2012/05/06 - 2012/05/06
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frau.himmelさん
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ドレスデンを訪れるのは今回で何度目だろう。6回目?7回目?
後でゆっくり数えてみることにします。
何度訪れても気になる街ってありますよね。
私にとってはドレスデンもそう。
今日は1日中ドレスデンの町歩きをします。
有名どころはだいたい見ているので、今回は今まで行けなかったところに優先順位をつけて回ります。
・ギネスブックにも載っている世界一美しい牛乳屋さん
・エーリヒ・ケストナー博物館
・アルベルティーヌムのフリードリヒの「山上の十字架」を見ること
・アウグスト2世の寵愛を受け、その後悲惨な人生を送ったコーゼルの形跡を探すこと
・フラウエン教会の内部を見ること
その他。
-
朝食を摂ろうと下に降りると、ホテル・インターシティーの朝食会場には行列が出来ていました。
もうビックリ!
ところが、あそこにいる東洋人のカップルは朝食が終わったにも関わらず、グズグズして席を立とうとしないのです。
みんなの非難の視線も何のその。
結局、私がこの列の後ろに並んで、食べ終わってもまだ居ました。
同じ東洋人として恥ずかしいー。
どうか彼らが日本人ではありませんように。
彼らとは後で再会します。 -
先ず最初に、世界一美しいミルク屋さんを訪れます。
ドレスデン駅北側の市電停留所から11番のトラムに乗ります。 -
トラムは聖十字架教会の塔を遠くに臨みながら走ります。
-
アントン・ライプティガー通り。
Sバーンの向こうにはロシア教会のような建物も。 -
ドレスデン・ノイシュタット駅前を通り過ぎて…。
-
アルベルト広場も通り過ぎて、Pulsnitzer通りの停留所で降りました。
-
まだこの付近は旧東ドイツ時代のままで取り残された地なのでしょうか。こういう荒れた建物が目立ちました。
さて、美しいミルク屋さんは?
ここで中学生くらいの男の子に聞きました。
「この辺に美しいミルク屋さんありますか?」。
私は、そのお店の名前を覚えていなかったのです。 -
彼も「さあー?」って。
でも優しいんです。
通りがかった中年お女性にも聞いてくれましたが、そのオバサンも忙しかったのか「さあ、知らないわ。」って急いで通り過ぎてしまいました。
申し訳なさそうな顔をしている彼にお礼を言って、広い通りに出ました。 -
少し行って、進行方向を見ると、観光バスが2台ほど停まっています。
そこからぞくぞくと集団で降りてくる人々を見つけました。
あそこかしら? -
『カフェ・レストラン・プフント』。
ここですね。
バロック調のようなゴテゴテした建物を想像していましたが、普通の店構えで驚きました。 -
ところが店内に一歩足を踏み入れて、もうビックリ!。
その美しさに圧倒されました。
壁、天井、棚など全て美しいタイルで埋め尽くされていたのです。
タイルはすべて手描きのオリジナルタイルだそうです。
ご覧ください。
写真撮影は禁止なので、ネットからコピーしました。
http://www.pfunds.de/start.htm
そんなに広くない店内は、次から次へと観光客が押しかけます。
2階にはレストランも併設されています。 -
内部は写真禁止なので、外から撮った写真です。
正式なお店の名前は「ドレスナー・モルケライ・ゲブリューダー・プフント」。
1880年の創業で、1998年には世界一美しいミルク屋さんとしてギネスブックに登録されました。 -
店内にはチーズやバターの乳製品だけではなく、若い女性が喜びそうな美しいカードや小物、お土産に喜ばれそうなセッケン、ジャムなども置いてあります。
-
店内でミルクが飲めるはずなのですが…。
近くにいた店員さんに、ここでミルクが飲めると聞いてきたのですが…、って聞いたら、お部屋の隅にある大きなミルク缶からコップにミルクを1杯注いでくれました。
1杯1ユーロ。
とっても安いですね。
お味は…、バロックの味?
