2012/05/03 - 2012/05/03
660位(同エリア777件中)
fuchiさん
- fuchiさんTOP
- 旅行記139冊
- クチコミ2件
- Q&A回答0件
- 78,621アクセス
- フォロワー7人
5月3日。3時に起床し、まだ真っ暗なうちにホテルをチェックアウト。バンベルク駅を始発で出発する。このような時間に移動ができるのは個人旅行ならではあるといえよう。次に目指すポイントは、最古の修道院醸造所・ヴェルテンブルク修道院と、小麦ビールの最高峰・シュナイダー&ショーン醸造所を抱えるケールハイムである。シュナイダー醸造所は火・木曜日に見学ツアーを受け付けており、まずヴェルテンブルクを訪問してシュナイダー、というダブルヘッダー計画だ。 旅程を身軽にするため、宿泊先のレーゲンスブルクに荷物を置くことを考えると、始発を用いるのもやむを得なかったのである。
バンベルク→ニュルンベルク→レーゲンスブルク→ザール と列車で移動し、ザールからはバスでケールハイムに向かう。修道院に向かうドナウ川クルーズの始発まで、小規模ながらも見所があるケールハイムを散策する。写真はケールハイムの中心の十字路から。ケールハイムの外壁の時計塔まで見通せる。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
3:20起床。荷物を確認し、今日の予定をチェックする。
4:15チェックアウト。時間が時間だけにフロントに人がおらず、色々な代金確認に手間取ってしまった。ホテルを出発し、真っ暗な中を歩いてバンベルク駅に向かう。この旅行始めての雨が降っており、寒い。
4:30 駅に到着。開店前のパン屋が焼きたてのパン、イチゴの乗ったパイなどを並べていて美味しそうであるが、手が出ない。無念
ホームに上がり始発を待つ。貨物列車が2本通過していったあと、REの列車が入って来た。 -
4:44 時間通りにREは発車。終点のニュルンベルクに向かう。乗客は他にみえない。
メンメルスドルフで買ったアイススプレーを足に吹き、朝食がわりに持参した一口羊羹を食べてエネルギー補給。旅の英気を養う。 -
5:29 予定時間にニュルンベルク着。しかし、乗り継ぎの5:52発レーゲンスブルク行が突然運休?となった。列車待ちの人々がわらわらホームから去っていく。しかしこの程度のことは想定内なのであわてない。これまで電車の遅れで何度も乗り継ぎ失敗した反省から、十分に余裕を持たせた乗り継ぎ計画をたてていたのだ。おかげで始発など使わざるを得なかったのだが・・
次の電車は6:15。余った時間で、駅の外に出てみる。雨のニュルンベルク・・。 -
ニュルンベルク駅でトイレを探しつつ絵葉書などを本屋で買う。キティちゃんや日本漫画(ナルト、ワンピース、会長はメイド様など・・)発見。 ちょっとアダルティーな漫画もあったけどこれはいいのかな?ラミネートがかかってたので中身は確認できなかった。
本来の目的の方は、ニュルンベルク駅にトイレはないということを発見するに終わった。トイレは電車内で済ましておくように注意。 -
6:15 レーゲンスブルク行きの電車に乗り込み、トイレを済ます。さすがにこの時間だと一等車にも客が乗ってくる。雨具の準備をしていたのだが、ここに来て雨がやみだんだん晴れてきた。
7時半にレーゲンスブルク駅に到着し、ロッカールーム探す。駅員さんに聞いて場所はすぐわかったのだが、財布の中にユーロ小銭がない!両替のため、水を大急ぎで購入。写真を撮る余裕もない。 -
レーゲンスブルク駅でスーツケースをロッカーに預け、身軽になったあと、あわててホームを移動し7:45にAGにギリギリで乗り込む。AGとは都市近郊をカバーする鉄道。これでケールハイム最寄りのsaa(ザール)へ向かった。電車はシートが綺麗だったり電光掲示板があったりで、REよりも随分と新しくオシャレ。電車は晴れ上がった空の下、森の中を進む。
-
8:00saal駅に到着。駅員さんにバスの場所を聞き、線路を渡って表通りに出ると、すぐ目の前に赤いバスを発見。AGの到着時間に合わせてケールハイム行きのバスが用意されているとのこと。
行き先を告げ、運賃を聞く。往復か片道か聞かれるので、hin= 片道と答えた。今回はザール駅に戻るつもりはなかったためだ。 -
バスの中から、アッフェキングの街の教会らしきとんがり屋根を撮影。
