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 横浜山手にあるカトリック山手教会は、文久2年(1862年)にフランス人神父ジェラールが(山手80番館遺構とは重ならない)居留地88 番地に建てた開港後の日本で初めてのキリスト教会堂である横浜天主堂(木造)が前身である。なお、居留地には翌年(文久3年(1863年))に横浜クライスト・チャーチの教会(現在の横浜山手聖公会)が続いて設立されている。<br /> その後、明治39年(1906年)に山手44番(現在地)に移り、煉瓦造りゴシック風の教会堂が建てられたが、関東大震災(大正12年(1923年))で倒壊した。そのため、新しく昭和8年(1933年)に鉄筋コンクリート(設計はチェコ出身の建築家J.J.スワガー)で再建されたのが、現在の建物である。横浜市認定歴史的建造物になっている。<br /> 尖塔アーチ形の窓、とんがり屋根の鐘塔など、西欧中世を思い起こさせるネオ・ゴシック風の外観が特徴である。内部正面奥には、幕末以来の聖マリア像が置かれ、尖塔アーチ型の窓にはステンドグラスがはめられている。鐘塔には、初代の聖堂から継承された鐘が吊るされている(http://www.yamate44.jp/church.html)。<br /> ユーミンこと荒井由実さんが松任谷正隆氏と昭和54年(1976年)に結婚式を挙げた教会として知られる。先日、NHKのSONGSで松任谷由実さんの(再?)放送があり、正隆氏が馴初めを語っていた。また、自分の人生は女房あってのものと感謝の念も述べていたのが印象的であった。<br />(表紙写真はカトリック山手教会)

カトリック山手教会(横浜山手)

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2012/11/27 - 2012/11/27

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ドクターキムル

ドクターキムルさん

 横浜山手にあるカトリック山手教会は、文久2年(1862年)にフランス人神父ジェラールが(山手80番館遺構とは重ならない)居留地88 番地に建てた開港後の日本で初めてのキリスト教会堂である横浜天主堂(木造)が前身である。なお、居留地には翌年(文久3年(1863年))に横浜クライスト・チャーチの教会(現在の横浜山手聖公会)が続いて設立されている。
 その後、明治39年(1906年)に山手44番(現在地)に移り、煉瓦造りゴシック風の教会堂が建てられたが、関東大震災(大正12年(1923年))で倒壊した。そのため、新しく昭和8年(1933年)に鉄筋コンクリート(設計はチェコ出身の建築家J.J.スワガー)で再建されたのが、現在の建物である。横浜市認定歴史的建造物になっている。
 尖塔アーチ形の窓、とんがり屋根の鐘塔など、西欧中世を思い起こさせるネオ・ゴシック風の外観が特徴である。内部正面奥には、幕末以来の聖マリア像が置かれ、尖塔アーチ型の窓にはステンドグラスがはめられている。鐘塔には、初代の聖堂から継承された鐘が吊るされている(http://www.yamate44.jp/church.html)。
 ユーミンこと荒井由実さんが松任谷正隆氏と昭和54年(1976年)に結婚式を挙げた教会として知られる。先日、NHKのSONGSで松任谷由実さんの(再?)放送があり、正隆氏が馴初めを語っていた。また、自分の人生は女房あってのものと感謝の念も述べていたのが印象的であった。
(表紙写真はカトリック山手教会)

  • カトリック横浜司教館別館か。3階建てでT字の−部分にあたる。<br />昭和2年(1927年)に建てられた洋館のカトリック横浜司教館別館は見られないから、この建物に再建されたのか?

    カトリック横浜司教館別館か。3階建てでT字の−部分にあたる。
    昭和2年(1927年)に建てられた洋館のカトリック横浜司教館別館は見られないから、この建物に再建されたのか?

  • カトリック横浜司教館別館か。3階建てでT字のI部分にあたる。

    カトリック横浜司教館別館か。3階建てでT字のI部分にあたる。

  • カトリック山手教会の門石柱。

    カトリック山手教会の門石柱。

  • カトリック山手教会。

    カトリック山手教会。

  • カトリック山手教会。

    カトリック山手教会。

  • カトリック山手教会。

    カトリック山手教会。

  • カトリック山手教会。

    カトリック山手教会。

  • カトリック山手教会。

    カトリック山手教会。

  • カトリック山手教会。

    カトリック山手教会。

  • カトリック山手教会。

    カトリック山手教会。

  • カトリック山手教会。

    カトリック山手教会。

  • カトリック山手教会。

    カトリック山手教会。

  • カトリック山手教会。

    カトリック山手教会。

  • カトリック山手教会の鐘塔。

    カトリック山手教会の鐘塔。

  • カトリック山手教会の鐘塔。

    カトリック山手教会の鐘塔。

  • カトリック山手教会の鐘塔。

    カトリック山手教会の鐘塔。

  • カトリック山手教会の鐘塔。

    カトリック山手教会の鐘塔。

  • カトリック山手教会の鐘塔。

    カトリック山手教会の鐘塔。

  • カトリック山手教会の鐘塔。

    カトリック山手教会の鐘塔。

  • カトリック山手教会の鐘塔。

    カトリック山手教会の鐘塔。

  • カトリック山手教会。

    カトリック山手教会。

  • カトリック山手教会。

    カトリック山手教会。

  • カトリック山手教会。

    カトリック山手教会。

  • 敷地奥の洋館はカトリック横浜司教館。<br />明治43年に東京戸塚に建てられた木造2階建ての相馬永胤邸(設計者の妻木頼黄はジョサイア・コンドルの弟子)のエントランス部分のみを移築復元したもの。鉄筋コンクリート造り造2階建、地下1階で平成12年(2000年)に竣工した。横浜市認定歴史的建造物に指定されている。<br /><br />なお、山手イタリア山庭園に移築復元されているブラフ18番館は平成3年(1991年)まで使われていた旧山手カトリック教会司教館である。

    敷地奥の洋館はカトリック横浜司教館。
    明治43年に東京戸塚に建てられた木造2階建ての相馬永胤邸(設計者の妻木頼黄はジョサイア・コンドルの弟子)のエントランス部分のみを移築復元したもの。鉄筋コンクリート造り造2階建、地下1階で平成12年(2000年)に竣工した。横浜市認定歴史的建造物に指定されている。

    なお、山手イタリア山庭園に移築復元されているブラフ18番館は平成3年(1991年)まで使われていた旧山手カトリック教会司教館である。

  • 敷地奥のカトリック横浜司教館。

    敷地奥のカトリック横浜司教館。

  • 敷地奥のカトリック横浜司教館。

    敷地奥のカトリック横浜司教館。

  • 貝殻坂。この坂の下にカトリック山手教会墓地がある。

    貝殻坂。この坂の下にカトリック山手教会墓地がある。

  • 「カトリック山手教会墓地」。

    「カトリック山手教会墓地」。

  • カトリック山手教会墓地。

    カトリック山手教会墓地。

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