北イタリアを巡る---チェルビニアとクールマイヨール編

2012/08/16 - 2012/08/25

「ドロミテ街道とイタリア湖水地方２つのアルプスをめぐる〜リビェエラの真珠世界遺産チンクエテッレもご案内します〜１０日間」のタイトルに魅せられて、H交通社のツアーに参加して北イタリアを巡りました。
コース日程は下記。
１日目　成田→フランクフルト経由ミラノ(泊)
２日目　ミラノ→ジェノバ≪市内観光≫→チンクエ・テッレ≪観光と愛の小道散歩≫→パルマ(泊)
３日目　午前≪パルマ市内観光≫→バドヴァ(泊)
４日目　バドヴァ→ボルツァーノ→ドロミテ街道をドライブ→カレッツァ湖→ポルドイ峠→コルティナダンペッツォ(２　　　　　泊)　　
５日目　午前：≪ドロミテ観光≫→ドッビアーコ湖→ミズリーナ湖　午後　コルティナダンペッツォにて自由行動
６日目　コルティナダンペッツォ→ガルタ湖≪湖散策≫→コモ湖≪湖畔散策≫→コモ(３泊)
■７日目　コモ→アオスタ渓谷をドライブ→チェルビニア≪モンテチェルビーノ（マッターホルン）鑑賞≫→クールマイヨール→ラ・パリュ≪モンテビアンコ（モンブラン）鑑賞≫→コモ
８日目　コモ→スイスとイタリアの国境に位置するルガーノ≪ルガーノ湖畔散策≫→マジョーレ湖≪湖畔散策≫→コモ
９日目　コモ→ミラノ
１０日目　フランクフルト経由成田着
この旅行記は、７日目　チェルビニアとクールマイヨールとラ・パリュ編を掲載します。
表紙の写真はイタリア側から見るモンテチェルビーノ （マッターホルン）

エリア アオスタ(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 観光バス

７日目(８月２２日)　７時３０分　宿泊しているコモからアオスタ渓谷をドライブし、チェルビーノ（マッターホルン）を見に出かけます。
　コモの街からしばらくはトウモロコシの畑が広がっています

