2012/04/25 - 2012/05/08
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fuchiさん
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ビアライゼとはビールの飲み歩き旅行のこと。2012年のゴールデンウィーク、幸いにも長期休暇と航空券が取れたので、ドイツビールを飲むために2週間でドイツを半周する計画を立てた。ビールは俗に醸造所の煙突の見える場所で飲めと言われるくらい、鮮度が重要なお酒。近年日本にも多くの銘柄が輸入されているが、やはり現地で飲む新鮮なFass Bierや、ドイツでしか飲めないローカルな銘柄を味わってドイツ人と交流をすることは憧れだった。
訪独は4度目だが、いままでは仕事だったりグループで行ったりで、完全な一人旅は初めて。多少のスケジュールの無茶も織り込んだ今回の旅行の顛末を、みなさんに楽しんでもらいたい。
表紙の写真は、訪れた醸造所のオリジナルコースター。
Twitterで現地つぶやきはこちらで。
https://twitter.com/#!/BCLUB00
旅に当たり使用したマップはこちら。
http://maps.google.co.jp/maps/ms?msid=200845319875833539427.0004bb0e394a380a8eaca&msa=0
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- スカンジナビア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
まずは旅行の行程から。コペンハーゲン空港経由でミュンヘン空港に移動し、フライジングで一泊、翌日空路でハノーファに移動し、ブラウンシュバイク・ケルン・シュトゥットガルト・バンベルク・レーゲンスブルクを拠点として観光、最後にちょっとお隣のチェコ・ピルゼンに寄ったあと、ミュンヘンで3泊して帰国するという流れだ。移動はチェコ・ジャーマンレイルパス10日券(1等)をJTBで入手して、ICE等を利用した。
-
徒歩が多くなるために荷物はとことん軽量化。60lのスーツケースに13kgくらい。
持って行って良かったものを以下に記録しておく。
・味噌汁パック(飲んだ翌朝に。お湯がなければ冷で)
・一口羊羹(手軽なエネルギー補給のほか、土産にもなる)
・粉末ポカリ(水分と糖分をとることで二日酔い防止します)
・iPadとiPhone(地図・交通検索のほか、ドイツ人とのコミュニケーションに大活躍。誰でも知ってるデバイスというのが大きい) -
旅行用名刺。旅の目的を書いておくと、コミュニケーションがスムーズに始められる。
bierrisende は”ビアライゼ”とrisende(旅人)を組み合わせた造語で、ドイツ人からウケを取れた。まあ文法的に間違ってたからかもしれないが(後述)
Um sich großer Biere zu erfreuen, kam ich aus Japan.
Bier verhilft Menschen zur Glückseligkeit.
Welches Bier würden Sie mir empfehlen?
Ich hätte gern ein Bier vom Fass
(ビールを探して日本から来ました。ビールは人を幸せにします。
あなたのオススメビールを教えてください。私はそれを飲んでみたい。) -
さて、準備はこのくらいにして、いよいよ旅をはじめよう。まずは空の玄関、成田空港へ。11:40発なので9時ちょっとに到着。時差調整のために徹夜しておいていつでも寝れるようにしていた。
空港で海外で通信するためのwi-fiをレンタル(1日1000円くらいの課金)し、チェックイン、ボディーチェック。
旅行準備の時に世話になったドイツ人にリクエストされてた、お土産の焼酎を買うために、非課税店に。
しかしここで失敗。コペンハーゲンで乗り継ぐときにもういっかいボディーチェックがあり、そのとき液体はひっかかるんだそうな。外で買ってスーツケースに入れておくべきだったのか。
