乗谷朝倉氏遺跡に、永平寺、丸岡城を一気に回ります。東尋坊は前回の冬の景色の印象があまりよくなかったのと時間の余裕がなくて外していますが、それを置けば、これはたぶんこれ以上ない福井の黄金コースに相当するのではないかと思います。
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芦原温泉で、朝の散歩。
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かなり早い時間だったのですが、なべや菓舗の店の奥では、もう仕込みをする気配がしていました。
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で、玄関から声を掛けたら、御主人が出てこられまして、少しだったら、分けてあげますとのこと。これはありがたい。で、さっそく温泉せんべいをいただきますと、予想していたサクサクせんべいではなくて、しっかり厚みもあって、歯ごたえがしっかり。甘味系ですが、せんべいの旨味も濃いようで、うまい、うまい。これは本格的なせんべいです。あわらの名物にふさわしいせんべいだと思いました。
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芦原温泉は、温泉街の道路は広くて、エリアの広さもあるし、福井では一番大きな温泉地だと思います。一方で、聞くと、明治16年の開湯。130年あまりの歴史しかありません。北陸には、1000年を超える歴史の温泉地がいくつかあることを思うと、意外な気もしました。写真は、駅のそばにある源泉。無色透明の含塩化土類食塩泉。効能は、リウマチ、慢性皮膚炎ほかです。
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まずは、三国の街の散策で、三国駅へ。
えちぜん鉄道の終点は三国港。その一つ手前が三国駅です。ここは、北前船の寄港地としてにぎわった街。駅から歩いて行ける範囲で、かつての繁栄の面影を残す町並みがあります。ここから東尋坊へのバスに乗り替えることもあって、通過点のような位置づけになっていると思いますが、以下、今回は認識を改めました。 -
瀧谷寺は、三国の古刹。南北朝時代の1375年に開山。
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その後、戦国大名の朝倉氏や柴田勝家、福井藩主の松平家、丸岡藩主の有馬家ら、歴代領主の祈願所となっています。
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有名なのは、国指定の名勝庭園。国宝、金銅毛彫宝相華唐草文磬も有しています。
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ただ、私が驚いたのは、この観音堂前の石庭。
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苔むした巨石が力強い印象で、見事。これだけのものは他ではそうはないでしょう。
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イチオシ
今度は、みくに龍翔館へ。
ちょっときつい上り坂をある行きましたが、三国の街から、その向こうの日本海まで見渡せる高台に建っていまして、白亜の美しい建物。歩いた価値は十分ありました。
なんでも、旧龍翔小学校を復元したものだそうですが、明治にこの地にやってきたオランダ人土木技師の設計によるもの。なお、館内では北前船の大型模型や三国祭で使われた山車、武者人形が展示されているようです。 -
隣りにあるのが、成田山 福井別院 九頭龍寺。千葉県にある「成田山新勝寺」の福井別院で、別名を「九頭龍寺」とも。
広大な駐車場があって、あることに気づきました。建物は、飛鳥時代の古代建築様式を生かしたものだそうですが、いずれにしても、海まで見える高台に建って、何とも優雅な構えです。 -
ここは、かつて、北前船の寄港地として「三国湊のにぎわい」があった街。その面影を残しているのが、「きたまえ通り」。その「きたまえ通り」に残る代表的な建物がこの旧岸名家です。材木商を営んだ岸名惣助が代々住んでいた町家ですが、この地域に特徴的な「かぐら建て」。この「かぐら建て」というのは、妻入りの建物の玄関に、平入りの建物の手前半分(これを下屋(かぐら)というようです)がついている建物。日本全国でもこの地方にしかないようです。
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三国のきたまえ通りに残る、かつての三国湊のにぎわいを偲ぶ、代表的な建物の一つ。森田銀行は、明治期に、北前船の廻船業を営む森田三郎右衛門によって設立された銀行。福井県内でも福井銀行、敦賀の大和田銀行に次ぐ有力銀行であったようです。今の感覚で言えば、そんなでもないと思うのですが、国の登録有形文化財です。
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街中の案内板には、日本でも有数の高い芸を持っていたという三国芸妓の話まで。特に誇張はしていないと思いますが、正直、不思議な感じは持ちました。
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三国の名物、酒饅頭の草分けがこの小山屋。
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イチオシ
名物の酒饅頭は、表面に、大きく「扇」の文字が入っていて、ちょっと類を見ないデザイン。度肝を抜かれます。食べてみると、茶色は醤油の味。酒饅頭の甘さにほんのりしょうゆ味が加わって、これはこれであり。もちろん、酒饅頭としての基本的なふかふか食感と餡子のおいしさも文句なしです。
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三国の酒饅頭は、小山屋で決まりと思っていたら、はす向かいにも立派な酒饅頭のお店があるではありませんか。「にしさか」という赤い暖簾が揺れています。こちらもいい感じ。お店に入ると、麹菌のほんのり酸っぱいような香りがして、期待が高まります。
