神戸ハーバーランドから後半はいつもの京都へ（一日目）～港町神戸のおしゃれな雰囲気に、すっきり気分転換できました～

2012/10/20 - 2012/10/20

神戸の街歩きだと賑やかな元町あたりが定番でしょうが、海に面した開放感のあるハーバーランドも神戸を代表するエリアです。横浜に比べれば、規模はかなり限られるのですが、その分、焦ることもなく、ゆったりした時間を過ごしました。
で、夕方には、京都で母と合流。その後は、いつもの京都見物です。

エリア 神戸(兵庫)

朝５時に起きて、一番の飛行機で伊丹空港に到着。そのまま、ハーバーランドの最寄駅、高速神戸駅にやってきました。
駅からすぐには、楠正成を祀る湊川神社です。

境内に入ると、緑がきれい。

入り口脇を入ったところにある正成のお墓です。

このお墓は、勤王の思想を説いた水戸光圀が整備したもの。光圀の銅像もちゃっかり隣に立っています。正成のお墓と同じか、それ以上にりっぱです。

正成の一代記。天皇への一途な忠誠のために、一生を捧げました。湊川が、正成最後の戦いです。

奥に進みます。

これが本殿。なんか鉄筋コンクリートのような。。

外塀は、五本線。格式の高さを示しています。

目の前にあった菊水饅頭のお店。菊水は、正成の家紋です。

これが菊水饅頭。上半分が菊で、下半分が水の流れを表しています。

ハーバーランドへ向かう途中にあるＪＲ神戸駅。ここを抜ければ、ハーバーランドはもうすぐです。

神戸駅に入りますと。これはレトロな建物ですね。今、東京では、東京駅のリニューアルが評判なんですが、この神戸駅も雰囲気があります。

毎日、利用している人にとっては当たり前なんでしょうけど。もっと、知られていいかもしれません。

ハーバーランドの街にやってきました。いい天気だし、建物もおしゃれな感じ。

これは、結婚式場だそうですが、街の雰囲気にぴったり溶け込んでいます。

これは神戸モザイク。

レストランなども入っているショッピングモールです。

これを抜けると、これが有名なポートタワーの風景。今日は、よく晴れて雲一つない快晴。最高ですね。
ちなみに、神戸ポートタワーの建設は、昭和38年。高さ108メートル。始めから展望用のタワーとして建てられました。鮮やかな赤い色と鼓（つづみ）を引き延ばしたような美しい構造は、この青空をバックにした姿が素晴らしいですが、夜のライトアップも40種類のイルミネーション演出があるようです。ただ、これは確認できていません。残念。

海に面して波止場が続きます。

これは、コンチェルト。食事をしながら、明石大橋とかまで周遊します。昔、乗ったことがありますが、懐かしいです。

さらに進むと、港全体が見渡せます。大観覧車も青空に映えてきれいです。

さらに先にあるのが旧新港第5突堤信号所。大正10年、神戸港に入港する船舶の安全のため、信号所として建設されました。

で、この奥が、散歩に最適、ハーバーウォーク。煉瓦倉庫レストラン街横の船着場まで続きます。

機能的な姿ですが、薄い青色も、かえって存在感を高めているように思います。

信号所と大観覧車。高さを競っているような眺めです。

神戸駅の方に帰ってきました。途中にあるデュオ神戸は、ショッピング街。催しもの会場では、アカペラのグループのステージが始まっていました。

デュオ神戸のモールです。ちょっと、ひと時代前の雰囲気ですが。

そうこうしているうちに、お昼に近くなってきました。
ここは、ハーバーランドのホテル　ラ・スイートの中にあるレストラン。ネットで調べたら、この辺りでは一番人気のようなので、予約を取っておきました。
ホテルの中といっても、レストランへは海側から直接二階の入口まで上がる広い階段がありまして、ちょっと一軒家のレストランへ入るような感覚です。

ワンプレートランチをいただきましたが、

少量のビーフシチューとか、とても濃厚でおいしいです。

なお、内部は、深いソファーのシート。食事をした後も、いつまでもゆっくりしていたくなるような。かなりゆったりとくつろげました。

ただ、京都の待ち合わせ時間も気になりだして、そろそろ京都に移動します。

合流して、なんだかんだしているうちに、もう晩飯。
予約していたのは、ルサンジュ。北野天満宮から北野白梅町に向かう途中。少し、路地を入ったところにありました。

５席のみの小さなお店ですが、若いマスターが気持ちを込めておもてなしをする。そんな気持ちの良いお店です。コースは、ボリューム満点。
まずは、いきなりのさばの刺身を使った前菜。

羊肉を使ったソーセージ。

これは、京野菜水菜。

カキは焼いただけかと思ったら、なんか手が込んでますね。

イサキだったかなあ、魚の料理。

最高級とおっしゃる牛肉のステーキ。
メインディッシュが何度も出てきたような印象です。なんでも、ビストロいうのは、大衆食堂という意味だそうで、だから、腹いっぱい食わせるというコンセプトは当然なのだとか。
埼玉出身とのことですが、一人で京都で勝負している。そんな心意気も、にくいところ。応援したくなるようなお店です。