インド周遊（その36）　21日目・1　バラナシー→ブッダガヤ　列車での移動

2012/06/19 - 2012/07/12

バラナシーからブッダガヤに移動します。

バラナシーの寺院でお祭りが行われたためオートリクシャが
なかなかつかまらず、声を掛けてきたオートリクシャにやむなく
乗ることにしました。

声を掛けてくる人でまともな人に当たる確率は低いのですが、
やはりこの運転手も最後にふっかけてきました（涙）。


※自分自身の備忘録となっているため、説明がやたらと
長くなっていることをご了承ください。

1Rs＝1.5円

エリア バナーラス (バラナシ)(インド)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 タクシー
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝5時、扇風機の風が涼しくて目が覚めた。

窓を開けると爽やかな風が入ってきて気持ちいいのだが、網戸がないので開けっ放しにしておくわけにはいかない。
ノンエアコンの部屋なのに、なんで網戸がないのか不思議だ。（￣〜￣;）

せっかく起きたから散歩にでも行こうと思ったが、階下を見ると真っ暗なので、恐らく鍵が閉まっているだろう。(ノ_<。)

普通のホテルなら玄関まで降りて行っても大して気にならないが、家族経営の宿だと申し訳ないような気がして、部屋にいることにした。(*_*）ゝ

空が雲に覆われ日の出は見られなかったが、雲の切れ間から朝日が見えた。ｏ（＾−＾ｏ）

7時を過ぎたのでそろそろいいだろうと、散歩に出発した。

朝のガート。

二度と来ることはないかもしれないので、しっかり目に焼き付けておいた。

しかし、みんなよく沐浴しているなぁ〜。（*´ー`)

前日足の沐浴をして、細菌感染が心配だったが、どうやら大丈夫だったようだ。（http://4travel.jp/traveler/moej/pict/27525208/）
しかも、潰した2つのマメも痛みがなくなった。
これも聖なるガンガーの力なのかもしれない。
（自然治癒力とも言い換えられるがｗ）

しかし、もう一つ足にマメができてしまった。(ｉдｉ)

ヴィシュワナート小路のお菓子屋に行こうとしたら、通りに行列ができていて、警官がヴィシュワナート小路の入口をふさいでいる。w(°ｏ°)w

どうもヴィシュワナート寺院参拝者の出口専用にしているようで、入れさせてくれない。（；＿；）

そこのお菓子屋に行くだけということを説明して何とか入れてもらった。
小路の入口から見える位置にお店があったからよかった。ヽ（*＾。＾*）ノ

奥のラッシー屋も見に行きたかったが、もし挙動不審な様子を見せたら警棒で殴られそうなので諦めた。(″ロ゛)
（http://4travel.jp/traveler/moej/pict/26345613/）

スポンジのお菓子も食べたし、これでバラナシーに思い残すことはない。
（最後の思い出がお菓子というのもちょっと情けない。(>_<)）

宿に戻りチェックアウトすると、宿のオヤジさんが、今日は祭りのためオートリクシャが手配できないと言ってきた。

私としては事前予約のつもりだったのだが、オヤジさんとしてはその場で呼ぼうと思っていたのかもしれない。
だったらわざわざ宿でお願いしなくても、町で拾えば済むのだが（笑）。

ちょうど同宿だった韓国人女性と会ったので、大通りに出るまで雑談しながら歩く。
（http://4travel.jp/traveler/moej/pict/27283795/）
2ヶ月の一人旅で、まもなくソウルに帰るそう。
インド一人旅とはなかなかたくましいなぁ。

いつも車であふれかえっているゴードウリヤー交差点に来ても一般車両が入って来られないらしく、オートリクシャは見当たらない。~(>_<。)\

方向がよくわからないのだが、バラナシー駅に向かっていると思われる道を歩き、オートリクシャを探す。

できれば客待ちしているオートリクシャよりも流しのオートリクシャに乗りたいのだが、流しのオートリクシャがまったくない！！。・°°・(>_<)・°°・。

声を掛けてきたオートリクシャがあり、最初は相手にしなかったのだが、諦めて乗ることにした。
ガイドブックによると、ムガルサラーイ駅までは150〜200Rsと書いてあったが、この運転手は300Rsという。
高いとは思ったが、やむを得ない。（；´д｀ ）


写真は町の中で見かけたサル。
何匹ものサルが平然と木の上や屋根の上を歩いている。

乗り込むと一路ムガルサラーイ駅へ向かう。

バラナシー市内から17kmほど東にあるのだが、それほど道も混んでいないので30分ほどで着きそうだ。(’-’*)