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酒饅頭は、「長」と入った、小山屋と同じタイプ。醤油を塗った面がけっこう歯応えがありましたが、意図したものでしょうか。ちょっと気になりました。
三国の街散策はこれでおしまい。福井までは、えちぜん鉄道で40分。けっこう時間がかかります。 -
福井駅に到着しました。
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ここからは、朝倉特急バス。このバスは、福井駅前から、朝倉一乗寺遺跡、永平寺を回るバス。1日フリー乗車券なら、1,500円です。3つの地点は、そんなに距離は離れていないのに、通常の公共交通機関で行こうとするととても不便。このバスの利便性は抜群です。
これから、福井駅、一乗寺、永平寺とこのバスを使った後、福井駅には帰らずに丸岡城の方に回ります。それでも、十分にこのバスの威力を感じました。絶対にお勧めです。 -
朝倉氏遺跡は、昭和42年から発掘調査が続いており、これまでに出土した遺物は160万点。福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館は、その中から武具や茶道具・食膳具などの生活用品を展示しています。一帯は織田軍が焼き払って、三日三晩炎上したというのですが、遺物は、想像以上に生活の様子を生々しく伝えるもので、朝倉氏の豊かさというか文化水準の高さが実感できます。遺跡を見る前には、必ずここに寄っておくことをお勧めします。
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一乗谷朝倉氏遺跡は、けっこう広範囲のエリアにまたがっています。特に、県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館は、遺跡の中心、武家屋敷から相当離れていて、ちょっと歩ける距離ではありません。路線バスも限られるし、そうした点から言って、この「朝倉ゆめまる号」は、とても便利。30分ごとに出ていて、私は資料館から武家屋敷までを利用しました。資料館は、玄関口が乗り場ですし、これを利用する人も多いので、置いて行かれるような心配も少ないと思います。 なお、利用料は無料です。
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イチオシ
一乗谷朝倉氏遺跡は、国の特別史跡、諏訪館跡庭園、湯殿跡庭園、館跡庭園、南陽寺跡庭園の特別名勝、朝倉氏遺跡出土品の重要文化財指定の三重指定。京都の金閣寺、銀閣寺、醍醐寺三宝院、広島の厳島神社に次いで、全国5例目なのだそうです。
エリアは広くて、全盛期は1万人が暮らしていたという規模としては当然かも。
5代朝倉義景が信長と戦った刀禰坂の戦いに大敗。一乗谷は灰燼に帰してしまいますが、その際、町は三日三晩燃え続けたと伝えられます。 -
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イチオシ
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一乗谷朝倉氏遺跡は、戦国時代に一乗谷城を中心に越前国を支配した戦国大名朝倉氏の遺跡として遺跡全体が国の特別史跡。うち、四つの日本庭園が一乗谷朝倉氏庭園という名称で国の特別名勝の指定も受けています。この朝倉館跡庭園(あさくらやかたあとていえん)もその一つ。
ボランティアのガイドさんによれば、茶室から眺める庭園だったそうで、山際の比較的狭い場所に作られています。池に滝が流れ込むしつらえですが、ちょっと基本的な形式を整えたような性格で、他の庭園と比較すると奔放さや荒々しさが物足りないように感じました。 -
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南陽寺跡庭園は、一乗谷朝倉氏庭園の名称で国の特別名勝の指定を受けている四つの日本庭園の一つ。
ちなみに、南陽寺跡は、朝倉義景が、後に室町幕府最後の将軍となる足利義昭を招き歌会を催したところ。敷地の東南山裾で、四つの庭園の中では一番小規模。小さな枯池と滝石組の簡単な構成ですが、私は、何か、高い精神性の漂う雰囲気を感じました。足利義昭と朝倉義景の和歌の碑もあります。 -
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湯殿跡庭園は、一乗谷朝倉氏庭園の名称で国の特別名勝の指定を受けている四つの日本庭園の一つ。一乗谷朝倉氏遺跡でも一段高い場所にあって、ここからは一乗谷朝倉氏遺跡全体を眺めることができます。
一乗谷では最も古い4代孝景の頃の廻遊式林泉庭園で、山石の巨石をふんだんに使った豪快なもの。これだけの豪快さには久々に出会ったような。これからもっともっと勢力を伸ばしてやろうというような朝倉氏一族の気概のようなものを感じました。 -
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イチオシ
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イチオシ
諏訪館跡庭園は、一乗谷朝倉氏庭園の名称で国の特別名勝の指定を受けている四つの日本庭園の一つ。他の庭園と違って、埋もれることもなく保存がよかったため、古くから有名だったようです。
ここは、朝倉氏の五代当主義景が、側室「小少将」のために造ったとされる館跡。庭園は
正面にでんと据えられた大規模な滝石組が圧巻。そこに、カエデの大木が全体を覆って、きれいに紅葉していました。なお、この上段にもう一つ水の流れを利用した庭園部分がありまして、銀閣寺庭園に似ているとされているのだそうです。 -
