![ウィーンに滞在中に,2回ほどヨーロッパの一部を訪ねる小旅行をしました(ウィーンを出発して,ウィーンに戻ってくるというものです)。リュックサックを背負って,長距離移動は鉄道,宿泊はユースホステルか安宿でした。日程は特に決めておらず,その街が気に入れば何日か滞在するという気まぐれな旅でした。<br /><br />パリへはドイツから列車で国境を越えて入りました。これまで旅したドイツなどと比べて,華やいだ大都会,ヨーロッパの中心という印象を受けました。そして,見慣れたゲルマン系とは違って美男美女が多い気がしました。<br /><br />1週間ほど滞在して,絵画鑑賞三昧で“満腹”になりました。音楽に比べあまり絵画に興味がなかったのですが,パリで絵画芸術に“目覚め”させられました。絵画が観る人に与える影響力というものを初めて実感しました。<br /><br />バックパッカーでしたので,相部屋の安宿に泊まり,ホットドッグを頬張りながら小汚い格好して芸術の都をうろついている自分が滑稽に思われました。<br />セーヌ川のほとりで,知らないオバさん(いちおうパリジェンヌ?)に何故かリンゴをもらいました。洋服はほとんど着替えていませんでしたが(シャワーと下着の着替えは毎日!),そんなに貧乏そうではなかったのに…。<br /><br />【第2回ヨーロッパ小旅行~行程】<br />ウィーン→(ドイツ~ミュンヘン→フュッセン・ホーエンシュヴァンガウ→アウクスブルク)→(フランス~パリ→ヴェルサイユ)→(スイス~ツェルマット・マッターホルン)→(ドイツ~ハイデルベルク→マウルブロン→カールスルーエ→カルフ→テュービンゲン→シュトゥットゥガルト→ミュンヘン→オーバーアマガウ)→ウィーン<br /><br />(お断り)<br />当時はデジカメなど一般的ではなく,フィルムで撮った写真をデジタル化している最中ですので,写真は少しずつアップします。あしからずm(__)m](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/10/72/42/650x_10724280.jpg?updated_at=1454817124)
1994/11/15 - 1994/12/06
3414位(同エリア16425件中)
コージ☆さん
ウィーンに滞在中に,2回ほどヨーロッパの一部を訪ねる小旅行をしました(ウィーンを出発して,ウィーンに戻ってくるというものです)。リュックサックを背負って,長距離移動は鉄道,宿泊はユースホステルか安宿でした。日程は特に決めておらず,その街が気に入れば何日か滞在するという気まぐれな旅でした。
パリへはドイツから列車で国境を越えて入りました。これまで旅したドイツなどと比べて,華やいだ大都会,ヨーロッパの中心という印象を受けました。そして,見慣れたゲルマン系とは違って美男美女が多い気がしました。
1週間ほど滞在して,絵画鑑賞三昧で“満腹”になりました。音楽に比べあまり絵画に興味がなかったのですが,パリで絵画芸術に“目覚め”させられました。絵画が観る人に与える影響力というものを初めて実感しました。
バックパッカーでしたので,相部屋の安宿に泊まり,ホットドッグを頬張りながら小汚い格好して芸術の都をうろついている自分が滑稽に思われました。
セーヌ川のほとりで,知らないオバさん(いちおうパリジェンヌ?)に何故かリンゴをもらいました。洋服はほとんど着替えていませんでしたが(シャワーと下着の着替えは毎日!),そんなに貧乏そうではなかったのに…。
【第2回ヨーロッパ小旅行~行程】
ウィーン→(ドイツ~ミュンヘン→フュッセン・ホーエンシュヴァンガウ→アウクスブルク)→(フランス~パリ→ヴェルサイユ)→(スイス~ツェルマット・マッターホルン)→(ドイツ~ハイデルベルク→マウルブロン→カールスルーエ→カルフ→テュービンゲン→シュトゥットゥガルト→ミュンヘン→オーバーアマガウ)→ウィーン
(お断り)
当時はデジカメなど一般的ではなく,フィルムで撮った写真をデジタル化している最中ですので,写真は少しずつアップします。あしからずm(__)m
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
ショパンの墓
