2011/08/06 - 2011/08/06
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たびたびさん
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大湊で一泊の翌日は、下北駅からバスに乗って、下北半島をさらに北上。下風呂温泉、大間を経由して、最後は観光船で目的の仏が浦へ。海岸沿いに白い巨岩が、どうかすると彫刻作品のように配されて、これは想像以上のダイナミックな景観です。そして、白い岩肌と青く透き通った海の色との組み合わせは、まさに息を呑む美しさ。天候にも恵まれて、素晴らしい絶景を堪能しました。
そこからは、大型船ポーラスターで一気に近代的な匂いのする青森港へ。行きの道中を思えば、あっけないほどでしたが、それはそれ。やはり、下北半島を一周して初めて、全体感が分かるというものでしょう。
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下北駅からバスに乗りましたが、いったん、下北バスセンターへ。今日の大間方面のほか、昨日の恐山や寒立馬で有名な尻屋崎方面もここからです。
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途中の下風呂温泉、大間を経由して2時間半。ここが仏が浦に向かう「サイライト号」が出る佐井港に到着です。
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ターミナルの中にあった佐井村海峡ミュージアム。ちょっと立ち寄りました。
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蝦夷や中国北部との貿易品が残っていまして、活発な交流が窺われました。北海道と中国との交易は、司馬遼太郎も「街道を行く」で、触れていますが、この地域も一体の経済圏だったのでしょう。
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さて、これがサイライト号。
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高速艇なので、途中の景色をゆっくり見る感じではないですね。
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ほう。遠くにそれらしい景色が見えてきました。これは「五百羅漢」ですが、想像以上に美しい。かなり期待ができそうです。
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もうすぐ着岸。
このあたりで全景が見えるので、だんだんもりあがってきます。波が穏やかで海の透明度も抜群です。 -
上陸しての観光。海から見ていたより、ずっと巨大。遊覧船の方が案内してくれます。
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この巨岩は、「如来の首」。名前の通り、どうかすると彫刻作品のようです。
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風化してこのようになったのでしょうが、
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岩の巨大さと空に向かって突き出た雄雄しい姿に、ただただ圧倒されてしまいます。
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巨岩の間を抜けて、
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少し、平地になっている一角。
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岩場を越えて、
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奥に進んで、
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全体を眺めてみます。
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離れると、岩の大きさがちょっと分かりにくいかも。ただ、海の青さの方は、ここからの方がきれいです。
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沖合いの遊覧船からはどう見えているでしょうか。
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さらに進んで、
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振り返ってみたところ。
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そして、この奥まった場所までが歩ける範囲です。
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全体を確認したところで、引き返します。
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ごろん、ごろんと
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ころがっている
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岩も異様です。
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これは「蓮華岩」?
いずれにしても、地球じゃない -
イチオシ
どこかの惑星にでもいるようです。
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ちなみに、ここからは「夢の海中号」で、いったん牛窓港に向かいます。帰りの時間が気になってきました。
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改めて、巨岩の間を抜けて、
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元来た道を
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帰ります。
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相変わらず、天気がよくて
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しろい岩肌が青空に映えて、きれいです。
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これは仏が浦から、さらに北の方角。この崖は、遠くから眺めるしかありませんが、これも素晴らしい景観です。
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桟橋辺りもうろうろ。
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改めて見ると
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海の透明度が
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すごいです。
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これは、「屏風岩」。
そろそろお昼で、日が一番高くなっている時間。 -
たぶん、この条件が一番きれいに見えるんじゃないでしょうか。
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到着した時から、さらに美しさが増しているように感じました。
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さて、青森港へは、いったん、観光船「夢の海中号」で牛滝まで。牛窓で、大型船のポーラスターに乗り換えです。
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さて、観光船「夢の海中号」で、出発しましたが、
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イチオシ
やはり、沖から見る仏が浦は、素晴らしいです。
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ほどよい距離感で、
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船が進みます。
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イチオシ
仏ヶ浦を出た辺り。景観をじっくり見れます。これは蓬莱山です。岩のひだが細かくて、仙人が住む山と見立てます。
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イチオシ
こちらは、刀で斜めに切ったような形。
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これは、「一ツ仏」。全体で一つの仏に見えるんだそうです。いずれにしても、その姿は、ここからじゃないと分からないんですね。改めて、感動です。
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湾を回って、少し景観が違ってきます。
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イチオシ
牛滝に到着直前。この断崖もダイナミックで、素晴らしいですね。
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イチオシ
牛滝は、ポーラスターに乗り換える港。我々を降ろして、帰っていく「夢の海中号」です。
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と、今度はポーラスターがやってきました。青森までは、2時間30分。対して、バスなら下北駅まででも2時間半。これはメチャメチャ便利でしょう。3200円の価値は十分あります。
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大型船だけに陸地を大きく離れて航行。
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こちらは、下北半島の西側ですが、緑の間に崖が崩れたような岩肌が見えて、人間を寄せ付けないような厳しい景観が続きます。
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ということで、船は無事青森港に到着。青森は、勝手知ったる街ですから、もう安心。
落ち着いて、夜のねぶたに備えます。
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