2012　札幌遠征で松前と日高盗りの旅【その７】襟裳岬へ

2012/05/11 - 2012/05/13

5月に札幌ドームでコンサドーレ札幌との試合がありました。せっかくなので1日休みを取って金〜日で北海道へ。ケータイ国盗りで盗りそびれていた松前と日高を盗るためにそれらの２エリアを観光を組み込みました。
両エリアとも未訪の地でしたので位置ゲーのおかげで行くことができた、ということにもなります。
JALのフリープランで函館空港inの帯広空港outという行程で２泊３日の旅となりました。

様似からはバスで北海道の先端になる襟裳岬へ。北海道の知人から「なんにもないよ」と言われたのですが、せっかくなので言ってみましたが、とにかく辺境の地。しかし野生のアザラシなどを見ることができ、満足でした。

エリア えりも(北海道)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー JALグループ JR特急 JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

様似駅でバスの切符を購入します。襟裳岬を回って帯広方面に抜ける予定だったので、そういう経路で切符を購入します。JRバスの運行範囲である広尾までの乗車券になります。
えりも（襟裳岬）で途中下車をすることができます。

様似駅に向き合う形で立っている様似のバス停の待合室です。

様似駅 駅

JR様似駅の駅前の様子です。左側にある標識は見たことのない標識だったので、思わずカメラに収めました。

様似駅 駅

襟裳岬に向かうバスです。JR日高本線と連絡しているので時間的ロスは少ないです。

襟裳岬 自然・景勝地

様似駅を出ると再び、日高本線と同じように海沿いを走っていきます。かつての計画ではここにも線路が敷かれて帯広側の広尾まで。そこからは廃止された広尾線に接続して帯広まで結ばれる予定だったようです。

様似駅 駅

バスは途中、一旦、道を外れアポイ山荘に立ち寄ります。
アポイ山荘というのはアポイ岳という山の麓にある宿泊施設です。

えりも駅バス停です。
ここはえりも地区の中心地にあたりますが、襟裳岬に行く時には下車してはいけません。バスの運転手さんからもその旨の案内が入りました。

襟裳岬 自然・景勝地

目的地の襟裳岬バス停に到着。
ここで下車をします。乗り継ぎや帰りのバスの時間などを事前にチェックして、観光に向かうようバスの運転手さんから注意がありました。
バスに乗っているほとんどがここで下車をします。

襟裳岬 自然・景勝地

バスを降りると物産店がありますが、そこはまずスルーして観光に。
目の前にあるのが襟裳岬灯台です。中に入ることはできませんでしたがこじんまりとした灯台でした。

襟裳岬灯台 名所・史跡

襟裳岬に到着しました。さすがに先っぽなだけあってかなり風も強かったです。

襟裳岬 自然・景勝地

さすがに周りになにもないので広々としていて気持ちよいです。

どうやらさらに先に進めるようなのでそっちを目指してみることにします。

半島や岬には必ずある演歌の歌碑。やはりこういう辺境の地に来ると演歌の気分になるのでしょうか？なぜでしょう？

風極の地　襟裳岬という碑がありました。ちなみにこの下には、後ほど訪れる「風の館」があります。

襟裳岬 自然・景勝地

ここにも看板が。撮影スポットはかなりたくさんありますね。
人がいなくなったすきにパチリ。

それでは突端を目指していきます。けっこう起伏があったりで足腰に来ます（笑）。

突端に向かう途中。広尾方面の景色です。

このあたりはいくつか建物がありました。

どうやら昆布を干したりしているようでした。
厳しい環境でもこのように生活がありました。

その近くには襟裳神社旧鎮座祠跡という石碑が建っていました。
このあたりにかつて祠があったのでしょうか。

そして襟裳岬の突端に到着しました。
実は先ほどの昆布を干していたり石碑があったりする場所は左下に当たるので、ここがホントに突端なのかちょっと微妙な感じもします（苦笑）

襟裳岬 自然・景勝地

せっかくなのでデジカメのパノラマ機能で撮ってみましたが・・・う〜ん微妙な写真になってしまった。

ちょうど先ほどいた方向です。風の館と灯台が見えます。

突端から先の方を見てみました。岩場が続きます。

さらにズーム。

先の方の岩場をよく目を凝らしてみると、アザラシがいました。
野生のアザラシです。わかりますか？
ちなみに私のデジカメは光学１０倍ズームです。

この写真にはかなりの数のアザラシが写っています。

鴎もかなりの数がいました。野生のそのままの風景を見ることができて良かったです。
まさか野生のアザラシを見ることができるとは思いませんでした。

時間がまだあったので襟裳岬 風の館に行きました。
入場料を払って中に入ります。
襟裳岬の自然などの展示や、強風体験などができるブースがあります。

襟裳岬 自然・景勝地

先ほどの先端に行かなくても双眼鏡があり、ここから野生のアザラシを見ることができます。

そろそろお腹も空いてきたので食事をします。
２軒並んでいる物産店のうちえりも岬レストハウスの方に入ってみました。

その中にある食堂むてき　に入りました。
ここも偶然にもミシュランガイド北海道2012特別版に掲載されたんだとか。
初日の江差についてミシュラン掲載店です（笑）

名物のツブ貝の入ったつぶラーメン。岩のりなども入っていました。
ツブ貝なので固いかと思ったら意外と柔らかくてびっくり。
塩味でさっぱりした味わいでした。

食事も終わるとそろそろ広尾行きのバスの時間なのでバス停へ。となりの物産店の前にこんな不思議な人形？がありました。