2012/09/04 - 2012/09/10
1113位(同エリア2712件中)
銀の匙さん
2012年9月上旬、初めてのオーストラリア旅行の記録です。
1日目は思いがけず、グリーン島へ
http://4travel.jp/traveler/silverspoons/album/10716902/
そして2日目の今日はキュランダ観光へ出発です!
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
-
さて、本日はキュランダ観光に参ります。日本から現地の旅行社AAOツアーに、行きは列車、帰りはスカイレールとスカイレール駅からの送迎がついたOPを予約しておきました。
なぜか往路が列車のパターンの方がツアー数が少なく、お値段も高めなのですが、朝は駅まで自分たちで行かれるので時間に余裕が持てることから選びました。スカイレールにすると、朝は送迎バスに乗ってあちこちのホテルを経由しなければいけないので、かなり早く出発することになるからです。
鉄道駅まではリーフカジノホテルの前から、ゆっくり歩いて20分くらいです。途中またまたラスティーズ市場の椰子の実ジューススタンドに寄ったりして、のんびり出かけました。
駅舎はちょっとわかりづらいのですが、ケアンズセントラルという大きなショッピングモールの中を突っ切った奥にあります(モールが開いていない時間帯は、建物を迂回してぐるっとまわるような形になります)。 -
ツアー会社からは駅の改札に行くようにと指示がありましたが、見当たらないので駅舎の中の旅行センターで尋ねると、そこが窓口だったらしく、バウチャーをチケットと引き替えてくれました。ここで、列車、スカイレール、帰りの送迎バスのチケットを受け取ることになります。
係の人は、わざわざ窓口から出て、ホームへの行き方を教えてくれたり、とても親切でした。
滞在時間に余裕があれば、この窓口で列車のチケットを予約したり、スカイレール+送迎のチケットも予約することも可能です。
9月上旬でしたら、列車が満席ということはなかったので(この日は土曜日でした)、行ってから予約しても大丈夫ではないでしょうか(ただ、9月の半ばは現地の学校の秋休みがあって結構混雑しているので気をつけてください)。
ケアンズの街なかで、スカイレールの始発駅(カラボニカ駅)行きのバス停も見かけましたが、初めてケアンズに行ってそのバス停を見つけるのはなかなか難しそうです。初ケアンズで行きにスカイレールに乗るなら、ホテルからの送迎をお願いした方が無難かと思います。 -
さて、列車は9:30分、定刻に発車。ケアンズの街を進みます。この辺の家は1階が車庫で外階段があり、2階から上がれるところが多いように見受けました。
ひょっとして、湿度が高いとか、水害の心配でもあるのでしょうか? -
しばらく進むとフレッシュウォーター・コネクション駅に到着します。停車時間はわずかでしたが、降りて写真を撮りました。ケアンズ駅以外にも駅がある、としっかり記憶したのがあとで役立つことに…
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トレーラーがいくつも止まっている場所を通過。乗馬クラブのようです。トレーラーで運ばれてきた馬が飼葉を食んでいます。列車が遅いので、ゆっくり観察できました。ほんの小さな子どもも障害物に挑戦していたりしました。
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そのものズバリの写真ではないのですが、この辺までくると、DIYで建てたとおぼしき家が見えてきます。家の前庭にせっせとプール?を掘っているおじさんもいました。
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私たちが座った列車は8両目で、真ん中よりも若干後ろ目くらいでした。一つ前の車両はゴールド車両で、一等車にあたります。木製ベンチの2等車とは違い、ラウンジのような布張りの椅子でシャンパン付きだそうです。
カーブを曲がるときの写真は、後ろの方で撮った方が面白いはずだし、なぜこんな前の方に席を取ってくれたのだろうと思っていたところ、車両の外へ出てみてわかりました。
全部の車両の中でここにだけ、展望デッキがあるのです。他は車両の間と間は連結部分になっているので立てないのですが、ここの車両間はバルコニーのように張り出しており、外に立つことが許されています。谷間を走るときや小川の脇を通るときなど、ことのほか爽やかで気に入ってしまい、ずっとここに立ちっぱなしでした。すぐ自席にも戻れるし、いい場所を押さえてくれてありがとうございました。 -
そうこうしているうちに、列車は大カーブにさしかかります。これは、席に座っていないと撮れません。後ろの方の車両へ遠征したら、写真を撮りおわった人が場所を譲ってくれたので、感謝しつつパチリ。
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大カーブの手前など、見所の近くを通る前に、車内ではアナウンスがあり、列車もスピードを落とします。
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列車が山を登っていくと、右手に昨日行ったグリーン島が見えてきます。
