東チベット　青海省周遊の旅（１）～西寧→同仁～

2012/08/11 - 2012/08/12

この８月の夏休みに東チベットのアムドにあたる青海省北部を旅してきました。同仁の六月会、坎布拉自然公園、チャカ塩湖、青海湖、門源を周りましたが、この時期のアムドの草原は一面緑がまぶしく、また青海湖畔の菜の花も一部満開で、美しい風景を満喫できました。
以下日程です。
★8/11(土)　関空→上海→西寧
★8/12(日)　西寧→同仁六月会(蘇乎日村)
　8/13(月)　同仁→坎布拉自然公園→黄河→龍羊峡→共和
　8/14(火)　共和→茶カ塩湖→青海湖→西海
　8/15(水)　西海→沙島→門源→西寧
　8/16(木)　西寧→上海→関空

エリア 中国

今回の旅程は、以下のルートで周遊しました。
○１日目：関空から上海経由で西寧へ
○２日目：西寧からバスで同仁に向かい、蘇乎日村で六月会を参観
○３日目：同仁で３日間のタクシーをチャーター。同仁郊外の五屯下寺参観後、坎布拉自然公園周遊し、黄河上流に向かい、龍羊峡経由で共和へ
○４日目：協和から京蔵高速でチャカ塩湖に向かい、青海湖南岸を走り、菜の花畑を愛でながら、西海鎮へ
○５日目：青海湖北岸の沙島周遊後、高速道路で西寧経由で門源入口の青石嘴鎮へ。同じ道を戻り西寧空港へ
○６日目：西寧から上海経由で帰国

関空発のJALでまずは上海に飛び立ち、南方航空で夜の9時頃に西寧に到着しました。

リムジンバスで市内に向かい、西寧大厦の近くで下車してタクシーで、予約していた「西寧銭櫃第一客桟」に向かいました。198元。
中国のネット予約サイトである携程(Ctrip)を今回初めて予約で使いました。

翌朝、汽車站に向かい、7:30発の同仁行きに乗り込みます。出発して２時間ほどして黄河が右手に見えてきました。

黄河大橋。欄干にタルチョーが架けられていて、チベット文化圏に入ったと感じられます。

その橋のたもとで水や果物を売っていた、スカーフを頭に巻いた回族の女性。このエリアは回族の居住する村が沿道に数多くありました。

黄河隆務大橋が見えてきました。この橋を渡って黄河に別れを告げて、隆務河に沿って同仁に向かいます。

隆務河沿いは険しい谷が連続する風景が続きます。

その断崖に描かれた巨大なブッダ画。

隆務河。

西寧から４時間ほどで同仁に到着しました。

黄南汽車站の近くに架かる熱貢大橋。

熱貢大橋からの同仁の街並み。汽車站から歩いて黄南賓館や郵政賓館に向かいますが、いづれも外国人は宿泊不可とのこと。仕方なく、２年前に泊まった街の北側にある同仁假日賓館に向かいます。

ここは宿泊可能でしたが238元もしました。翌日から３日間の旅程はタクシーをチャーターする予定でしたが、このホテルの近くに西寧行きの乗合タクシーの乗り場があったので、その運転手たちに聞いてみることにしました。
１０人くらいの運転手たちの誰もがさすがに３日間ともなると二の足を踏む人が多かったのですが、その内の一人と「１ｋｍ２元」で話がついて、何とか明日からの足を確保することができました。