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久しぶりの永平寺でしたが、拝観を始める前の説明では、「ここは国宝とか重要文化財とかがあるわけではありません。修業の場です。写真は何を撮っても構いませんが、修行僧を撮ることはやめてください」。いかにも道元から続く永平寺らしい清々しさを感じました。
ただ、山門の両側に二体ずつ並んだ四天王像は、大きいし、極彩色でいつ見ても壮観。懐かしく拝見いたしました。 -
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イチオシ
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永平寺は、福井県にある總持寺と並ぶ曹洞宗の大本山。開山は道元、本尊は釈迦如来、弥勒仏、阿弥陀如来の三世仏です。道元は比叡山で学びますが、その後、旧仏教側の迫害も激しく、新たな道場を築くため、信徒の1人であった越前国の土豪を頼り、ここで永平寺の元を作ります。全国に知れた大寺なので、全てが破格といっていいと思います。写真は客殿ですが、折り上げの格天井に、花の絵が描かれる豪華なもの。山門の仁王像も二対あって、一つ一つ見ごたえがあります。なお、近くでは越前の辛いそばが名物です。
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イチオシ
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イチオシ
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永平寺の門前にある蕎麦屋さん。永平寺の門前には、何軒もの蕎麦屋さんがあるのですが、自分でそばを打ってやっている店はかなり少なくなっているようです。たぶん、永平寺から歩ける範囲ではなく、もう少し下手の街道沿いに大きなお店を構えているのがそういう本格的な手打ちのお店ではないかと思います。
ただ、そういう中にあって、なんとか手打ちの正統派がこの「てらうち」。しこしこしたおそばと辛い大根の出汁がうまくて、まさしくこれが食べたかった味なんです。
なお、行列もないことはないですが、回転がいいので、そんなに気にすることはないかと思います。 -
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永平寺の門前に流れる渓流を上流の方に向かって、5分も歩くと、山の谷間にちょっとした公園のような場所があります。ここが寂光苑。永平寺を開いた道元の生誕800年と750回忌を記念して整備された墓地公園だそうで。苑内には道元の少年期の銅像もあって、道元の遺徳をしのぶ場所ともなっているようです。この日は、多くの若い修行僧が掃き掃除をしていらっしゃいました。
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丸岡城は、柴田勝家の甥、勝豊が北ノ庄城の支城として築城したお城で、別名を霞ヶ城と言います。その霞ヶ城の名前の由来となった井戸「雲の井」がありました。柴田勝家が領主とはいえ、まだ、一向一揆は収まっていない時代。一向一揆の攻め手が押し寄せると、この井戸から蛇が出て城の周りに霞をかけ危機を救ったと言うのです。
なお、周囲は公園として整備され、桜の名所でもあります。 -
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“一筆啓上”書簡碑は、丸岡城天守閣の傍らに建っていました。これは、「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」という最も短い手紙文を記念する碑。徳川家康の家臣、本多作左衛門重次が陣中から妻に宛てて送った手紙。「お仙」は重次の息子仙千代で、後に丸岡城6代目城主となった本多成重のことです。
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丸岡城は、柴田勝家の甥、勝豊が北ノ庄城の支城として築城したお城で、別名を霞ヶ城と言います。その霞ヶ城の名前の由来となった井戸「雲の井」がありました。柴田勝家が領主とはいえ、まだ、一向一揆は収まっていない時代。一向一揆の攻め手が押し寄せると、この井戸から蛇が出て城の周りに霞をかけ危機を救ったと言うのです。
なお、周囲は公園として整備され、桜の名所でもあります。 -
丸岡歴史民俗資料館は、丸岡城築城400年を記念して昭和53年旧城郭内に開館したもの。
天守閣のチケットと共通券があり、これを買って立ち寄りました。内部の展示室には、城主であった本多氏やその後糸魚川から移ってきた有馬氏ゆかりの武具・調度品などが展示されていました。地元の個人からの寄贈品もそれなりにあって、目を引きました。 -
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小松駅から歩いて数分。周囲は何にもない場所にぽつんとある餃子のお店。しかし、ものすごい人気で、ここだけは熱気があります。行列をしばらく並んで、相席でいただきました。餃子二人前とご飯の1050円でしたが、これはものすごくうまい。キャベツの香りがブワーッとしてくるし、一方ではネッチョっとした中身は濃厚な味もあって、これは浜松でも、宇都宮でも真っ青ではないかと思いました。すごいです。
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小松空港の中にあるうどん屋さんですが、たぶん、ここが小松うどんの代表格のお店だと思います。ということで、かなり期待をして「冷やし弁慶うどん」を注文。とろろにおろし、鰹節になめこがこんもり美しく乗っていて、見た目は満点。味の方も、昆布の優しい味わいが絶妙です。ただし、敢えて言えば、小松うどんは柔らかいので、冷やしには向かないかも。汁と一緒にぞろぞろっといただくおいしさが、冷やしではよくわからないかと思います。
なお、味とは別ですが、客の注文を間違えたり、けっこう混乱が激しい。どうしたんでしょうか。気になりました。
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