2012/09/01 - 2012/09/08
1566位(同エリア3872件中)
miさん
娘がフィレンツェ在住の友人に会う為、母は本日お一人様でフィレンツェを散策します。今日の予定は、●ウフィッツィー美術館を心ゆくまで堪能する。●ヴェッキオ橋を渡りピッティ宮殿とパラティーナ美術館鑑賞。●トリッパ・ランプレドット「ポッリーニ」でランチ。●メルカート・ヌオーヴォでいのししの鼻をなでる。●時間があれば買い物。さて、度胸だけが頼りの母のフィレンツェひとり旅!。
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おはようございます!、今日は娘とは別行動でフィレンツェの街を散策します。とりあえず朝ご飯をしっかり頂きましょう。メニューはローマとほぼ同じ、ハム、チーズ、シリアル、ヨーグルト、パン数種類、ジュース、ミルク、缶詰のアプリコットとプルーンが美味しかった。そして入れたてのカプチーノ(ヴォーノ!)。
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ウフィッツィー美術館を8時30分に予約してもらったので8時10分にホテルを出発、5〜6分程歩くと早朝の『ドゥオーモ』がお出迎えです。朝日の中ではより一層色大理石のコントラストがはっきり見えるような気がします。本当に美しい教会です。
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教会の向かいにあるサン・ジョヴァンニ洗礼堂の『天国への門』金ぴかです(笑)。現在の扉はレプリカで、本物はドゥオーモ付属博物館に所蔵されているそうです。
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『花の聖母教会』真正面からしみじみ眺めてみました。外壁に並べられている聖人達の彫刻も次回は丹念に見たいと思います(え)。
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柱の彫刻も本当に素晴らしいのです。このモチーフ、スケッチしたくなってしまいます。
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『シニョリーア広場』から見た『ヴェッキオ宮殿』です。時間が無かったので外観だけの鑑賞です。
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『ヴェッキオ宮殿』入り口に『ダビデ像』のレプリカと『ヘラクレスとカクス像』が構えています。迫力あります。
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さて、『ヴェッキオ宮殿』の目と鼻の先にお待ちかねの『ウフィッツィー美術館』があります。予約を入れてくれたホテルのおじさんから3番の入り口のカウンターで予約番号と名前を言ってチケットを買うように言われたので、カウンターのお姉さんに「あいはぶりざべーしょん」と言って予約番号と名前を書いた紙を渡しました。でも何だか色々聞いてくるけど聞き取れず(汗)「ぷりーずもあすろーりー」と言ったら何とか「チケットはホテルから買ったのか、まだ買っていないのか?」と聞こえたので「のっといぇっと」と答えて無事チケット購入出来ました(大汗)。
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そして1番の入り口から無事入場する事ができました。8時30分頃ですが30人位の人が並んでいました。早朝は比較的空いているようで順路通り1作品も見逃さない勢いでじっくり鑑賞していきました。しかし超有名な絵画の数々をこんなに至近距離で見られる幸せ・・・生きててよかったって心底思いました。結局4時間滞在。でもまだまだ見足りません!。面白かったのが『ヴェッロッキオとダ・ヴィンチ合作 キリストの洗礼』1枚の絵の中で筆遣いの違いがあからさまにわかるという珍しい作品。あと『長い首の聖母』『ひわの聖母』がとても印象に残っています。次回は『ヴァザーリの回廊』を観るぜ。(写真はウフィッツイー美術館から見たヴェッキオ橋)
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あまりの感動に時を忘れていたらもう午後1時30分。うわっ、トリッパ・ランプレドットの屋台「ポッリーニ」が2時頃までの営業だった事を思い出して地図を片手に「サンタンブロージョ広場」を目指します。途中少し道に迷いましたがどうにか修正できて無事辿り着いたのがこちらの屋台。気の良い白髪のおじいさんと若いイケメン兄さんの二人でてきぱきお客さんをさばいています。
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これがランプレドットのバスケッタと言ってお皿に盛ってもらう形。パン付きなのですが、大きすぎるのでおじいさんに半分にしてもらいました。いや本当に美味しいです。牛のもつがとても柔らかくて、ピリ辛塩味ベースで臭みもなくさっぱりとした飽きないお味。ビールも入れて5ユーロ位だったかな?。ワインはカウンターに大きなビンが置いてあり、客がセルフサービスでプラスチックのコップに注ぎます。お隣の男性はこっそり2杯目継ぎ足していました(笑)。また来るからおじいちゃんお元気でね〜!。お店の情報http://www.amoitalia.com/firenze/lampredotto.html
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さて、お腹もいっぱいになりましたので次の目的地『ピッティ宮殿』『パラティーナ美術館』を目指します。途中昨日のジェラート屋さん『コロナズ カフェ』にて1日1ジェラート(笑)!。
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いちじくとアマレットを頂きました。ちょっと甘すぎて素材のお味が薄かった。
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そして先ほど素通りした『ドゥオーモ』の中へ。あら、以外にシンプルな造りです。
