2012/08/22 - 2012/08/28
926位(同エリア2403件中)
歩さん
ヨーロッパは鉄道が発達しています。中でもドイツは縦横無尽に鉄道網が張り巡らされ、殆どの都市に自由自在に行くことができます。
いつかはやってみたかった列車の旅。
今回は、フランクフルト⇒ケルン⇒ハノーファ⇒ベルリンを巡ります。それに加え、ハノーファを拠点に、メルヘン街道(ハーメルン&ブレーメン)にも足をのばしてみました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
成田空港⇒ヘルシンキ・ヴァンター空港⇒フランクフルト空港に到着。
さらに、ICEに乗って、ケルン中央駅までやってきました。ケルン到着が夜の8時頃になりました。
当初はフランクフルトに宿泊しようと思っていましたが、夜のケルン大聖堂を一目見たかったので、あえて、フランクフルトを素通りして、ここケルンまでやってきたのです。
夜景はやはりきれいでした。ただ、デジカメの性能と私の撮影技術の未熟さゆえ、素晴らしい夜景を撮ることができなかったのが残念です。
写真は、朝のケルン大聖堂です。 -
ホーエンツォレルン橋です。夜は、この橋の灯りとケルン大聖堂の灯りが見事に調和して、素晴らしい夜景を生み出します。
橋は列車が通るのですが、横を歩道が通っているので、人も自転車も渡れます。そしてこの橋の見所が南京錠です。永遠の愛を誓って錠に鍵をかけた後、川に鍵を投げることで、二度とはずれなくなるというわけで、この橋のフェンスには数え切れないほどの南京錠がかけられています。 -
写真が、南京錠の数々です。
-
ケルン大聖堂もいろんな方向から見ると、また違った美しさが見えてきます。
空の青と木々の緑が色を添えています。
ケルンの町を散策しながら思いましたが、ドイツの車は、横断歩道付近で人を見かけると、必ず止まってくれます。こちらが恐縮するくらい、歩行者に対して謙虚です。
以前、ドイツに来たときにも思いましたが、今回もそれは変わりませんでした。交通マナーがとてもよいドイツです。 -
ケルン大聖堂の近くにある『ドミッシオ』というお店です。
シュペクラチウスという薄いクッキーのお店です。ケルン大聖堂の形をしたクッキーなので、お土産に最適です。 -
ケルンといえば、「オーデコロン」発祥の地。オーデコロンは、「ケルンの水」の意味だそうです。
そういえば、フランクフルトからケルン行きのICEに乗るとき、この列車はケルンに行くのかと尋ねたら、「コロンに行きますよ」という答えでした。正しくはきっと「ケルン」ではなく、「コロン」と発音するのですね。
というわけで、『オーデコロン4711』は有名らしいです。このお店で、私もお土産用のオーデコロンを買いました。オーソドックスなものから、癒しや安らぎの香りというのもあって、香水が苦手な人でも欲しくなるかもしれません。 -
昨日も乗ったICE。日本で言う新幹線のようなもの。
今回はレイルパスを持っているので、乗り放題です。
写真のように「ハノーファ〜ベルリン」と表示してあれば、その区間は座席がとってあるので、その区間はそこには座れませんよということです。
また、ICEに乗っていると、途中でお菓子(マドレーヌ)のサービスがありました。昨日も、今日も快適な列車の旅ができました。 -
ハノーファに着きました。
街の中には、このような赤いラインがあるところがあります。このラインに沿って行くと、主要な観光名所を回れるらしいです。
ちょっと薄くなっているところもありましたが…。
私は、赤ラインには関係なく街を散策しました。 -
ハノーファの市庁舎です。
まるでお城か宮殿か?というような豪奢な建物です。
池に映る市庁舎がより美しさを演出しています。 -
ハノーファの駅の中です。ここを拠点にハーメルンやブレーメン、ベルリンに行ったので、私の中ではお馴染みになってしまいました。
ハノーファは、首都ベルリンから近いこともあり、また、主要都市と列車で結ばれており、とても発達してきています。
駅周辺にも人が多かったですし、いろんな国の人がいました。
自転車王国アムステルダムに似た雰囲気がありました。あくまでも私の主観ですけど…。 -
ハノーファから、Sバーン(近郊列車)を利用して、ハーメルンに来ました。
写真はハーメルンの中央駅です。
ハーメルンと言えば、ネズミを退治した笛吹き男の話で有名です。
駅を出て、ロータリーを右に行くと大通りに出ます。街の中心には、見所が集中しています。 -
ようやく『笛吹き男』に会えました。
イメージしていたより若く、イケメンの少年でした。 -
マルクト広場です。
朝10時くらいなので、まだ人は少ないです。
この日は、曇り時々小雨という天気だったので、写真の背景がちょっと暗くて残念です。 -
ニコライ教会(左)と結婚式の家(右)です。
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さて、お次はブレーメンです。
ブレーメンと言えば、「ブレーメンの音楽隊」ですね。
グリム兄弟が生まれたハーナウ〜ブレーメンまでの約600?の道のりはメルヘン街道と呼ばれています。
今回は、ハーメルンとブレーメンに終始していましたが、本来はもっといろいろな見所があります。
写真はブレーメン中央駅です。 -
中央駅を背に、道なりにまっすぐに進んで行くと、右手に風車が見えます。
風車の前にはきれいな花があり、メルヘンチックでした。
