2008/03/26 - 2008/04/02
4位(同エリア4件中)
みなみやまさん
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しばらくは、のどかな田園風景が続いた。
しかし、突然だがこの平和な時間は破られた。
自動小銃を抱えた兵士の検問である。
広い道路にバリケードがつくられ、兵士が警戒しているのだ。
まだそこはパッターニではなく、広い田園の真ん中なのだ。
緊張が走る。
やはり、爆破テロ事件は仮想の世界ではなく、現実なのだ。
このあと、検問ポイントが広い道路を遮断する形で、次々と現れるのだった。
やはり、こんなに簡単に来るべきではなかったのかという気持ちがよぎる。
無事シンガポールまで戻れるのだろうか?
だが、しかし、少し様子が違う。
それは何か。
2006年春訪れたタイとミャンマーの国境地帯でも難民が多数いて、タイ国軍や警察の何度も検問を経験した。
それと比べると、兵士の数や検問所は多いのだが、車は自由に通行しているのだ。
うーん!とうなってしまった。
ただし、兵士が自動小銃を携行している姿には参ってしまった。
下手に、カメラを向けられないのだ。(画像を見てください!)
トラブルに巻き込まれれば、無事帰国できないし、ましてやシンガポールまで戻れないこともありうると。
「自己責任」の言葉が、中年みなみやまの頭の中を駆け巡っていた。
しかし、これからの画像はそんな紛争地帯の貴重な画像である。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 船 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
近くには、熱帯フルーツの露店がある。
店の主人はいない。
品数は豊富だ。 -
遅い昼食となる。
すぐにはタイ語が出てこないので、最初の女店員からは引かれてしまったが、とりあえず指差しで前回のタイ旅行で覚えたセンミーをを注文した。
値段は、30バーツだという。
注文したのは、「センミー」。
魚団子も入って、具だくさんのこの店のセンミーはおいしかった。 -
隣のバスステーションから声がかかり、いよいよパッターニへの旅が始まった。
もう、後戻りはできないのだ。
トヨタ製のワゴン車は、ほぼ満員だ。 -
-
旅行マップ
-
ミニバスはほぼ時間通りに発車した。約2時間の行程だと読んでいた。
ミニバスは、一度街を回って客を乗せ、再びバスステーションに戻ったの後、線路の踏切を渡って本格的に走り出した。
パッターニへの道はほぼ平坦な道だった。 -
-
まず、走り出して気づいたのは、道路が整備されているということだ。
片側2車線で中央分離帯も広く、もう2車線分はあるだろうか、緑の分離帯だ。
両車線と分離帯を含めると6車線はあるという道路が延々と続いた。
おそらく、経済的側面より軍事的にどこで紛争があろうとすぐに軍隊や警察が急行できるためなのだろか、などと勝手に考えてみた。
ただ旅行者にとっては、時間が読めるので悪いことではない。 -
人家は少なく、牛の放牧場とところどころで水田が作られている広大な土地だった。
マレー半島ではここより少し北部のクラ地峡がもっとも平坦で、陸地が海に挟まれたいる場所だ。
しかし、このあたりもマレー半島では、もっとも陸地部分が少なく、南シナ海とマラッカ海峡・インド洋に挟まれている土地だ。
途中で、一ヶ所バス停があった。
小さな商店がある。
ここで、女性が乗り込んできた。 -
しばらくは、のどかな田園風景が続いた。
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しかし、突然だがこの平和な時間は破られた。
自動小銃を抱えた兵士の検問である。 -
広い道路にバリケードがつくられ、兵士が警戒しているのだ。
まだそこはパッターニではなく、広い田園の真ん中なのだ。
緊張が走る。
やはり、爆破テロ事件は仮想の世界ではなく、現実なのだ。
このあと、検問ポイントが広い道路を遮断する形で、次々と現れるのだった。
やはり、こんなに簡単に来るべきではなかったのかという気持ちがよぎる。
無事シンガポールまで戻れるのだろうか? -
ただし、兵士が自動小銃を携行している姿には参ってしまった。
下手に、カメラを向けられないのだ。
トラブルに巻き込まれれば、無事帰国できないし、ましてやシンガポールまで戻れないこともありうると。
「自己責任」の言葉が、中年みなみやまの頭の中を駆け巡っていた。
しかし、これからの画像はそんな紛争地帯の貴重な画像である。
どこかで、取り上げられるかもしれない。(汗)
ただし、新しいデジカメの使用で、おまけに車中なので窓の汚れもあり、綺麗な画像でないことはお察し願いたい。 -
やがて、町並みが見えてきた。
パッターニの市街である。
タイ国軍の警備はますます多く見かけられた。
デジカメを向けるどころではない。
しかし、街は意外と平静である。
乗客もそれほど動揺しているわけではない。 -
そして、突然だが、パッターニの街の真ん中で、バスステーションではなく、みなみやまはミニバスを降ろされてしまった。
このミニバスは、パッターニが終点ではないらしい。
ここで、動揺するみなみやまではない。
きちんと運転手に礼の言葉を忘れることはなかった。
だが、しかし、ここはどこなんだろう。
しばらくは、「歩き方」を片手にボーっとしていたのだった。
今いる場所が最後までわからなかったのだ。
後は、歩いてみて、場所を確かめてみよう。心もとない判断である。
さてこのあとの展開はどうなったのだろうか・・・・。 -
実は、これはパッターニの街の中心部にある駐車場に設けられた真新しい鉄条網なのだ。 (2008.3.28-16:25撮影 )
理由は、この駐車場がパッターニ警察署のちょうど真裏に当たるのだ。
それだけこの街の緊張を知ることができるだろう。
さて、突然緊張のパッターニの街に一人下ろされたみなみやま。
わかりやすい建物は、あとでわかったがパッターニ警察署だった。
上の写真はその裏側の駐車場である。 -
この時点では、パッターニに泊まるつもりでホテルを探したのだった。
聞いてみたものの、道路沿いに歩いていってもそれらしきものが見つからないまま、街中を流れる川の橋を渡ってしまった。 -
そして、ぐるっと回って次の橋の近くに見つけた公園。
タイ国王の銅像がある。
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