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あいにく雲の多いお天気でしたが、それでも珊瑚の海は美しい色をしていました。
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列車は、途中バロン滝の脇を通ります。かなり長いこと停車するので、乗客はいったん降りて、ホームに隣接して作られた展望台に上ったり、1本前の電車で来た人は1時間ほどハイキングを楽しんでから、この列車に乗ったりしているようです。
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降りたついでに車両の写真も撮ってみました。これが普通列車。
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これが車体脇に付けられた、普通車のエンブレム。
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こちらはゴールド・カーです。
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エンブレムもちょっと高級仕様です。
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キュランダ駅に到着です。2時間の長旅。
駅のホームにはちょっとレトロな駅舎が建っており、その中に軽食がとれるカフェとお土産もの屋さんがあります。
スノードームなど、列車グッズはなかなか素敵でした。
買わなかったけど。 -
先頭車両です。
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ツアーを申し込んだときに帰りの時間を決めておかなければならなかったのですが、コアラ抱っこと鳥のミニ動物園を見るだけの予定だったので2時間もあればいいや、と思ったのは大失敗。
駅からキュランダ村の中心まで15分くらい歩くし、結構大きな場所です。結局、全然時間に余裕がなく、お店も見なかったしコーヒーも飲めずに残念…。
その代わり、予定の行動はしっかりこなしました。
こちらは鳥のミニ動物園・バードワールド。入場料の他にエサ代を払うと、エサの入った紙袋をくれます。入り口付近に陣取っているオウムたちがすぐに寄ってきます。 -
人見知りするとか手乗りとかそういう問題ではなく、ほとんど鳥に襲撃されている状態。
画面では見えませんが背中や首にもオウムがずしりと乗っています。
私は鳥好きなのでうれしかったですが、初めて近くで鳥を見るお子さんなどはここまで図々しい鳥に囲まれると、トラウマになってしまうかも…。 -
黄色いインコを首尾良く蹴散らし、我が物顔でエサ袋に頭を突っ込む緑オウム。
あんまり図々しいと、きゅっと袋を閉じて鳥すき鍋に入れちゃうよ…? -
しかしコイツの傍若無人さは首突っ込みくらいでは済みませんでした。
袋の中にはクラッカーのかけらや木の実、トウモロコシの粒など、鳥たちが喜ぶエサが各種取り混ぜて入っていたのですが、コイツときたら、くちばしでつかんだエサをぽいぽいぽいぽい外へ投げ捨ててしまい、ようやくお目当ての落花生をゲットすると、あとはもう知らん顔でとっとと近くの枝に移動。
どうですか、この得意げな顔。足でがっちりピーナッツをつかんでいます。
かろうじて少し中味が残った袋を持って呆然と立っていたら、横からでっかい赤いオウムが現れ、よっこいせ、という感じで袋ごとかすめとられてしまいました。
なんかもう、鳥がキライになりそう。 -
気を取り直して、もう一つのコアラ園の方へ。
バードワールドとセット料金もあります。
手のスタンプが切符代わりで、当日中は何度でも入場できます。 -
ここではコアラを抱っこして写真が撮れるということで、何はともあれ、まずはコアラを目指します。
あまりストレスを与えてはいけない、ということで抱っこされるはコアラは交代制でした。
係の人が写真を撮ってくれるほか、撮影の最中に手持ちのカメラで撮影しても、とがめられることはありません。 -
写真ができあがると、こんなA4サイズの紙フォルダに入れてくれます。
コアラはまだ眠そうだったんですが、とにかくふわふわ。本当にぬいぐるみみたいです。
耳はさわってはいけないそうなのですが、さわりたくてうずうずしました。
おしりもふかふかでまんまる。いつまでも抱っこしていたかったです。
結局このあとナイト・ズーでも抱っこしてしまいました。 -
動物園でワラビーやカンガルーにエサをやったりしていたら、2時間はあっという間。
大急ぎでスカイレール駅にやってきました。
ここで気がついたんですが、スカイレールは要するにロープウェーなので、次々やってきて、特に時間は決まっていません。帰りのバスに間に合いさえすればいいので、途中でゴンドラから降りなければ、45分で終点につきます。
とはいうものの、途中下車して熱帯雨林の散歩道を歩くのは本当に気持ちよかったので、少し時間をとっておいて正解だったかもしれません。 -
ゴンドラが着くたびにフラッシュが焚かれるので、何なんだろう…と思っていたら、なんと到着時に自動で写真を撮っているのでした。