ベンチでは、気持ちよさそうにお兄さんが眠っていました。 -
旧市街の入り口、ゼーゲ通りには、写真のような像があり、豚の背中に子どもが乗って写真を撮っていました。
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さらに進んでいくと、マルクト広場があります。
主役であるはずの「ブレーメンの音楽隊」像は、市庁舎の北西側の片隅で、ひっそりと出迎えてくれました。もっと人が群がっているかと思ったので、静かなお出迎えにちょっとびっくりです。
ロバの足を触ると幸運があるということで、みんなが触りすぎて、金色の足になっていました。 -
なぜか主役の音楽隊像より、人が群がっていた「ローラント像」。かなり大きいので、一緒に記念撮影しようとしていた人は苦慮していました。
ローラント像は自由の象徴のようです。 -
左の建物が市庁舎、右手奥が聖ペトリ教会です。
この市庁舎と先ほどのローラント像は世界遺産になっています。 -
マルクト広場の中をトラムが走っています。
線路の段差もなく、音もないので、ボーっとしていると轢かれます。
写真には写っていませんが、右側に、チョコレートのお店『ハッチェス』の本店があります。ブレーメンの音楽隊のイラストが入った包装は、お土産にピッタリです。 -
写真が『ハッチェス』本店で買ったチョコレートです。
ブレーメングッズも入っていてお徳です。
味も抜群でした。 -
ベットヒャー通りの入り口です。
マルクト広場の小さな路地を入ったところです。
いろんなお店があります。 -
ベットヒャー通りの人気の飴工房です。
お客さんがいっぱいでした。
お店の前の水道管(?)の上にも、音楽隊の仲間たちが…。 -
ブレーメン中央駅の表示です。
このあと、再びハノーファに戻り、ICEに乗ってベルリンへ向かいました。 -
ベルリン中央駅に着きました。
夜の8時過ぎ。ここからSバーンに乗って中心地に向かいます。
ベルリン中央駅は新しい駅で、中心から若干離れた場所にあります。
ドイツはサッカー大国。
この日もサッカーの試合後だったらしく、サポーターが集団で歌を歌って騒いでいました。 -
朝のベルリンの街中です。
実は、昨夜は、ホテルに行くまでの道で迷いに迷い、見知らぬ街をスーツケースを引きずりながら途方に暮れておりました。
運よく、ガソリンスタンドで給油していたタクシーの運転手さんをつかまえ、ホテルまで連れて行ってもらったのでした。
とても親切な運転手さんでした。
朝、明るくなって見てみれば、なぜ、こんなに分かりやすいところで迷子になったのかと疑問に思えます。
あの運転手さんとは二度と会うことはない一期一会の出会いでしたが、私にとっては忘れられない出会いとなりました。
本当に感謝です。 -
レイルパスで乗車できるのは、Sバーンまでです。
ベルリンの街中は、Uバーンが網羅していますが、Sバーンと徒歩で、ベルリンの街を闊歩します。
フリードリヒ・シュトラーゼ駅から、ブランデンブルガー・トーア駅まで行きます。
めざすは、ブランデンブルグ門です。
写真は、ブランデンブルガー・トーア駅の表示です。 -
ブランデンブルグ門に到着です。
前回は冬に来ました。
雪が降っていて、空は灰色でした。
しかし今回は抜けるような青空です。
ブランデンブルグ門は、長い間『壁』に囲まれて東西分裂の象徴でしたが、今では統一ドイツのシンボルになっています。 -
今度は、ポツダマー・プラッツ駅まで移動です。
ポツダム広場は、戦前はベルリンの繁華街だったそうですが、東西分裂により、ベルリンの壁が作られると、それによって、この広場も分断されたそうです。
今再び、中心的な場所になっています。 -
ポツダム広場には、ベルリンの壁の一部が、当時の記念として展示されていました。
改めて、壁が壊された意味と、それを成し遂げたエネルギーの凄さに感動してしまいました。
ここには、分断されていた当時の写真も展示してあり、それを見ると、壁を壊すことなんて、しかもそれを人の手で成し遂げるなんて、夢のまた夢だったのだろうという思いがします。
自由を願い、それを叶えた人々の持つ偉大なチカラに、あっぱれ!です。 -
ポツダム広場の交差点です。
奥にピンクのパイプが見えますが、これは水道管だそうです。
なぜピンク?なぜこんなに目立つ位置に?
と疑問を呈したくなるような、周囲から浮きまくったピンクのパイプです。
信号は旧東ドイツの名残、アンペルマンの信号でした。 -
アンペルマンのストラップです。
止まれ(赤信号)のアンペルマンも、進め(青信号)のアンペルマンもかわいいです。
今では、アンペルマングッズもいろいろあります。 -
写真はベルリン大聖堂です。
ベルリン大聖堂の近くには、ペルガモン博物館もあります。
ブランデンブルグ門から、ウンターデンリンデン(菩提樹の下)という大通りを歩いて行きました。
沿道には、いろんなお店や、歴史的建造物もあります。
フンボルト大学やベルリン国立歌劇場もあります。
フンボルトボックスという斬新な建物もあります。
ベルリンの街中は、交通機関も発達していますが、徒歩でも楽しめます。
ブランデンブルク門からテレビ塔を目掛けて行くと、やがて、アレクサンダー・プラッツ駅というSバーンの駅が見えます。
そこから、Sバーンに乗って、ベルリン中央駅まで移動しました。 -
写真がフンボルトボックスです。
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