2012/07/05 - 2012/07/07
190位(同エリア585件中)
クッキーさん
ソグネフィヨルドから戻った後は、ベルゲンの街を彷徨います。時間が遅いため、ローセンクランツの塔やホーコン王の館は外から見るだけとなりました。
ブリッゲン地区をうろつきながら、ハンザ同盟についていろいろ考えること多し。
夕食はちゃんとしたレストランにて。北欧価格が財布に堪えます。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
- 航空会社
- スカンジナビア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ベルゲンの駅に15:50着。
駅で降りた後、昨日聞いていた、スタヴァンゲル行きのバス停を探します。
おおよその見当はついていたものの、思っていた以上に奥まった所にありました。これで明日の移動の準備は万端です。 -
ホテルに戻り、リュックを置いて、街を散策。
ホテルから駅へ向かう途中の路地にはこんな可愛い家並みが。 -
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オーレスンの街並の色合い。
ブリッゲン地区よりもこんな街並の方がお気に入り。 -
これは人造湖の中の噴水。
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遠くに見えた、西ノルウェー工芸博物館。
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海の男の記念碑。
バイキングもカモメも海の男たちですね。 -
港の方へ。
セブン・イレブンも周りの建物と違和感なく同化。 -
港に沿って歩きます。
威風堂々とした建物群。 -
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隣同士、色合いを相談したのかしら?
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ここからがブリッゲン地区。
ベルゲンは1217年から1299年までノルウェーの首都であり、13世紀後半からはハンザ同盟都市となった。1789年までベルゲンはノルウェー北部と国外の仲介交易の独占権を謳歌していた。波止場やブリッゲンが残され、世界遺産になっている。(ウィキ) -
14世紀以降、ハンザ同盟に加盟し、ハンザ商人達が活躍することになったベルゲン。
中心になったのはドイツのリューベック商人。
「ハンザ同盟に加盟」って聞こえはいいけれど、一言で言えば、外資が地元の実力者と結託して流通のパイプを握り、富を得た、ということですよね。
富を得る、というのは、北海の鱈を漁師たちから安く買いたたき、ノルウェー国外で高く売ったということ。
当時ノルウェーでは、もともと耕地面積が狭い上に、辺境地の多くの農地は荒廃し、収穫は減少していました。慢性的に小麦が不足しており、ハンザ商人が持ち込む小麦は、不当に高かったんじゃないかな。 -
14-15世紀、ベルゲン商館に所属する商人数は、最盛期には2000人とも、3000人ともいわれており、当時のベルゲンの人口は1万人ほどとされたので、それにドイツ人が占める比率は異常に高かった訳です。
しかも、居留する商人や職人は独身者に限られ、名高い過酷な徒弟訓練が行なわれ、そのために暴力沙汰は日常茶飯事であったそうです。
ノルウェーからしてみたら外国人居留者が我が物顔に振舞っている、という状況でしょうか。 -
カラフルな三角屋根の木造建築。
ハンザ商人は、外国商人との貿易を禁じ、商業を独占。ベルゲンは殆どドイツの植民地と化しました。
ハンザ同盟の中心となるドイツ商人達が、得た利益をノルウェーの社会に還元する訳もなく、経済のパイプを握られたノルウェーには財が蓄積されず、国が疲弊していったんですね。 -
家の間にはこんな路地が。
中世後期、ノルウェーでは、ペストなどの伝染病のために、人口は激減していました。辺境地の多くの農地は荒廃し、収穫は減少しました。
それに加えて、ハンザ同盟による経済の植民地化が、より一層の経済の衰退を招いたようです。
経済の停滞は政治にも影響を及ぼします。
デンマークが北欧の主要国として重要性を増し、デンマークとドイツの貴族が、官職の最上級の職に就くようになりました。土地と司教邸が外国人の手に渡り、ノルウェーの貴族は力を失いました。
こうしてノルウェー民族として自己主張する力は徐々に奪われていき、 1450年以降、デンマークとの連合が条約により確定するわけです。 -
二階に上がってみます。
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同じようにはハンザ都市であるスウェーデンのヴィスビーでは、城壁は、地元民からの襲撃を防ぐために造られたのですから、ハンザ同盟が隆盛を極める、という表現は、あくまでもドイツをはじめとする西欧の歴史から見た言い方なのかもしれません。
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切り妻造りの家々。
最上階には複滑車装置の付いたクレーンが備えられ、今でも窓から滑車を利用して荷物の揚げ下ろし作業をしているとのこと。 -
現在、ブリッゲン地区にある建物は、1702年と1955年に起こった火災の後に再建されたものがほとんどだそうです。
同じく木造家屋が大半の日本なら、焼けちゃったらさっさと取り壊して、その時代の様式の建物を建てただろうに、このハンザ同盟時代の様式の建物を建て続けた、というのはどうしてなんだろう?