お墓はパリにあるのですが,心臓はワルシャワの教会にあります。
この墓地の名前は忘れました(後で調べておきます)。場所は,パリの東の方です。
けっこう歴史の教科書に載っているような有名人のお墓もありました。
私は,ショパンのお墓参りがしたくて,ここに来ました。 -
ショパンの墓
美しくもはかない生涯だったショパンにふさわしいお墓だと思いました。
誰かが添えたお花が,この彫刻に“花を添えて”いて美しいです。
注)お花を添えたのは,私ではありませんので,念のため…。残念ながら私には,これほどのセンスはありません…。 -
ショパンの墓
おそらく世界中のショパンを愛する方々がお花を添えていくのでしょう。 -
コンコルド広場
だっけ? -
モンマルトル
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ポンピドゥー・センター
現代美術の殿堂ですが,私は印象派以前の美術が好きなので,ちょっと…。 -
ポンピドゥー・センター
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ポンピドゥー・センター
これだけは面白いと思いました。
しかし,よく見ると,残酷です…。動物愛護団体からクレームがきたりしないのでしょうか? -
オランジュリー美術館〜モネの睡蓮
楕円形の部屋の壁に沿って,描かれています。 -
モネの睡蓮
展示室の真ん中に置いてあるソファに座ると,“静寂”という名の波長が伝わってくるようで,パリで見た絵の中で最も感動しました。 -
ノートルダム寺院
ゴシック建築は,細部が面白いです。この聖人は,なんで自分の首を持っているのでしょう???
→他のトラベラーの方から教えていただきました!
この方は,聖ドニ(Saint Denis)というフランス・パリの守護聖人で,モンマルトルで斬首されても直ぐに絶命せず,自分の首を持って歩き,現在のサン・ドニで倒れた方だそうです。その場所に大聖堂が建てられています。 -
コンシェルジュリ
ここは,サント・シャペルや最高裁判所の近くにある牢獄で,マリーアントワネットが最後に暮らした独房の様子が再現されています。 -
マリーアントワネット最後のベッド
-
とりあえず記念に1枚。
-
そして,とりあえず登ることに。
まさに“お登りさん”…。
この方々は,働いているフリをしている“人形”です。 -
じっと動かないパフォーマンス
パリだから許されるのでしょう…。 -
リュクサンブール宮殿・公園
ヴェルサイユより好感が持てました。 -
オペラ座通りの売店
なぜか朝日新聞の旗が…。 -
オペラ座
-
オペラ座
フラッシュをたかなかったのか,光が弱いのか,とにかく失敗作だと思ったら,まあ,シャンデリアの雰囲気が分かるし悪くないなーと思いました。
フィルム・カメラは,現像しないと結果が分からないところがコワいです。 -
ヴェルサイユ宮殿
宮殿内は,呆れるほどの豪華さです。庶民は,パンを食べるのがやっとなのに…。どれだけの富が一部の王侯・貴族に集中していたのか考えても想像がつきません。
ま,そういった絶対王政の時代があったからこそ,なんとも皮肉なことですが,現代でもこういった宮殿が見学できるし,様々な美術・工芸・音楽・文芸が花開いたのでしょう。 -
ヴェルサイユ宮殿
冬支度。でも,どこか間抜けな感じが…。 -
フランスの新幹線TGV
これに乗って,パリからスイスへ向かいました。
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この旅行記へのコメント (5)
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- jijidarumaさん 2018/09/11 19:27:12
- 聖ドニ(Saint Denis)は首なしで歩き、大聖堂の像になった
- コージ☆さんの聖ドニの話にこんな伝説を思い出しました。
伝説にご興味なくば、スルーしてください。
「Klaus Stoertebekerクラウス・シュテルテベッカーはハンザ都市の市民なら誰でもその名を知っていた伝説の海賊である。Vitalienbruederヴィタリエンブリューダーという海賊団の頭であり,14世紀末に北海・バルト海を荒らしまわってハンザの船乗りを恐怖に陥れた。