アオスタ渓谷に入ってきました。牧歌的な風景が展開されます

山の斜面、上の方まで家が見えています。スイスとは少し違うアルプスの風景です

渓谷を進むに従いチェルヴィーノが見え隠れします。この山はスイス側ではマッターホルンとして良く知られています

１０時４０分　ブルー湖に来ました。道路から少し上ると名前の通りコバルトブルーの湖が現れます

ブルー湖とチェルヴィーノの絶景です。スイスのツェルマットから眺めたマッターホルンは有名ですが、湖に映るこの景色もそれに負けません

チェルヴィーノ山頂のズームアップ。スイス側から見るマッターホルンは、先がとがった三角形状の端正な山ですが、イタリア側からはどっしりとした荒々しい山となっています

フルー湖を見下ろす丘に上ります。チェルヴィーノ山頂にいつの間にか雲がかかっています。雲が流れていて山の天候も風景も刻々と変わります

イタリア的　丘の上での過ごし方。。。

１１時４５分　チェルヴィーノのイタリア側麓の街チェルヴィニアに到着です。この街でランチと街を散策します

美しい紅紫色の花が賑やかに咲いています

チェルヴィニアの街には山小屋風のホテルや民宿等多くありますが、スイス側のツエルマット等比較すると割と静かな街です。このロータリが道路の終点となります

チェルヴィーノの左側は険しい稜線が延びています

少し斜面を上った丘から街を眺めています。この街はチェルヴィーノの観光拠点となる少し開けた山間の街です

日本人歓迎のレストランにて昼食をとります

通りの突き当たりに展望台に行くゴンドラリフトの麓駅があります。今回は時間が無いので引き返します

建物の間からチェルヴィーノを眺めてみます。ちょっとマッターホルンとは感じが違います

広場のミニ・マッタンホールに子供たちが登頂したゾー

１２時５０分　再びアオスタ渓谷をドライブしてクールマイヨールの街へ向かいます

何回も右に左にカーブする山道を抜けて行きます

１４時２０分　クールマイヨールの街まで来ました。ここは温泉地として２０００年以上もの古い歴史を持つ街です。街をしばらく散策します

街の背後には４０００m級のアルプスの山々が迫っています。山の向こう側はフランスです

街から見える山々の説明看板。フムフム〜左側の一番高いのが標高４８１０m、ヨーロッパアルプスの最高峰モンテ・ビアンコ(フランスではモンブラン)なのだナ〜

看板に照らし合わせて周囲の山々を見ますが、う〜ん、ここからは最高峰モンテ・ビアンコ〜　見えません・・・。手前の稜線に隠れて見えないのかナ。。

１５時３０分、モンテ・ビアンコの裾野の街、ラ・パリュへ移動します

坂道をバスで上って約５分でラ・パリュ(標高１３７０m)に来ました

ここからロープウェーでモンテビヤンコの途中まで上ります。
チケット購入に際して、シニア料金が適用されるw・・ということで、適用される組と適用されない若手組とに分かれます。ここで皆さんの年齢が明らかに・・・
　あらら・・あの人、お若く見えるのに、思ったよりお年なのねェ〜
　誰かさんの声が聞こえてきました。　　　あの人って・・どなたなの???

麓駅から見上げた風景・・・モンテ・ビアンコ〜はどこ。。。ここからは見えません

ゴンドラに乗りま〜す。
眼下に街歩きしたクールマイヨールの街が見えてきました

中腹の中間駅パヴィヨン(２１７３m)に着きました。
中間駅に着いたところ、大勢の観光客が下りのゴンドラ待ちをしていて長い列を作っています。待ち時間４０分とか・・・
下りのゴンドラ予約券をゲットして、中間駅付近を急いで散策します

この高地にも美しい紅紫色の花が咲いています

中間駅から少し上った公園まで来ました。今回のツアーの最終目標地点です。
ここからは更にゴンドラを乗り継いで、イタリアとフランスの国境を通過し、フランスのシャモニーまで行くことができます。
シャモニーやエギーユ・デュ・ミディの頂上テラスには過去２回訪れていますが、ゴンドラによる国境越えは未体験。実現はいつの日かな・・・

左側稜線奥にモンテ・ビアンコが・・・やっぱり見えません

下りのゴンドラの予約時間まで雄大な景色を堪能します

稜線に氷河が見えます

予約時間のゴンドラにて下ります。
この時、予約券をゲットしていないツアー客が乗れずに、集合時間を大幅にオーバーするというトラブルがありましたが、大勢のツアーだから仕方ありません

１７時３０分　ラ・パリュ出発。渓谷の美しい景色を楽しみながらコモに戻ります。２０時３０分　まだ明るいうちにコモのホテルに到着しました

ホテル近くのレストランで夕食の後、大型スーパに立寄ります。
ここでは、清算をセルフで行うレジのラインがあります。お客さん自身が商品をバーコードリーダにかざし、合計金額をクレジットカードで決済するシステムです。
　手前の女性が２つのレジのラインを監視していますが、省人化につながるのでしょう。

　北イタリアを巡る---チェルビニアとクールマイヨール編　　　おわり

この旅行記へのコメント （8）

• パルファンさん 2012/11/14 18:43:48

  チェルヴィーノって・・

  youさん
  
  このトップの写真は、裾野の人々から湖、森、山、空までとってもクリアですね！
  ため息がでる程の雄大な景色を捉えていて、とっても素晴らしい！
  
  チェルヴィーノってマッターホルンのことなんですね。
  パルファンも、昔ツェルマットに泊まって山を見ましたが、イタリア側からも見ることができる
  なんて初めて知りました
  （そう言えば、山々の説明看板は見てるわけで・・山の反対側はイタリアだったんだから当たり前かぁ〜）
  
  ブルー湖がまた見事！　こんな色相い表わせないですねぇ〜
  
  ゴンドラでイタリアからフランスに抜けられるなんてのもロマンチックですね。
  かっては山歩きが大好きだったのですが、最近は町歩きばかり・・
  久しぶりに山の魅力を見せつけられ興奮させられました〜　ありがとうございます！
  
  パルファン
  

  youさん からの返信 2012/11/14 23:59:48

  RE: チェルヴィーノって・・

  パルファンさん
  嬉しいコメント有難うございます。
  そうなんですか、パルファンさん、かっては、山ガールだったんですね。
  若い頃(失礼〜今もお若いですが) 鍛えた体力をお持ちですから、いつでも現役復帰できると思います。
  
  　youは、まだ現役の山ボーイでして、地元の山歩きの会に入っていて、毎月近場の山々を歩いています。今回訪れたイタリア・アルプスは、ゴンドラ等で簡単に上れる展望台から山々を眺めた絶景ですが、自分の足で額に汗して上ったら同じ絶景でも感動はまた違うものになるはず。
  　なので、できれば体力のあるうちにこの付近をトレッキングし・・・そしてのんびりスケッチでもしてみたい等と夢見ています。
  

