晩秋のトルコ　その６　アンカラへ

2009/10/29 - 2009/11/07

11月4日

今朝は気球が飛びませんでした。天候が良くない？
今日はひたすらトルコの首都アンカラを目指すバスの旅です。

エリア アンカラ(トルコ)

• 旅行の満足度: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 観光バス 飛行機
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

カッパドキア地方を出発して程なくガイドさんが教えてくれたこのモニュメント（車窓観光）

帰国後調べても解らなかった〜日本にゆかりのあるモニュメント

「トルコはアジアの西の果て、東が日本です.同じアジアの仲間です。」
トルコと日本の友好関係はhttp://www.turkey.jp/2003/info03_5.htmlトルコ大使館のＨｐで勉強してくださいね。

車窓から、何度も、収穫した砂糖大根を山のように積んだ農家のトラックを見ました。

砂糖も塩も自国生産、食料自給率100％。
無農薬で2毛作3毛作は当たり前、トルコの底力を感じました。
しかし若者の農村離れは深刻だそうです。

トイレストップに寄った大型土産店

干したフルーツや、親戚の集まりに持参するという大きなパックの珍しい甘〜いお菓子などが山積みでした。

雪交じりの雨が車窓に打ち付け途中トゥズ湖という塩湖に立ち寄りましたが傘もさせないほどの風と雨、早々にバスに戻りました。

うっすらピンク色に見える水の層が塩と関係あるのでしょうか？
塩湖を見るには夏場干上がった頃でないと、ね。

みやげ店の一角
（２００９年）

トルコ国旗が見えるので・・国の施設？
トルコは現在も初めてのイスラム圏のＥＵ加盟準備国としていろんな試練を耐えています。「ＣＮＮとＢＢＣの情報しか流れていない日本では無理のないことです。」と
いろんな西欧諸国のいじめ（試練）について熱血ガイドさんが語ってくれました。

昼過ぎにトルコの首都アンカラに到着。

アナトリア博物館を見学しました。


雨はまだやみません。

旧石器、新石器、ハッティ、ヒッタイト、フリギア、ウラルトゥ、
ローマの各時代の出土品やリディアの宝物など歴史的価値のある素晴らしい品々が展示してあります。

特にヒッタイトに関するものは世界有数のコレクションとなっています。
展示場に足を踏み入れた途端そのすばらしさに驚きました。
画像は石モノばかりですが金製の装飾品も展示してあります。

バスでアタチュルク廟に・・スルタン制を廃止したトルコ共和国の創設者であり初代大統領であるムスタファ　ケマル　アタテュルクは、「トルコの父」と呼ばれ、国の抜本的改革の成功と実績を収めた偉大なる人物。
「アタ・テュルク」とはトルコ語で「トルコ＝テュルクのリーダー」という意味です。
外見はホーチミン廟に似ていますが、棺は年に一回公開されるだけ。
遺品もたくさん展示してありますが・・なら何故に国民がここを訪れるかというと、
第一次世界大戦後あやうく列強の支配下に置かれようとしたときの戦いの様子が音声入りの画像で紹介されているからです。

小学校の校外学習はもちろん、だいたい子供が５歳になったら親が自主的に連れてきてここで平和・独立の大切さを教えるそうです。
実際女の子連れの若い両親を見ました。

トルコ国旗のいわれ・・私達がガイドさんから聞いたのは・・・
初代大統領ケマル・アタテュルクがトルコ革命での勝利の夜に戦場を歩いていて、サカルヤの岩山で流された血の海に、三日月と星が映って見えたからと いうものでした

いろんな町の広場でアタテュルクの騎馬像を見ました。
上は初日イズミールで朝の散歩時のもの・・左は前日スルタンハンの広場で
住居に掲げられたトルコ国旗、これもたくさんの都市で見ました。
ガイドさん曰く「世界で一番国旗を愛しているのはトルコでしょう」。

終日の雨がようやく上がりました。ワイナリーに寄り

空路イスタンブールへ

アンカラ空港

イスラム教の祈りの場が設けられています

イスタンブールのヒルトンにチェックイン

部屋からボスポラス海峡が見える