1399 年のハンザ会議で諸都市共同による海賊掃討が決定され、メンバーのハンブルクも「Bunte Kuhまだら牛号」を主にしたハンブルク船隊を派遣し、ヘルゴラント島でシュテルテベッカーを捕縛した。
彼は1401年にハンブルクのグラスブローク通りで斬首された。
このバルト海の海賊王は伝説となって,今日でも数多くの書物に姿をあらわしている。
≪海賊クラウス・シュテルテベッカーの伝説≫
クラウス・シュテルテベッカーの人生には多数の神話と伝説と少々の事実が含まれている。
シュテルテベッカーという名も渾名であり、低地ザクセン語で“一飲みでマグカップを飲み干す”という意味だそうだ。つまり、マグカップに入った4Lのビールを一飲みするという事になるが、彼はそれほどの海賊だったというのだ。
14世紀の後半には、シュテルテベッカーは海賊の頭目として世に知られ、シュテルテベッカーとその仲間の海賊たちはハンザ同盟都市の船舶を襲った。
伝説によれば、1401年、ユトレヒトのサイモン指揮のハンザ同盟都市・ハンブルク市の艦隊はHelgolandヘルゴラント島の近くでシュテルテベッカーの海賊船を捕えた。
シュテルテベッカーとその仲間たちは結局、ハンブルクに連行され、そこで、彼らは海賊行為の容疑で裁判にかけられました。
伝説はこの時、シュテルテベッカーが自らの命を助け、自由を得るために、ハンブルグ市の全体を囲むのに十分長い金の連鎖を提供すると申し出たと云います。しかし、シュテルテベッカーと彼の73人の仲間全員は死刑を宣告されて、Grasbrookグラスブローク(当時のハンブルクの市城壁外は草原であったようだ)の上で打ち首にされました。
シュテルテベッカーの最も有名な伝説は処刑そのものに関するものです。
シュテルテベッカーはハンブルク市長にこう尋ねたと云う。
“もし、自分が首をはねられた後、歩くことができたら、歩いた歩数だけ、仲間を助けて、釈放してもらえぬか?”
この申し出をハンブルク市長は承諾すると、直ちに刑の執行を命じた。驚いたことに首を切られたシュテルテベッカーの肉体は立ち上がり、11歩も歩いたと云う。
しかしながら、11人の海賊仲間も助命されることなく、他の海賊たちと共に全員が首を切られてしまいました。
ハンブルクの市議会は市長にそのようなことをした後、気疲れがしないものかと聞くと、市長は“なんの!全く疲れていないさ。同じように市議会の全員を簡単に処刑することもできるよ。”と答えました。この事で、市長自身も死刑を宣告されて、議会で最も若いメンバーによって処刑されてしまったとか・・・。
シュテルテベッカーの海賊船を解体した際、マスト(柱)内に金の棒が隠されているのが発見された。金の1つ、銀の1つと銅の1つの棒は伝説(歴史でなく)によると、ハンブルク・聖キャサリン教会の先端をつくるのに用いられました。シュテルテベッカーの有名な酒杯は1842年の大火で破壊されるまで、ハンブルグ市役所に保管されていたそうです。
シュテルテベッカーの死後、長い時間が経過し、彼は伝説の人となりました。
彼の像は首が付いた像で、ハンブルクなどに建てられ、英雄として文学作品や映画、時代野外劇などに今も登場します。」
jijidaruma
- コージ☆さん からの返信 2018/09/11 21:56:15
- RE: 聖ドニ(Saint Denis)は首なしで歩き、大聖堂の像になった
- jijidarumaさん
重ね重ねメッセージありがとうございます!
当時は,聖ドニについて全く何も知識が無かったのですが,おかげ様で,あの像の意味が分かってきました
伝説について,詳しいお話し興味深かったです
ありがとうございました!
コージ☆
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- サウスピーチさん 2013/06/17 22:51:05
- パリジェンヌからの恵み・・・
- コージさん、教えていただいたパリの旅行記にお邪魔しています!
あら、コージさん、音楽に興味がおありだったとは、しかも、ショパンのお墓参りまでされるなんて・・・。
それに美術(印象派以前)も愛されているとか・・・。
今までのイメージ一新!(笑)(←どんなイメージだったのか!?)