いいえ、普通のミルクでした。
写真の左側にタイルが見えますが、これも手書きなんですよ。 -
世界一美しいミルク屋さん「モルケライ」、一見の価値はありますよ。
さて、次に参ります。
この近くのまだ復旧されない建物の壁。
ドレスデンは美しい古都、といわれているけれど、旧東ドイツの影は何処そこに残っていました。
美しい店内を見た後だけに、その差を強く感じました。 -
さて、トラムでアルベルト広場まで戻ります。
エーリッヒ・ケストナー博物館はこっちのはずですが…。
10日以上もドイツに滞在していると知恵がついてきます
ちょっとでも行き先に不安を覚えたら、歩き始める前に道を訪ねます。
この齢になりますと、体力の消耗は極力避けたいのです。
酷いときは、すぐ近くの目的地に着くまでに、4,5回聞いています(笑)。 -
今回も道を尋ね尋ねて、ケストナーミュージアムにやってきました。
あの瀟洒な普通の建物がそう。
あとで調べたら、この家はケストナーの伯父さんの別荘だったらしいです。
ここは彼のお気に入りの家で、ちょくちょく遊びに来ていました。 -
お庭にあったブランコ?
ケストナーはこの庭で遊ぶのが大変好きだったようです。 -
エーリッヒ・ケストナー(1899〜1974年)。
ドレスデン生まれのドイツの作家。
うだつの上がらない職人の父親と、頑張りやの母親の一人っ子として生まれる。
成績は常にトップで、母親はケストナーを上級学校に入れるために必死に頑張ります。
師範学校を卒業後、新聞社につとめ、作家としていくつもの作品を発表します。
ところが正義感の強かった彼の作風がナチに目を付けられ、出版を禁じられるどころか、ゲシュタポに2回も逮捕されます。
その頃ナチに弾圧された有名な芸術家は国外に亡命しましたが、彼は国内に留まりました。
「二人のロッテ」「飛ぶ教室」「エミールと探偵」など児童文学に特に有名な作品を残しています。 -
入口。
入場料4ユーロ払って中にはいります。
数人集まったところで、館員の説明を受け、後は自由に見学できます。 -
このミュージアムには、写真・手紙・公的資料・演劇のプログラムなど、ケストナーの生涯と作品に関する手がかりが収められています。
これらの資料はテーマ別に色分けされた引き出しや扉の中に入っています。(解説・ミュージアムでもらった資料より) -
館内は、博物館というより、明るい子供部屋のようでした。
世界中で読まれているケストナーの作品の一部。 -
懐かしいケストナーの絵本。
昔、我が家の子供たちも読んでいましたねー。
右は「エミールと探偵たち」、
左は何だったかしら?
のっぽとチビの探偵の物語? -
ケストナーの作品の中でよく登場する、円い広告柱に彼の作品が貼られています。
-
日本人にとっても馴染みのある作家ですよね。
日本語に翻訳された作品も多数おいてありました。 -
-
2階に上がるエレベーター。
見学が終わってクロークに預けた荷物を受け取ろうとしたら、係員から「何処から来たの?」って尋ねられました。
「日本から」と答えると、やっぱりねー、という顔をしました。
東洋人で、ここを訪れるのはほとんど日本人なのですって。
日本人にとてもいい印象を持っているようでした。 -
外からケストナーミュージアムを眺めます。
アルベルト広場に面していますから、すぐわかります。
ユーモアにあふれ、辛らつな風刺作家であったケストナー。
ヒトラーの台頭という時代背景に翻弄され、創作活動の危機に見舞われるという憂き目にあっていますが、
今でもこうやって世界中から彼のファンが詰め掛けています。 -
ひよっと視線を上げると、少年時代の彼がこちらを見つめていました。
次はぼくの本の中でお会いしましょう、と言っているようでした。 -
帰国してから早速、アマゾンで取り寄せました。
昔子供達と読んだ本もあったなあー。
懐かしくて楽しくて、すぐ読んでしまいました。
今この本はいろんな友人のところを回っています。 -
ノイシュタットをしばらく散策します。
ノイシュタット(新しい街)というくらいだから新しいのかと思ったら、歴史的には旧市街より早く都市権を得たのだそうです。
アルベルト広場。 -
アルベルト広場から続く緑いっぱいのハウプト通り。
楽しそうな屋台が並んでいて、大勢の人が歩いています。 -
キティちゃんのお店。
-
-
先日放映していた「ドレスデン、世界ふれあい街歩き」で見た噴水じゃないかしら?
テレビでは、水に犬がじゃれ付いていたけど…。
その奥にある「Loewe」というレストランは、前にツアーでクリスマスマーケットを訪れた際、食事をしたレストランです!
