2012/09/01 - 2012/09/08
3723位(同エリア6830件中)
miさん
昨日は第一日曜日でヴァチカン博物館の休館日だった為、本日は朝一番に予約をしてヴァチカン市国を廻ります。サンタンジェロ城もサクッと観光、名残惜しいけれどもローマを後に花の都フィレンツェへ向かいます。
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おはようございます!、今日のローマは何という青空なんでしょう。日差しは暑いけれど湿度は低めで日陰に入ると涼しいです。母は日傘さしたいけれどさしている人がいないのでサングラスで我慢。ここはテルミニ駅から地下鉄A線でオッタヴィアーノ駅で降り、地上に出た所。この壁沿いに右方向へ10分程歩いて博物館の入り口を目指します。
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私達は入場券を予約済みなので、長蛇の列を脇目に左手の入り口へ進みます。
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とても近代的な造りのエントランスのエスカレーターを上った左手にオーディオガイドの貸し出しカウンターがあります(7ユーロ)。じっくり観たかったのでふたりでお借りしました。
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死ぬまでに1回は訪れたかった(大げさ)ヴァチカン博物館に母の胸は高鳴っているのですが、娘は数年前に友人と来たことがあるそうで(ローマに4日間滞在し、しかもヴァチカン博物館は2回も訪れたそうで・・・)見尽くした感満載。この温度差ったら・・・。でもそんなの関係なく母は素晴らしいルネッサンス美術を堪能しました。
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彫刻も素晴らしい素晴らしい!。一体一体じっくり見たい気持ちをぐっとこらえて進みます。
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ラオコーン、凄い迫力です。
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これが地図のギャラリーなんですね、もう感動で胸がいっぱいな母。ここで既に再訪を堅く心に誓っておりました(内緒)。ローマ人凄いっ!。
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地図のギャラリーってとかく素晴らしい天井ばかりが注目されていますが、主役は地図です。大きな広域の地図の片隅に街中の詳細図が描かれたりしています。
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この絵が生々しすぎて非常に印象に残っています。(この絵の題名、後で調べます)
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壁から天井までじっくり鑑賞したら何日かかるのでしょう・・・
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『聖体の議論』こじんまりした部屋の壁に描かれているのですが、その鮮明さに驚かされました。ガラスで覆われているわけでも無く、毎日押し寄せる膨大な人数の観光客の吐く息や四季の気温の変化にも負けずにクリアな色彩を保っている謎を知りたい!。
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『アテネの学堂』ラファエロさんが切れてしまった!
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そしていよいよ『システィーナ礼拝堂』の『最後の審判』でミケランジェロに溺れてくる・・・。(撮影禁止です)
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そして『最後の審判』を鑑賞後の母の頭の中はこんな感じ(笑)。ええ、幸せって事です。
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これは確か陶器製のような祭壇なのでしょうか?。見事な細工です。
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ステンドグラスなんだけど絵のような・・・?、赤いドレスが美しい。
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お馴染みの螺旋階段。緩やかな斜度でとても降りやすい(歩きやすい)階段でした。
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名残は尽きませんが、ヴァチカン博物館を後にしてサン・ピエトロ広場へ。暑いので早速『サン・ピエトロ大聖堂』へ入ります。聖堂へ入る際、服装チェックがありショートパンツやタンクトップでの入場はNG。ちなみに娘のこのミニシャツワンピは大丈夫でした。
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大聖堂の中はローマで一番の広さでしょうか、祭壇まで遠い遠い・・・。
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入場して右手にミケランジェロの『ピエタ』がガラスの向こうに見えます。どなたの感想にもありますようにガラスの汚れが気になります。
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そしてベルニーニの『バルダッキーノ』ブロンズ製の大天蓋、圧巻です。
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『バルダッキーノ』の天蓋裏。光り輝いています。次回はもっとゆっくり細部を観察したい!。
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イチオシ
ドームの装飾も本当に素晴らしい・・・いつまでも眺めていたい。次回は双眼鏡でじっくり鑑賞します(宣言!)。
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『聖ペテロ』の像、足の指がすり減って足袋をはいているようでした。
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このスケール感、やはり行ってみないとわからないと思います。母はきっと口開けっ放しで歩いていたんだろうなぁ(笑)。
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『アレクサンデル7世の墓』です。ピンクの大理石の布が飛び出しています。どうやって作るのでしょうねぇ・・・?
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ボキャ貧なのでもう思いつく形容詞が無い・・・。絶対また行く(鼻息)!。
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これは大聖堂の出口にある扉の彫刻。色々な磔にされている場面が描かれていてちょっと恐い。
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イケメンのスイス衛兵さん。そのお衣装、どうやって装着するのでしょうか?。
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サン・ピエトロ広場の地面に『天使と悪魔』で見たようなレリーフを発見。どうやら東風の意味らしい。
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ヴァチカンを見尽くすには1週間位掛かるよなぁ・・・なんて既に気持ちは次回の旅行へ馳せている母でしたが、ヴァチカン市国を後にそろそろ腹ごしらえ・・・っとここで激しいスコールに遭いしばし雨宿りを余儀なくされました。
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サンタンジェロ城へ向かう途中に出会ったこのお店『LA PANCIA FELICE ラ・パンチャ・フェリーチェ』でランチ。http://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g187791-d1881029-Reviews-La_Pancia_Felice-Rome_Lazio.html
母は辛いトマトソースの大きなリングイネ、娘はソーセージのピザ(ワインも忘れずに)を頂きました。 -
はい、ほぼ完食。このレストランかなり美味しいのでヴァチカンからサンタンジェロ城へ移動の際にお勧めのレストランです。
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お腹もいっぱいになって、こんな城壁を辿りながら歩いて数分・・・
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サンタンジェロ城の横顔に辿り着きます。城内にも入れますが、今回は時間が無いので外観だけサクッと鑑賞。
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こちらが正面。橋の両サイドには今にも動き出しそうな大人の天使達が並んでいます。ベルニーニ作の天使像はどれ?