ポンピドゥー・センターのキツネの剥製オブジェでしょうか、ほんとこれ、残酷だわ〜。
アメリカじゃ、絶対に飾れない代物でしょう! (←絶対にクレームが来る!)
そして、見ましたよ〜! エッフェル塔で働くおじさん達!(笑)
これって、階段で上る途中にあるんでしょうか? いや、でも奥に何かの屋根みたいなのが見えるから、
地上すぐ近くですかね?
パリ、どこも懐かしく拝見しました。 あ〜、また行きたくなってきた!(帰ってきたばっかりなのに?)
しかし、パリジェンヌにりんごを恵んでもらう格好っていったい・・・!?(笑) いったいどんな
雰囲気を醸し出していたんでしょう? こんな経験するの、大勢の観光客のなかでもコージさんくらいかも。(爆)
サウスピーチ :)
- コージ☆さん からの返信 2013/06/18 22:23:26
- RE: パリジェンヌからの恵み・・・
- サウスピーチさん こんにちは!
今までのイメージって!?
もしかして,インディジョーンズのハリソン・フォードですかぁ?
そうそう,そうなんですよー!オペラ歌手目指してたんで,ウィーンに遊学したんですよー(大ウソ)
音楽も美術も建築も先住民族も遺跡も海も山も星も砂漠も…何でも興味が湧いちゃうんですが,何一つモノになってません…全部中途半端なんです!それが私の持ち味なんです(笑)
エッフェル塔のおっさん達!笑っていただけたでしょうか?
エッフェル塔にどうやって登ったか?確か,エレベータを乗り継いだような気がします その途中だったような
リンゴをくれたパリジェンヌですが,たぶん変な英語で世間話しをした別れ際にリンゴをくれたんだと思います
アタマがおかしくなってるパリジェンヌだったかも(笑)
だって,バックパッカーと言えども,顔はハリソン・フォードでジーパンにジャンパー着てただけだし,シャワーも毎日浴びてたから,臭くはなかっただろうし(笑)
あの事件は,私の旅行での七不思議に入りますねー
コージ
P.S.)サウスピーチさんはニューヨーク行かれましたか?
- サウスピーチさん からの返信 2013/06/19 23:47:51
- RE: RE: ハリソン・・・WHO? (笑)
- > 今までのイメージって!?
> もしかして,インディジョーンズのハリソン・フォードですかぁ?
近いんだけどなぁ〜。 いや、ここは正確に言っておきましょう! インディアナ・ジョーンズ(彼の生き様)
には近いかもしれませんが、GLハリソン・フォードではありませんっ!(爆)
(あ。 GL? グッド・ルッキングのことね。 勝手に省略しちゃいましたw)
> そうそう,そうなんですよー!オペラ歌手目指してたんで,ウィーンに遊学・・・
ここまで読んで、「えーっ!???」。 ・・・また騙されるとこでした。(汗)
> 何でも興味が湧いちゃうんですが,何一つモノになってません…全部中途半端なんです!それが私の持ち味なんです(笑)
これ、よく分かります! 私も似てるかな・・・。 でも、「全部中途半端」と言いながらも
それを自分の持ち味!と言えるところがコージさんの魅力なんだと思いますよ♪ (あれ? 褒めすぎた?笑)
> リンゴをくれたパリジェンヌですが,たぶん変な英語で世間話しをした別れ際にリンゴをくれたんだと思います
あぁ。 それなら多分、純粋に会話したのが楽しかったんじゃないですかねぇ。 だから、お礼じゃないけど、
この先もいい旅になりますように・・・的な意味も込めて。 しかし、<顔はハリソン・フォードで>って、まだ言うか!?(爆)
> サウスピーチさんはニューヨーク行かれましたか?
随分昔の話ですが、2度ほど行っています。 ワールドトレードセンターにも上ったんですけどね。
今は興味がちょっと違う方向にいっていますが、あの時はあの時なりにNYのスタンダードな観光コースを楽しみました。
でも、夜景は見ていないんです。 今思えば、NYならではの夜景は見ておくべきだったなぁ・・・と。
サウスピーチ :)
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