  パルファンさん からの返信 2012/11/15 19:48:27

  RE: RE: チェルヴィーノって・・

  youさん
  
  > そうなんですか、パルファンさん、かっては、山ガールだったんですね。
  
  はい、子供が生まれる前までは、今でいう“山ガール”
  
  あの時代は、海外含め簡単に旅行に行けるわけでなかったものね。
  （同じ世代と思って話題にしてます）
  
  パルファンは、その頃は北海道。
  ですから、日高以外は北海道の山は、ほとんど登りました〜　
  
  その頃、本州の山（長野）に憧れていたのに・・
  いざ、陸続きで行ける時は、子育てで・・それっきりです。
  
  >自分の足で額に汗して上ったら同じ絶景でも感動はまた違うものになるはず。
  
  これは、山に登った人でないとわからないですよね！
  
  youさんは、しっかり鍛えてらっしゃるから、機会は幾らでもありますね。
  スケッチもして、なんていいなぁ〜
  
  ”山”の話題、懐かしくていろいろ書いてしまいました。読み流してくださいね！
  
  パルファン
  
  
  
  

  youさん からの返信 2012/11/16 22:42:37

  RE: RE: RE: チェルヴィーノって・・

  パルファンさん
  北海道の山は、ほとんど登りました・・・て、いや〜、それは凄いことですね。何年か前にシニアの方がトムラウシ山で遭難事故に遭われましたが、夏山でも厳しい山がありますからね。
  山歩き、旅行、旅先スケッチ・・趣味が共通しています〜
  　
  > あの時代は、海外含め簡単に旅行に行けるわけでなかったものね。
  > （同じ世代と思って話題にしてます）
  >
  ハイ、そうです。分かりますw。あの時代に比べたら今は海外旅行等、比較できないくらいに安価で簡単にできるようになりましたね。
  　あの時代のこと、語り始めたら終わらなくなりそうですが・・・
  

• はなさん 2012/11/11 21:37:53

  いつの間にか北イタリアになっていました。

  写真ツアーでうろうろしているうちに中南米が終わってしまっていました。
  
  ６月オーストリア、８月イタリア、９月南米とほんとにすごいスケジュールですねぇ。
  左の世界地図も後少しで全部黄色に塗りつぶされそうです。
  
  いつもながらお天気に恵まれて素敵な写真。
  コメントにときどきクスクスと笑いながら楽しく拝見しました。
  
  こういう写真を見せられるとまたヨーロッパの路地を撮り歩きたいなぁと思ってしまいます。

  youさん からの返信 2012/11/11 23:41:03

  RE: いつの間にか北イタリアになっていました。

  はなさん
  写真ツアーで、またまた忙しく飛びまわっておられるのですね。そろそろプロ写真家としてデビューするのでは・・と期待してますw。
  　ヨーロッパの路地裏やアルプスの山々、まだ行っていない国々、行きたい場所が無限にあるのに時間は有限。旅や山歩きや絵画等の他にも結構やることが沢山あって、世界地図が全部黄色に塗りつぶされるのは無理でしょう。。。いやいや夢とロマンを追いかける万年青年としては、いつかは・・と思う次第でございます〜
  
  

• pedaruさん 2012/11/10 20:44:52

  絶景

  youさん　こんばんわ
  
  いろいろな旅行記を見てきましたが、こんな息を呑むような絶景は初めてです。
  もちろん、写真がお上手なのは言うまでもないことですが、絶景という平凡な言葉では言い表わせませんね。
  いつも羨ましい旅をなさっていますね。ますます楽しみにしています。
  
  pedaru

  youさん からの返信 2012/11/11 15:57:02

  RE: 絶景

  pedaruさん
  いつもコメント有難うございます。写真が上手とはいえませんが、大自然が創る壮大な風景は、youには絶景という言葉しか見つかりません。
  　この大自然のもつ美しさを、写真でpedaruさんに感じてもらえて光栄です。
  　最近スケッチの方をサボッテいますが、pedaruさんやコミュニティの皆さんに負けないよう、ぼちぼち仕上げて、アップしたいと思っています。