ユネスコの世界遺産入りを狙っていた訳ではないだろうし・・・。
不思議です。
オーレスンでは、大火の後、その時の流行のアールヌーボー様式に統一して美しい街並を造り上げたのだから、どちらがいいのかはよく分からない。 -
木造建築なのは、地産地消なんですね。
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真上を見上げるとこんな感じ。
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建物が歪んで見えるのは、カメラの腕のせいではなく、実際に歪んでいるからです。
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びっしり蔦に覆われた建物。
緑の時期、紅葉の時期、それぞれに美しいでしょうね。
この近くの店で絵葉書と切手を購入。普通のお土産屋さんで切手が買えるなんて思いもしなかった。 -
ブリッゲン地区を通り過ぎて、塀沿いに歩いて行くと、
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堅牢な石造りのローセンクランツの塔。
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ホーコン王の館の中庭。
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館の正面から。
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紋章。
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ガーゴイルが夕方の空に突き出しています。
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壁の厚さがすごい。
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館の屋根を道路側から見ると、こんな風に。
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斜めから見ると・・・。
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壁の足元には自然石。
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今日の夕食はここブリッゲロフテ・ステューエナーで。
6時少し前に店に行きましたが、テラス席には、ビールを片手に会話を楽しむ人達。
こちらでは、テラス席の方が人気。
その中には入りづらく、店内に入ります。
店内は、時間が早いせいもあり、誰もいません。 -
今回の旅行での、食事の注文はドリンクとメインだけ。それだけでいつもお腹がいっぱいになります。
メインはサーモンだったかな。ハンザビールと一緒に。
とてもおいしくいただきました。これで359クローネは北欧価格。ちなみに4800円。
パンじゃなくジャガイモだったのがうれしい、と思えるくらいに、パンに飽きています。
ハンザビールも悪くはないけれど、今までに飲んだビールの中では、ドイツのビールが最高。
日本のビールは、どうも苦いのが苦手。 -
食後のお茶には砂糖とミルクが付いてきました。
これはサービスだそう。
このお茶って確かグリーン・ティーだったはず・・・ -
これに一度は乗ってみたかったのですが、チャンスなし。
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もうすぐ7時です。
魚市場は最後の書き入れ時。 -
おいしそうですが、持って帰るのはちょと・・・。
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たぶん大聖堂の近くにて。
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ホテルのエレベーターです。
木製の扉を、手前に引いて入ります。
扉の左上にある四角いものが、上に上がるサインです。
しっかり押さないと反応しませんでした。 -
内部はこんな風で中のドアと二重になっています。
中のドアは横開き。
部屋に戻り、タリンで知り合ったKさんには絵葉書を書き、ここで投函しようとフロントのお兄さんに訊くと、近くのスーパーで投函できると教わりました。ポストじゃないの?
場所を訊いて、少し迷いながらもたどり着いたスーパーでは、確かにレジの女性が葉書を受け付けてくれました。 -
ホテルの入り口。
今日の総歩数、14,000歩。
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この旅行記へのコメント (1)
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- rinnmamaさん 2012/10/06 14:17:44
- テレビで見て行きたい場所です
- ここはテレビで見て行きたい場所に入っています。
こうして見れて感激です。
良い雰囲気ですね。
とにかく、毎回じぶんの旅のよう楽しんでいます。
頑張って旅したんだな―と伝わってきます。
お疲れさまでした。
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