上り、下りとも終着駅で撮影された画像の前を通ることになります。商売上手いな〜と思いつつ、熱帯雨林とゴンドラを上手く合成した写真が面白くて、つい買ってしまいました。
ちなみに、写真奥はスカイレール駅の売店です。キュランダ名物のコーヒーやチョコレートなど、良い品がおいてあり、ここでかなりお土産が調達できました。 -
さて、いよいよゴンドラに乗り込むと、空の上はかなりの雨でした。
さすがは熱帯雨林。
写真を撮るにはいまいちでしたが、雰囲気はとても良かったです。
ゴンドラは四方が窓なので、お天気が良かったら、暑がりの私には相当キツかったのではと思います。 -
河の上を渡ります。
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途中、かなり木々すれすれの場所を通ります。木々のてっぺんから下を見るのはなんとも不思議な気分です。
途中、キュランダ鉄道が通るのも見えました。 -
隣のゴンドラを見ると、自分の高さがわかります。
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枯れかけた木や若葉が芽吹いている木など、森のダイナミックな変化を間近に見ることができます。
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途中駅から乗車するお客さんのために、ときどきゴンドラを回送させています。
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仙人になったような気分。別の日に小型飛行機にも乗りましたが、自分たちだけで空中を移動するのは、飛行機に乗っているのとはまた違った、本当に不思議な感覚です。
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途中駅では自由に降りることができます。ホームから下っていくと遊歩道が作られており、見晴らし台や小さな博物館が設置されている駅もあります。
展示説明によると、昔このあたりは砂漠だったらしく、気候の変動によって熱帯雨林ができあがったらしいのです。森から砂漠になるというのは聞いたことがありますが、逆は初めて聞きました。 -
熱帯雨林地帯を越えると霧や雲が晴れ、行く手にはグリーン島が見えてきます。振り向くと、来たところは白い雲と霧に覆われ、別の世界のようでした。
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終点につくと、もうバスの予定時間まで10分を切っていましたが、
ホーム→写真撮影→写真受け取り→売店→出口→送迎バス乗り場→公共バス停(駅を背に乗り場を右に進むとすぐ右手側にある)
が非常に自然な動線になっており(笑)、何の表示もなくても全く迷うことがありませんでした。ちなみに、オーストラリアの他の都市には行ったことがないので何ともいえませんが、少なくともケアンズでは、こういった公共施設のデザインは本当によく考えて作られていると感じました。
バスは2台到着、1台は「ホテル」へ、もう1台は「トレインステーション」へ行く、ということで、駅前のショッピングモールに行ってみたかった私たちは駅行きを選択しました。
ところが、走り始めてしばらくすると、運転手さんが「このバスはフレッシュ・ウォーターコネクション駅へ参ります…」とアナウンスするではありませんか。ビックリして、「ケアンズ駅へ行かないんですか??!!!」と聞くと、「フレッシュ・ウォーター駅止まりです」
2つの駅の間はかなり距離があったし、どうしよう!と叫んだら、運転手さんが無線でもう1台のバスに連絡を取ってくれて、途中で落ち合ってくれました。
予定より、10分は余計にかかったんじゃないでしょうか、両方のバスの乗客に迷惑をかけてしまい、穴があったら入りたかったです。 -
ということで、帰りの車窓からの景色はあまり楽しめませんでしたが、途中、かわいいマークをつけたキャンピングカーと隣り合わせたのでパチリ。
この後はおとなしくコンドミニアムに帰りました。翌朝早くハミルトン島へ出かけ、4日後にまたケアンズに戻る予定だったので、その時泊まるヒルトン・ケアンズへ行ってみたところ、荷物を預けて行っても良いとのこと。ヒルトン系列のホテルに泊まるのは初めてだったのですが、こういうリクエストを快く受けてくれるのは嬉しいなぁ。よし、とばかりナイト・マーケットやウールワースにお買い物に出かけました。
ウールワースでは、お土産屋さんで売られているお菓子などもおいてあり、かなり安かったので、ほとんどのお土産はここで調達しました。夜も9時まで開いていて本当に便利です。
予備のために持ってきた折りたたみバックを広げ、お土産をすべて押し込むとヒルトンケアンズへ。どこへ行くにも徒歩の距離というのはありがたいことです。
明日はいよいよグレートバリアリーフのただ中、ハミルトン島へ出発です。
http://4travel.jp/traveler/silverspoons/album/10717772/
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