東チベット　青海省周遊の旅（６）～茶カ塩湖～

2012/08/14 - 2012/08/14

共和（チャプチャ）から西へと大草原に伸びる一本の高速道路をひたすら走り、茶カ塩湖に向かいます。この季節は湖面に水が張っていますが、乾季は一面に白色の塩の世界が広がるようです。真っ青な空をそのまま映す湖面の中に走るトロッコ列車の線路は、さながら天に通じる道のようなとても美しい風景でした。

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　8/11(土)　関空→上海→西寧
　8/12(日)　西寧→同仁六月会(蘇乎日村)
　8/13(月)　同仁→坎布拉自然公園→黄河→龍羊峡→共和
★8/14(火)　共和→茶カ塩湖→青海湖→西海
　8/15(水)　西海→沙島→門源→西寧
　8/16(木)　西寧→上海→関空

エリア 中国

共和の街を早朝出発し、茶カ塩湖に向かいます。

道端にモスクがあったので停めてもらいました。

当初は共和から青海湖に抜けて茶カ塩湖に向かう予定でしたが、何と共和から茶カ塩湖に向かう高速道路が開通していたので、この道をひたすら進むことになりました。

大草原の中に突如出現した片側２車線の高速道路。車はめったに通りません。西寧からゴルムドに向かう車は、この高速道路を使用する予定の様ですが、まだ浸透していないのかも知れません。

この日は天気も良く、空も広く感じられます。。

中央分離帯に菜の花が咲いていました。

通常菜の花は春先に咲くものと相場が決まっていますが、青海省の高原地帯では７月に満開を迎え、８月までは咲いているそうです。今回の旅行は、青海湖畔に咲く菜の花を見ることも目的の一つです。

菜の花が高速道路に挟まれて絨毯のように広がっていました。

大草原と菜の花。

満開からは少し散っていますが、まだまだ十分楽しめます。

コスモスも咲いていました。菜の花とコスモスの組み合わせも、日本からするとギャップを感じてしまいます。

２時間ほどで茶カ鎮に到着。共和から茶カまでは１５０ｋｍほどあるのですが、高速道路なのであっと言う間でした。

茶カ塩湖に到着。入場料３５元でした。

湖畔には塩で固めたオブジェがあり、湖面に反射する様子が実に美しかったです。

塩のオブジェ。

塩の巨大オブジェ。雪まつりに出てきそうな風景です。

真っ青な空に映える茶カ塩湖の風景は息を飲むほどの絶景です。

この時期は湖面に水が張っていますが、乾季は一面塩の世界になるようです。

南米のウユニ塩湖と違い、湖面に張る水量が多いので、湖の中に入ることはできません。

真っ青な空と雲と山並みが、湖面に反射する風景。

茶カ塩湖の絶景。風が凪いでいるので湖面にはさざなみ一つ立たず、見事に真っ青な空をそのままに映し出しています。

茶カ鎮側の風景。

茶カ塩湖に伸びるトロッコ車両の線路。

この線路を使ってトロッコで塩を運ぶそうです。

現在は観光用として活かされていますが、乾季には塩の運搬用として活用されるのでしょう。

茶カ塩湖と線路。

この線路は天界に伸びていくようにも見えます。

電信柱のある中央部分まで歩いてきましたが、きりが無いので戻ることにします。

湖畔にオボが建てられていました。

オボ。

タルチョー。

湖畔の近くにある、塩の製造工場。

塩の山。

塩の山。

茶カ塩湖を後にします。

茶カ鎮で昼食を取りました。茶カは海西蒙古族自治州にあたり、街中の看板にはモンゴル文字が併記されています。中国で初めて見るモンゴル文字に心が躍ります。

街中のモスク。次はいよいよ青海湖に向かいます。