仕方なく、もうひとつのリクエスト、餡子餅を購入する。ドイツ人が言うには、どちらも日本滞在時に非常に気に入ったのだが、ドイツではまず入手不可能なんだと。 -
11時、スカンジナビア航空エコノミーに乗る。水ペットボトルがはじめから席にサービスされていた。
離陸してしばらくすると機内食が出た。
ご飯と、ビーフ煮込み、熱々のパンは自由に選べる。クラッカーに載せて食べるサーモン、クリームチーズ。デザートのレモンケーキは大味。
アルコールは食事時以外は有料とのことで、カールスバーグをもらう。カールスバーグはちょっとぬるめでコクと苦味が強い。もっと冷やしていたほうがおいしいはず。
食事後、三時間ほど睡眠。
起きると二度目の機内食 サラダ、ハム、マッシュポテト
ハムは胡椒辛い。マッシュポテトには刻んだベーコンが入っててうまかった。この時はCAがいそいでいたのか、パンを選ばせてもらえなかった。 -
16時にコペンハーゲン空港到着。日本語、中国語の案内文あり。
ここでボディーチェックと手荷物検査あり。けっこう厳重に実施されていて、他の人がかなり脱がされて検査されていた。
パスポートチェク手前の待合所にセブンイレブン発見。焼き鳥(表示はyakatori)まで売っていた。値段表記はクローネ。 -
そのセブンイレブンで売ってたビール。GirafBierやFosters,San miguel,NerCastleやハイネケン。他の棚にはTuborgが何種類も。
16:50 パスポートカウンターに並ぶ。欧米人は並び方がなっていない。列がぐちゃぐちゃ。さらに台車が列に突っ込むなどして、ますます混乱してしまうが、どうにかパスポートチェックを通過。
ミュンヘンへの乗り継ぎ便まであと2時間以上あるので、空港内の土産屋やバーをうろつく。 -
スタンドでCarls Special。
赤褐色、モルトとがバランスよく含まれた、力強くかつ甘くフローラルな香、味は口に含んだときにコクがひろがり、苦味もしっかり出ていて味を締める。飲みごたえあり、お腹にたまる感じ。
ぬるくなるとキャラメル風の香りで苦味は減少。度数は高めに感じる。
グラスのサイズ見ると、0.75?のつぎが1.5?で一?がない様子だ。
他の銘柄はCarlsberg Pilsner, Tuborg Guld,Tuborg Season。 -
シーフードバーを発見。ガラスケース内に巻寿司もある。
カスピ海サンドイッチを注文。キュウリのライ麦パンサンドイッチに、10gのキャビアが乗っている。
パンがちょっと焦がしているところが美味しい。
バーはシーフードの焼ける匂いが充満していて美味しそう。
他のメニューはカニやトラウト、サーモン、エビや牡蠣など。さすが北欧はシーフードが充実している。 -
FUR brights Draft
草っぽい香、薄目の色なのに、どこかカラメル風味を感じる。アニス、あるいは薬草のフレーバーがかすかに感じられる。
このFurという銘柄、どこの醸造所のビールか調べてもよくわからない。 -
そろそろフライトの時間が近づいてきたので、目的のゲートに向かう。おしゃれな通路を抜けてウィングの端の端へ移動。ゲート前でしばし待ち、小型の飛行機に乗り込む。
時間は19時、天気は快晴。緯度が高いのでこの時間では真昼並みの日差しだ。
飛行機の中はいろいろ騒がしい。
デカイ荷物をギュウギュウに頭上に詰める人々、目の前のうるさい若者4人組は、お互いどつきあっている。
死にそうな声のアナウンスが聞こえて、予定より1時間遅く離陸。
広い平野に明かりのある部分が点在しているのが上空から見える。さすがに21時を回ると暗くなるが、かろうじて薄明かり。
フライト中はおそろしく揺れた。
着陸時には、外が暗いのはもちろんだが、なぜか機内灯がすべて消えて真っ暗に。着地すると拍手が沸き起こった。 -
ミュンヘン空港。エルディンガーやヴァイエンシュテファンなどが飲めるが、もう遅いのでタクシーを捕まえ、フライジングのバイエリッシャーホフホテルに移動する。(続)
ビール累計:2銘柄/0.5?
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