641　「長命寺」見学　会津若松市日新町5-51　「八重の桜」関連探索記

2012/10/21 - 2012/10/21

福島県会津若松市の「長命寺」を訪ねました。以前の「八重の桜」探索で見逃した名所旧跡です。佐川 官兵衛（さがわ かんべえ）が精鋭約1,000人を率いて城外出撃の指揮官を任じられたが、出陣前夜に藩主から賜った酒に酔い、早暁に出撃が遅れて敗北を喫した……会津藩の戦死者は約１１０名（『會津戊辰戦史』では１７０名）という大打撃を受けました。早朝６時４０分、喜多方市山都町の「新そばまつり」へ向かう前に見学しました。場所が良く分からないために鶴ヶ城の西側「会津藩校日新館跡」案内板とお堀を見学しました。

エリア 会津若松(福島)

• 交通手段: 自家用車

会津若松市「鶴ヶ城」お堀の西側、国道１２１号線沿いに記念碑と説明版があります。左から「藩校日新館建立乃恩人　須田新九郎頌徳碑」「会津藩校日新館跡」「まちに歴史あり　田中玄宰（はるなか）」と最近の「山本覚馬・山本八重生誕地」案内板です。

早朝の鶴ヶ城

山本八重（新島八重）の家がありました。

赤丸が山本八重（新島八重）の生家です。詳しくは「621 八重の桜を訪ねて　ﾊﾟｰﾄ２「山本八重生家、山本家菩提寺「大龍寺」、その他会津市内散策」「http://4travel.jp/traveler/hatago/album/10701819/」を参照下さい。

場所を確認して長命寺へ到着。現在は住宅地の中にあります。

西暦１８６８年８月２９日長命寺付近で大激戦があり、会津藩側に多くの犠牲者が出た。約一か月後会津藩は降伏開城。会津藩の戦死者は約１１０名（『會津戊辰戦史』では１７０名）だそうです。「長命寺の戦い」でネットを検索。会津部屋発言集に詳しい記述があります。「http://homepage3.nifty.com/naitouhougyoku/sub11.htm」

戊辰戦争時の弾痕跡が残る土塀。残念ながら塀は痛みが激しくなり修復されました。

修復されましたが、弾痕跡は小さくなりました。いつもお世話になっている「数にも入らぬ我が身ながらも」「http://aiduwakamatu.client.jp/」

築地塀の五本の白線は別格本山で東北では三ヶ所しか無いそうです。五本（五条）を最高位にして寺格を表すそうです。

本堂前に“主”がおりました。

本堂より南側の一角に会津藩戦死者のお墓があります。

説明版からです。【戊辰戦役　会津藩士戦死者之墓　慶応４年 (西暦1868年) 戊辰戦争中の８月２９日、ここ長命寺付近で大激戦があり、会津藩側に多くの戦死者が出た。９月２２日会津藩の降伏開城により戦争は終ったが、城下の会津藩戦死者の遺骸は、新政府から埋葬が許可されず、翌年の雪解けまで放置された。これを見かねた、時の長命寺住職幸證師は、年の暮れに付近の遺骸を密かに埋葬した。その総数は１４５体と言われている。墓碑は明治１１年４月になって、旧会津藩士７５名の有志によって建立されたが、碑面には「戦死墓」の三文字以外表示することが許されなかった。財団法人会津弔霊義会】　　　　

裏側

朝７時過ぎ、やっと“背あぶり山”から朝日が昇ってきました。

墓碑から本堂側

境内

境内

境内のシュウメイギク（秋明菊）

境内の花、なんという名前でしょう？

ここから少々時間が飛びます。夕方になります。山都町見学後に只見川の上流に沿って約60Km只見町大塩の共同浴場に浸かりました。住所は福島県大沼郡金山町大字大塩字休場3103-1

入浴協力金200円です。

急な階段を下ります。

女風呂入り口

男風呂入り口

男風呂脱衣所から湯船

男風呂、お風呂は内風呂のみです。

男風呂からの只見川の流れ

只見川

平成２３年（２０１１年）７月の豪雨で天井まで川が氾濫、窓・ドア等が破損しました。仮に修理されています。

だ〜れも居ない女風呂を覗きました！

女風呂脱衣所

温泉は茶色のため温泉に入った後はタオルの色はこの様になります。

大塩共同浴場のお隣「民宿たつみ荘」河川に露天風呂があるようです。次回挑戦しましょう。