2010/04/26 - 2010/05/08
56位(同エリア109件中)
naoさん
【8日目】
この日はケルン中央駅を出発して、アーヘン(ドイツ)⇒ヘールレン(オランダ)⇒マーストリヒトと、ローカル列車を乗り継いで移動します。
マーストリヒトは、ドイツやベルギー国境に程近いオランダ南部の古い街で、歴史的な教会、建物、広場などがたくさん残されています。
マルクト広場を皮きりに、フライトホフ広場、聖セルファース教会、聖ヤンス教会、城壁と地獄門、聖母マリア教会などを巡ります。
美食の街と言われるマーストリヒトに宿泊するので、夜は、15世紀のクルイスヘーレン修道院を改装した「クルーシュレンホテル」のレストランを予約しています。
【9日目】
この日は、マーストリヒト駅9時26分発の、オランダ国鉄のインターシティーでアムステルダムへ移動します。
ここで、この旅2回目のハプニングが起こりました。
アムステルダムへ向かう途中、メンヒェン グラートバッハ駅でいやに長い時間停車しているなと思っていたら、いつの間にかマーストリヒト行きに行先が変更されたらしく、同乗していたオランダ人の観光客の方に教えてもらい、あわてて飛び降りて事なきを得ました。
当然、行先変更に関する車内アナウンスはあったと思われますが、悲しいかな、言葉の通じない己の不甲斐なさをこの時ほど思い知らされたことはありませんでした。
列車内の行先表示板がマーストリヒトに変わっているのには気が付いていたのですが・・・。
駅員さんが「臨時列車が来るよ」と教えてくれたので、暫くしてやって来た臨時列車に乗って無事アムステルダムに到着することができました。
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- フィンランド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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【8日目】
この日は、ケルン中央駅8時15分発のドイツ国鉄のローカル列車でアーヘン中央駅(ドイツ)を目指して出発します。 -
1回目の乗換駅であるアーヘン中央駅です。
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ここでヘールレン駅(オランダ)行きのローカル列車に乗り換えるのですが、待ち時間があったので駅前広場に出てみました。
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ヘールレン駅10時15分発のオランダ国鉄のローカル列車で、今日の目的地マーストリヒトへ向かいます。
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マーストリヒト駅に到着しました。
駅前ロータリーの様子です。 -
街歩きの前に、取りあえずホテルに荷物を預けに行きます。
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ホテルに荷物を預けたあと、マース川に架かる聖セルファース橋を渡ってマーストリヒトの街歩きの開始です。
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まず、観光案内所に立ち寄り、マーストリヒトの街の情報を仕入れて行くことにします。
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古い町並みを抜け・・・
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マルクト広場を目指します。
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マルクト広場に差し掛かりました。
広場に面してカフェが店開きしています。 -
マルクト広場は中世から市場が開かれる歴史ある広場で、市庁舎や火を持った女性の銅像があります。
また、オランダ最高峰の自転車レース「アムステル・ゴールドレース」のスタート地点はこの広場です。 -
広場の東側には市庁舎があります。
市庁舎は17世紀に建てられた鐘楼のある堂々とした建物です。
玄関に2つの階段が設けられているのは、当時、公国と司教の2大勢力が街の支配権を巡って争っていたためだそうです。 -
広場の北側には・・・
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火を持った女性の銅像が立っています。
マルクト広場を後にして、セレクシーズ・聖ドミニカ教会店と言う本屋さんに向かいます。 -
セレクシーズ・聖ドミニカ教会店に着きました。
ここは、聖ドミニカ教会をそのまま使った本屋さんで、イギリスのガーディアン紙で「世界で最も美しい書店」と評されています。 -
古い石造の教会と、黒く塗られたモダンな鉄骨造の売り場がとてもマッチしています。
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本当に素敵な空間です。
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古い石造部分は・・・
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教会の面影がそのまま残っています。
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身楼や側楼だった部分です。
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側楼だった部分の奥はミッフィーちゃん専門のコーナーがあります。
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内陣だった部分はカフェスペースになっていて、皆さん寛いでおられます。
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3階の売り場の様子です。
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本棚の天井からアーチ天井が見えるように設計されています。
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アーチ天井越しにステンドグラス上部が見ることができます。
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さすがに、「世界で最も美しい書店」と言われるだけのことはある、本当に素敵な本屋さんでした。
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お隣のカフェも素敵です。
セレクシーズ・聖ドミニカ教会店を後にして、フライトホフ広場に向かいます。 -
フライトホフ広場へ向かう途中で、石畳の補修工事をしていました。
技術屋の性です、工事の様子がちょっと気になりました。
施工は日本と同じような方法でされています。 -
フライトホフ広場に着きました。
フライトホフ広場はマーストリヒト旧市街の広場で、緑豊かな美しい広場に面して、聖セルファース教会と聖ヤンス教会が建っています。
冬は、スケート場、観覧車、移動遊園地、クリスマスマーケットのお店が立ち並ぶお祭り広場になるそうです。
訪れた時も移動遊園地が開催されていたようで、遊具の後片づけをしていました。 -
広場の周囲にはカフェやレストランが連なっていて、市民の憩いの場になっています。
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広場に面して聖セルファース教会と聖ヤンス教会が並んで建っています。
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聖セルファース教会は、創建を6世紀にまでさかのぼるオランダ最古の教会で、現在の建物は11世紀に建設されたものだそうです。
均整のとれた双塔の外観が特徴です。 -
16世紀に鋳造された巨大な鐘や宝物殿に展示されている聖セルファースの聖骨箱が見ものだそうです。
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教会の後側にも・・・
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双塔を備えています。
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聖ヤンス教会です。
教会にしては珍しい、真っ赤な塔があります。 -
こちらが正面入り口です。
中に入ってみることにしましょう。 -
教会の内部は・・・
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珍しく、側楼部分に祭壇があります。
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アーチ天井の下に小さな窓が開けられています。
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聖ヤンス教会を出て街歩きを続けます。
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よく手入れされた、綺麗な石畳が続いています。
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フライトホフ広場へくる途中でも石畳の補修工事をしていましたが、メンテナンスには相当気を配っているのでしょうね。
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住宅の窓辺に花が飾られています。
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この花はなんという名前でしょうか?