懐かしいー。ここにあったのね。 -
立ち食いのインビスもあります。
-
ハウプト通りを更に歩を進めます。
先に見える建物はマルクトハレ(屋内市場)です。 -
マルクトハレの向かい側にあるのは、ドライケーニッヒス・キルヒェ(三王教会)。
-
教会前のレベッカの泉。
広場にはテーブルや椅子が並べられ、市民の憩いの場となっています。 -
こちらは復旧なった東ドイツ時代の集合住宅。
とても落ち着いた雰囲気のいい通りになっています。 -
金ぴかに輝いている騎馬像。
17世紀から18世紀ごろ、まさにドレスデンの黄金時代を築いたアウグスト2世(アウグスト強王)です。 -
アウグスト2世(1670年5月12日 - 1733年2月1日)は、ポーランド・リトアニア共和国の国王及びザクセン選帝侯でもありました。
-
エルベ川に出ました。
川向こうには旧市街のいい眺め。
さあ、それではアウグストゥス橋を渡って旧市街に向かいましょう。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- 迷子さん 2012/11/29 23:49:36
- ここがアノ〜?
- この春、某所で話題になった
牛乳屋さん版のヴェルサイユ宮殿?!
いやぁ、観光バスもやって来るとは
結構な人気スポットなんすね〜。
残念ながら、日本じゃ観光ガイドブックに記載されない場所って
認知度が全く無いから勿体無いこってす。
こちらの旅行記で紹介されて好かった♪
きっとこの先訪問される(特に)女性陣が増えることでありましょう〜。
懐かしいお名前の
ケストナーさん、ドレスデンの御出身だったんすね?
ああ、アッシも小学生の頃
学校の図書館にあった
「少年少女世界名作全集」ドイツ編で
エミールシリーズを読んだ記憶がぁ〜(~_~;)
戦時中も地元に留まられて・・・
執筆活動もままならない困難な時代を過ごされていたんでしょうね。
アッシももう一度、読み直してみようかなぁ。
- frau.himmelさん からの返信 2012/11/30 10:03:30
- RE: ここがアノ〜?
- おはようございます、迷子さん。
そう、ここがアノ〜です。
なんだか酷い言い方でしたね。
それがあり、絶対行くぞ!って(笑)。
でも、これほどとは思いませんでした。
団体バスで乗り付けて、次から次へと人が入ってくる…。
ドレスデンに来たらここは訪れてもソンはないところです。
ケストナー、懐かしいでしょう?
> 学校の図書館にあった
「少年少女世界名作全集」
わあーこれも懐かしい…。
私もアマゾンで取り寄せて何年ぶりかに読みました。
楽しかったー。
楽しいといえばアチラでもキノウ盛り上がっていたのに、どうして?
himmel
-
- ももであさん 2012/11/18 22:15:06
- プフント家恐るべし
- himmelさん
“世界一美しい”という基準を、いったいどうやって決めて
いるの? と突っ込みたくなりつつも、店内写真を見ると
さすがに納得させられますね。
ヴィレロイ&ボッホの、手描きタイルが素晴らしい!
でもなんと言っても、ただの牛乳屋さんをここまで仕上げ
ようと決意したプフント兄弟の意気込みが凄い!
兄弟はご健在なのでしょうか?
骨密度は間違いなく高そうですね!?
ももであ
- frau.himmelさん からの返信 2012/11/19 17:14:38
- RE: プフント家恐るべし
- ももであさん いつもありがとうございます。
> “世界一美しい”という基準を、いったいどうやって決めて
> いるの?
「世界一美しい基準」もさることながら、もしかして
世界一美しいパン屋さん、世界一美しい八百屋さん、世界一美しい肉屋さん…、
世界一、世界一、がいっぱーいあるのかしら?なんてそちらの方を心配しました。
最初、外観がバロック調のようにゴテゴテしているのかと思っていたら、店内だったんですね。
さすが、ももであさん、ヴィレロイ&ボッホ社をご存知だったのですね。
私は知らなかったのであえて旅行記には書きませんでしたが、
手書きのタイル、それはそれは素晴らしかったです。
しかも百年以上もインテリアはそのままなんですって。
ドレスデンは完膚なきまでに空襲にあいましたが、よくあそこが残ったものだと思います。
創設者の息子2人が後を継いだそうです。
1998年にギネス入りしたときはご健在だったのですから、まだ生きていらっしても不思議ではないですね。
これも調べてみます。
あそうそう、店内ではミルク1杯が1ユーロでした。
ギリシャの次の封切はいつでしょうか?(笑)
himmel
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