ボッタクリ運転手は愛想がいいことが多いが、この運転手は特に話しかけてくることもないので、このときは大丈夫な感じがした。

途中でガンガーを渡る。

2層構造になっていて、下段が鉄道橋、上段が道路橋になっている。

バラナシーの写真（http://4travel.jp/traveler/moej/pict/27283798/）の中央右側、遠くに見えている橋がこの橋だ。

バラナシー市街を写真に収めようと何枚か撮ったのだが、鉄骨で景色が見えなかったり、自転車が中心に写ってしまったりとうまく撮れない。。・°°・(>_<)・°°・。

この道は幹線道路だと思うのだが、舗装部分が狭くあまりいい状態ではない。

そのうち、運転手が道端にオートリクシャを停めてチャイを買いに行った。
お前も飲むか？と聞いてきたので要らないと答える。

大体こういう余計な行動が出てきたら、ぼったくりにつながるので要注意だ（笑）。

要らないと言ったのに私の分まで買ってきて飲まされた。（●｀ε´●）

代金を払わせられるかと思ったが、運転手のおごり。
ここで借りを作っておくと言うわけだｗ

さらに先に進むと、雨で冠水し交互通行の区間もあった。

トラックも多いのに、警官が交通整理しているわけでないので、無秩序に任せたままだ。( °o°)

この部分を抜けるのに一番時間がかかった。/(*ι*)ヾ

周囲に家が多くなってきた。
そろそろムガルサラーイ駅だと思われるころ、運転手が駅に入るのに50Rsかかると言い出した。ｷﾀ━(ﾟ∀ﾟ)━!

そして駅前で停めると500Rsを請求してきた。
なんでいきなり500Rsになるのかさっぱりわからない（笑）。

最初の約束通り300Rsだけ払って立ち去ってもよかったのだが、最初に嘘をついてまでお金を得ようとする貧しい気持ちが可哀想になり、言い値通り500Rs払ってやった。

運転手にとっては格好のカモにしか見えなかっただろうなぁ〜。
ちなみに、ガイドブックによるとバラナシー市街からここまで200Rsらしいが、正直に乗せてくれるドライバーはどれくらいいるんだろう？


やはり向こうから声を掛けてくる運転手は信用できないなぁ〜。
ボッタクリだから当然なのかもしれないが、嘘をついてまで乗せようとするなんてとても悲しいことだ。(T_T)

発車時刻が近付いたのでホームに出てみると、列車の乗車位置案内がまだ出ていない。
　※列車の到着が近付くと、ホーム上に号車の乗車位置が電光表示される。

放送で何か案内されているのだろうがさっぱり分からないので、ホームにあったカフェテリアでチャイを注文して待つことにした。

何気なく飲んでいたら、途中でコーヒーであることに気がついた。(>_<)
しかもまずいし…（涙）。
勝手に注文を変えるなよ！！ｗ
（まぁ飲んですぐ気づかない方も気づかない方だが（笑）。）

そのうち、当初案内されていたホームにいた乗客が向かい側のホームに移動し始めたので、私もそれについて行った。

定刻より30分遅れて列車が到着。

列車に乗り込むと、案の定指定席なのに6人ボックスの席にすでに6人座っていて、しかも上段のベッドにも2人乗っている。(*°ρ°)

私が自分の指定席を指し示すと、3人掛け席を詰めて4人掛けにさせられてしまったため、きついことこの上ない。ヘ（。□°）ヘ

そのうちおばあさんが中段に寝ると言い出したため、普通に座っていられなくなってしまった。・゜゜・（／。\）・゜゜・．
年寄りだから仕方ないのかもしれないが、昼間に寝台利用はありえないだろ！\(`o'゛;)

もし、「日本の指定席」という感覚で乗ったら、この惨状に恐らく発狂することになるだろう。

この状況に耐えられそうもない人は、エアコン1等ないしはエアコン2段寝台に乗ることをお薦めする（笑）。


この過酷な状況を我慢すること3時間。
遅れを回復することなく、ガヤには30分遅れで到着した。

この旅行記へのコメント （12）

• ryumachoさん 2013/01/04 09:04:48

  辛そう！

  自分はこういったストレスが
  一番嫌いかもしれません。
  
  日本みたいに
  切符のチェックをして
  車掌さんが
  不正乗車の人を取り除いてくれると
  助かりますよね。
  
  3時間耐えた
  萌え爺さんは偉いと思います〜
  

  moejさん からの返信 2013/01/04 11:39:40

  RE: 辛そう！

  ryumachoさん
  
  日本人の常識からすると、すべてが非常識なのですが、
  短期の旅行だとインドのルールがよく飲み込めないので、
  どこまでがインドでの常識で、どこからが非常識なのかが
  よくわかりません（涙）。
  
  スペースが空いていれば融通し合おうという互助精神なのか、
  理屈っぽいインド人だから、追い出すためのエネルギーを
  使いたくないのか。
  はたまた、来たのが弱そうなアジア人だから文句を言わないだろうと
  4人掛けにしたのか。
  
  今回の件も私ではなくてインド人だったら、もしかしたら
  先に座っていた人を追い出していたのかもしれません。
  
  
  若いころは周りが年長者ばかりだから、そういうのも
  旅の楽しみと言えたかもしれませんが、歳を取ってくると
  自分の方が年上になり、だんだんとそうおおらかでいられなく
  なるのが少し寂しくもありますｗ
  