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お店の向こうに聖母マリア教会が見えています。
教会へは後ほど寄ることにします。 -
右側の旗を掲げた建物は、自家用の水車で挽いた小麦粉を使ってパンを焼いているパン屋さんです。
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パン屋さんの外壁の上部には・・・
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お店のシンボルマークが掲げられています。
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そろそろ市の城壁の名残が見られるようになってきました。
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赤と白の鎧戸が印象的なお宅です。
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この辺りから・・・
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塔を備えた本格的な城壁が始まるようです。
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城壁は13世紀から16世紀にかけて三度にわたって築かれたそうで、今は旧市街の南端に部分的に残っています。
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ほぼ原形を留めている城壁の向こうに・・・
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地獄門が見えてきました。
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地獄門は、13世紀に建造されたオランダ最古の城塞の門だそうです。
ペストが大流行していた時代に、ペスト患者がこの門を出ると二度と生きて戻って来られないことから、「地獄門」という恐ろしい名前が付けられたそうです。
上部の赤い小屋は、城壁内に戻ってこようとする人々に石を投げて追い払うためのものと言われています。 -
今は観光名所になっているこの門にそんな残酷な歴史があったとは想像もできませんでした。
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地獄門の隣にある塔の外側一帯は・・・
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公園として整備されていて市民の憩いの場となっています。
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市民の憩いの場と言っても、古い大砲が整然と並んでいます。
子供は喜んで大砲で遊ぶんでしょうね。
では、旧市街の中心部に戻りましょう。 -
先ほど見た聖母マリア教会があります。
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聖母マリア教会は11世紀に建設された教会です。
外観は、まるで城壁のような高い壁に覆われていて、一見しただけでは教会とは思えない威圧感を与えてきます。 -
それに引きかえ、ほの暗い室内では祭壇のステンドグラスが美しく輝いていて、教会であることを教えてくれました。
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この辺りが・・・
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マーストリヒトの老舗が軒を連ねるショッピング街です。
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老舗のショッピング街を右に曲がり、この通りを真っ直ぐ行けば聖セルファース橋を越えてマーストリヒト駅に通じています。
この通りにもイッタラなどのお店が並んでいます。 -
夕食を予約していた「クルーシュレンホテル」のレストランにやって来ました。
この日は2階の席を用意してくれていました。 -
「クルーシュレンホテル」は、15世紀のクルイスヘーレン修道院と、併設されている教会を改装したデザイナーズホテルです。
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古い石造の教会にモダンインテリアがうまく溶け合い、素晴らしい空間を生み出しています。
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前菜
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魚料理
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肉料理
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デザート
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2階の客席に通じる階段を下りて・・・
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レセプションで支払いを済ませておいとまします。
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それにしても、この照明デザインは大胆です。
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ホテルの外観です。
ここにも赤と白の鎧戸が取り付けられています。 -
右側の元教会部分がレストランになっています。
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フライトホフ広場にある聖セルファース教会は、夜ライトアップされていました。
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【9日目】
この日はアムステルダムへ移動するため・・・ -
朝のマーストリヒト駅へやってきました。
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外観からも推察できるのですが・・・
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駅構内の壁には・・・
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きれいなステンドグラスがはめ込まれています。
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下の方に見える青色の機械は列車の自動券売機です。
ちなみに、オランダ国鉄の自動券売機の使い方はマスターすることができました。 -
今回の旅で初めてインターシティーの1等車に乗車しました。
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さすが1等車です、車内はゆったり造られています。
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この旅2回目のハプニングが起こったメンヒェン グラートバッハ駅です。
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アムステルダム行きの列車がいつの間にかマーストリヒト行きに変更されていて、あわてて飛び降りる羽目に・・・。
暫くしてやって来た臨時列車に乗って、無事アムステルダムに到着することができました。
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