-
ドナウ川に架かる橋をバスで渡る。
-
ケールハイムのバス停に15分ほどで到着。
-
山の上にあるのはBefreiungshalle(解放ホール) Kelheim。ナポレオンに勝った記念で1815年に建てられたとか。円柱状の幾何学的な形状の建物。
-
バス停から降りると目に留まる建物。"Personernschiffahrt(個人船旅)"とあるし、見た目もいかにもチケット売り場っぽいので勘違いしたのだが、ここはインフォメーションセンターだった。チケットセンターと思い込み、かつ英語も通じなかったため、ちょっと押し問答に。最終的にはジェスチャーで売り場を指示してもらってようやく理解。
-
”Schiffskasse”とは船のチケット売り場のこと。ドナウ川クルーズのチケットは船のすぐ近く、川のほとりで買う。
その下の”ルードヴィッヒ鉄道”とは何なんだろう・・? -
ドナウ川に停泊した、クルーズ用の船。秋冬は運行していないため前回の旅行では乗ることができなかった。9:30が始発であるので1時間ほど時間がある。
-
船着場近くの駐車場には、ケールハイム周辺の観光地図パネルが飾られている。ビール視点では、右下にビールの写真にまざって”Hallertau(ハラタウ)”とあるところが気になる。言うまでもなくハラタウホップの産地。
-
時間の余裕があるので、堀を渡り、時計塔の下の門をくぐって、ケールハイムの中心に向かった。
-
ケールハイムの街は直線の道が長く続いており、遠くまで見晴らせる。
-
街の中心の十字路。道は広いが朝ということもあり人通りは少ない。
-
ケールハイム中心の十字路に面する、正面の白い建物にはRatshaus(市庁舎)の文字が見える。石畳の道は広々としている。
-
ケールハイムの聖マリア教会。入口の彫刻が細かい。
-
教会の正面に飾られている、マリア昇天像。
-
聖マリア教会の中。ステンドグラスが眩しく光っている。
九時の鐘がゆったりしたリズムで鳴った。 -
十字路の中心に建っている塔の一番上には、金の像が飾られていた。
-
バイエルンのルードヴィッヒ王の像。道のど真ん中に建っている。道の奥の建物がシュナイダー醸造所である。
-
街中のオープンカフェにある、ヴェルテンブルガーの看板。書かれているメニューはステーキにクロケットと書かれている。
-
奥に"Happy Saigon" という店の名前。もちろんベトナム料理屋であろうが、興味深いのはシュナイダー醸造所のマークがその隣にあること。ここはシュナイダー醸造所のお膝元だから当然といえば当然なのだが・・
シュナイダーの生が飲めるベトナム料理屋か・・・入ってみたかった。 -
ケールハイムは中心街を城郭が取り囲んでおり、3方にある入口は時計塔の下に設けられている。
-
時計塔の近くの壁にあった古い紋章。バイエルンの青白チェック模様と、ホップの絵が組み合わされているマークだ。ヒゲ文字が達筆すぎて分かりにくいが、グラーフ・ケールハイム(ケールハイム伯爵)と読める。
-
城郭の外側には堀が掘られ、ドナウ川から水が惹かれている。
-
市街地の外にあるガソリンスタンドと洗車マシーン。Befreiungshalleが補修中であるのが見える。
-
天気は雲が多少あるが、早朝の雨はすっかり上がり快晴。とんがり屋根に日光が映える。
-
ドナウのほとりにある”RO'MERTURM(ローマの塔)”
ローマ人がドナウ川を国境として防衛戦を敷いいていた時代、対岸のゲルマンを監視するために使用していた見張り兼兵士駐屯所。 -
ローマ塔遺跡の隣にあるカフェレストラン。ここはKuchlbauer醸造所のビールを出している。クーヒェルバウアー醸造所はケールハイムの南の町・アーベンスベルクにある醸造所。シュナイダーとヴェルテンブルガーという圧倒的な知名度を誇る2大銘柄をあえて避ける心意気はいかなる理由によるものか。
-
オープンカフェの建物。Pilsfassと書かれているとおり、クーヒェルバウアーのピルス樽生を出していると思われる。(続)
ビール累計 51種/19.9l
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
fuchiさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
34