• ryumachoさん 2013/01/04 09:01:54

  不快ですね〜

  ぼったくられるだろうと
  思っていて
  予想通りの展開になると
  不快感が倍増しそうです。
  
  行ったもんが勝ち
  みたいな感覚があるんでしょうね。
  
  こういうことの積み重ねが
  結果的には
  自分達の首を絞めることを
  身をもって学ばないと
  改善されないのでしょう。
  
  

  moejさん からの返信 2013/01/04 11:27:53

  RE: 不快ですね〜

  ryumachoさん
  
  まさに、言ったもん勝ちなんだと思います！
  だから私も頑張れば300Rsで済んだのでしょう。
  
  まぁどこの国でもタクシードライバーは生活が苦しいから、
  タンブンだと思って上げてしまいました。
  
  人によってはそうやって払う奴がいるからこの手のボッタクリが
  後を絶たないんだ！！と怒る方もいるでしょうが、
  こういう人は、誰も払わないとしても心根を入れ替えて
  真面目になるとは思えないし、そのうち神さまから
  天罰が下ることでしょう。
  私の払ったお金は、神さまに天罰を与えてもらうための
  代金の一部だと思っておりますｗ
  
  金額が安いから、日本のボッタクリ店の不快さに比べたら
  なんともありません（笑）。

• ryumachoさん 2013/01/04 08:50:01

  自分だったら

  この時点で警戒心を解いて
  案がいい奴だ！
  と思ってしまいますね。
  
  

  moejさん からの返信 2013/01/04 11:19:35

  RE: 自分だったら

  ryumachoさん
  
  一般的に、あまり親しくもないのにこういうことをする人は
  絶対に信用してはいけないんですよー。
  
  このときは大丈夫でしたが、薬を盛られることもありますからね。
  
  タイでも地方都市では危ない人はあまりいませんが、バンコクで
  一人で行動するときにはご注意ください！！
  犯罪者が獲物を待ち構えてます。
  
  

• ryumachoさん 2013/01/04 08:48:13

  旅は道連れ・・・

  ＞同宿だった韓国人女性と会ったので
  ここは突っ込んだほうが良いのですかねｗｗｗ
  
  同宿を同衾と読んでしまいました（笑）
  
  前にもコメントした気がしますが
  インド　女性一人旅というは
  気が強くないと出来そうにないのでは・・・
  

  moejさん からの返信 2013/01/04 11:15:47

  RE: 旅は道連れ・・・

  ryumachoさん
  
  いえいえ、たまたま会っただけで、狭い宿なのに
  どこの部屋にいたかも知りませんでした。
  
  だけど隣の部屋で物音がしていたからそこだったのかも？ｗ
  
  私は昔韓国語が少し話せたのですが、今ではすっかり忘れてしまい
  ました。
  話せたらもう少し会話が盛り上がったかもしれません。
  
  インドは韓国人の若い個人旅行者が多かったですね。
  韓国人ならインドでも大丈夫でしょう（笑）。
  
  そういえば、コルカタで日本人女性の個人旅行者にも会いましたが、
  やっぱりしっかりしていて、日本人離れしているようでしたｗ
  
  

• ryumachoさん 2013/01/04 08:45:08

  らしいです〜

  最後をスイーツで〆る辺り
  萌え爺さんらしいですｗｗｗ
  
  警官に逆らうようなことをするとは
  勇気がありますね。
  
  小心者の自分は
  警官の言うことは
  素直に従ってしまいます。
  

  moejさん からの返信 2013/01/04 11:00:27

  RE: らしいです〜

  ryumachoさん
  
  タイでもそうなのですが、料理は他の国でも食べられますが、
  スイーツは他国で食べられないことが多いんですよねー。
  しかも美味しいし、最後に味わわせてもらいましたｗ
  
  警官はにこりともしないので、恐る恐るお願いしました。
  お店が見えていたから許してくれたのでしょうね。
  
  幸いこのときは許してもらえましたが、こういう想定外のことが
  あるから、やっぱり一瞬一瞬を悔いの残らないよう過ごさなくては
  ならないと感じました。
  
  
  

• ryumachoさん 2013/01/04 08:42:31

  囚われの身？

  上の写真と
  この写真だけ見ると
  監獄に閉じ込められた
  不遇の人みたいですｗｗｗ
  
  出掛けたいのに
  出られないというのは
  結構ストレスがたまりそうですね。
  

  moejさん からの返信 2013/01/04 10:52:25

  RE: 囚われの身？

  ryumachoさん
  
  そう言われてみると監獄のような景色ですねｗ
  
  海外では安いホテルに泊ることが多かったせいか、
  インドに限らず他の国でも夜間施錠のホテルが多かったです。
  
  火事になったらアウトですね（涙）。
  
  宿自体は感じがよく、清掃も行き届いていていい宿です。
  ネズミは出ましたけどねｗ
  オフシーズンだから遅くまで寝ていたのかもしれないし、
  降りて行けば開けてくれたとは思います。
  
  いずれにしても観光はオンシーズンにすべし！ですｗｗｗ