2012/07/04 - 2012/07/04
244位(同エリア869件中)
クッキーさん
オスロからドンボスを経てオンダルスネスへ向かいます。
オスロからドンヴォスまでは約4時間半の旅。ドンヴォスからラウマ鉄道に乗り換え、オンダルスネスまで一時間余りの絶景コースを満喫。
しかしラウマ鉄道の終点オンダルスネスで、この旅最大のハプニング発生です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- スカンジナビア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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7時20分発のバスに乗るために早起き。
6時半過ぎにホテルのダイニングルームへ。
いつものように、朝食はジュースやコーヒーのみで、手早くサンドウィッチを用意。本当はサンドウィッチは飽きているんですけどね。
ツムラコーポレーションにスカンジナビアパスや列車の座席指定の手配を頼みましたが、これが正解。
オスロ駅では工事中とかで、オスロからLiiestromまではバス代行輸送ということで、バスに乗らなくてはいけないのですが、パスが送られてきたときに、そのことが明記してあって、しかもバス乗り場も地図上に示されていたので準備万端です。
さらに前日、ヴィーゲラン公園からの帰りに、バス乗り場を確認済みですから安心して向かいます。
ただ、バスの出発は7:37と書かれていたのに、実際は7:27だったんですよね。やはり現地での再確認は必要です。 -
オスロを離れて一時間半。
地の果てのような錯覚。 -
牧歌的。
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朝もやがかかって幻想的。
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キャンピングカーで旅する人。
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ドンヴォスで列車を乗り換え、オンダルスネスへ12:12発。
スーツケースを持っての移動なので駅周辺にカメラを向ける余裕なし。
乗り換え駅などで写真を撮られているトラベラーさんに敬意。
ドンヴォスからの列車は満席状態。座席指定をしていて本当によかった。席は窓側です。
列車ではラウマ鉄道の説明冊子が配られました。
それによると海抜660mに位置するドンヴォスがラウマ鉄道の一番高いポイントだとか。
列車に乗っていると上っているのか下っているのかよくわかりません。 -
穏やかな山間の景色が続きます。
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ラウマ鉄道の路線は全長114km。
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山の頂上が白い。
あれは氷河?それとも雪が残っているだけ? -
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フィンランドでよく見かけたルピナスの群生がここにも。
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雰囲気が全く同じ。
同じ北欧なんだと実感。 -
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惜しげもなく次々と展開される絶景。
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はるか眼下に見える景色。
ここを見るための列車の旅。 -
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列車の中で、カメラ片手に右へ左へと動きまわっている人達は、(私もそのうちの一人ですが)比較的少数派。
中には繰り広げられる絶景に目をやることもなくうたた寝する人も・・・
もったいないこと。 -
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ラウマ鉄道には合計32基もの橋が架かっているとありましたが、ただの一つも感じられず、残念。
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絶景ポイントではアナウンスがあり、さらに列車は減速されます。
ただ右側なのか左側なのかとっさに判断できなくて、とりあえず皆が動く方へ動きまわります。 -
水しぶきがすさまじい。
これがヴェルマ滝かも。 -
あの崖の上から流れ落ちているみたい。
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こんな道をドライブして、好きな所で停まってみたい。(無免許です)
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雪解け水を集めて流れる川。
ラウマ川? -
滝のオンパレード。
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電線が邪魔なんですけど、これが無いと地元の人達は困ります。
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この優美な曲線を作ったのは氷河の流れ。
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この曲線も素敵。
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絶壁と氷河と新緑のコラボレーション。
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そそり立つ絶壁。
たぶんトロールヴェッゲン。ヨーロッパでは一番高く垂直に張り出した山壁。 -
圧倒される力強さ。
ほとんど90度の仰角。 -
人を寄せ付けない感さえありますが、ノルウェーの人達は登っちゃうのでしょうか?