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サンタンジェロ城からタクシーでホテルまで戻り、預けていた荷物を受け取りフィレンツェ行きのユーロスターに乗り込みます。出発するホームが発車時刻ちょっと前に電光掲示板で知らされるのでみんなじっと掲示板を眺めて待っています。
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フィレンツェ行きのユーロスター車内(2等)です。折りたたみテーブルで4名向かい合わせ。なにげに読書灯が付いていたりシートは座り心地良いですが、日本の新幹線に比べると結構揺れます(後にこの揺れの為悲劇が・・・)。
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真っ青な空がきれいです。牧草地帯なのでしょうか?、あんまり家畜の姿は見なかったような気がします。
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フィレンツェ『サンタ・マリア・ノッヴェッラ駅』に到着しました。
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『サンタ・マリア・ノッヴェッラ駅』外観です。ローマのテルミニ駅に比べると小さな駅です。ここで明後日のヴェネツィア行きのチケットを発券してもらう予定だったのですが、ネット環境が悪すぎて断念。
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駅の真ん前には『サンタ・マリア・ノッヴェッラ教駅』がもの凄い存在感で鎮座しています。結局教会の公開時間と予定が合わず、今回は拝観出来ませんでした。次回は必ずリベンジします!(え)。
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駅近なホテルだったのですが地図が非常にわかりづらかった『ホテル サン ジョルジョ エ オリンピック』。でも中央市場やレストラン、ドゥオーモにも近くてとっても良いロケーションでした。チェックインの時、ウフィッツィ美術館の予約も入れてもらいました。ホテルからダイレクトに美術館へ電話、明日の8時30分から1名(母のみ)予約番号をメモして、チケット購入の場所、入場の場所を丁寧に教えて頂きました。ウフィッツィ美術館は日本からの予約も出来るのですが、フィレンツェに宿泊するならこの手もありですね。
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ロビーの隣にはこんなかわいいリビングルームがありました。Wi-fiもこちらで無料で使えます。(ただし電波状況悪かったです)
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迷路の様な廊下を進んで行ったこちらが今日から3泊するお部屋です。やっぱりこぢんまりした造りですが、なぜかベッドの寝心地が最高なんだな(笑)。
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椅子も2脚あるし、お部屋ご飯でも大丈夫だな。
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このトイレの水がちょろちょろ出っぱなしだった(結構気になる)。歯ブラシは無し、石けんとリンスインシャンプーあり、ドライヤーもあり。お掃除は毎日行き届いていました。
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そして嬉しかったのがバスタブ付きだった事。
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早速部屋に荷物を置いて街中へ繰り出します。娘がユーロスターの車内にカーディガンを忘れてきてしまったので、お散歩がてら薄手の上着を買いに。可愛いワンピースとカーディガンが見つかりました。この時点で時刻は午後7時過ぎ、まだこんなに明るいんです。何だか得した気分になります。
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そして道なりにちょっと歩いたその先に、な、な、なんじゃこりやぁぁあああ!!。やだ、不意打ちだよ『ドゥオーモ』またの名を花の聖母教会ぢゃありませんか(涙目)。その偉大さ荘厳さ美しさに母は只々「凄い凄い」連発していました。白を基調とした大理石にピンクや緑や茶色の色大理石が絶妙に組み込まれていて繊細な彫刻を眺めていると時の経つのも忘れてしまいそう。次回はここに1日中いたい(え?)。
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はい、ジョットの鐘楼です。見とれます。
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白とピンクと緑のコントラストが素敵&細かい彫刻のモチーフが素晴らしい!
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『ドゥオーモ広場』からシニョーリア広場へ向かう途中にディズニーストア発見。イタリア限定グッズを購入(次女へのお土産)。
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夕ご飯時なのですが1日1ジェラートという事で『コロナズ・カフェ』でジェラートを食べました。母はアプリコットとミックスベリー(超酸っぱい)、娘はショコラとバニラ(基本です)どちらも普通に美味でした。このカップで2.5ユーロ位です。
http://www.facebook.com/pages/Coronas-Caf%C3%A8/158531410872762?sk=photos_stream -
『コロナズ・カフェ』の近くで夕ご飯の買い出しをしてホテルでお部屋ごはんにしました。生ハムメロン、ソーセージ、サーモン、モッツァレラチーズのサラダ、ブルスケッタ、ハーフサイズの赤ワインは栓を抜いてと言うと半分コルク栓を抜いた状態で渡してくれます。そしてもちろんお味は美味でした。
さて、これにて長い長いイタリア3日目が終了です。本日の歩数は17,125歩、浴槽にお湯を張って久々にお風呂で疲れを癒そう〜(笑)!。
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