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でも中央の大クーポラの天井絵が素晴らしい。ドームに8カ所あるステンドグラスの丸窓から差し込む日の光でまるでそこに天国があるような優しい光の空間になっています。天井の芯窓に吸い込まれそう。
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『ドゥオーモ』内部です。
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『ピッティ宮殿』へ向かう途中『ヴェッキオ橋』を渡ります。何だか東京ディズニー・シーみたい。
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『ヴェッキオ橋』です。遠目から見ると東京ディズニー・シーのあの橋のお手本だという事がわかります。
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でも実際渡ってみると橋というより商店街の中を通っている感じ。すごい人混みです。
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商店街の中は貴金属販売のお店がずらりと並んでいます。金ぴかに光り輝くお店だらけ。
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橋の真ん中で優雅にお散歩途中のかわいいワンちゃん達と出会いました。
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橋のたもとのジェラート屋さん。美味しそうだったのですがお腹いっぱいでもう無理でした。(次回は是非っ!)
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はい、これが『ピッティ宮殿』です。30数年前、世界史の先生が「フィレンツェのメディチ家〜」と一時連呼していてヨーロッパの歴史の中では重要な役割を持っていたんだろうなぁ・・・なんて漠然とした記憶、でも何故か鮮明に覚えている名称がここに蘇って来ました。こちらの『パラティーナ美術館』にはそのメディチ家を中心として収集された絵画や宝飾品の膨大なコレクションが展示されているのです。百聞は一見にしかず、メディチ家の財宝この目で見せて頂きましょう!。
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ごめんなさい!メディチ家すごいです。絵画好きならウフィッツィー美術館と共にこの『パラティーナ美術館』絶対観るべきです。ラファエロ、ボッティチェリ、テツイアーノ、ルーベンス・・・見逃してるものまだまだいっぱいあると思う。2時間程しか鑑賞できませんでしたがガイドブックも購入してきたので、次回はじっくり鑑賞したい!。
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彫刻家ベンヴェヌート・チェッリーニの像
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窓際には綺麗なお花、この橋の住人がいるのかしら?。
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新市場(メルカート・ヌオヴォ)のイノシシ像の鼻をなでるとまたフィレンツェを訪れることが出来るというおまじない。もちろんなで回して来ました(笑)。
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見づらいかもしれませんが、街なかにメディチ家の紋章が・・・。丸い玉は薬屋の「丸薬」なのだそうです。
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夕方になり、中央市場界隈をフラフラした後娘と合流。フィレンツェ在住の娘の友人チカイさんご夫婦(&トイプードル)と一緒にホテル近くのレストランで一緒に夕食となりました。久々の英会話に気を取られてお料理の写真は撮り損ねてしまいました。これはお肉料理の赤ワイン@チカイさんセレクト。
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デザートのティラミス(食べ残し)。美味しかったのですが、メインの量が多すぎてどんなに頑張っても完食は無理でした。
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レストランを後に(ここで既に9時30分過ぎ)、チカイさんが『ヴェッキオ宮殿』に行こうと言いだしてまたシニョーリア広場へ。大道芸人がかなりドSなパフォーマンスを繰り広げておりました。チカイさんちのワンちゃんも犠牲になっちゃった・・・(苦笑)。
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そして『ヴェッキオ宮殿』の『500人大広間』へ。
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こちらが『500人大広間』の天井。フィレンツェ人たら凄い・・・
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この壁画の裏にレオナルド・ダ・ヴィンチの『アンギアーリの戦い』の絵画があるらしい。
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『500人大広間』500人以上入りそうなくらい広い部屋です。
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実はこのあたりで母のお腹が非常事態に陥り、写真どころじゃなくなっています(苦)。大急ぎで入り口のれすとるーむに駆け込みました。皆様ゆっくり鑑賞出来ずにごめんなさい!。
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チカイさんご夫婦にホテルまで見送って頂き、明日は8時30分発のユーロスターでヴェネツィアへ日帰りの旅です。シャワーを浴びて早々に就寝。本日の歩数26,931歩、フィレンツェも1日じゃ全然足りないっ!。
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