あるいはトレッキング? -
説明にありました。この岸壁は1965年に初めて制覇されたのです。
それほど冒険をせずに頂上に到達したい人は、トロール・スティーゲン(トロールの道)を登っていくこともできるそうです。 -
ということは、制覇したというのは、岸壁を垂直に登ったということなのね。
さすが冒険家達の国です。 -
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地面から湧き出して盛り上がったかのような山々。
足元にかすかに見える小さな村。 -
1500m級の山峰。
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ドンヴォスからオンダルスネスまで約1時間。
その間カメラはずっと手の中に。
風景を脳裏に焼き付けるのは至難の業。すぐ忘れますから。
旅行記のアップのために何度も写真を見て、そのたびに記憶が鮮やかに甦ります。
当然のことだけど、他の方の旅行記をいくら見ても、どんなに素晴らしい風景であっても、それはやはり単なる風景画であって、自分の記憶ではないんですね。 -
オンダルスネス駅に13:36着。
さて、次に乗るバスはどこから出発するのかとバス停を調べてみたら・・・
こんなのってアリ?
「歩き方」では15時発とあったのに、17時15分となっています。
実は計画を立てる段階で、この日、ガイランゲルに泊るか、一挙にオーレスンまで行くか悩んだ結果、ガイランゲルで一泊する事にしたのです。
この時刻ならガイランゲルまでは行けます。とりあえずは一安心。
結果オーライとはいえ、個人旅行では決して時間的に無理な旅程は禁物だと肝に銘じた日でした。
「歩き方」は参考にはなるけれど、絶対的な信をおいてはいけないことも痛感。 -
乗ってきた列車。これがラウマ鉄道の列車。
かっこいい。
この列車は、これからオスロへ向けて出発です。
駅で一人旅の日本人にお会いしました。オスロ〜ガイランゲル〜オスロの旅程だそうで、オスロに戻られるとか。 -
先客の大型フェリーが停まっています。
オンダルスネスって山の中じゃなかったっけ?
グーグルマップで地形を確認したら、ここオンダルスネスはガイランゲルよりも海寄りにありました。
ずいぶん下りてきたようです。 -
フェリーによるクルージング。
夏のシーズンには多くのクルージング船がこの街を訪れ、ガイランゲルやオーレスンなどのアトラクションへの観光基点ともなっているのだとか。
港には多くのツアー客が散策。
一方でフェリーのデッキでは日光浴を楽しむ乗客もみられます。
こんなフェリーでフィヨルド周遊するのはさぞかし楽ちんだろうな。
バスの時刻表に翻弄された今、しみじみと乗客を羨ましく思いました。 -
オンダルスネスの街はラウマ川の河口にあり、ロムスダール・フィヨルドに位置します。
ロムスダール渓谷の中心。
高い山脈に囲まれ「フィヨルドのアルプス」とも称されています。 -
私と同じようにバス停で足止めをくったと思われる旅行者一名。コース変更を余儀なくされた様子で、ガイランゲルまで行かないでヘルシルトかどこかに行くようなルートをインフォメーションで相談していました。
状況に応じて自在にルート変更できるなんて立派です。
持て余した時間は3時間。
駅の中にあるインフォメーションのお姉さんに訊いてみると、1〜2時間のハイキングコースがあると言うのでルートマップをいただき、歩きはじめました。
オンダルスネスは約3000人が住む街で、ラウマ鉄道の出発点。 -
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乗ってきた列車は、ここを通ってきたんですね。
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ヴォルボの看板。
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ラウマ川対岸の村。
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夏の日差しを浴びた風景は、旅人には最高だけど、冬の雪と闇に閉じ込められた人々の生活はどんなものなんだろう。
ヴァイキングは、こんな地形、風土から生まれたのかな。 -
学校です。
約1時間の散策を終えた後は、足を休めつつ駅の中で読書をして、バスの出発時間を待ちます。
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この旅行記へのコメント (2)
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- rinnmamaさん 2012/09/28 15:44:16
- NZでもルピナスが綺麗でしたよ。
- 懐かしくルピナス群生拝見いたしました。
NZでもルピナスが綺麗でした。
でも、あちらは農場、羊さんばかりでしたが。
綺麗な景色ですね。
ノンビリ出来ます。有難うございます。
- クッキーさん からの返信 2012/09/30 18:06:21
- RE: NZでもルピナスが綺麗でしたよ。
- こんにちは
NZにもいらっしゃっているんですね。
日本では花壇などにわざわざ植えると言うルピナスですが、ヨーロッパなどでは雑草であるかのように、線路沿いなどに群生するそうです。
列車の車窓からルピナスの群生を見ると、その色合いと相まって心がなごみますね。
クッキー
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